とうとう、この日がやってきてしまいました。
作家、陳舜臣氏が死去 90歳 「阿片戦争」「小説十八史略」…中国舞台の歴史小説
陳舜臣先生がお亡くなりになりました。
脳内出血で倒れられたと聞いてから、
いつかはこの日が来るんだろうと思っていましたが....
先生の「秘本三国志」は、σ(^^;の「物書き心」に火を付けた作品でした。
かねてから「三国志」に傾倒していたσ(^^は、
三国志のものは片っ端から読もうとしていた時期がありました。
「秘本三国志」はそんな時期に出会った作品です。
吉川三国志に染まっていたσ(^^は、先生の斬新な切り口に魅せられ、
「一般」の三国志と違う視点の物を書きたいと思うようになりました。
もともと、「何か」を書きたいという思いを持っていたため、
「三国志」をネタにした物を書き始めたのは自然な流れでした。
結局ところ、「構想途中」で殴り書いた160Pほどの似非小説が手元にあるだけですが。
「秘本三国志」、「諸葛孔明」、「曹操残夢」などは、貪るように読みました。
その都度、物書きになりたいと考えたものです。
いつかは、先生に読んで頂きたいなと愚かなことを思いながら....
でも、それも叶わぬ夢となりました。
こうなれば、死ぬまでには、σ(^^の「三国志」を完成させて、
「あちら」で先生の書評を聞くことが出来れば....というのが老後の楽しみとなりました。
おそらくは先生も、こうお考えだったはず。
「作家は死んでも作品は死なず、作品が死ななければ作家は生き続ける」
まだ、陳イズムは死んではいません。
少なくとも、σ(^^の中では。
余談ですが、お亡くなりになったのは「老衰」が原因だとか。
とするならば、何とも羨ましい最後ではないですか(^^
それは、「生ききった」と言うことですからね。
そんな死に方をしたいなとつくづく感じます。
やはり、陳先生は、σ(^^の目標であります♪
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