一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2011年8月6日土曜日

塩竃だったと思うんだけど....

もう、10年ぐらい前のことですが。

当時のσ(^^はチェアスキーを始めたばかり。

まだまだ「滑る」なんてところまでいかず、

「転けなかった」ということに喜んでいた時期です。


1人で滑っててもうまくならないので、

福島県チェアスキー協会の方から誘われるままに、

当時のσ(^^は、福島県にまで足を伸ばすことがありました。

あの時は、確か「あだたら高原スキー場」だったと....


舞鶴から福島県、600kmぐらいだったかな?

そんな距離を走ると、福島も宮城も変わりません。

じゃあ、ついでに三陸の魚を買っていくか(^^

ってなわけで、太平洋を拝むわけです。


当時は、まだまだナビさんの能力も低くて、

高速道路の地図を併用していました。


「どこが漁港だ?」

ふつーに考えたらどこでも、「海岸」なら、「漁港」なんですが、

どうせだったら、メジャーどころで買い物して、

土産話にもしたかったわけです。

で、地図とにらめっこ....


頭の中では小学校の社会の時間をリフレイン。

しおがま?

いしまき?いや、「いしのまき」だったか?

まつしまは天橋立みたいなもんだよな?

けせんぬま?あ、気仙沼は聞いたことある!

つくづく、勉強してこなかったことを後悔したものです(^^;


地図を見る限り、気仙沼まで行くと福島に戻る時間が無くなる。

頭の中では、石巻がビッグネームだと考える。
(塩竃のみな様、ごめんなさい^^;)

いざ、石巻!


目的は、美味しい太平洋のお魚です。

漁港です。

海鮮市場です(^^

しかし!石巻で見たものは、コンテナの山!


「そうか、石巻は商業港だったか....」

と、不勉強を恨みながら退散。

もちろん、石巻にも漁港はあるのですが、

西側からのアプローチで、東寄りの漁港は気付きませんでした。
(石巻漁連のみな様、ごめんなさい^^;)


ほんと、無学は罪です....(^^;


で、引き返して塩竃港。

高速から降りて、道に迷ったあげくに辿り着いた市場。

平日のお昼頃でしたので、大半は店じまい。

ほとんど唯一、開いていたお店のおばちゃんとお話。


太平洋の魚は知らないんだけど、何が美味しいの?

「『キンキ」だな」

きんき?

「ん!キンキ。『吉次』ともいうね」


随分、日に焼けて、体格が良くて、

たぶん、セリで大きな声を出してるのでしょう、

とてもハスキーなお声が印象的なおばちゃんでした(^^


「キンキ」なる魚は初めて。

白身が鯛以上に美味しいよ!と薦められて、

お土産に何匹かを購入。

これが、本当に旨かった(^^

三陸、侮りがたし!なんて思ったものです。


あ、何でこんな話をしているかというと、

今回の震災で、思い出しちゃったんです。

正確に言うと、思い出そうとしても思い出せないんです。


あの市場、とこだったかなぁ?

塩竃には、「塩竃仲卸市場」という大きなところがあるのですが、

googleマップで見てると、どうも違うような気がするんです。


当時、買い物を終えた後、トイレを借りました。

そのトイレは、

同じ敷地内の、

別の建物で、

団体客がバス旅行なんかで食事するようなところで、

借りた....そんな記憶があります(^^;


塩竃仲卸市場付近を航空写真で見てても、

そんな食事処がなさそうなんですよね。

だとすると、違うところの市場なのか?


いや、そもそも、そこは「塩竃」でいいのか?


こうなると、行かねばなるめぇ....

行って確かめなくてはなるめぇ....(^^


その「おばちゃん」と出会ったところが塩竃だとして、

塩竃の津波はそんなにひどい被害ではなかったと聞きますが、

「おばちゃん」の安否が気になります。

もう一度、「キンキ」を食べたいというのもあります。


そして、今回の震災、その爪痕をこの目で見ておきたい、

もしかしたら、怒られるかも知れませんが、

この目で見ておかないと、

今回の「震災」は、σ(^^の頭の中では「物語」、

その程度で終わってしまうような気がします。


気仙沼は、本当にひどいことになった映像を見ました。

googleマップでも、震災後の航空写真です。

見ていて涙が流れてきます。


もし、気仙沼で買い物が出来るなら、できる限り買いたい。

石巻でも、同じです。

松島だって、訪れておきたいし、

もう一度、「おばちゃん」からキンキを買いたい。


しっかり腰を据えて、宮城遠征を検討します。

これも、「復興支援」のひとつと信じて....(^^

2011年8月4日木曜日

次から次へと....

妻「ねえ、防災の連載終わって、燃えつきてない?」

とんでもございません(^^;


σ(^^には次から次へと楽しいことがやってまいります♪

たぶん....


今週末、ようやくですが、

車いすハンドボール近畿リーグの!

記念すべき第1回目の!

カンファレンスが!

開催されます!

(妻「カンファレンス?そんな名称だっけ?」)


昨年末から色々と画策してきましたが、

σ(^^;の力不足でここまで延期となってしまいました....


公式戦という扱いにまでには調整できていませんが、

近畿2府2県から6チームの参加を得まして、

いよいよ定期的な練習&練習試合が出来る運びとなりました!

もっとも、2チームの都合がつかなかったので、

日曜日は4チームで行いますが....(^^;


まずは、みんなで経験を重ねて、

来年度から、公式戦としての取り組みにして行ければ(^^


記念すべき第1回目の会場は、大阪体育大学にて、

同大学車いすハンドボール部さんのホストで行われます。

会場は、入場自由というわけではありませんので、

σ(^^が、しっかりとレポートを書きます。

当日、参加頂けない方、どうぞお楽しみに!


妻「どうせまた、だらっだら書くんだろうねぇ....」

ま、なるようにならいな(^^;

2011年8月3日水曜日

防災(連載):大地震に備える本来の防災(最終回)....

今まで、「その時」を大地震に限定して書いてきました。

これは時間的に余裕のない「その時」に備えることが出来れば、

他の災害へも対応できるはずという意味からでした。


とはいえ、完璧に備えきるということは、

ほぼ無理ということもわかっています。

「その時」が来ても、無事でいられる確率を、

少しでも上げておきましょう、

というのが本来の防災の意味です。


どうすれば身を守る事ができるのか?

それぞれ、生活されている環境によって、

その方法は変わってきます。

ですから、ここで「これをしておけば安心!」なんて、

無責任に書くことも出来ません。


さらに細かく言えば、同居されているご家族の間でも、

その方法に少しずつ違いが出てくるのです。


最も重要な自助という防災の方法、

その正解はそれぞれが考えて、

構えておくということにあります。


そういったことを考えられる、情報交換できるような関係、

ご家族やご近所、職場などで、

そういった関係を築いていくことが出来れば、

こんなにいいことはないと考えるのです。

また、σ(^^も微力ながら、そのお手伝いが出来ればと思います。


そして何より、そういった防災の意識、

特に自助の意識を高めていくために一番有効なのは、

「行政がどこまで本気になれるのか」と言うところを、

見せなければならないのですが、

これがなかなか本気にならない(^^;


「自助は住民の方々で考えること」

「想定外の災害だから対応には限界があった」

こんな言葉を平気で口にするような自治体にしないよう、

σ(^^は明日からも職場で吠え続けますし、

みな様がお住まいになっているところでも、

住民の方が行政に対して声を上げなければと思います。


そして、災害は大地震だけではありません。

地震、台風、洪水、火事、親父、津波、

大雨、大雪、竜巻、干魃、暴風、高潮....

気象庁が発表する警報や注意報、

地滑りや土砂崩れなどの土砂災害警戒情報などなど、

ありとあらゆる全ての災害について、

全てを書くことは出来ませんが、共通していることはひとつです。


「自助・互助・公助」

この3つの単語が、防災の全てを表しています。


今回の東北地方太平洋沖地震を受けて、

「出来ること」をずっと考えてきました。


被災地支援も大切なんですが、

「防災について考える」ということが、

最も大切なことのひとつだと、改めて気づきました。


そして、被災されなかった方々へも、

防災というものを少しでも意識して頂きたいと考えて、

この連載を続けてきました。


相変わらず、読みづらくて面白くもない書き方で、

書きたかったことの半分も書けたか、

伝えたいことを伝えられたか。

ただ、だらだらと書き続けてきただけかなぁ....(^^;


でも、これだけは思っています。

世界を救う事なんて出来ないけども、

せめて大切な人だけは守りたいと。

この思いを出来る限りたくさんの方と共有できれば....


長い間、お付き合い頂きましてありがとうございました(^^

2011年8月2日火曜日

防災(連載):より早く的確な公助のために....

さて、いよいよσ(^^;たち役人どもが、

本気で考えなければならないテーマに来ました。


行政が「自助」の対応を怠っているため、

真っ先に「難民化」してしまいますよ、と以前に書きました。


東北地方太平洋沖地震では、

身を挺して救助や避難援助に当たった勇敢な方が、

たくさんたくさんおられたと承知しております。


ただ、それは「組織的」な行動だったのか?

間違いなく、組織は壊滅し、指揮系統は回復しないまま、

現場の判断で、各職員が「体を張った」ことでしょう。


さて、行政の「自助」とはなんぞや?

一般の方が身の安全を守る事と同様に、

組織の体を守る事が必要になってきます。


職員個人の身を守ること、

その上で組織の機能も維持しなければなりません。

それが出来ない組織は、間違いなく「難民化」するでしょう。


現状、σ(^^;の職場では、

「その時」に最優先で行うことになっているのが、

「職員の安否確認」です。

ケータイ1本で確認できればいいんですけど、

そんなことはまず不可能と考えるべきでしょうね。


ですので、「その時」にまず行うことは「負傷者救護」、

と同時に「指揮系統の再構築」です。

現在のマニュアルにあるように、

管理職の中から偉い順番にポストを割り当てる方法を改め、

健在な上位職務者を中心に指揮系統を再構築します。


出張してたり、ケガしてたり、もしかしたら....

なんてことも当然あるわけです。

「自動的に」立ち上がる体制なんてありえませんので、

その時、臨機応変に対応する「覚悟」が必要でしょう。

それも、末端の職員まで全てが。


その「覚悟」は事前に理解しておき、

様々な「その時」を想定しておく。


それこそ、「その時」だけでなく、

常設で専従の、

防災研究チームを設置しておいてもいいぐらいです。


自助は「リスク回避」です。

職員が全員無事だったというだけでは、

自助とはいいません。


組織が機能性を維持してこそ、

「自助」の成功なのです。

「その時」を限りなく少ない被害で凌ぎきって、

可能な限り短時間で立ち直ってこそ、

「公助」に移れるのです。


このことを、行政側が理解しない以上、

防災なんて平時の「お題目」でしかありません。


うちの組織は、うちの組織は....

いつになったらそこに気がつくのかなぁ(^^;

σ(^^;が叫び疲れるまでに気付いて欲しいものです。


次回「大地震に備える本来の防災」

ルールはよく読め....

先ほどの記事ですが、内容に大きな誤りがあったので、

ひらにひらにお詫び申し上げると共に、

下記のとおり訂正いたします(^^;


まず、よく読んでいなかったのが、

ナチュラサーキットのレースレギュレーション

その2ページ目のシリーズポイントというところをご覧下さい。


「全クラス、シリーズ戦の4戦分を有効ポイントとする。
 最終戦のシリーズポイントは1.5倍(小数点以下四捨五入)とする」

とあるのを、全く読んでいませんでした(^^;

このルールを当てはめていきますと....


(誤)
10ptビハインドですので、残り3戦全て優勝したとしても、

上位2選手、ニシム・ラッケンジ選手かア・セリーノ選手、

どちらかが3つとも2位に入れば、

タイトル奪取はならないという厳しい状況



(正)
10ptビハインドですが、残り3戦全て優勝したとしたら、

有効ポイントが、10+15+15+23の63pt。

ニシム・ラッケンジ選手が残り全て2位だとして、

有効ポイントが、15+12+12+18の57pt。

ア・セリーノ選手が残り全て2位で、

有効ポイントが、12+12+12+18の54pt。

ぶっちぎりでタイトルをダッシュするわけです。


ただ、最終戦を落としてしまえば、

可能性はかなり低くなります。


さらには、有効4レースのポイントの合計で争うため、

自力優勝の可能性は、

何と、6位のフク・ナンチェ選手までが持っている!


まだまだ混迷を極めるmini-motopGP!

目の離せない第3戦は7日(日)午後!

第3戦を制したものが、シリーズを牽引する!


....と、こんな感じに訂正させてください(^^;

しかし、このポイント制は気が抜けねぇなぁ....

2011年8月1日月曜日

こんな嬉しい日は久しぶり....

        平和
本日も、実に退屈な日中でした。

σ(^^;の業務は忙しくない方が、

世の中にはとっていいことなんです。

....頭、バカになりそうですが(^^;


そんな昼下がり、嬉しすぎるメールを頂きました♪

ちょいと転記します。

title: 速報!
message: 脱出!

     39秒78!
     その後も9秒台連発!

送信者は戦友、デブデブ・ストーナー様(^^


とうとう、スランプ脱出です!

嬉しいったらありゃしない♪


ちょいと解説が必要ですか....(^^;


デブデブ・ストーナー様は、

かつては、二輪ロードレース界を席巻し、

あまりの無敵ぶりに闘争心を失い、

世捨て人同然となってしまわれたのですが、

一念発起、ミニバイクレースで復活。

以後は、後進の育成を熱心に取り組まれてきました。


ところが、昨年頃から原因不明のスランプに陥り、

ステージを「お笑い」に移しかけていたという状況でした。


σ(^^と知り合ってからこちら、

「飛べない豚」を自認し続けてこられましたが、

いよいよ、豚が飛ぶ時が来たようです(失礼^^;)

 
ホームコースであるナチュラサーキット
 
σ(^^も先日、お邪魔したところです。
 
このコースを、1ラップ39秒前半で廻れれば、

かなり速いものと考えています。


この1年のデブスト様は、40秒前半がアベレージのようでした。

何とかスランプから脱出して頂きたいなと考えていたのですが、

本日!

とうとう!

40秒の壁を飛び越え!

天高く!

take off!


その雄叫び、ここまで聞こえてきました!

「飛べない豚は
    豚ぢゃねぇっ!!」


....今週末、ナチュラサーキットでは、

シリーズ第3戦が行われます。

第2戦を終え、デブスト様はランキング3位


10ptビハインドですので、残り3戦全て優勝したとしても、

上位2選手、ニシム・ラッケンジ選手かア・セリーノ選手、

どちらかが3つとも2位に入れば、

タイトル奪取はならないという厳しい状況ですが、
(あ、シビアな計算しちゃった^^;)

土壇場のパンチアウト、期待しています!


まあ、ぶっちゃけ?心配なんかしていませんけども?(^^

防災(連載):互助に備える....

本当に何度も言いますが、互助は「リスク分担」です。


そして、その準備は「その時」が来るまでに、

始めておいてもいいんじゃないでしょうかね(^^


お隣ご近所とも、普段から、

この手の話が出来ればいいねと先日も書きました。

まあ、実際に膝を交えて防災について、

まじめに語り合うのは、とても難しいですけども....


「自助の取り組み方」なんて事を、

世間話として出来るようになればいいなぁ(^^

何にしても普段から、ご近所とは仲良くしておくことでしょうか。


非常時の日本人には、

自然と助け合う美しい心が宿っていると信じています。

ですので、普段のつきあいが薄くても、

いざというときには協力し合えるでしょうけども、

それなりのお付き合いをさせて頂いていれば、

もっといい関係を築くことも出来るかも。


「互助」と書くと、「助ける」というイメージが強いのですが、

むしろ「助けてもらう」ということを、

前提に考えていいのではないでしょうか。


例えば....普段から、勝手気ままに過ごしていて、

近所づきあいどころか顔もあわせないような存在の人が、

「その時」、もし何かの下敷きになって、

声を上げられないような場合、

すぐに気がついてもらえるでしょうか。


「お互いに助け合う」のが互助ですけども、

リスクの分担を効率よく進めるため、言い方を変えれば、

自らの「保険」のために互助があると考えておくべきでしょうね。


自助で守れなかった身を助けてもらう。

早く助けてもらうためには、普段からの「いい」近所づきあい。

そんな関係が理想的だと思うのですが、どうでしょう?(^^


もちろん、自分が無事であれば、

いち早く助けてあげる側に回らなくてはなりませんけど。


さて、「互助」をさらに効果的に進めるためには、

普段からいい近所付き合いが出来ているというのが条件。

そのいい雰囲気の中で、

勉強会などを開くことが出来るとよりいいですね。


大仰なものでなくてもいいです。

お茶会のネタとして、

呑むための方便として、

または先進的な防災研究をテーマにグループを作ったり....


「興味のある奴だけやりゃいい」という雰囲気を、

「お、こういう事も結構楽しいじゃん」

と思えるような取組が出来れば最高です(^^


次回「より早く的確な公助のために」