悔しいから、ネタにはしないっ!なんて言っておきながら、
気になっていることは、書かずにはいられません(^^;
みな様、ロンドンパラリンピックはご覧になっていますか?
このブログの読者様が、ご覧になっていないはずはないっ!(^^
てことで、お伺いしたいことが....
競技の特性って、理解されています?
例えば、水泳や陸上。
いろんな障害を持ちながら戦うレース。
いろんなクラスがあるのですが、わかんないですよね?(^^;
例えば、柔道。
視覚障害者の競技ですから、組み手争いがありません。
見えないはずなのに、なぜ足技が掛かる?(^^;
例えば、車椅子バスケ。
障害の度合いに応じて点数があり、
5人の合計が14点以内でチームを組まなくてはならない。
その組み合わせの「妙」を理解していれば、
椅子バスそのものの魅力は、もっと増すことでしょう。
そういった事にもっと焦点を当てれば、
もっともっと面白く見せられるはずなのになぁ....(^^;
放送中の解説を見てても、ふたこと目には、
「素晴らしかったですね」とか、
「感動的でしたね」とか、
「次に期待しましょう」で済まされたり。
「この競技はこのような特徴があり、
このように道具や体の使い方を工夫することで、
ここまで競り合うことが出来ているんです。
素晴らしいですね!○○選手!」
ぐらいの解説は欲しいものです(^^
まあ、そんな簡単に解説出来るものではないでしょうけどね♪
ところで、σ(^^はどうしても「道具」に目がいきます。
次に、体の使い方が気になっていきます。
不思議に思ったのは、走り幅跳び。
必ずといっていいほど、踏切は義足でした。
なぜ???
どんなに撓らせても折れないのかな、の義足。
その反発を利用すれば、より遠く飛ぶ事が出来るんでしょう。
でも、鍛え上げた健脚、そのばねの方が飛べる気がするんです(^^;
シロート考えですかねぇ....
幅跳びに限らず、義足での陸上競技。
義足の反発を利用しているのですが、
より強い反発を求めるには、高質量のボディが要ります。
つまり、体重が重くなければ、高反発は得られません。
デブがいいって事ではなくてですよ(^^;
体の小さい選手にとって、これは厳しい条件。
そうなると、反発力よりもピッチを上げることが現実的。
体の重心位置に近い地点に義足を着地させ、
その反発力に重心を乗せる、蹴る。
ピッチの回転数よりも速く義足をセッティングしないと、
どんどんとスピードは遅くなっていってしまう....
ような気がします。シロート考えですが(^^;
水泳。
両肩から腕がない選手。
足からだけしか推力を得られないのに、
なぜ、両腕を動かせる選手より速い???(^^;
ここまでくると、謎だらけです♪
ゴールボールだって、見せ方としていい方法があります。
最近は、5.1chなんていいシステムがあるんですから。
ゴールポストに集音マイクを設置して、
「音だけ」で視聴者にボールを追わせるのです。
目隠ししても、画面を暗くしてもいいのですが、
「向こうの方からボールの鈴の音が近づいて来て」
「右か左か判断して」
「(仮想的に)そちらへ飛び込む」
「通り過ぎたボールは、後方へ」
ゴールボールの魅力のひとつである、
「音の追跡」
これがお茶の間で楽しめる!(^^
....この種目、潜水艦のソナーマンは得意かも♪
椅子バスの見せ方は、本当にもったいない。
先にも書きましたが、プレーヤーごとに「点数」が付いています。
障害が「軽い」と点数は高く、「重い」と低くなります。
(1点~4.5点まで、0.5点ずつの区切り方)
その点数、コート上の選手の合計が14点以内でなければなりません。
当然、チーム力にも影響していきます。
点数の高いプレーヤーは、より大きく速く高く動けますが、
そんなに大人数の投入は出来ません。
例えば、4.5点の選手がふたり入ると、
残り3人を、「5点」の中で工面しなければなりません。
こういったチーム編成のおもしろさが、椅子バスの魅力ひとつ。
もうひとつに、プレー中のミスマッチをいかに利用するか。
2.5点の選手が4.5点の選手の動きを止めたり、
逆に、「まるで上」からシュートを打ちにいったり。
スクリーンプレイなんて、健常顔負けですよ(^^
....なんていいますか、
「障害者」の大会という見せ方は、
そろそろやめにしません?
感動してもらうことを目的にして、
出場している選手はいないはずなんです。
そりゃ、目標としてきた「パラ出場」、
それが叶って感無量の選手もいるでしょうけども、
「出られりゃそれで良し」なんて選手はいないはず。
「障害者」の相手は「障害者」。
厳格なルールが、その勝敗を分けるだけです。
勝った方の「障害者」は「勝者」であり、
負けた方の「障害者」は「敗者」なんです。
勝つためにそこへ行き、
たったひとり(1組)の勝者たるが為に戦うんです。
健常者も身障者も、なんの違いもありません。
オリンピックで日本人選手が惨敗して、
「いやー、感動しましたねぇ」なんて言わないでしょ?
パラリンピックで日本人選手が下位で終わっても、
「タイムが伸びず、○位に留まりました」なんて言わないよね?
同じアスリートです!
同じように放送しましょうよ!
そう思いませんか?(^^
妻「おとぉさんは、出られりゃ満足だよね?」
....ノーコメントとさせていただきます(^^;
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