本日はお休みを頂いて、東海バネ工業(株)へお邪魔しました。
豊岡神美台工場です。
社屋入り口、上側にいるのは、
マスコットキャラクターの
「ばねっと」君です。
今期(スキーの新年度は7月からです)のチェアスキーのばねについて、
仕様の検討をさせてもらいました。
まずは、昨期のトラブルを解消するためと、
作り方に余裕を持たせて、細部の仕様変更をしやすくするモディファイです。
昨期から始めたオリジナルばね。
1シーズンで、90%の完成度でした。
残りがとても重要なんですが、目途が立ちそうです(^^
専門知識をお持ちの方との直接のディスカッションは、
本当に楽しくて、頼りになります。
東海バネ工業(株)様、どうぞよろしくお願いします。
今日は、ご厚意により、工場見学もさせて頂きました。
強く印象に残ったのは、社員の方々のご対応です。
工場内を回っている間、部署ごとのご担当者さんはどなたも、
笑顔で会釈してくださるんです。
とてもいい雰囲気の職場なのだと、本当に思いました。
そんな雰囲気では、おかしな仕事をされるはずがないと(^^
ますます、安心して仕事をお願いできるというものです。
拝見できたのは、「皿ばね」、「板ばね」そして「冷間ばね」の3部門です。
製作に当たっては、機械ももちろん使われますが、
驚いたのは、重要な調整は職人さんが、手作業でされているということ。
受注のほとんどが、特注品らしいんです。
1本から製作可能!すばらしい!
だからこそ、チェアスキーのばねをお願いすることになったわけですが。
もしかしたら、巻けないばねはないんじゃね?と本気で感じています。
「ああ、これもう、ばねがダメだね。気に入っていたのに」
「ここ、この部分を押さえるばね的なものがあれば....」
なんてお考えの方!ぜひ、ご相談を(^^
一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!
2010年7月9日金曜日
2010年7月8日木曜日
猫ひっかき病....
「猫ひっかき病になるかもしれないから、病院いっといで」と妻。
発症すると、なかなかにやっかいな症状のようですなぁ....
いや、何があったかといいますと、昨夜深くのことです。
職場の飲み会がありまして、ほろ酔い気分で歩いて帰る途中、
道にうずくまっている、車にはねられたらしいシロ鯖の猫を発見。
急いで道ばたへ避難させ、怪我の具合を見たところ、
左前足が痛々しい。
出血があり、かなり痛がっています。
抱きかかえながら、いくつかの動物病院へ電話してみたんですが、
まあ、イナカ町なものでどこも電話に出んわ。
首輪に迷子札らしくものがついていましたので、
外して確認したところ、ネームプレートは真っ白。
「ファッションで付けてんじゃねぃっ!」
さあ、困ったぞと気を抜いた瞬間、
σ(^^の両手首のあたりを思いっきり引っかき回して、
ズタズタにしてくれたあげく、びっこを引きながら逃げていってしまいました。
傷の写真は、さすがに生々しいので載せられません(^^;
そんなことより、あの子はきちんと病院に連れて行ってもらったかな?
それだけが気になるのです....
発症すると、なかなかにやっかいな症状のようですなぁ....
いや、何があったかといいますと、昨夜深くのことです。
職場の飲み会がありまして、ほろ酔い気分で歩いて帰る途中、
道にうずくまっている、車にはねられたらしいシロ鯖の猫を発見。
急いで道ばたへ避難させ、怪我の具合を見たところ、
左前足が痛々しい。
出血があり、かなり痛がっています。
抱きかかえながら、いくつかの動物病院へ電話してみたんですが、
まあ、イナカ町なものでどこも電話に出んわ。
首輪に迷子札らしくものがついていましたので、
外して確認したところ、ネームプレートは真っ白。
「ファッションで付けてんじゃねぃっ!」
さあ、困ったぞと気を抜いた瞬間、
σ(^^の両手首のあたりを思いっきり引っかき回して、
ズタズタにしてくれたあげく、びっこを引きながら逃げていってしまいました。
傷の写真は、さすがに生々しいので載せられません(^^;
そんなことより、あの子はきちんと病院に連れて行ってもらったかな?
それだけが気になるのです....
2010年7月6日火曜日
突然....
提案していた企画がまとめて動き出したものですから、
突然忙しくなったように感じます(^^;
忙しいことはいいことだと信じて、黙々とお仕事しましょうかね(笑)
ちなみに、動き出した企画とは....
「地域で育てるトップアスリート事業」
「耕作放棄地解消に向けた営農シミュレーションの構築」
「直売所専用農地として再生される耕作放棄地」
の、3本です(^^
1個、変なのが混ざっているのは、趣味の世界でございます(笑)
突然忙しくなったように感じます(^^;
忙しいことはいいことだと信じて、黙々とお仕事しましょうかね(笑)
ちなみに、動き出した企画とは....
「地域で育てるトップアスリート事業」
「耕作放棄地解消に向けた営農シミュレーションの構築」
「直売所専用農地として再生される耕作放棄地」
の、3本です(^^
1個、変なのが混ざっているのは、趣味の世界でございます(笑)
2010年7月5日月曜日
ようやく....
にゃあが突き破った網戸の修理に、
ようやく取りかかれました。
なかなか時間が取れなかったのと、
網を止めるためのゴムが必要だということを後になって気がついたり、
そのゴムのサイズを間違えて買って来てしまったり、
イージーミスの繰り返しという不可抗力で、今になってしまったものです。
我ながら、間抜けなことをしてしまいました(^^;
作業そのものは、思ったより遙かに簡単で、
間近で見なければ、素人仕事とは思えない出来です。
間近で見なければ....
網を張り、枠に沿ってゴム材を敷き詰めるだけ。
ご覧の通り、ぱっと見は完璧な修理です(^^
ちなみに、網戸の奥に見えているのは、
にゃあの脱走防止おり(100均made)です。
なんでも、自分でしてみると面白いものです(^^
ようやく取りかかれました。
なかなか時間が取れなかったのと、
網を止めるためのゴムが必要だということを後になって気がついたり、
そのゴムのサイズを間違えて買って来てしまったり、
イージーミスの繰り返し
我ながら、間抜けなことをしてしまいました(^^;
作業そのものは、思ったより遙かに簡単で、
間近で見なければ、素人仕事とは思えない出来です。
間近で見なければ....
網を張り、枠に沿ってゴム材を敷き詰めるだけ。
ご覧の通り、ぱっと見は完璧な修理です(^^
ちなみに、網戸の奥に見えているのは、
にゃあの脱走防止おり(100均made)です。
なんでも、自分でしてみると面白いものです(^^
2010年7月4日日曜日
スキーの滑走性について、思いついたこと....
滑走性についての連載を通して思いついたことです....
最近は、滑走面の静電気を除去することが常識のようです。
ゴミや汚れの付着防止とという意味では、もっともなことですし、
帯電した滑走面は、こまめに何とかしたいものです。
電気的なことでもう一つ、「表面融解」によって、
氷表面に不安定な水分子が存在すると書きましたが、
よくよく考えたら、不安定な分子レベルにおいては、
何らかの電子イオンというものが発生しているんじゃ?
なんて素人的に想像しています。
そのイオンに対して反発する電子イオンを、
ワックスに帯電させることが出来れば、面白くならないかなぁ....
こんな事出来るかどうかわかりませんが、
なんて言うのかな、リニアモーターカーみたいに雪面に反発する滑走面....
まさに宙に浮くスキー板!
物理素人の妄想でした(^^;
....早く雪が降らないかな♪
最近は、滑走面の静電気を除去することが常識のようです。
ゴミや汚れの付着防止とという意味では、もっともなことですし、
帯電した滑走面は、こまめに何とかしたいものです。
電気的なことでもう一つ、「表面融解」によって、
氷表面に不安定な水分子が存在すると書きましたが、
よくよく考えたら、不安定な分子レベルにおいては、
何らかの電子イオンというものが発生しているんじゃ?
なんて素人的に想像しています。
そのイオンに対して反発する電子イオンを、
ワックスに帯電させることが出来れば、面白くならないかなぁ....
こんな事出来るかどうかわかりませんが、
なんて言うのかな、リニアモーターカーみたいに雪面に反発する滑走面....
まさに宙に浮くスキー板!
物理素人の妄想でした(^^;
....早く雪が降らないかな♪
2010年7月2日金曜日
見た目にいかついストラクチャー....
「いかつい」って方言かな(^^;
ものすごく存在感のあるストラクチャーパターンを、
σ(^^はそう表現します。うらやましいなと思ってます。
接雪面と圧力に応じてストラクチャーの深さを考えました。
次に、スキーが滑る流れに合わせて、
その抵抗も受け流していかなければなりません。
ところで、ストラクチャマシーンって、
ほぼ無限のパターンが作り出せるようですね。
ということは、自分自身の滑りに最適なパターンも
作り出せることが出来るのでは?
σ(^^は、1日の滑走後の、ワックスのはがれ具合を目安に考えてみます。
センター付近を最大に、両サイドはワックスが剥がれて、
滑走面が白くなっています。
その白くなっている部分をターン中の最大荷重点として、
そこから切り返しまでの、最もスキーの滑走性を求める局面での
接雪面の移り変わりを想像してみましょう。
最大ターン時の接雪面の境界は円弧に近い輪郭になっているのでは。
その輪郭は、切り返し動作と、しなっている板の復元の速度で
移り変わる形が違うでしょうが、
円弧が波状型に滑走面全体に広がっていくと想像できます。
その波状に広がる輪郭が接雪する時に、
拾い上げる雪面の抵抗を、受け流していく必要があるでしょう。
輪郭が広がればその分、滑走面の接雪面は大きくなります。
面が大きくなればストラクチャーは浅くしなければなりません。
これを両サイドで考える必要があるので、
頭の中で考える理想的なパターンは、
センター付近の両サイドは深目に、中心付近はやや浅く。
波状型に広がる輪郭に沿って、
パターンの溝が合わさるようにするのがいいかな。
そして、板のしなり方で変わってくるでしょうが、
トップやテールに向けて浅めのパターンになっていくのがいいのかな。
当然、狙うべきレースの雪面状態を予想して....
この考え方、本当に合っているかわからないけど、
いろいろと考えることは本当に楽しいです(^^
さて、もう少し考えてみて、エリアさんに相談してみよう。
「いかついストラクチャーお願いします♪」
ものすごく存在感のあるストラクチャーパターンを、
σ(^^はそう表現します。うらやましいなと思ってます。
接雪面と圧力に応じてストラクチャーの深さを考えました。
次に、スキーが滑る流れに合わせて、
その抵抗も受け流していかなければなりません。
ところで、ストラクチャマシーンって、
ほぼ無限のパターンが作り出せるようですね。
ということは、自分自身の滑りに最適なパターンも
作り出せることが出来るのでは?
σ(^^は、1日の滑走後の、ワックスのはがれ具合を目安に考えてみます。
センター付近を最大に、両サイドはワックスが剥がれて、
滑走面が白くなっています。
その白くなっている部分をターン中の最大荷重点として、
そこから切り返しまでの、最もスキーの滑走性を求める局面での
接雪面の移り変わりを想像してみましょう。
最大ターン時の接雪面の境界は円弧に近い輪郭になっているのでは。
その輪郭は、切り返し動作と、しなっている板の復元の速度で
移り変わる形が違うでしょうが、
円弧が波状型に滑走面全体に広がっていくと想像できます。
その波状に広がる輪郭が接雪する時に、
拾い上げる雪面の抵抗を、受け流していく必要があるでしょう。
輪郭が広がればその分、滑走面の接雪面は大きくなります。
面が大きくなればストラクチャーは浅くしなければなりません。
これを両サイドで考える必要があるので、
頭の中で考える理想的なパターンは、
センター付近の両サイドは深目に、中心付近はやや浅く。
波状型に広がる輪郭に沿って、
パターンの溝が合わさるようにするのがいいかな。
そして、板のしなり方で変わってくるでしょうが、
トップやテールに向けて浅めのパターンになっていくのがいいのかな。
当然、狙うべきレースの雪面状態を予想して....
この考え方、本当に合っているかわからないけど、
いろいろと考えることは本当に楽しいです(^^
さて、もう少し考えてみて、エリアさんに相談してみよう。
「いかついストラクチャーお願いします♪」
2010年7月1日木曜日
頭の中でいろいろ考える....
σ(^^にあうストラクチャーパターンが見えてきたかな....
誤解を恐れず、ものすごく簡単にストラクチャーの役割を表現すると、
スキーのターン方向を安定させるためのもの。
ターン中に人間が加えてしまう様々な方向の力を、
滑走面に抵抗をつけることによって、
制御するということでいいのではないかと考えます。
直滑降でも、スキーの方向を制御することで
加速を妨げない役割を持つのでは....
最大荷重のかかるターン中から切り返して、反対側の最大荷重ターンまで。
雪面の堅さにも影響する話ですが、この一連の流れの中で、
滑走面の雪面との圧力分布はどうなっているでしょうか。
雪面が柔らかいと、おそらく滑走面のほぼ全面が、
雪面と接触しているでしょうし、
逆に堅ければ、ターンしているエッジから数センチ程度しか、
接触していないでしょう。
ターン中のスキーにかかる慣性力はほぼ一定でしょうから、
接雪面が広ければ圧力は小さく、狭ければ大きくなるはずです。
また、ターン中は、スキーのセンター付近がもっとも圧力が強く、
トップとテールは比較的弱い圧力でしょう。
接雪圧が大きくなるのなら溝は深く、圧が小さいところは浅い溝。
そして、雪面の水分に対しては「必要な抵抗」を
大きくする必要がありますので、水分が多くなれば深く。
雪面に応じて雪面との接触具合が変わるので、
ゲレンデごと、その日の気温や天候ごと、
滑り方でも変わってくるはずですなぁ....
もっとも、ストラクチャーなんて、
そう何度も入れ直すものではないですから、
ある程度のものを決めておく必要があります。
さて、σ(^^の来期はどうするかな....
やっぱり、ジャパンパラリンピックの会場、
八方尾根の雪に合わせる必要があるかな。
でも、当日は晴れ?雪?雨?....
次回最終回「見た目にいかついストラクチャーにはオーラがある」
誤解を恐れず、ものすごく簡単にストラクチャーの役割を表現すると、
スキーのターン方向を安定させるためのもの。
ターン中に人間が加えてしまう様々な方向の力を、
滑走面に抵抗をつけることによって、
制御するということでいいのではないかと考えます。
直滑降でも、スキーの方向を制御することで
加速を妨げない役割を持つのでは....
最大荷重のかかるターン中から切り返して、反対側の最大荷重ターンまで。
雪面の堅さにも影響する話ですが、この一連の流れの中で、
滑走面の雪面との圧力分布はどうなっているでしょうか。
雪面が柔らかいと、おそらく滑走面のほぼ全面が、
雪面と接触しているでしょうし、
逆に堅ければ、ターンしているエッジから数センチ程度しか、
接触していないでしょう。
ターン中のスキーにかかる慣性力はほぼ一定でしょうから、
接雪面が広ければ圧力は小さく、狭ければ大きくなるはずです。
また、ターン中は、スキーのセンター付近がもっとも圧力が強く、
トップとテールは比較的弱い圧力でしょう。
接雪圧が大きくなるのなら溝は深く、圧が小さいところは浅い溝。
そして、雪面の水分に対しては「必要な抵抗」を
大きくする必要がありますので、水分が多くなれば深く。
雪面に応じて雪面との接触具合が変わるので、
ゲレンデごと、その日の気温や天候ごと、
滑り方でも変わってくるはずですなぁ....
もっとも、ストラクチャーなんて、
そう何度も入れ直すものではないですから、
ある程度のものを決めておく必要があります。
さて、σ(^^の来期はどうするかな....
やっぱり、ジャパンパラリンピックの会場、
八方尾根の雪に合わせる必要があるかな。
でも、当日は晴れ?雪?雨?....
次回最終回「見た目にいかついストラクチャーにはオーラがある」
登録:
投稿 (Atom)