まだ足をつぶす前、19歳の頃の話です。
高校を出て、京都市内の印刷会社へ就職したのはいいけれど、
バイクレーサーになりたいっ!なんて、
あとのことをこれっぽっちも考えずに、スズカへ行きました。
当時、仲の良かった後輩が一足先にスズカ入りをしていて、
その後輩のメカニックとして、レースに携わるつもりでした。
後を追いかけたわけですが、同じ会社にはいることが出来ず、
派遣会社の登録でいろんな職場を渡り歩いたのです。
コピー機の工場、GS、自動車メーカーの孫請け....
その会社が加入していたレーシングチームの監督の教えで、
メカニック志望ながら、ライダーとして活動をすることになったわけです。
「メカニックになるなら、ライダーの言うことが理解できないとダメだ。
ライダーの言うことを理解したいなら、自分で自分のマシンに乗れ」
この言葉が、レーサーを始めるきっかけになりました。
結局、1年と少しの活動、それもデビューレース前に足をつぶしてしまい、
二輪レーサーにもなれなかったというオチがついてしまいました。
自称「レーサーのタマゴならぬゆで卵」
と、自嘲混じりの入院生活でした。
松葉杖が生涯の友達になり、車いすスポーツにも取り組み始めましたが、
やっぱり何かが足りないんですよね。
何か忘れ物をしている気分といいますか....
その忘れ物は、どこに忘れてきたのだろう?
いくら考えても、やっぱりスズカ以外にないわけです。
「スズカに忘れてきたものを取り戻しに行く」
そのテーマであらためて生きていくと、思い直したリスタート。
どうやら、その「もの」は雪の上にあるようです。
....まだ、見つけられてはいませんが、
それは間違いなく、すぐそばにあるような気がしています。
初めてコメントします(*^_^*)ブログ続いていますね~!!来シーズンも頑張ってくださいねッ(*^^)v
返信削除ありがとうございます(^^
返信削除ブログも来シーズンも頑張りますよ♪