連盟の「ピー」はロバの「ピー」!!!
と叫び続けることが、「世直し」に繋がるモノと信じていました。 ....今までは(^^;
例えば....普通、鼻毛が出てたとしても、
「オマエ鼻毛出てるぞ?」と言われるまで気づかないですよね?
小まめに鏡でチェックするオサレさんは別ですが。
いつまでも鼻毛を出している人には、注意せずにいられないσ(^^;
ところがところが、鼻毛など出てても全く意に介さないヤツがいたら?
鼻毛を露出することは、社会的にアレということを教える必要があるでしょう?
ところがところが、
「鼻毛ぼーぼー」のどこが悪い?
などと、その問題を全く理解しない人だとしたら、どうします?
たいていの場合、「ダメだコリャ!」とその人から離れていきますよね?
それでも、そんな人とお友達でいつづける人もいますが(^^; ....σ(^^;ハムリ
いきなり、変な例えから入りましたが、
「全国大会」で言うなら、いい例が「登録料」と「参加料」が「鼻毛」的な何かです。
「車いすハンドボール」での「登録料」ってなんじゃ???
おそらく、日本全国駆けずり回っても、これを「正確」に説明出来る人はいないと思います。
「参加料」がなぜ1万円もするの???
これも同様、なぜこんなにボッタぐられるのか理解出来る人はいないでしょう。
「登録料」と「参加料」で、
15,000円も取られているということ、
ご存じでした?
「京都大会」や「大阪大会」でも、1チームあたり数千円です。
ボランティアや有志のご厚意でもって、誠意ある運営されている証拠です。
1チームあたり、15,000円....
役員の飲み代に消えてるんじゃないの?
なんて勘ぐりたくなりますよね(^^
こういったところは、
「鼻毛ぼーぼー」と言ってもいいぐらいに、
社会的に非常識だと思うんです。
だって、5,000円も払って、「連盟に登録するメリット」がありますか?
そう考えたら、「登録」って意味不明でしょ?
スナックで「チャージ3,000円」みたいなもんです(笑)
だって、10,000円も払って、参加する価値のある内容の大会ですか?
宮城フェニックスや近畿リーグ参加チームはいざ知らず、
今大会の予選で理不尽な結果を与えられたチームは、二度とそんな金は払わないでしょう。
(ルールとは言え、そして、けしかけたのがσ(^^とは言え、酷い予選でした....)
このあたり、連盟に文句付けても帰ってくる返事はひとつだけですよ?
「あ?イヤなら出てこなくてもよろしい!」
本当に、こんな事を考えているとイライラするだけ(笑)
で、なんで考え方を変えなきゃいけないと思ったか。
違う考え方もあるよね?と思えるようになったか。
「卒論」へのお手伝いをきっかけに、いろいろ考えを整理していくと、
「車いすハンドボールを普及させていない」のは、選手側にも原因があるぞ?
と、思うようになったのです....
少しずつ、説明するとですね....
現在、世の中には、「車いすハンドボール」のルールが4つもあります。
発祥の「京都ルール」。
なんやかんやで独立した「大阪ルール」。
「ピー」な運営母体の「全国ルール」。
健常ハンドを車いすでプレイする「世界ルール」。
「車いすハンドボール」を知らない人が見たら、
「どれが本物?」とか思ったりしませんか?
で、みなさんに質問。
本物の「車いすハンドボール」は、どれ?
もうひとつ質問。
普及させるべき「ルール」は、どれ?
答えがわかった方は、このふたつの答えとその理由を、
手書きで、400字詰め原稿用紙30枚以上にまとめ、
近畿リーグ事務局まで郵送にて提出のこと(笑)
「本物」って、「全国ルール」だけじゃないですよね?
「普及」させるべきは、「全国ルール」だけじゃないですよね?
てか、「車いすハンドボール」って何?
もしかしたら、「全国」と答える人も多いかも知れませんねぇ....
でも、それって、「車いすハンドボール」という世界の「1/4」でしかないんですよ。
しかも、そんなルール「だけ」を「普及」させようとしても、
重度の障害者は、自然と排除されてしまうんです。
元気な若者だけの大会になってしまうんです。
「老若男女健常身障」問わずというお題目から、「老」と「身障」が抜け落ちていくんです。
それって、正しい「車いすハンドボール」の世界観ですか?
「車いすハンドボール」を普及させようとした場合、「世界ルール」を導入し、
なおかつ「老若男女健常身障」の全てを視野に入れた行動を取るべきだと思うんです。
でも、国内の団体は「ピー」なところも含めて、みんなバラバラ。
それぞれの大会で、それぞれのチームが楽しんでいるという状態。
「4つのルール」というものを考えている人って、ほとんどいないんじゃなかろうか?
それぞれの団体は、それぞれのルールの「普及」を真っ先に考えるのが本筋。
よそのルールなど知ったこっちゃありませんし、
「京都」と「大阪」は会場の都合上、これ以上参加チームを増やすのは難しい。
(これ以上参加チームが増えれば、1試合が前後半無しの5分勝負になっちまう 笑)
ましてや、「全国大会が車いすハンドボール界では最上級の大会だ」などと、
大きな勘違いをしている「ピー」な団体が、「京都」や「大阪」と組んでもらえるはずが無し。
選手側ではどうかというと、
「参加出来る大会には全て参加する!」
という姿勢は正しいと思います。
でも、「車いすハンドボール」の普及を考えた場合、
「楽しーっっ!ウッキャー!!」
だけしか考えていないと、意義のある活動とは言えません。
全てのルールを含めた「車いすハンドボール」の普及は、それではちと物足りない。
「ピー」な団体を含め全ての大会運営側は、いま、「普及」に頭を悩ましているはずです。
であるならば、「普及」について声を上げていくのは「選手」側であってもいいと思うんです。
特に京都や大阪は、「現状維持でいい」などと考えてはいないと信じていますので、
「選手」の声に耳を傾ける真摯さは持っていると思います。
「ピー」なところは....ですけどね(笑)
もうひとつ。
「楽しーっっ!ウッキャー!!」
だけでプレイしている選手は、間違いなく長続きしません。
いろんな事情から、参加出来なくなる場合がほとんどです。
それはなぜか?
「車いすハンドボールの今後は、どのようになっていくべきか?」
というテーマを常に考えていないと、楽しくなくなれば辞めるからです。
これは、ほぼ100%と言っていいぐらいに「真理」だと思っています。
様々なチームが「車いすハンドボール」を楽しんできて、
ある時を境にパタッと顔を見せなくなる。
いろんな事情があるんだと思うのですが、
「車いすハンドボール」のことを何ひとつ考えられないほど、
状況に追われているような生活に陥ったとは思えません。
徳島を含め、近畿圏で毎年「全国」があったにもかかわらず、
「OB」たちは観戦にも来ないでしょ?
「京都」や「大阪」は、
かつての「OB」さんが運営を手伝ってくれていますから、
全てがそうだとは言い切れませんが....
これは、選手側に「普及」という視点がなかったのが原因ではないかな?
言葉を換えれば、「車いすハンドボールへの恩返し」という視点がない。
これからの選手や参加チームには、「考えの全てについて」とは言いませんが、
ほんの少しでも、「これからの車いすハンドボールはどうあるべきか?」ということを、
頭の片隅に置いて、活動を重ねていって欲しいなと考えるに至りました。
「何があろうと、チームを転々としてでも、参加をし続ける」というのは大歓迎。
「社会人になり、大会の運営に携わろうとする」のも、いい方法。
「いつかは、世界ルールの大会に出る!」というチーム方針にも、未来があります。
「理想論だけど、車いすハンドボールはこうあるべきだ!」という思いを持ち続けるのもアリ。
何かひとつ、ゲームを楽しむ以外の事で、
「車いすハンドボール」について思いを馳せて欲しいと考えています。
そこには、「正解」などないですし、誰も「採点」など出来ません。
ましてや、「強制」などあってはなりません。
が、いちどでも「車いすハンドボール」が楽しいと思った人には、
そんな事を考え続けて欲しいなと思います。
てことで、拙いながらσ(^^;の理想論をご披露して、
今回の連載を終わらせていただきます。
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「車いすハンドボールのあるべき姿」
最低条件として、4つのルールは統一された団体が統括する事が必要。
(例:「日本車いすハンドボール協会」を新規に設立するなど)
その上で、各大会の運営母体が、各ルールを所管すること。
セカンドリーグ以下は、都道府県単位での運用が望ましい。
なお、既存のルールのうち「全国ルール」は廃止し、
以下のカテゴライズされた「リーグ」として管理する。
①トップリーグ:「世界ルール」
これは、国際車いすハンドボール連盟(IWHF)が所管するルールにおいて行うリーグであり、
障害者が参加し、パラリンピックの正式種目となるよう働きかけると共に、
世界でも渡り合える技術と体制を構築することを目的とする。
②セカンドリーグ:「世界ルールbyソフトタイプボール」
このリーグは、参加者の身体的要件を問わない。
トップリーグのルールを基本として、ソフトタイプボールを使用する。
「車いすハンドボール」を普及させるフラッグシップの位置づけとして開催し、
トップリーグへのステップアップを図り、または競技層を厚くすることを目的とする。
③サードリーグ:「大阪ルール」
このリーグは、トップリーグ、セカンドリーグの登竜門的な位置づけとする。
または、身体的機能が制限された選手や、
「車いすハンドボール」の経験が浅い初心者の健常者が活躍するためのリーグとする。
④ファンリーグ:「京都ルール」
上記リーグに参加することが難しい選手を対象とする。
脊髄損傷等、身体機能が著しく損なわれた選手たちが、
「車いすハンドボール」を楽しめるように運営されることが望ましい。
また、セカンドリーグやサードリーグへの移籍も可能とする。
各リーグの運営母体は、それぞれが常に情報共有を行い、
国内での「車いすハンドボール」の「普及」及び「強化」について、
「日本車いすハンドボール協会」の助言の元、効果的な手法を常に模索するものとする。
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σ(^^;は、こういう形で「車いすハンドボール」が発展すればいいなと妄想しています♪
みなさんは、どう思われますか?
あと、もうひとつ。
「卒論」完成にむけて汗をかいている「可愛い後輩たち」へ(^^
参考にするのはいいけど、コピペはダメだぞ♪
引用するのなら、引用元を明示すること(笑)
連載ありがとうございました!
返信削除車いすハンドボールを普及するにしても、競技自体を存続させるにしてもルールの管理・全国規模での体制の整理は必須だと感じています。
山本さまが挙げられている『トップリーグ:「世界ルール」』は私も重要と考えます。やはり今の全国ルールのままでは「誰でも楽しめる」コンセプトからは年々離れていく一方で、障害者主体のクラス分けをもとに構成されたチームで競う部門が必要となっています。ただそのためにはもっと障害者の車いすハンドプレイヤーが増えなければなりませんが。車いすスポーツの競技人口が年々減っていっているという話もある中でどのように車いすハンド人口を増やすかも課題と感じています。
選手自身が車いすハンドの普及について少しでも考えることはもちろん重要ですし、それ以前に今回の連載で書かれたような車いすハンドの現状を知ってもらうことが必要だと思っています(そういった意味でも連載ありがとうございました!)
「ピー」な連盟については、連盟がどこまで「ピー」なものなのか、どこまでのことができる組織なのか実際にみて考えるために仕事を引き受けましたが‥‥、そのあたりはまた直接お話ししたいと思います(^^
既存の団体に期待を寄せるのは難しい現状、言いたいことは山ほどありますが長文コメントになってしまいますのでここまでにしておきます。
‥ちなみに今まで何度か大阪についてはどうも前向きな団体のような表現をされていますが、大阪も結構「ピー」なものです。(^^;
全国・大阪・京都の中で車いすハンドの未来を担う子ども達(特に障害のある子ども達)の参加がダントツに多い大阪ですが、あくまで運営目標は「現状維持」。
ジュニア部門の充実も実現したい私の理想の1つです。