朝、目が覚めた時、部屋の様子を目の当たりにして仰天していました。
「何でこんなに空き缶が転がっているんだ....???」
えーと、昨日の選手会が終わった後、
部屋に戻って、買い込んでいた缶チューハイを開け始めて....
こちらも久々の「チームどんぐり」の戦友、
純也さんとグダグダとくだを巻きながら呑み進めて....
彼もこの大会からオーリンズダンパーを投入。
そのセッティングの話で花を咲かせて....
足りなくなったので、純也さんの缶に手を伸ばして....
そのあたりから記憶がないぞ?
そうか、そういうことだったか....(^^;
この日は空き缶の片付けから一日を始めました♪
チェアスキーチャンピオンシップDay1。
大回転(GS)のリザルトをお手元にお読み下さい(^^
0830時インスペクション開始。
それまでには2本ほどフリースキーでウォームアップ。
年末に決めたダンパー&車高のセッティングはばっちり。
最高のレースを始められる予感ぷんぷん♪
満を持してインスペクションの開始です。
アルペンレースでは本番前、インスペクションというコース下見を行う時間があります。
板を横にしながら滑らなきゃいけませんが、実際のコースを確認することが出来ます。
スタートからしばらくは斜度20°ほどの中斜面、ここに6ゲートが並びます。
かつてトレーニングを繰り返した、「3旗門目の立ち上がり」を重視。
続く緩斜面ではツーゲート(2ゲート1ターン)の大きなターンが選手たちを迎えます。
中斜面のトップスピードのまま大きなターンで右方向へ大きく転回。
もう一度中斜面へ飛び込んで、2ターンで左方向、再びの緩斜面。
ここから先は、ミスターンは厳禁。
わずかなスピードダウンが、フィニッシュエリアでの大きなタイム差に繋がります。
そこまでガマンを続けられるかな?
コースの標高差は251m、ゲート数31、ターン数30。
標高差に対するゲート数は12%ですから、
標準15%というルール上からは、かなりのハイスピードコースです。
0930時、チェアスキー女子のクラスから競技が開始されました。
男子に入って、σ(^^は16番目、戸惑いながら久しぶりのスタート。
1旗門目のポールを肩で撫でながら2旗門目へ....
でも、イメージとはほど遠い1mほどの大回り!
あらららら(^^;
これでは2旗門目もつらい進入になるぞぉ....
案の定、3旗門目で「調整」してしまうザマの悪さ。
しょーがねえから3旗門目をスタートにして、
遅ればせながら6旗門目でトップスピードへ。
ここから、σ(^^の「むっちゃくちゃ」が始まります。
とにかくインへ!
ゲートが邪魔をしてもはじく!たたく!!なぎ倒す!!!
こんな芸当、緩斜面だから出来るんですけどね(^^;
スタートハウスから、右に落ち込むところまでの13旗門ぐらいは見ることが出来ます。
「これは速ぇぞ!」
後から聞いた話ですが、
この時、スタート待ちの選手たちの間でどよめきが起こったそうです。
そのままの勢いで右へ左へ。
やはりブランクの影響は大きくて、
斜度変化の部分はモタモタとしてしまいましたが、
スピードダウンはしていません。
ガマン、でも攻撃的な滑りが求められる後半セクション。
σ(^^の「旗倒しゲーム」は続きます。
残り7ゲート。
はっきりと目に映るフィニッシュライン。
ほんの少しだけ、ターンインが遅れました。
いくつか連続してゲートを倒してきたゲームが途切れてしまいます。
ええぃ、ここは倒せなかったか....(^^;
ほんの20cmぐらいかな?
肩とポールの間が開きます。
なぎ倒せないので、
アウトリガー(手に持って滑っているヤツ)には、
余計な動きはさせないと決めます。
が、この判断がまずかった(^^;
雪上とコンタクトし続けたアウトリガーは、
その先端をポールの根本にヒット!。
その衝撃はまともに肩に伝わり、
σ(^^の体はスピンモードに入ってしまいました。
瞬間的に、体軸をスピンモーメントと逆方向にねじり、
影響をハーフスピンで押さえましたが、板は真横に向いて一時停止....
フィニッシュまで残り6ターン。
絶対にしてはいけない失敗が、ここにはあった(^^;
再スタートしたものの、ロスにして5秒ぐらいでしょうか。
こんな事では、もう勝負になりません。
かわいそうに、最後の5ゲートはσ(^^;の憂さ晴らしのためにだけ存在していました♪
1本目のランを終え、順位は約1.7秒差の2位。
ラップ(トップタイム)は、チームどんぐりのチームメイト。
オーリンズユーザーのワンツーでシンパを感じても、
彼の満面の笑みには、殺意がわきますね(^^;
でも、2秒差なら、何とかならねーかな?
2本目インスペクション開始は、1150時。
次回、「賞典外は蚊帳の外」
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント、ありがとうございます。