σ(^^にあうストラクチャーパターンが見えてきたかな....
誤解を恐れず、ものすごく簡単にストラクチャーの役割を表現すると、
スキーのターン方向を安定させるためのもの。
ターン中に人間が加えてしまう様々な方向の力を、
滑走面に抵抗をつけることによって、
制御するということでいいのではないかと考えます。
直滑降でも、スキーの方向を制御することで
加速を妨げない役割を持つのでは....
最大荷重のかかるターン中から切り返して、反対側の最大荷重ターンまで。
雪面の堅さにも影響する話ですが、この一連の流れの中で、
滑走面の雪面との圧力分布はどうなっているでしょうか。
雪面が柔らかいと、おそらく滑走面のほぼ全面が、
雪面と接触しているでしょうし、
逆に堅ければ、ターンしているエッジから数センチ程度しか、
接触していないでしょう。
ターン中のスキーにかかる慣性力はほぼ一定でしょうから、
接雪面が広ければ圧力は小さく、狭ければ大きくなるはずです。
また、ターン中は、スキーのセンター付近がもっとも圧力が強く、
トップとテールは比較的弱い圧力でしょう。
接雪圧が大きくなるのなら溝は深く、圧が小さいところは浅い溝。
そして、雪面の水分に対しては「必要な抵抗」を
大きくする必要がありますので、水分が多くなれば深く。
雪面に応じて雪面との接触具合が変わるので、
ゲレンデごと、その日の気温や天候ごと、
滑り方でも変わってくるはずですなぁ....
もっとも、ストラクチャーなんて、
そう何度も入れ直すものではないですから、
ある程度のものを決めておく必要があります。
さて、σ(^^の来期はどうするかな....
やっぱり、ジャパンパラリンピックの会場、
八方尾根の雪に合わせる必要があるかな。
でも、当日は晴れ?雪?雨?....
次回最終回「見た目にいかついストラクチャーにはオーラがある」
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