一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!
2012年6月21日木曜日
足し算引き算では政治は動かない....
(好評(?)連載中です^^;)
σ(^^の住む舞鶴市、
ここを地盤とする大物政治家の方がおられます。
まあ、ここまで書けばどなたかすぐに解りますが....
かつて、σ(^^が高校生の時かなぁ、
一度お話しする機会がありましたので、
思い切ってお聞きしたことがあります。
「今の投票率をどうお考えですか?
上げるためにはどのような方法がありますか?」
即座に帰ってきたお返事はこう。
「んー、難しい問題だねぇ。
気にはしてるんですけどね。あはははは」
若造だった頃のσ(^^が大問題だと感じていたことも、
実はその程度の問題だったのかもしれません(^^;
まあ、投票率は百歩譲って、
7割程度が標準的な数字だとしましょう。
7割の中で戦うのが日本の選挙だとしましょう。
友達の友達の友達を取り合うことが、
いちばん効率のいい選挙活動だとして、だ。
そこに「政策勝負」は必要ないのか?
少し、悪し様に書きますよ(^^;
かつての体制を真っ向から否定し、
耳障りのいいお金の話や、
まにふぇすとなる「公約」でムーブメントを起こし、
ドラスティックな状況を期待させ、
政権交代というものを実現したとしましょう。
でも、その「公約」は誰の発想でしょうかね?
その「公約」は論理破綻していませんか?
σ(^^程度の小役人が見ても、
「なんじゃこりゃ?」なんて内容も多々あります。
霞ヶ関の住人方から見れば、
「勘弁してくれよ。
そんなおとぎ話みたいなハッピーエンドある訳ねーだろ」
って、とこでしょう。
行政のプロ集団から「不可能」というレッテルを貼られてしまえば、
どんなに政治が声を上げようと公約の実現はかないません。
ましてや、
「官僚は政治がコントロールする」
なんてことを声高に言えば言うほど、
言われた方は「おお、やれるもんならやってみろや!」
と、なるはずです。
なんと言っても、行政のプロは、
「法律の行間」で勝負しているわけですから、
受けのいいキレイ事なんて相手にしません。
世の中がむちゃくちゃな方向に行かないように「調整」するだけです。
「公約」を決める際には自らが猛勉強し、
官僚を味方につけなければ、
どんなに高い理想を掲げていても、
「おとぎ話のハッピーエンド」しか描けなくなります。
「政策勝負」、つまり勝負である以上、
「勝つためにはどうすればいいのか」ということを、
本気で考えないといけないでしょうねぇ。
「政治の資質が問われている」
なんてことを言われる昨今。
でも、政治の資質ってなんじゃいな?
次回「民主主義って実感は無いなぁ....」
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