(どんどんと続きます^^;)
歴史を少しかじっていれば、
世の中が民主主義という手段を選んだというのは理解できます。
人類が、「群れ」から脱却し「社会」というものを築いた瞬間から、
弱者は強者の支配下に置かれるようになりました。
そして、強者の特権と弱者の被支配は世襲されていきます。
華やかな繁栄がもたらされるときもあれば、
長い暗黒の時代もありました。
何千年と続いた「支配される歴史」があって、
ようやく、「民衆が社会の決定に参画できる制度」、
つまり「民主主義」というシステムを、
民衆は手に入れることができました。
このために相当な量の血も流れましたねぇ....
自分たちの意思表示をする。
自分たちの社会は自分たちで選択する。
そのかわり、その責任は選択した側にある、
というのが「民主主義」です。
慎重に、自分たちの幸福につながる選択をしなければなりません。
民主主義とは、そういう制度だと理解しています。
でも、完璧な制度なんて存在しませんから問題もたくさんあります。
例えば、100人いれば価値観は100通り、
幸せの形なんて人それぞれ。
いくつかの選択肢があった場合、
民主主義では「多数決」で決まります。
100人の集団の方向は51人が決めるわけです。
当然、「選択しない」、つまり、選挙に行かない人もいるわけで、
先日も書きましたが、24人が100人の方向を決める、
なんて結末も招きかねません。
でも、それが民主主義のルールだから従いなさいと。
例えば、100人の集団のうち、
51人が独裁者を選んでしまった場合。
独裁者は暴走すると相場が決まっています。
後悔あとに立たず。
でも、民主主義のルールで選ばれた独裁者だから、従いなさいねと。
例えば、選挙の結果、世の中がおかしくなっちゃった。
政治家はきちんと政治しなさいよ!なんて言ったところで、
「政治家は住民の代表です」、
「悪いのは選挙民ですよ」なんて責任転嫁をされちゃう。
全ての政治家さんがそうだとは言いませんけど、
「皆さんに選んでいただいた」という言葉には、
「おめーらが選んだんだから文句言うな」
という意味を含んでいるはずです。
だって、政治がおかしくなっても、
政治家さんは自分のせいにしないでしょ?
自分が責任をとる必要が無くて、
しかもものすごい権力やお金が絡む場所にいたら....
σ(^^は間違いなく人間として腐っていく自信があります♪
次回「腐ったσ(^^はどこへ行く?」
民主主義・・・
返信削除オイラが自由なら民主主義
オイラが不自由なら社会主義!
ってトコでしょうか(^^;)