一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2012年10月31日水曜日

政策づくり塾防災班....


本日の連投ネタは昨夜のこと。


σ(^^が参加している、舞鶴市政策づくり塾の「防災班」の勉強会でした。

舞鶴市へ政策の提言をすることを目的に集まった「有志」たちが、

共有する問題に取り組んでいます。

σ(^^が入っているのは「防災」がテーマです。


テーマそのものも、「事務局」から与えられたものではなく、

全く「ゼロ」の状態から参加者が思いを寄せ合い決めてきたものです。


σ(^^は「防災」というテーマをライフワークのように考えていましたので、

このような企画はまさにうってつけ。

もし、参加者に防災の興味が薄いようなら、

徹底的に口説いて仲間になってもらおうとも考えていました。


ところが、ふたを開けてみれば同じ思いの方の多いこと!

おかげで、とてもアツい雰囲気で討論が進んでいます。


小難しく面倒くさい考え方のσ(^^;は、

暴走して「浮き気味」になったりしますが、

とても雰囲気のいいこのチーム、

次から次へとアイディアが浮かび、

昨夜は「青写真」を描けるほどになりました。


まず、チームで共有出来た思いは、

「どの市民も、防災は大切なことだと知っているが、どこか人任せである」

「自分の身は自分で守るという防災の大前提を意識できていない」ということ。


この思いが共有できているので、本当にスムーズに話が進んでいくのです。

その過程でどんどんと整理されていく施策の柱。
 
 
自分の身は自分で守るという「自助」の意識を市民に浸透させる。

そのためには、市井の活発な活動が大切だが、

その活動を後押しする行政の強力な支援が必要。
 
 
市民同士が助け合う「互助」の雰囲気は、

自助意識を持ち寄ったコミュニティーから始まる。
 
 
行政の役割である「公助」は、

市民が命を守ろうとすることを助けること。


防災の常識と言われる「自助、互助(共助)、公助」をそのように整理することで、

どんどんと「青写真」が描かれていきました。


「自分」たちが防災に対してどこまで本気になれるか。

その思いを「行政」がどこまで本気で受け止められるか。


提言する予定の政策は、
 
「協働」という考え方を本来のあるべき姿に戻していけるかが肝です。


「青写真」の柱は次の3つ

①市民が中心となって行う防災の勉強会の開催

②どのようなコミュニティや企業の防災への取り組みへも
               サポートできる市民団体の設立

③そういった取り組みを重ねていくうちに現れる様々な意見や情報を交換し、
            真剣に検討の出来る、市民と行政との会議の場を持つ


次回11月13日、

政策づくり塾第6回講義にはこの青写真を持ち込み、

さらに磨き上げていく予定です。


いい感じで盛り上がっていますよ(^^楽しみ楽しみ♪

お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ....


齢41を数える今日、28km/hオーバーのスピード違反で、

捕まった夢から覚めて一日が始まりました。

しかし、何という中途半端な夢ですかねぇ。

28km/hオーバーって....(^^;


去年もこの日にはネタにしている法律

この法律のおかげで、誕生日の前日に年を取ってしまうのです。

本日、満41才となってしまいました。


まあ、40だ41だと言ってもこの年になれば、

味噌もソースも一緒で特に感慨深いことはありませんが、

平均寿命の半分を過ぎちゃった訳で。

あと人生は半分しか残っていないということですね♪


そんな10月31日はハロウィーン真っ盛り!

カボチャのお化けを始め、

この日ほど「仮装」が盛り上がる日もないでしょうな。


20年ほど前、ハロウィーンのお祭りのことを知ったσ(^^は、

「お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!」

と言ってまわったことがあります。


その当時の世間の反応は、

「はあ?何言ってんだこいつ???」というものでした(^^;

どうも、σ(^^;は生まれてくるのが早すぎたんでしょうか。


この年になって「いたずらしちゃうぞ」なんて、
 
口にした日にゃ、変質者扱いされますなぁ....


どちらかと言えばいたずらされたい方かな?

いたずらしてくれなきゃお菓子あげないぞ!

それも問題ありですか....(^^;


ところで、σ(^^の職場が管轄する京都府丹後地域は、

古くから繊維工業が盛んなことで知られています。

ただ、近年は和装の習慣が薄れてきておりまして、

「これではいけない」と関係機関が連携して、

「きもの」のPRに努めています。


きものを楽しむ月間 10月1日(月)~11月30日(金)


また、丹後きものNETからの依頼もあってσ(^^の職場では、
   (事務局:京都府丹後広域振興局内

「きもの一斉着用の日:
 11月2日(金)当日は業務に支障のない範囲で、
        ぜひ『きもの』の着用をお願いします」

と案内メールが届きました。


なるほど、観光資源としてPRするのならば、

協力するのもありかなと考えもするのですが、

そのメールが届いたのが30日。


「きもの」なんてそんなすぐに用意できるものでもないだろう(^^;

ジャスコ作務衣でも買って着るか?


もう少し早い時期に周知して、

「レンタルも出来ますよ」てな感じで取り組めば、

いい感じになると思うんですけどね(^^


どうせなら「きもの一斉着用の日」も10月31日にすりゃ、

「仮装」の雰囲気も手伝って、

「思い切って『きもの』を着てみるか!」なんてことにもなるだろうに。


いや、いっそのこと、こんな盛り上げ方はどうだ?


警察官は岡っ引きの格好をするとか、

新撰組の衣装に統一するのも面白いな。

現場では印半纏を着るとか、

お城(振興局)の役人さん方は紋付き袴とか....


あぁ、これではハロウィーンに乗じたコスプレだな(^^;
 
みなさん!trick or treat?

2012年10月29日月曜日

連投は昨日のことについて....

昨日の日曜日は、ひとつのシーズンが終わり、

ひとつのシーズンが始まりました。


終わったのはMotoGP

正確には終わったのではなく、年間チャンピオンが決まりました。

レースは、あと1戦が残されています。


3月から長い長い戦いを繰り広げた末に、

たったひとりのチャンピオンが決定する瞬間は、

本当に感慨深いものです(^^


ホンダ党のσ(^^にとっては少々残念ですが、

見事、栄冠を手にしたのはヤマハのロレンソ選手。

チーム一丸となってタイトルを手にしたこと、

本当に素晴らしいことだと思います。


「強さ」....

この言葉を体現出来る存在には、心の底から憧れます。


さて、同じ日に「最も強い選手」を決めるチャンピオンチップが開幕しました。


「雪上のF1」とも称される、アルペンスキーのチャンピオンチップ。


ほとんど「氷」と言っていいほど整備された雪面、

サーキットのような「道路」でコースが造られている訳ではなく、

「赤」と「青」の旗で示された「コース」を、

誰が「いちばん速く滑りおりる」ことが出来るか。


スキーの世界にエンジンなどというものはなく、

唯一の推進力は「重力」。


シャーシは自らの体、

ステアリングは、研ぎ澄まされた重心移動の感覚、

ブレーキングは「敗者のアイテム」。


言い訳は何一つ通用しない世界。


「雪面が荒れているから」

「新雪が降り続いてスキーが滑らなかったから」

「前のヤツが転んでスタートが遅れたから」

「気温が暖かすぎてレース用の雪面じゃなかったから」

「吹雪とガスで視界が悪かったから」

「前の晩に飲み過ぎて二日酔いだから」

「ゴーグルが曇ったから」

「アウトリガーが滑って手から離れたから」


あんなこんなそんなどんな、

何もかもが「言い訳」にすらならない世界!

何という厳しいシチュエーション!
(妻「なんだか、おとぉさんの言い訳にしか聞こえない」)


そんなコンチネンタルサーカスの開幕!

暖かくなるまで、本当に目が離せません(^^


目が離せなくなる理由がもう一つあります。

アルペンW杯では、スキー板の規則が変わりました。

長く、曲がらないスキーになったのです。


「曲がらなくなるぞぉ!」と書いたとおり、

曲がらなくなった板に対応出来るか否かが、

今期のタイトルを左右するでしょうね。


事実、このルール改正に対応出来ていない選手がちらほら。

まあ、雪面コンディションは良くなかった状況ではありましたが。


そして!

ソチ後、2014/15シーズンからは、

障害者アルペンでもこのルールが適用されます。
             (予定、ただし予定は未定)

多分ですけどね....

LW10には厳しいルール改正だろうなぁ....

このルール、我らがジャパンチームもしっかりと対応していかないと、

「イチからやり直し」状態になりかねません(^^;

まあ、そんな事はσ(^^に言われるまでもなく想定済でしょうけども。


σ(^^の個人的な、主観極まりない想像を許してもらえるならば!

この新ルールで、今のところ対応出来るのは、

森井大輝選手」のみではなかろうか!(^^;


でもまあ、チームのみんなは才能ありますから、

ぽっと乗っても、すぐに対応しちゃうだろうなぁ....


σ(^^;?

そんなヤボなこと、お聞きでないよ♪

いい滑り出しの週初め....

舞鶴政策づくり塾というものに参加しています。


8ヵ月の間、月イチの講義を受け、

いくつかのテーマ別に別れてチームを組んで、

最終的に、舞鶴市長へ政策提言をするのが目標です。


その月イチ講義だけでは時間が足りないので、

その合間にそれぞれのグループで勉強会をしています。


σ(^^が参加しているのは、ライフワークでもある「防災」。

ありがたいことに、このテーマに参加されている同志の方が多く、

大変有意義な時間を過ごしています(^^


その「防災班」の勉強会は明日。

なかなかに思いが充実しているチームですので、

今後の進み具合を大変楽しみにしています。


今日はおとなりのチーム、「教育班」の勉強会にお邪魔してきました。

こちらも、相当にアツい議論を交わされています。


他所のチームの人間が下手に口を出してもいけないので、

初めは、ふんふんと話を聞いているだけでしたが、

その熱意につられて、いつの間にか口を挟んでしまいました(^^;
                             モウシワケアリマセン

この「政策づくり塾」ですが、初めのうちは講義が主体で、

どのような方向になるのか全く読めませんでしたが、

そろそろ、各チームの方向性が定まりつつあります。


ですので、どのような事を際立てているのか、

このブログでも書いていこうかなと考えています。


まずは、σ(^^たち「防災班」のキーワード。

「自助意識の醸成」

手前味噌ですが、かなり突っ込んだ「防災」の提言が出来そうです♪


明日の勉強会が楽しみです(^^

2012年10月28日日曜日

だいぶ、楽になった....

先週末から、体調を崩していました。

なぜだかよくわかりませんが、

多分、風邪でもひいていたのでしょうか?

「心の風邪」なんかを(^^;

まあ、ブッたるんでいる証拠ですな....


まあ、良くなってはいますから、

週明け、職場に迷惑をかけずに済むのかなと思っています。


いろいろと構えすぎていたことが、結構な心労ったのでしょうか。

もう少しゆるゆると行くのがよろしいかと考えるんですが、

「緊張感」はσ(^^;にとってカンフル剤なんだとも思います。


自分自身、もっとプレッシャーをかけていかないと、

なんだか、人間としてダメになってしまいそうです。


ま、なんにしても、もう一度ネジを巻き直します!

いままで言葉を選んでいたことも、少しだけ遠慮しないでおきます!

σ(^^のブログ、σ(^^の言葉で書かなくてどうするよ?(^^


誰に何を言われようが構うものか♪

....というぐらいの勢いで、生きていく方がいいんでしょうなぁ。

そこまで開き直れる....といいな(^^;

2012年10月24日水曜日

どこか遠くへ行きたい~♪....

かつて、「自分探しの旅は現実逃避」と書いたことがあります。

それは今でも確信ですが、

時たま、訳もなく遠出をしたくなる時があります。


どこへ?

行ったことのない場所?

見たこと無いものを見に?

地平線とか?


多分、クオリアの実感が懐かしいんでしょうね。

確かに、クオリアの刺激は新鮮です。

新たな自分が発見出来たと感じても仕方がありません。


何かを欲しているのは確かなことなんですけども、

今、欲しいものはそういうものではないのかなぁ....


そして、それをどうやったら手に入れるのかわからなくて、

「遠出すれば何かが掴める」的な安直さで「遠出」なんて言うのでしょう。


「遠出」は手段でも目的でもなくて、

ただ安直なアイディアだとは「知っています」。

でも、「それがミスチョイス」だとの証明も出来ない。


むしろ、時間とお金と手間をかけて、

わざわざ出向いた「遠出」に意味がなかった時を想像して、

そして、その時の落胆を受け止める勇気が無くて、

もっと言えば、その落胆を回避したことを誇る為に、

「遠出」などというものをしなくなったような気がします。


長々と、何書いてンだ?ですな(^^;


というのもですね、最近、嫌なニュースが多いじゃないですか?
                              ヘンナニホンゴ
どのジャンルがどうとか言うんじゃなくて、

なんか、報道されるもの全てに眉をひそめています。


「本当に世の中ってそんなもんなの?」


TVの上っ面だけ見て、

友人や知り合いと言葉を交わすことしかしない日常を過ごして、

それで、世間の全てを解ったような気になってしまう。


本当は、世の中ってこんなに希望に満ちあふれているんだ!とか、

本当は、人間ってこんなに素晴らしい存在なんだ!とか、

本当は、日本人に生まれてきて幸せだったんだ!とか、

心の底から実感したいんですよねぇ....


だから、訳もなく「遠出」をしたくなるときがあるんです。

....なんか、本当に中二くさい書き方になってしまいました(^^;


「目的」のある遠出には、本当に魅力を感じます。


チェアスキーの活動を通じて、

いろんな方々にお出会いできた事。

たくさんの「戦友」を持てたこと。


震災後、宮城県沿岸を見て回れたこと。

被災地を見たあの衝撃は、「防災」への思いを新たにしました。


この間の、車いすハンドボールでの仙台遠征。

σ(^^たちドリーマーズの新たな課題に気付きました。


何度か訪れた、「東京」という街に圧倒されたこと。

「人間の可能性」というものが形になったような街。


....ああ、書き連ねて今気がつきました。

こういう、「目的」をもった「遠出」が、

σ(^^の中で積み重なっているんですな。


わざわざ、「自分を探し」に行かなくても、

こういう積み重ねが、自分を磨いているはずだ(^^


....何かに行き詰まって悩んでいるような気になって、

なんかわかんないままに書き始めてみましたが、

なんとなくすっきりしました(^^


今日は、そんなに内容のない投稿になってしまいました(^^;

ごめんなさいでした♪

2012年10月22日月曜日

「いす」が「椅子」に....

今日は仕事のお話。

σ(^^が担当しているバリアフリーの条例には、

「車椅子」ではなく、「車いす」と表記がしてあります。


ああ、「椅子」という感じが堅苦しそうだから、

ソフトな感じで「いす」なんて書いてあるんだろうな、

なんて、なんとなくぼんやりと思っていました。


この度、その条例が改正されることになりまして、

「車いす」から「車椅子」と表記が変更となりました。


はぁ???

何でわざわざ漢字を使うのさ???

なじみ始めたひらがな表記だったのに!


聞くところによれば「椅」という漢字、

2年前、常用漢字に追加されたのだとか。

で、行政的には使えなかった漢字だったものが、

使えるようになったので、遠慮無く使うこととしました、だとさ(^^;


もともと「障碍者」という単語があって?

「碍」は常用漢字でないからとイメージの悪い「害」の字を使って?

やっぱり「害」は良くない漢字だよねってひらがな表記にして?

「障がい者」なんて、一見、言葉遊びのようなことをしておいて?

「椅」が常用漢字になったから、「車椅子」にします?


いいじゃんかよ!そのまま「車いす」でもよぉ!(^^;


ほんと、役所の頭のいい方が考えることはさっぱりわかりません。

山の麓あたりから吠えてても、雲の上には届きませんや(^^;

雲の上の人を引きずり下ろして、説教する機会はないものかのぉ....

2012年10月21日日曜日

クリアグリップ....

La_Yoshim様に教えて頂いたクリアグリップ

車いすハンドボールでも有効ではないかと、

ドリーマーズの練習日に投入しました!





右は、
フィンガーテープ








ボールに満遍なく馴染ませろとのモルテン様のご指示でしたので、

塗りましたよ!ベッタベタに(^^


で、即座にチームメイトからクレームが....

「なんやこらぁ!
 べたついてどうにもならんやないか!!!」

ごめんなさいぃぃっっ!(^^


かくしてσ(^^;は、

ボールに付いたクリアグリップを拭き取ったのでした♪


多分、健常ハンドなら、クリアグリップの有効性はあると思いますが、

車いすハンドで使用するボールはソフトタイプ。

粘着性があればあるほど、細かなボールタッチが出来なくなります。


人差し指と中指の先に貼り付けたフィンガーテープだけで、

このように張り付いてしまうぐらいに軽いボールなんです。























こんなボールですから、松ヤニの代用で作られた、

クリアーグリップに出番はありませんでした(^^;


結論:現在の車いすハンドボールでは、

    フィンガーテープで十分!


でも、フィンガーテープですら普及していませんが....(^^;

全国終わったら、メンバー全員に使わせてみようかな。


もうひとつ、マテリアルの報告。

前回の近畿リーグでデビューしながら、

暴風警報と同時に撤収させられた悲劇のアイテム。

シュートコース矯正システム「オリバー君」。






画像はイメージです(^^;







実物はこちら♪














キーパーの手が届かないところを想定して、

ゴールポスト内に青色のネットをセットしました。

そのネットにシュートしてもことごとくはじかれるという、

奇跡の防御システム、それが「オリバー君」!


実はこの「オリバー君」、チームの中では不評っぽい(^^;

「存在感ありすぎで、プレッシャーしか感じない」とか、

「シュートの瞬間、『オリバー君』しか見えない」とか、

「『Kuzzy(正GK)』を引退させて、彼にGKを!」とか(^^;


1.65m×3mのゴールサイズで行われる車いすハンドボール。

オリバー君が現れるだけで、1.65m×0.4m×2になってしまう。

そりゃ、存在感ありありですわ(^^;


でも、「オリバー君」の範囲はキーパーの手が届く範囲。

そのあたりは何とかしなくちゃあるめぇよぉ(^^


全国大会前、実際のプレイは、

大阪大会でのシミュレーションとあと1日の練習日。

大丈夫か???σ(^^;たちドリーマーズ???

2012年10月19日金曜日

初めてのエコタイヤ....

タイヤが終わっちゃってたヴィヴィオ

雨の日に、ちと怖いことになったので、

あっさりと新品タイヤを履きました(^^;


先代の通勤スペシャルだったトゥデイの頃から、

かたくなに履き続けたBS「Sneaker」


「いつものお願い♪」と依頼して、

ヴィヴィオが履いて帰ってきたのはSNEAKER2 ecopia

エコタイヤですよ。それも初めての(^^;


正直、偏見を持っていました。エコタイヤに。


だって、転がり抵抗を少なくするということは、

グリップ性能を犠牲にしてるって事じゃん?

グリップしなきゃ、燃費も上がるわな?


でもグリップしないって事は、くるんと回ってぐしゃっとなって、

「Oh!なんてFUBARな日だ!」

なんて事を吐き捨てるように言うに決まってんだよ!

てな感じに....(^^;


でもまあ、どうせ街乗りタイヤだし、

新しいものは嫌いじゃないし、

何かを体験して比べる事は楽しいし(^^

どんなものか試してやろうかね♪


で、皮むきも終わったので、インプレッションでも書いてみます。


やっぱり思っていたとおり、接地感に大きな違い。

今までならしっかりと、路面の感触が伝わりましたが、

新しいのは、良く言うとソフトなタッチ、悪く言うと頼りない。

なんだか、ソールがスポンジで出来たスニーカーで走る感じ。

ハンドルの遊びが、たっぷりと増えた感じ。

タイヤの角が「丸く」なった感じ。


ああ、やっぱりだよ....

「転がり抵抗を小さく」なんて、

こういう犠牲の上で成り立っている紛いもんだよ。

今までのスピードでなんて、絶対に曲がれないんだよ。

きっとニュルニュルしながら、フラフラと側溝へ近づいていくよ?


....あれれ?

接地感がないのに、曲がっていくじゃない?

踏ん張ってる感ないのに、曲がっていくじゃない?

いつもと同じスピードなのに、曲がっていくじゃない!(^^


しかも、むちゃくちゃ静かなんです。

ロードノイズは今までよりはるかに少ない。

今までは気がつかなかった、モーターっぽい音が聞こえます。

何の音かわかんないけど、モーターっぽい音(^^;

こんなのが聞こえるとは、相当に静かなんですなぁ....


あと、これは好みが分かれるでしょうが、

ドライとウェットの接地感を比べると、あまり変化がない。

乾いているところと濡れているところがはっきりわからないと、

ちょっと怖いような気がします。


同じメーカーの同じブランドですが、

全く別物のタイヤと言い切っちゃっていいんじゃない?

というぐらいに、走らせ方が変わりました。


多分、他のエコタイヤでも同じ事だと思いますが、

ハンドルを回す力を弱くするようにすればいいんじゃないかと。

優しくハンドルを切っていくとよくわかります。

路面をなでるようにタイヤが転がっていくのが。


いままで毛嫌いしていましたが、そうでもなさそうエコタイヤ(^^;

燃費が良くて静かでしっかりグリップするなんて、

「大変良くできました」的ないいタイヤなんでしょう。


ただ、σ(^^;的にはどうにも好きになれない接地感。

路面の状態がハンドルに伝わってくるような感触が大好きなんです♪

そういう意味では、やっぱりこんなもんなのかな、と。


んー....なんか、またまたエラそうに書いちゃったな(^^;

ま、イチ消費者のくだらない与太話という事でご勘弁♪

2012年10月17日水曜日

出征前のご挨拶....

先ほど、家の外に出ましたら、

雨上がりで湿度いっぱいということもあったのでしょうけども、

吐く息が白くなっていました(^^

季節の移り変わりは激しいものです♪


さて、今宵はヨーロッパ合宿前の森井大輝選手と電話していました。

「ガツンといっちまえよ!チャンピオン!」的な会話をしてたのです。


さすが5種目総合のワールドチャンピオン、

何もかもが次の次を見据えた発言で、

少なからず圧倒されてしまいました(^^;


その中で聞いたトリノモデル(改)のお話。

サスペンションとばねの関係。

滑りとリンク構造の関係。

ろぼ理論と大輝理論と相違....


「相違」というと語弊があるな....

狙うところの摺り合わせといっておきましょうか。

おかげで、今すすめている東海バネ様とのプロジェクト、

それに役立ついいヒントを頂きました(^^


改めて、σ(^^の考えていることに自信が持てました。

競技活動中には間に合いませんでしたが、

もう少しで、チェアスキー専用ばねの構想が固まりそうです♪


「だれでもそこそこの速さを手に入れられるばね」

「使いこなせたら、『森井大輝』になれるばね」

痺れるような話じゃないですか(^^


そんな「夢」を語った貴重な時間でした♪

がんばれ!森井大輝!

がんばれ!チームジャパン!

2012年10月16日火曜日

途端にうなされた....

前までは、一度もなかったんですよ。

チェアスキーをしている夢を見ることは(^^;


ところが、昨夜はしっかりうなされましたよ♪


なんか、まるで氷の上で滑ろうとしているみたいに、

転けては立ち上がり、転けては滑落し....


で、誰かに言われるんです。

「それでよく『パラ』なんて口にしたな」


目覚めたら脂汗かいていました(^^;


そんな汗をかいた目覚めでしたから、なおさらです。

朝は寒くなりましたねぇ....

明後日からはもっと寒くなるとか。

どうかお風邪など召されぬように♪


活動休止の挨拶を重ねる中で頂いたお言葉、

一番多かったのは「お疲れ様」。


その次に多かったのは、

「てめっ、スキーも辞めんじゃねーだろうな?」

という類のものでした(^^;


スキーまで辞めたら、きっと後ろから刺されますわな(^^;

人生の3分の1を過ごしてきたスキーです。

そう簡単に辞められる訳無いでしょうが♪

今シーズンだけは、Jr.のためにお休みしますが。


お初コメントのこの方も、そんな名残を惜しんでくれた方です。

------------------------
10月11日(木):「お世話になりました....

とね様からのコメント

「どこかのスキー場で偶然バッタリ!!!
 どこかの宿で毎年ちょっとだけ会ってちょっとだけ飲んで。
 なんてことはもう無いのですか?

 ちょっとしたことが結構楽しみだったんですよ〜!」
 

ありがとうございました!

たしかに、
「おおっ、こんなところで!」
というサプライズは楽しかったですね(^^

もう無い?そんな事はないですよ!
「競技オンリー、菅平のみ」からは解放されますから、
むしろ、お出会いする機会は増えるはずですよ♪

次にお会い出来る日を楽しみにしています(^^
たぶん、その時はきっと八方かな?

------------------------

いろんなところで、σ(^^が滑ってきた足跡があるんですねぇ。

せっかくだから、スキーキャリアの自伝でも書くかな?

大河顔負け的な長期連載で♪

妻「それだけは頼むから止めておくれよ....
  てか、そろそろ引退ネタから離れなさいな」


....引退はしてないですよσ(^^;

2012年10月15日月曜日

思ったより反動が大きかった....

先日の競技休止宣言。

思ったより、反動が大きゅうございました(^^;


関係各位へ報告、そのご返礼。

「お疲れ様!」のお言葉を頂くたびに、

目頭の熱くなる思い....


自分自身の中で相当に溜まっていた何かを吐き出したのでしょう。

この週末は、もぬけの殻となっておりました(^^;


気合いを入れ直してお仕事だ!とカラ元気を出すものの、

なかなか、スイッチはONにならないものですな♪

無理をせずにぼちぼち参りますか(^^


戦友から、コメントを頂いております。

------------------------
10月11日(木):「お世話になりました....

デブデブ・ストーナー様のコメント

「先ずは、お疲れ様でした!

 スポーツ競技者とは
 いつか何かの決断を下す時ってきますよね。
 その中での休止宣言
 14シーズン走ってきたからこそ出来る決断じゃないでしょうか。

 これから何処へ進むか
 何処へ向かうかは今は聞きません
 そのうち ここで発表される事でしょう(^^)

 長きに渡り 滑って転んで泣いて笑って
 お疲れ様!」


ありがとうございました!

正直言いますと、まだまだ続けたかったんですよ。
でも、もう続けられないという気持ちや状況、
まだ、もっともっと速くなれる手応えと自信。

活動にひと区切り付けようとするアスリートは、
みんな同じ気持ちを持っているのかな?と思います。

辞めたくないから「休止」。
今にして思えば、中途半端な言葉だこと(^^;

これからどこへ向かうのか、
まずは立ち止まって、周りを見渡してみます。
もしかしたら、何処かから、誰かから、
「手招き」して頂いているかも知れませんし♪

今まで、応援ありがとうございました!
そして、これからもよろしくお願いいたします(^^

------------------------

週末、来し方行く末を案じていたのですが、

ぽっかりと心に空いた隙間を、

何となく愛おしく感じていただけかも知れません。

未練という奴なんでしょうかね(^^;


よくよく考えてみれば....

11月には、車いすハンドボール全国大会。

ことしこそ、何としてでも全国制覇!ですし、

来年1月には、父親になる予定ですし。


他にも、舞鶴市政策づくり塾では、

仲間たちと政策提言を完了させなきゃいけない。

それが2月の予定。


東海バネ工業(株)様とは、

進行中のプロジェクトを抱えてる。

これは年内。


うん、しばらくは途方に暮れる余裕もなさそうだ♪

まだまだムチを入れなければ(^^

2012年10月11日木曜日

お世話になりました....

今日は、報告をひとつさせていただきます。


14シーズンに渡ってを続けてきました、

チェアスキーアルペンレースの活動を、

ひとまず休止することといたしました。


突然、何でそんなことを?とお思いの方もおられるかな(^^;


「ソチ」へは、今シーズンのナショナルチーム入りが最低条件でした。

今シーズンから「パラリンピックチーム」が編成され、

「パラシーズン」に入っていきます。


追加招集はあり得ないというのがチーム方針であるらしく、

それはつまり、「ソチ」の可能性がなくなってしまったことを意味します。


その瞬間、ふと考えてしまったのです。

「長い道のりだったなぁ....」と。


進んでいく先の大きなものよりも、

これまでの道のりの長さを実感してしまい、

さらにもう一歩、足を踏み出すことをためらってしまいました。


カッコつけた言い方をすると、

「モチベーションが途切れた」ということなんでしょうか....


カメの歩みはまだ止まってはいませんし、

まだまだ速くうまくなっていけるとは考えていますが、

その歩みと時間の流れと、

そして「世界」のレベルアップの凄まじさとを比べたとき、

「もう、そこには届かないかな....」と実感していまいました。


かつては、自分の妄想を盲信し、

どんなに辛いことがあったとしても、

どんなにダメ出しをされても、

「そこへ必ず届く」と言い切ってきましたが、

今回ばかりはその言葉が出てきませんでした。


「長野」の映像を見てから、

「パラリンピック出場」という、

大きな夢を追い続けてきました。


スキーの経験などほとんど無いσ(^^が、

チェアスキーについて何も情報を持たないところから始めて、

本当にカメのような成長をしながら、

少しずつ、でも迷わずに、夢に向かって進んでこられたと思っています。


「長野」を見て、「ソルトレイク」へ!

それがダメでも「トリノ」にはと活動を続け、

せめて「バンクーバー」と思い直し、

泣きのリベンジで「ソチ」を....

今から考えれば、七転八倒の競技人生でしたなぁ(^^;


おかげさまで、いろんな方々の応援をいただき、

そしていろんなことをお教えいただき、

大変ありがたいご縁をいただいて、

山本新之介はここまでこられたことと考えています。


長いキャリアの間、いろんないろんな方々に支えていただいたこと、

本当に感謝しています。ありがとうございました!


山本新之介の成績を期待しておられた方へ、

そして、家族を含めていろんないろんな方々に、

さんざんな迷惑をかけ続けてしまったこと、

あわせてお詫びいたします。


これで、全ての「糸」がプツッと切れたわけではなく、

実は、気がつかないうちに紡いでいた「別の糸」がありました。

これからは、その別の糸を手繰っていくことが、

「目標」であり「夢」となっていきます。


それらはまだはっきりと見えてはいませんが、

追々と言葉に、文字にすることもあろうかと思います。


「目もくらむ高さ」を書き綴ったこのブログでしたが、

これからは、「果てしない長さ」と向き合っていくことになるのでしょう。


このブログをご覧いただいているみな様には、

これからも変わらぬお付き合いをいただければ嬉しく思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


いままでありがとうございました!

そして、これからもよろしくです(^^

2012年10月9日火曜日

とうとうこの時がきたか....

仙台遠征記にかまけている間、

実は、ひと言では片付けられない事柄を迎えました。


ごく近いうちに、このブログで公表いたしますが、

ひと言ふたことでは言い表せませんので、

今日のところは、「予告」だけしておきます(^^


もったいぶるなって?

もったいぶった挙げ句に、

ハズすのはいつもの事じゃないですか(^^;

ご愛敬♪


ひとつだけ、言っておこうかな(^^

このブログ、リニューアル決定!です♪

2012年10月8日月曜日

帰ってからが宴会....

【最終日:帰宅】

東日本車いすハンドボール大会参戦記最終回!
(妻「ああ、ようやく終わるんだ....」)



ホテルのチェックアウトは午前10時。

伊丹行きのフライトは午後2時45分発。

ビミョーな時間が残ってしまったものです(^^;


ホテル空港まで1時間ぐらい、

レンタカーを返したり搭乗手続で1時間。

出発ロビーには余裕を持って30分ぐらい前には行かなきゃな....

となると、自由時間は2時間ぐらい。


そんなシビアな観光はあまりしたくありません。

それにこの日も雨雨雨....どこに行くにも雨はイヤですぅ(^^;

てことで、空港内を片っ端から歩くことに。


まずは展望台。

1人100円の有料展望台。

空港の景色は、いくらでも時間をつぶせそうです♪


上ってみると目に入ってきたのは、波飛沫の上がる海岸線。


































脳裏によみがえるあの映像....


ああ、あの風景がここまできれいになったのか....

まだまだ津波の名残が残っていた空港周辺でしたが、

ここまで戻すだけでもずいぶんなご苦労があったんでしょうねぇ....

そういえば、レンタカーでも「ここは仮店舗です」なんて聞いたなぁ。


うろうろするつもりで空港に来ましたが、

ずいぶんな時間を、展望台で過ごしていました。


午後1時を回ったことと空腹に気がつき、

レストランで「もさもさ飯」(^^;


そうだよ、空港の外で食べてくればよかったんだよ!

もっといろいろなチョイスがあったに違いない!

....どうも、「食」には無頓着ですねσ(^^;


お土産を手配して、検査場。

毎度毎度、義足に反応するゲート。

いつも考えるのですが、義足のパイプ部分に、

薬とか武器とか仕込ませていたらバレるのかな???
                     ソンナコトカンガエチャイケマセン


写真は、出発ロビーから見た、食事中の機体(^^



















乗り込んだ座席は翼付近の窓側♪

















この眺めは大好きなんです。

翼のいろんな動きが見られるし、「飛んでる感」がありありで(^^


よくもまあ、こんなにたわんで折れないものだわ。
(写真↓は着陸後)

















これで翼のネジが飛んでるのを見つけたら、

おおごとなんだろうなぁ....なんて想像したりして。


そしてふと気がつく驚愕の事実!

飛んでる!しかも2本も!(^^;







←この辺










まあ、この部分だったら、全然影響はないんでしょうけどね....


降り際、こっそりとCAに報告。

あんなにニコニコしていたおねーさんの表情が、

一瞬で凍りついていきました。

そりゃそうだな(^^;








待ちくたびれていたレガシーに再会し、

あと1時間の帰り道中へ。













いやぁ、長かったようであっという間の4日間、本当に楽しめました!

ありがとう仙台!また遊びに行きます!(^^

2012年10月7日日曜日

大会アラカルト....

いやぁ....

ちょいとばかし、間を空けてしまいましたねぇ(^^;

申し訳ありませんでした♪


では、参りましょう!

東日本車いすハンドボール大会参戦記その6!
(妻「引っ張るねぇ....」)


【2日目と3日目】
大会期間中に興味深かったこと、何点かご紹介しましょう!

まずはこちら。

















多分、小さなホワイトボードにコート模式図が書かれてあり、

磁石とマジックで戦術を検討しているのでしょうか。

こういう道具は、車いすハンドボールといえども常識になっていますね(^^


次はこちら。

















ユニフォームにネームを入れるチームが多いですが、

こういった「洒落っ気」のある選手がいました。


こういうセンスは大好きです♪と思ったら、

これは3人で完成するらしい。

















メールアドレスの完成なんだそうな(^^

並んでもらうだけでは面白くないので、3人で肩を組んでもらいました。


写真撮っていてぼそっと聞こえてくる言葉。

「なんか、ベタベタする....」

余計なことさせてごめんね(^^;


ところで、閉会式では各チームの優秀選手が特別賞として表彰されました。

ありがたくも、σ(^^まで選んで頂いて♪






















ところで、この優秀賞の選考基準は?得点数とか?

「んー、イメージというか、雰囲気ですね」

それはそれは、お気遣いありがとうございます♪


また、「我が」宮城フェニックスは、

聞くところによれば3年ぶりの優勝だったそうです。

一昨年は、主軸の一人であった方が病気で亡くなられたため。

去年は、震災のため開催できず。


「ようやく優勝カップを渡せた」

















かつてメンバーだった方のユニフォームの前に、飾られたカップ。

σ(^^も少しなりとも優勝に貢献できたようで、とても誇らしく思えました。

頂いた優秀賞のメダルを持って、優勝カップと「彼」と一緒に。


「連覇が懸かっています。来年も必ずお越しください」

もう、オファーが入りましたか(^^;

前向きに検討いたしますね。

















会場の撤収作業が終わり、チームで最後の記念撮影。


夜は夜で、祝勝会♪

痛飲した後の〆はラーメン、というのは全国共通なんでしょうね。


「どこがいいですか?」と聞かれて、

「The仙台」というようなラーメンを!とリクエスト。

「んー、この辺には店の数はそんなにないですねぇ。
              ここか、天下一品か....」


じゃあ、天下一品で♪

おいおい、仙台まで来て天一かよ?と思われたかもしれませんが、

天一は、お店ごとにビミョーな味の変化があって、

食べ比べるととても面白いのです。


このお店で面白かったのはメニュー。

σ(^^の近くでは「こってり」と「あっさり」という違いがあるのですが、

このお店では「天下一品」というのはメニューの名前(^^;

















メニューにびっくり、味にびっくり。

いつもよりはるかに「こってり」、

てゆーか、「どろどろ」という方がぴったりなスープ。

これは病みつきになります♪


堪能したその後、σ(^^はチームの若者(♂)と、

二人で夜のまちへ消えていったのでした....


次回「帰るまでが遠足」

2012年10月4日木曜日

(偉そうに)σ(^^;的総括....


(東日本車いすハンドボール大会参戦記その5)
【3日目その3】

宮城フェニックスのメンバーに限らず、

どのチームについても言えることですが、

こちらの大会は本当にレベルが高うございました(^^


他の4チームは学生が主体。

まず、なんと言っても若い!

元気が有り余ってる(^^


体力的に余裕があると、本当にいろんなプレイが可能です。

なんと言っても、走れなければゲームは組み立てられません。


そして、各チームともとても雰囲気がよくて、

心理的なプレッシャーがない。


そんなチームが繰り広げるゲーム展開には、

そう簡単につけいる隙というものが見えてこないのが現実。


動き回って、フェイントモーションも多用し、

フェイントとも言えないような視線の動かし方なども全て使い切って、

ようやくディフェンスをかわす。


そうして奪い取ったポストのポジションも、

次の瞬間にはディフェンスに囲まれてしまい、パスが通らない。


2枚までのチェックなら、

囲まれることなくシュートコースの確保が出来るのですが、

3枚目に付かれるとどうしようもなくなります。


σ(^^に3枚付くことで他の局面は、

4人対2人となるはずなのですがそんな単純な計算は通用しません。


その都度、状況を把握して、動き方を工夫し、

必ず、シュートコース上に誰かがいる。

なかなか厳しいものがありましたよ♪


ひとつだけ、偉そうにアドバイスすることがあるとすれば、

チームごとの「戦術」というものが少ないように感じました。


いろんな攻め方守り方、

個人技とチームプレイの連携という点については、

もうひと工夫という所だったでしょうか。


ぐいぐい曲がるシュートや、

いつも間にそんなところにいる!

という選手の動きには目を見張りましたが、

単発で終わってしまっていたのが残念。


こちらで開催している近畿リーグでは、

来年度の課題として、

「戦術マニュアルの共有」とということを考えています。


まず、基本的な動作をまとめる。

それを普段の練習で徹底する。

そして、各チームでオリジナルオプションを手に入れる。


そのオリジナルに負けてしまえば、

それを破るオリジナルを考える。


そういう繰り返しで、ゲームのレベルを高めていき、

見る側にとっても迫力あるおもしろいものにする。

そうすれば、新しく「やってみたい」と思ってもらえるかもしれない。


「やってみたい」と思ってもらうことが「普及」の第1歩かな?

そんな車いすハンドボール界を作っていきたいです(^^


「近畿」と「東日本」、お互いに盛り上げていきましょうね!

2012年10月3日水曜日

宮城フェニックスはここまですごい!....


(東日本車いすハンドボール大会参戦記その5)
【3日目:その2】


この記事は、決勝戦の映像を元に解説します。

ちなみにσ(^^は「白5番」ですので、ご注目!


単純なポストプレイはこの通り。(前半2、0:55頃
この時はダブルポストです。


ポストがディフェンスを引きつけている間、
隙間を見つけてミドルやロング。(前半1、1125頃

















σ(^^がよくする「壁」。
飛び込んだサイドでディフェンス2枚をブロック。
その結果、フリーのシュートで得点。(前半1、1125頃

















σ(^^がサイドから逆サイドへ走り抜ける。
それを追うティフェンスは一瞬、陣形を乱す。
その隙間からシュートが入る。(後半2、0:30頃

















                 

















                 

















シュートが決まらず攻守交代。
σ(^^がポストをめがけて走る。
ディフェンスはさせまいと並走。
その死角から、別のプレーヤーがポストに入る。
σ(^^はポストプレーヤーの背面をキープ。
パスコースを確保。(後半1、6:50頃


















逆に、ディフェンスは....まず戻る!
ボールが運ばれるより先に陣を組む!

しっかりとゾーンを決めれば、
各自がチェックしている敵のビブナンバーを口に出す。
そうすることで、両隣の選手に、誰をチェックしているかを知らせます。
ポジションチェンジが起きても、
「何番を流す。何番を見る」と宣言することで、チームで対応できます。

どちらかのサイドにオフェンスプレーヤーが偏れば、
それに合わせて陣形も変えていく。
(ディフェンスの図解は、割愛!^^;オイ

ターンオーバーでは、まず速攻を窺う。

失点後のリスタートは、ディフェンスが立て直せない間に始める。


改めて見てると、σ(^^が勝手に動き回っているだけなのに、

きちんと対応して頂けるチーム力には脱帽です(^^

宮城フェニックス、やっぱりすごいチームでした♪


次回「σ(^^的総括(かなり偉そう)....」

2012年10月2日火曜日

百聞は一見にしかず....


(東日本車いすハンドボール大会参戦記その4)
【3日目:決勝戦】


どんなゲームをしていたか、

実際に見て頂く方がわかりよいでしょうかね(^^


何とか勝ち上がっていった決勝戦。

チームメイトに無理をお願いして撮影してもらった1戦です。

どうぞご覧ください!


UNITY VS 宮城フェニックス

前半1(タイムアウトまで)


前半2(タイムアウト明け)


後半1(タイムアウトまで)


後半2(タイムアウト明け)



もともと、「宮城フェニックス」と、

σ(^^たち「ドリーマーズ」のプレイスタイルは同じ、

ポストプレイが中心です。


ポストプレーヤーが、

ゴールエリアに飛び込む。

パスを受ける。

シュートを決める。


ポストをとれない局面は、他の誰かが入る。

ラストパスが通らない局面では、ロングシュートが次のオプション。


まあ、だいたいこんな感じでゲームが進みます。

当然、点の取り合いで終始し、ミスの数だけ点差が開きます。


ミスの少なかったフェニックスは全国制覇をし続け、

それに引き替えσ(^^;たちは....

その精度は、映像からも見て取れます。


σ(^^にパスが通らない場合、

ドリーマーズはプレイが止まってしまいますが、

フェニックスは次から次へと、

対応できる選手にボールが回っていきます。


次回「宮城フェニックスの戦術と精度」

2012年10月1日月曜日

車いすハンドボールルールブック....

(連投ネタも、車いすハンドボール^^;)

かねてから、やいやいと言い続け、

ようやく作製して頂いた一冊のルールブック。


そう!これまで何度となく全国大会が開催されていながら、

存在しなかった幻の競技規則!

ようやく入手いたしましたので、

ここにリンクを貼っちゃいます!(^^;


え?このブログの右側に貼ってあんじゃねーかって?

あれは、毎年のようにルール改正が行われる前のものです。

ルール改正も、「監督会議申し合わせ事項」という対応ですすめられ、

プレイヤー側も、「又聞き」程度にしかルールを把握してしませんでした。


ようやく、「文字情報」としてルールを入手出来ました!

本当に嬉しいことです....(^^


「細かい文言については、修正が必要な部分もある」

という注意付きのものですので、「未定稿」としてリンク貼りしますが、

今年度の全国大会は、このルールで行くようです。


では、車いすハンドボール関係者のみなさん!

お待たせしました!新しいルールブックはこちらです!


平成24年度車椅子ハンドボール競技規則(未定稿)


1ページ目のタイトルからいきなりツッコミがあるかも知れませんが、

そこはそれ、ご愛敬ということでお許しを(^^;


また、修正が必要であるような部分については、

σ(^^にメールを頂いたら、連盟のご担当に転送します。


ん?誰ですか?

規則は破るためにあるなんて言ってるのは....?(^^;

お好きなようにプレイしてください....


(東日本車いすハンドボール大会参戦記その4)
【2日目その2】

「チームオーダー?要らないでしょう。
 お互いにプレイスタイルはわかっていますから、きちんと対応できますよ。
 どうぞ思いっきりご自身のプレイをしてください」

宮城フェニックスのキャプテンに、

プレイスタイルを尋ね、フリーハンドを許されました。


「毎年、全国大会でしのぎを削っているライバル同士ですから、
 きっと、阿吽の呼吸でゲームを組み立てられますよ」と。


指示があったとすれば、

「山本さんのポジション、センターからセンターで」

というぐらいでしょうか。


オフェンスはポストプレイ主体で、ゴールエリアのど真ん中を取る。

ディフェンスは、自陣の真ん中でシュートコースを塞ぐ壁になること。

うん、それはいつものスタイルだから苦労しないけど....


そのポジションをキープし続けるためには、

ぎりぎりのドライブが必要です。


ポストを取りに行くためには、

接触ぎりぎりの間合いで車いすをコントロールして、

何人かを躱さなければならない。


その時、「当てないように」気を遣っていると、進入ラインは遠回り。

それはクイックネスが犠牲になります。

だからといって、いつものようにぎりぎりの所をすり抜けようとして、

いつものような接触をしてしまったら....


脳裏にちらつくイエローカード。

2枚で2分間の退場。

前後半合わせて30分のゲームのうち、

σ(^^がコート内にいられるのは果たして何分あるのか???


なんて心配でどきどきしていたのですが、

ゲームが始まればお構いなしでした(^^;


一度でも、「速ぇーっ!」とか「すげ!」とか言われると、

どんどん調子に乗っていっちゃうんです。

頭は真っ白(^^;


「こんなのぶつかったら車いす壊れる!」

なんて言われても、ぶつけないから安心おし♪とにっこり(^^


ああ、なんだか、本当に好き放題してしまいました。

たまには、勢い余って「コツン」とやってしまったりしましたが、

その瞬間はかなりのブレーキングをしていましたから、

ファールをもらうこともなく....


何度も何度もディフェンスをかわしてポストに入り続けていると、

「よし!入らせたぞ!作戦どおりだ!」とか聞こえてきたり(^^


今から考えると、

「空気読めないヤツ」みたいだったなぁ....

荒くたいプレイでごめんね(^^;

でも、ファールは1回も取られていませんからね♪


この日、宮城フェニックスは予選4つを3勝で折り返しました。

2日目は残りの1戦と決勝リーグ。

次回は決勝戦の模様を中心にお送りします♪