(連投です)
「津波てんでんこ」岩手県内での古い言い伝えだそうで、
「津波が来たら、とにかくそれぞれで逃げなさい」
という意味だそうです。
この言葉のおかげで助かった方もかなりおられたとか。
こういった考え方を、行政がしっかりと、
平時から示しておかなくてはならないでしょうね。
新たに「緊急津波警報」を発令できるようにするとか、
どこにいても5分で安全な避難所まで行ける町作りとか、
とにかく原発は止めろ!とか....
そういったことも大切なんですけどね、
行政が徹底的にしなければならないことは、
住民の方々への啓発です。
今回の被災地の方々は教訓を得られているでしょうが、
被災地でない地域の方や、
自治体そのものの意識はどうでしょうかね?
例えば我が舞鶴。
高浜原発がすぐ近くにあります。
避難計画やらなんやかんやを決めなきゃならないのですが、
どうにも京都府任せ?に見えてしようがないのです。
そして京都府は、人ごとみたいに対応しているとしか思えない。
さらに原発事故、想定原因のひとつは「津波」なんですが、
「津波被害」については一切考えない。
面白いことをするものです。
直下型地震についても先日の連載で書いたように、
リスクは「ゼロ」ではないんです。
舞鶴もそんな危険がいっぱいある町なのですが、
なぜ、行政はそういうことに思い至らない?
そんなことでは「防災」なんてとてもとても....
まずは、ありとあらゆる災害を想定しましょうよ。
普段から、その危険性を広報しましょうよ。
緊急時にどの家庭でも情報収集できるように、
「防災行政無線」の端末を配布しましょうよ。
どんな大災害でもまず考えなければならない事は、
人命の保護、救出です。
大災害で町が壊滅することは、仕方ないことかも知れません。
でも、人的被害が増えてしまうことは仕方ない、
なんて言ってはいけません。
「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか」
という政治家と公務員にはこう言いましょう。
「王様はハダカだ!」
ああ、ちょっとすっきりした(^^
でも、法理論で言えば、
政治家と公務員を選んでいるのは、
σ(^^も含めた有権者なんですよね....
いま、自分で自分の首を絞めたかな?σ(^^;
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