本日は、車いすハンドボールの「京都大会」。
国内にある「3つのルール」、そのそれぞれの大会中、
最も障害者の比率が高い大会でした。
もっとも、健常者の参加も大変多いですが(^^;
まあ、何はともあれ、「障害者」で争うトロフィーを獲得してきました。
そして、それぞれのメンバーがもらったメダルは、全国大会の3倍近い大きさ(笑)
参加賞とメダルなどを比べて、国内3大会を並べると....
京都≧大阪>>>>>>>>>>>>>>>...全国
こんな感じかな?(^^;
それはさておき....
「テスト勉強のために」シリーズ、
最後のご紹介は、惜しくも7位に終わった大阪体育大学APES。
ひとつお詫びしなければなりませんσ(^^;
実は、順位決定戦の際、2コートあるアリーナでは、
藍野大学の2チームが同時に試合を行いました。
その際に、藍野の監督さんから、ものすご~く軽い感じでお願いされました。
「山本さん?私は『レディース』で出場しなくちゃいけないので、代わりに見といてね♪」
そして、σ(^^も軽~く答えました。
「いいっすよ?」
このやりとりのあと、σ(^^;はいつの間にか「TOPS」の監督代行になってました....
「NRF」戦で悔し涙を飲んだ彼らに残された「最後の一戦」。
そんな「思い出」の場面を、監督不在で終わらせるのは忍びない。
もしかしたら、余計なことだったかも知れません。
近畿リーグの主宰者として、
参加チームのどこかだけへの肩入れはするべきじゃないんです。
「公平中立」であるべきだったと思っていたんですが....
申し訳ない!
やっちまいました!!
「それ」が直接的な「原因」かどうかは別として、
「フェア」じゃなかったことをお詫びします!!!(^^;
という訳で、もしかしたら「不可抗力」な7位となった「APES」ですが、
順位が示すほど、実力が低いわけではありません。
チームメンバーの数は最も多いチームです。
女子中心の編成になることもあれば、ごつい男子が並ぶこともあります(笑)
そして、このチームは、大阪体育大学の現役生で編成されています。
そして、1年生~4年生までが参加していますので、とても選手層が厚い。
そして、各メンバーのフィジカル面でも、さすが「体育大学」。
しっかりとした運動能力のある選手もたくさんいます。
それゆえ、とてもユニークなオフェンスが効果を見せました。
たいていの場合、オフェンスの目的はディフェンスの動きを止め、
両サイドや「隙間」を狙ったシュートを打って得点を重ねます。
ところが、「APES」が最も得点したシーンは、
ディフェンスもグリグリ動いているんです(^^
ボールが動くたびにディフェンスもついてくる。
でも、この形が「APES」にとって一番いいように思えます。
何でそんなことが出来るかと言うと....
とにかく、オフェンスは「くさび」以外は動きを止めません。
細かいパス回しで、ディフェンスを右に左に振り回し、
いつの間にか出来上がった隙間から、さくっと決めやがる(笑)
逆に、ディフェンスに止められてしまった場合は、精彩を欠きました。
今年のチームで言えば、止まったら死んでしまう独楽鼠のような感じでしょうか(^^
自分たちのリズムで動いている時は、とても気持ちよくシュートまでいけたでしょう。
でも、少しでも、ディフェンスに止められ始めると、徐々に動きが鈍ります。
その差は、オフェンスとディフェンスの距離でしょうか。
ディフェンスの近くで動いていたら、邪魔されてしまいます。
ディフェンスから離れてボール回しをしていると....
今回はこれ以上は言いません(^^
前にも言いました、「健常っぽいハンドボール」のヒントになるからです。
これは、大体大(OB含む)への冬休みの宿題にしましょうか(^^
答え合わせは、来期の近畿リーグで♪
さて、来期の大体大の体制はどうなるのかな?
もちろん、新入生の揃い方にもよるでしょうが....
2チーム作れればよし。
もし、層の厚い1チーム体制になるとするならば、
ひとつ検討してみてはいかがと思うことがあります。
全国ルールでは、メンバー交代は自由ですからね、
オフェンスとディフェンスで陣容をどんどん変えてもいいかもと思うんです。
それぞれ選手の特徴を踏まえ、オフェンスチームとディフェンスチームを作り、
ゲームの局面ごとに、ぐるぐると選手を入れ替えるんです。
交代のタイミングや段取りなどは慣れないと難しいかも知れませんが、
得手不得手を考えた攻守のバランスが取れるかも知れません。
もしよかったら、前向きに検討してみて下さい♪
さあ、大好評「テスト勉強のために」シリーズですが。
いよいよ残すところあと2回です。マダツヅクノカ....(^^;
明日は、頂いているコメント返しの一日です(^^
京都大会、優勝おめでとうございます!
返信削除さて大阪体育大学ですが、大学生チームならではの選手層の厚さと、メンバーの定着の難しさを併せもったチーム‥という印象があります。それでも軸となるメンバーを中心に大会ごとにチーム編成が変わってもチームのクオリティを保っていると感じています。
一見、好きに動き回っているようにみえて、ゴリゴリの男子が勢いを作り、女子が戦略的に動きを繋げていく。これを自分達のペースでできている時はとてもディフェンスのしにくい、やっかいなチームになっています。
動きまくってリズムとスペースを作る、そんなオフェンスが完成したらとても面白いなと思います!
オフェンスチームとディフェンスチームの使い分けも面白そうですね♪
来期は各チームごとの戦略がよりハッキリとみえてくるかと思うと楽しみです!