一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年10月31日木曜日

「待ち」の姿勢では何も動かない....

40歳になった時は、少々感慨深いものもありましたが、

過ぎてしまえば、もうミソもクソも変わりありません(^^;

42になったんだっけ?43だったか?

....計算するのも邪魔くせー♪


さあ、本題に。

連載「車いすハンドボールの今後」です(^^

前回までに、「歴史」は終えました。


どなたでもそうだと思うのですが、

「文句ばかり言うヤツ」はお嫌いではないでしょうか?

σ(^^も嫌いです。

そして、気がつけば「文句ばかり言う自分」に辟易としています。

こんな事ではいけません(^^;


で、状況を良くしたいといろいろと考えて、

いろいろ取り組んでいきたいと思っているわけです。

チェアスキーでもそうでしたし、車いすハンドボールでも同じです。


これまでの、σ(^^たちドリーマーズは、

まずは「楽しむ」そして「勝つ」という事を意識して、

「目の前の大会に集中」してきました。

負けるのはいいとしても、次は勝てるようにと練習を重ねます。


これが良かったのか悪かったのか、

それぞれの大会では、宮城フェニックス戦を除いて、

まず負けることはなくなりました。


同時に、ドリーマーズと戦うチームから戦意を奪ってきたようです。

勝敗どころか、ひどい時には「35-2」などという圧倒的な結果を突きつけられて、

「次こそは」なんて考えるチームなんて、そうそういないでしょうね。

唯一の例外は、「大阪NRF(ネルフ)」さんのみです。


さて、ここで「ニワトリたまご」論の出番なのですが、

「勝てないから頑張ろう」とするのが先か、

そもそも「練習する体制にない」から勝負出来るほどの練習が出来ないのか、です。


練習を頑張るためには、練習する場所やチームが必要ですが、

そういった体制をイチから作っていかなければならないのも大変です。


大会直前に結成された即席のチームが一念発起したとしても、

定期的に練習する場所を確保するのも大変なはずです。


練習もままならない即席チームが、

大会でスコスコにやられて「一念発起」しようとも思わないでしょう。


ニワトリが先か卵が先かに似た、この悪循環を止めるには....


会場を確保して、「車いすハンドボール体験会」を企画したとしても、

さて、どのぐらいの人が来てくれるかな?


大学や養護学校などに「飛び込み営業」を仕掛けたとして、

実際に取り入れてくれるのはどの程度あるのかな?


なかなか、先の読めない話です(^^;

となると、「現場から少しずつ」が基本になりますな。


まずは、現在のチームが活動しやすいようにサポートするのがお仕事に違いない。

もちろん、健常者だけでは話になりませんので、障害者の方々へも働きかけなければ....


そして、「連盟が何もしない」などという批判一辺倒でもいけません。

それはそれ、これはこれで、出来ることから始めていかないとね♪


具体的にどうするかは、次回に(^^

次回「楽しく見えなければ誰もしない。楽しく見せなければ誰も見ない」

併存する3つのルール....

いきなりですが、ここで質問です(^^

「2年間」ときいて、みなさんはどのように思われますか?

長い?短い?なんにしても、結構な時間だとは思うんです。

あてのないことを思い続けるには、σ(^^にとって2年というのはあまりにも長すぎました。


「全国大会」の開催が決定したと聞いた時、

あれから、もう2年も経ったんだね」と思うぐらいに、です。






いつ行われるのか解らないイベントを

待ち続けるほど、殊勝ではないσ(^^は、

相も変わらず「本業」のチェアスキーに

勤しんでいました♪





この間、全国大会運営サイドではいろいろとあったようですな。


まず、車いすハンドボール本家「京都ルール」では、

早々に「全国ルール」との連携を拒否します。

「もともと、競技性を低くしたルールなのに、

 本格的な競技大会への関与は矛盾する」

というところでしょうか。


そりゃそうですわな(^^;

「椅子バス」が出来ない重度障害者のために作られたルールなのに、

健常者と戦わなくてはならない「全国ルール」に荷担する意義はありません。

この時点で「2つのルール」となります。


一方、「大阪」との軋轢も生まれたようです。


「大阪」では「国体」の翌年、「全国」に先駆けて、

「全国ルール」を取り入れた第1回大阪大会が開かれます。

その時点では、「大阪を足がかりに全国へ!」と謳われていましたが、

何回かの全国大会開催後、連盟内部で「何か」がありました。


最も熱心に取り組んでいた大阪の役員さんたちが連盟から離脱。

「大阪大会」は独自路線を辿ることとなりました。


しばらくは「大阪」も「全国」もルールは共通でしたが、

「全国ルール」はより競技性を高めた(健常ハンドに近づけた)ものに改正され、

大阪大会は「旧全国ルール」での運営のままとなりました。

こうして「3つめのルール」が出来上がったわけです。


以来、3つの団体は「不干渉」、「非協力」の姿勢で、

今日までその冷え切った関係を維持しているわけです。

なんだか、プロレス団体みたいですな(^^;


車いすハンドボールの歴史を簡単に綴れば、こんな感じになります。

ただ、これは「近畿」の事情です。


「東日本」では、ルールは「全国」ひとつのみ。

それぞれの進化が同じ道をたどるはずがありませんが、

近畿と共通して言えるのは、どちらも「普及」に手こずっているということ。


「東日本」では「東日本大会」または「全国大会」の制覇が目標。

そういった雰囲気の中で、障害者への普及がなかなか進まない。


「近畿」では、「楽しんで」プレイする障害者が「そこそこの数」でいるのですが、

「京都」、「大阪」から「全国」へ参加しようという雰囲気までいかない。


そんなこんな何やかんやでいつの間にか、

健常ルールをアレンジした「世界ルール」で、

「世界選手権」が開催されるにまで至りました。

これが「4つ目のルール」です♪


さあ、どうする?日本の車いすハンドボール界???


....ちなみに、「世界選手権」では、

南米各国とオーストラリアのみの参戦だったようで、「EHF」の参戦はありませんでした。

ハンドボールの本場ヨーロッパと「何か」あったのかと勘ぐってしまいます(^^;


以上が、歴史を踏まえた車いすハンドボール界の現状です。

じゃあ、とりあえずは何から手を付けていこうかね?


ということで、遅くなりましたがコメントのご紹介です♪
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10月28日(月):「2001年って、ずいぶん昔の話だなぁ....」

大阪NRF(ネルフ) Fukushima様のコメント

「連載ありがとうございます。
 車いすハンドボールに携わる人間としてとても興味深く、
 そして個人的に待ち焦がれていた話題に結構テンション上がっています(笑)

 全国同様、変革が必要な大阪においても、繰り広げられてきた大阪の歴史を知り、
 今後の展開を考えていきたいと思っています。
 勝手な要望ですが大阪の歴史も織り交ぜて、
 車いすハンドボールの歴史を振り返っていただけるとたいへん嬉しいです(願)」


ありがとうございました!

取りあえず、解る範囲で「大阪の歴史」を書いてみましたが、
肝心の、連盟との確執は解らずじまいです。
想像するに、あの会長と....何か「いいこと」があったに違いない(^^;

「京都」とは違い、「大阪」は「前向きな離脱」ですから、
将来の展望を描くには「いい環境」にあるのではないかと思います。

こちらも出来る事はお手伝いしたいと思いますので、
思い切って、「大阪」を盛り上げていってください!

そのうち、「全国」が頭下げてくるぐらいに♪
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さて、今後は何から手を付けようかな....

次回「出来る事から粛々と」

2013年10月28日月曜日

2001年って、ずいぶん昔の話だなぁ....

いやいや、今朝は寒かった(^^;

思わず石油ファンヒーターに火を入れちゃいました♪


さて、前回から「車いすハンドボールの歴史」を綴っています。

2001年の「国体」の話からでしたね。


2001年といえば、今の小学6年生や中学1年生が生まれた年。

ミレニアムの感慨もまだ冷めやらぬ時期。

全国障害者スポーツ大会の第1回大会が宮城県で開催されました。


かつて京都から伝わった車いすハンドボールがこの大会のオープン競技として採用され、

この時から「良くも悪くも」車いすハンドボールは大きく広がりを見せることとなりました。


京都大会では無敵を誇ったドリーマーズは、

「国体」という場でその強さを見せつけてやる!

と、意気揚々乗り込むのです(^^


予選リーグで「宮城フェニックス」と初対決。

どんなチームが参戦しているのかさっぱり解らない中、

いろいろ考えていてもしようがない。


てゆーか、

σ(^^たち強ぇし?

どこが相手でも関係ねぇし?

てな感じでプレイしていたのです。


失礼な話ですが、

宮城フェニックスに対しても同じスタンスでいました(^^;


当時の「京都ルール」は、運動能力に差が出ないように、

発祥時よりも速攻などの対応が出来ないようにルール改正が行われていました。


一方の「東北ルール」は発祥時のまま。


速攻をしにくいルールの下でプレイスタイルを組み立てていたσ(^^たちドリーマーズは、

東北勢の速攻を織り交ぜた猛攻に手こずります。


しかし、対宮城フェニックス戦を含め「予選を何とか勝ち上がった」ゲーム展開が、

σ(^^たちを楽観的な雰囲気にさせてしまいました。


ちなみに、後にも先にも宮城フェニックスに勝ったのはこの一回きり(^^;

決勝トーナメントでは再選した宮城フェニックスに「スコスコ」にやられて、

一回戦敗退の屈辱と共に帰宅したわけです。


敗因はシンプルです。

今までのやり方で間違いないと信じて疑わず、

当地のルールに対応しなかったことです。


それまでのドリーマーズは、「速攻」をしにくいルールの下で、

キーパーですらオフェンスのひとりと考えていました。

切り返しの展開が速くても、キーパーはゴールまで戻れる余裕がありましたから。


でも、「東北ルール」では、気がつけばゴールネットが揺れている状態でした。


キーパーをオフェンスに組み込んでいて、

そのキーパーが攻撃に参加出来なくなって、

「ひとり少ない」状態に対応出来なくなったということ....


で、「井の中の蛙の王様」は顔から火を噴いたと(^^;

懐かしく恥ずかしい思い出です♪


この国体後、「全国大会」が開かれる方向だと耳にしました。

そうなれば、今度は宮城フェニックスにお返しだと息巻くのですが、
                   (当時は「倍」とかなかったです^^;)
第1回大会まで、さらに2年の月日が流れます....


思い出話はこのぐらいで。

次回、「『全国後』の車いすハンドボール界」

2013年10月26日土曜日

どんなことにしても「歴史」は大切....

「歴史」と言えば、真っ先に思い浮かぶのが「学校の授業」ですよね。

もしくは「専門家の領域」というイメージでしょうか....

どちらにしても、ふつーに生活していると「シンパシー」なんて感じませんね(^^;


でも、何か興味のあることを掘り下げようとした時に、

「その歴史」を知っているのと知らないのとでは大きな差があると思うんです。


車いすハンドボールの今後を語るのであれば、

「車いすハンドボールの歴史」を手繰らなければということで、

まずはその発祥からまとめてみましょう。


そもそも、車いすハンドボールは、

車椅子バスケットボールに取り組む事が出来ない重度な障害者の方に、

「スポーツの楽しさ」を解ってもらいたいという発想から始まっています。


出来る限りシンプルで運動能力に差の出にくいルール。

危険な接触行為はダメ。

扱いやすいボール。

走りやすい広さのコート。

守りやすい大きさゴール....


様々な工夫を凝らして、いわゆる「京都ルール」が完成しました。

ルールが出来上がった時に付けられたのが「車いすハンドボール」という名前で、

健常のハンドボールとは、一切関わりのないスポーツです。


重度の障害者のみではなく、老若男女健常身障問わずスポーツを通じて交流を深め、

楽しい時間を過ごそうと言うのが大目的です。


このルールで始まった「全京都車いすハンドボール大会」は今年で24回目の開催となり、

毎年毎年、この大会を楽しみにしている方々が多くの参加をされています。


そして、一番最初にこのルールが京都を飛び出した先は東北地方でした。

彼の地でも車いすハンドボールは普及し始め、

東日本大会として開催が続けられていたようです。


ただ、「京都」と「東北」は遠く離れているので互いに交流し合うこともなく、

σ(^^自身、東北地方で車いすハンドボールが盛り上がっているなんて全く知りませんでした。


そんなふたつの地域が相まみえる機会がありました!

宮城県で開催された全国障害者スポーツ大会(いわゆる「国体」)に、

オープン競技として車いすハンドボールが採用されたのです。


当時、京都ルールにおいてすでに「無敵」を誇っていたσ(^^たちドリーマーズ。

例え開催地が遠くアウェーであったとしても、

「負け知らず」で、発祥地のチームという「プライド」も合わさって、意気揚々と乗り込みました。


そして、現在にまで至る因縁のライバル、

「宮城フェニックス」との初対決と相成るわけです(^^


次回「死闘!初対決!!」

2013年10月24日木曜日

車いすハンドボールの今後....

このブログをご覧になっている方だけでなく、

どなたも「趣味」をお持ちではないでしょうか?

どんなことでもそうだと思うのですが、

「趣味」を始める時には「何かのきっかけ」があったと思います。


それが何かはいろいろとあるでしょうが、

おそらくは「楽しそう」という思いが間違いなくあったのではないでしょうか?

無理矢理やらされて、イヤでイヤでしょうがなかったけども、

いつの間にか楽しくなったという方もおられるかも?ですが....(^^;


車いすハンドボールでも同じです。

「楽しそう」だから始める。

それは間違いないことだと思います。


そして、「楽しくない」から続かない。

σ(^^たち経験者は、「楽しそう」に見せなければなりませんし、

「楽しくない」と思わせてはいけないと思うんです。

その上で「車いすハンドボールの普及」に取り組まないといけません。


今回から、「車いすハンドボールの今後」のために、

頭を整理してみようかなと思います。


車いすハンドボール界で中心的な存在は、

「王者」宮城フェニックスさんと、

「障害者」を混ぜて編成されている大阪NRF(ネルフ)さん、

そしてσ(^^たちドリーマーズの3チームです。


各チームで共有している課題は、「車いすハンドボールの普及」。


ここ数年の全国大会では、

だいたいいつも同じチームが集まって、

だいたい同じ内容のゲームが展開され、

そして全く同じ結果が続いています。


11回の開催の間、姫路、岡山、和歌山、滋賀、徳島と会場が変わりました。

会場を変えていくことで、それぞれの地区での普及に繋げようという目論見が、

連盟にはあるんでしょうけども、全く効果は出ていません。


それぞれの会場ごとに「新たなチーム」が参加してきましたが、

「常連」というほどに定着してきませんでした。

全国大会にあわせて急遽編成されたチームが、

宮城フェニックスさんやσ(^^たちドリーマーズと対戦して「スコスコ」にやられちゃったら、

モチベーションなんて続くはず無いですわな(^^;


ところで、今回の開会式や閉会式では、役員の挨拶でこんな言葉がありました。

「JPCの正規加盟団体になるには、『障害者のチーム』が20チーム必要だ」

「現在の連盟では、スタッフが決定的に不足している。

   世界を見据えたご意見やご支援をお願いしたい」


そりゃ、言いたいことは山ほどありますよ?

でも、かつても意見具申をしましたが、全て無視されてきておりますが?

連盟内部でも不平不満があるように聞きますので、

そもそもが組織の体質の問題でしょうね。


まあ、組織批判を繰り広げていても詮無きこと。

連盟は連盟で活動してもらったらよろしい。


σ(^^が今考えているのは、

宮城フェニックス、大阪NRF(ネルフ)、そしてドリーマーズの3チームで連携して、

少しずつ車いすハンドボールの発信をしていけないかということです。


そのためには、何から手を付ければいいのかな....?

2013年10月23日水曜日

いろいろな思いと団体競技の難しさ....

しばらくは、車いすハンドボールネタで引っ張れそうです♪

まずは、頂いたコメントのご紹介から(^^
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10月21日(月):「やっぱり「不思議な負け」は無かった....」

匿名(ikuo)様のコメント
「全国大会お疲れ様でした。
 今年もハードな試合が出来て嬉しかったです。
 個人的には、お互いの手の内を理解した上での、心理戦だったと思います。
 来年も、良い試合が出来るよう頑張ります。
 今年よりも強い宮城フェニックスにご期待ください(^o^)」


ありがとうございました!

本当は、もうすこし宮城フェニックスさんを焦らすつもりでしたが(^^;
これまでお互いに、さんざんやり合った間柄です。
少々のことでは、上下関係はひっくり返りませんでしたね....

「今年より強い宮城フェニックス」???
ホント、勘弁して下さい(^^;


大阪NRF(ネルフ) ふくしま様のコメント
「全国大会、そしてその動画編集お疲れさまです。

 宮城フェニックスのみなさま、優勝おめでとうございます!
 決勝戦はとても勉強になりました!

 我がネルフは今大会、ドリーマーズさま・宮城フェニックスさまと対戦することができました。
 結果は惨敗。ボールコントロールや決定力以前の反省点が山積みの大会でした。

 2週間後の大阪大会では、今回の反省をバネに
 ドリーマーズさまとの再戦に臨みたいと考えています。
 よろしくお願いいたします!」


ありがとうございました!

こちらこそ、全国ではお世話になりました(^^
お互いに、宮城フェニックスさんは高い壁ですなぁ....

さて、撮影頂いた決勝戦の映像ですが、いかがでしたか?
こちらとしては、本当にいいアングルで撮って頂きました。
大阪大会ではゲームの合間をみて、動画を見ながらチームディスカッションの予定です。

そして、大阪大会の決勝戦では、
全国では叶わなかったベストメンバー同士でのゲームを楽しみましょう(^^

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コメントにもあるように、σ(^^の思いとikuo様の思いが、

それぞれの立場で微妙に違っていて面白いですなぁ。


σ(^^の思いとしては、

これまでのオフェンスを応用させたオプションを用意して、

その目論見は当たったと考えていたのです(結果はともかくとして....)。

一方、Ikuo様の思いによれば、お互いの手の内を解りきった上での心理戦だったと。


考えてみれば、「いい感じ」で攻められたと思いつつ、

土壇場でミスを繰り返してしまうのは練習不足とメンタルの弱さが原因です。


メンタルの弱さをさらけ出してしまうほど、

フェニックスディフェンス陣のプレッシャーがきつかったということでしょうか。

そして、その弱さを克服するだけの経験を、1年の間に積めていなかったということ....

いやいや、勉強することが多いですなぁ(^^


じゃあ、どうするの?ってことが問題なのですが....

何はともあれ、「生きたゲーム」を多く組んでいくということでしょうかね。

その繰り返しで「実戦経験」を積むほかありません。


東日本大会に参加して感じたのですが、

彼の地では大学生たちがたくさん参加していて、

その全員が「打倒宮城フェニックス」を信じて目の色を変えています。


宮城フェニックス代表のIkuo様のブログにもあるように、

「全国大会よりも連覇の難しい東日本大会」なのです。


方や近畿圏はどうかと言えば、かつては大学生の参加も多く、

「全国制覇」を果たしたチームもあったぐらいに、

レベルが高かったものですが、それも今は昔。


学生以外でも、大会のたびにメンバーが揃うかどうかが、

心配の種というところが少なくありません。


実はσ(^^たちドリーマーズも「ギリギリ」のメンバーでして、

今回の全国大会Day1(予選リーグ)なんて2名が不参加で、

急遽、マネージャーに参戦してもらったぐらいで(^^;


なんでそんなチーム事情のところが多いの?


それもこれも「普及」がしっかり出来ていないからなんです。

「普及」が進まなければ、「競技力」も上がりません。

全国大会でも「楽しけりゃいい」とは言っても、

強いチームに、「スコスコ」にやられて楽しいはずはないんですよね。

そんな状態で「普及」なんて進むはずありません。


....んー、堂々巡りになってるな(^^;

これは一度、きちんと頭の中を整理しなければ。

てことで、例によってだらだらと連載始めますのでよろしくです♪

2013年10月21日月曜日

やっぱり「不思議な負け」は無かった....

ちょいと疲れ気味ではありますが、

元気いっぱいに月曜日を迎えた山本新之介です(^^


すでにお知らせしていたとおり、この週末は、

第11回日本車椅子ハンドボール大会に参加してきました。


大方の予想に反せず、今年も優勝カップは飛行機で仙台に飛んでいきました(^^;

















まずは、優勝した「宮城フェニックス」さんに敬意と嫉妬をこめて、

おめでとうございました!と申し上げたい♪


とりあえず「百聞は一見にしかず」です。

決勝戦の模様をお送りします。


撮影は「大阪NRF(ネルフ)」のFくしま様です。

無理をお願いしました。

本当にありがとうございました!






(いずれも、ハーフタイム又はタイムアウトで途切れています)


ご覧頂いてお解りのとおり、

σ(^^たちドリーマーズはミスを連発、

ミスの数だけ点差が開いていきました。


この車いすハンドボールのルールは、

実力が拮抗している2チームが対戦した場合、

点差がそんなにつかないような作りになっています。


その理由のひとつは、得点後のリスタートにあります。

得点後、ボールはセンターラインに戻され、

再開の笛までオフェンスは敵コート内に入れません。


その間にディフェンス陣はしっかりと構えることが出来るので、

そう簡単に攻め込むことができなくなるのです。


一方、シュートやパスの凡ミスなどで得点出来なかった場合は、

「足の速い」プレーヤーがボールを待たずに攻め込んでくるので、

守備は後手に回らざるを得ないのです。


で、ポストにしっかりと入られてしまえば、

そのポストプレーヤーを潰すために本来のディフェンスの形を崩さざるを得ない。


そして、状況に合わせて振り回され得点される。

そして、再び「不利」なセンターリスタートを強いられミスを犯す....

その繰り返しで、圧倒的な大差となりました。


この結果が全てで、敗者に抗弁の機会はないのですが、

あえて「負け惜しみ」を書かせてください(^^;


前の投稿にも書いた通り、

王者「宮城フェニックス」の「突破口」は間違いなくありました。

そして、そこを突く作戦も的中していたと思うんです。

実際に、宮城フェニックスのディフェンスは崩せていたと実感してます。
          (先方の評価は違うかも知れませんが....^^;)


ただ、なんといっても「決定力」不足。

そして、中盤のボールコントロールの未熟さが致命的でした。


司令塔の負傷やくだらない退場行為などもあり、

言葉を選ばずに表現するならば、

σ(^^;たちドリーマーズの「自滅」以外のなにものでもないと言ったところですね。


でもまあ、「来年」に向けた大きな収穫があったことも確かです。

また1年、頑張っていきますよ♪

2013年10月19日土曜日

とうとう始まった....

国内でも雪の頼りが届いています♪

どうやら今年の冬は「本格的」なんだとか(^^

ウインタースポーツをする方々にとっては朗報ですが、

日常生活でも雪道とか雪害とか、「冬将軍」にはくれぐれもご注意を♪


さて、こちらも「本格的」な活動が始まりました。

日本障害者アルペンスキーチームが、

本日、成田からヨーロッパへ飛び立ちました。


まずはシーズンインの合宿ということで、体慣らしから入るのでしょうね。

羨ましいったらありゃしない♪

σ(^^;は指をくわえて見ているしかありません....


ソチシーズンの幕開けですが、

彼らにはしなきゃいけないことが山ほどあるようです。


そのうちのひとつ、σ(^^も関わっている「秘密兵器」の仕上がり具合も気になります。

それはなんぞや?と聞かれましても「箝口令」が敷かれていますので何がどうとか言えません。


ひとつだけ言えることは、

秘密兵器が完成の暁には、

ジャパンシッティングチームは「無敵」になるということです(^^


ちまたで流行の、何とかジャパンという言い方をすれば、

ストレートにこういう表現でいかがでしょうか?

「Invincible Japan」
   (インヴィンシブル ジャパン)

もう、強さを表現するには直接的な言い方がよろしいかと♪

スペインの無敵艦隊(Invincible Armada)みたいでカッコ良くないっすか?(^^
        (ちなみに、発音は「インヴィンサボゥ」か近いようです)

そうなりゃ、「ジオンはあと10年は戦える!」という感じでしょうかね♪
        (劇中では半年しか保たなかったジオン公国でしたが^^;)


σ(^^はと言えば、いくつかのテストがありますので、

1~2回は滑りにいかなくてはなりません。


また、現役の頃お世話になった方へのご挨拶もまともに出来ていなかったりするので、

遅くなったお詫びも込めてきちんとご挨拶をしにいかなくては....


何よりも、普段お会い出来ない方々や戦友たちと、

雪上で顔を合わせられるのが楽しみで(^^


何はともあれ、冬が始まります!

どなたにとっても、今年の冬もいいシーズンになりますように♪

2013年10月18日金曜日

全国大会前夜....

とうとう、車いすハンドボールの全国大会の週末を迎えます。

まあ、「Day0」になったところで、今さらあがく事も無し♪

淡々と、することをこなすだけです(^^


大事なのは「結果」ではなく、「結果を求める姿勢」だと思うんですよ。

本番までに、「貪欲」に「結果を求めた者」のみが、

その結果を「得る権利」を持つことが出来て、

その思いの強さやトレーニングの質と量が上まった方に軍配が上がると思います。


まあ、「勝ちに不思議な勝ち有り」と言いますから、

実際に何が起こるか解りませんが、

「負けに不思議な負けはない」んです。


今まで、σ(^^たちドリーマーズは、

「不思議ではない負け」を繰り返してきました。


負けることには必ず理由があります。

その理由や原因を、それなりに分析してこれまでを過ごしてきました。

その事実と経験を、当日にどれだけ「表現」出来るか....

事ここに及んで考えることは、もう、その一点のみですね(^^


宿敵「宮城フェニックス」は、代表のブログから拝察するに、

相当な思いで会場の徳島へ乗り込んでくるようです。

「王者」の「横綱相撲」....なんて恐ろしいことでしょう(^^;


一見、死角のなさそうなチームですが、

「針の穴」のような突破口も見つけています。

そこをどのように突いていくか....

今から楽しみでなりません♪


こういったことも、

一緒にこれまでいろいろと取り組んできたチームメイトがいるからこそ、

思いを馳せることが出来るわけです(^^ありがたや♪


また、他にも近畿圏では成長著しいチーム、「大阪ネルフ」の存在も気になります。

きっと手こずるどころか、かつて無い死闘を繰り広げることになるかも(^^;

さらには、とんでもない強さのチームが初参戦してくるかも知れません。


何にせよ、しなきゃいけないことはたったひとつ。

「淡々と、することをこなすだけ」

余計なことをすればリズムが狂って総崩れ。

しなきゃいけないことをしなくても総崩れ。


今年の大会は、「シビれる」ゲームが多くなるに違いない♪

明日の「Day1」は予選リーグです。

どんな組み合わせになっているのか、ワクワクします。


....でも、早いうちに宮城フェニックスと当たりませんように(^^;

2013年10月17日木曜日

沈黙は銀、雄弁は金....

「いや、そのタイトルでの表記は『逆』だろ!」

おっしゃるとおり(^^;

本来ならば「沈黙は金、雄弁は銀」であろうかと。


しかしながら、声を上げなければならない場面はいくらでもあります。

「そんな時」、あなたならどうしますか?


σ(^^は遠慮無く、言いたいことを言います♪


「あん時、言っておけば....」なんて後悔はしたくないですし、

「ほら!σ(^^が思っていたとおりになっただろ?」なんて、

後から「したり顔」をするのもみっともない話。

言いたいことは言わなければ....です(^^


今回のネタは、「京都府スポーツ推進計画」について。

スポーツ基本法が成立、それをうけて京都府では、

「京都府スポーツ推進計画」の制定を目指しているようです。

で、その「中間案」が出てきました。


京都府教員委員会では、

「その中間案を見て何か意見あったら教えてね(ウフ)」と、

意見募集をされています。


チェアスキーや車いすハンドボールなどの、

σ(^^の経験をもとに僭越ながら言いたいことは言っておこうと思います。
              (「僭越」という言葉の意味はよく知りませんが^^;)


まあ、計画全体の全てについてはとても書けませんが、

障害者の競技スポーツについては、思うところ多々あり。

夢と希望を捨てないで意見を出してみようかしら♪


というのも、こういった行政のパブリックコメントは、

「条例」や「計画」を制定する際の、

「アリバイ」に使われることが多いような気がします。


意見募集と言いながら、その案内が不完全なことがありますよね。

ホームページの中を彷徨い泳いで、「偶然に」その記事を見つけたとか、

そもそもまともに広報されていないとか....


で、それらの制定後に住民からなにか言われても、

「意見募集はしました。頂いたご意見を参考に修正しております」などと言うんですよ?

さらに、きちんと意見を提示したにも関わらず、「おざなりな回答」だったり....


そんなことの繰り返しだったら、

そりゃ意見を出す側のモチベーションも続かないですわな(^^;

でも、それに懲りずに、「夢と希望を捨てないで」、

思うところをぶつけておかないといけないと思うんです。


今回の中間案では、

「トップを目指す社会人アスリート(障害者含む)」についての配慮が無く、

トップアスリートを目指すのは「子供」の「特権」のようにも読めるんですよね。


70歳オーバーのご老体がオリンピックを目指してもいいじゃない?

社会人になって、不幸にも障害者となった方が、

「生き甲斐」のためにパラリンピックを目指してもいいじゃない?


アスリートの意識というのは、

年齢性別健常身障関わりなく行動と気持ちの問題ですから、

「行政」としてはマイノリティな層に対しても支援する必要があると思うんです。


いかがですか?

京都府に関係のない方でも意見の提出が出来るようです。

思うところがあれば、遠慮無く「声」を挙げましょう!(^^

2013年10月14日月曜日

秋の夜長に....

とうとう、肌寒ささえ感じる季節になりましたねぇ....

いつものように、Tシャツ&パンツでうたた寝をして、

「バカではない証明」をするところでした(^^;


さて、車いすハンドボールの全国大会まで1週間を切りました。

来週のこの時間は、祝杯でベロベロになっているのか、

悔しさのヤケ酒でベロベロになっているかのどちらかでしょう。

いずれにしても、ベロベロなわけですが(^^


宿敵「宮城フェニックス」さんとの実力差は、あまりにも大きい。

ただ、かすかに見え隠れする突破口があるのも確か。

「そこ」を、どこまでシビアに突き抜けるか。

この一点が勝負の分かれ道と見ています。


でも、どのチームと限らずのことですが、

ギリギリの勝負の時、どうしても「性分」というものが顔を出します。


「その時」に、「遠慮」というか「おとなしさ」というか、

逆に、ギリギリのラフプレイというものも出るかも知れません。

「無意識に反応」して振る舞うプレイというものがあるんです。


宮城フェニックスのように、どの試合も彼我の実力差が大きく、

横綱相撲で迎え撃つだけのチームであれば、

ギリギリのプレイなどまったく必要ないのでしょうけども、

「その他大勢」の他チームには、「人間性」との戦いでもあります。


例えば、車いすハンドボールでは、

ゴール前の競り合いで、
 
明らかに「ディフェンス有利」になる、
 
ディフェンスファールがあります。


ゴールライン沿い、オフェンスポストにラストパスが入る。

そのままシュートを打たすと確実に点が入る。

パスキャッチの瞬間、ポストプレーヤーの腕を叩く。
            (もちろん、故意とは見えないように)

当然、笛が鳴る。

当然、ディフェンスのファール。

シュートモーションに入っていれば、ペナルティスロー。

しかしその瞬間は、まだパスキャッチの動作。


リスタートは、半径6mのゴールエリアから、さらに3m離れたところで、

というのが車いすハンドボールのルール。

しかも、オフェンス陣もすべて3m離れなければならない。

つまり、敵全員をゴールエリア付近から排除出来るという「ありがたい」ルール。


絶体絶命の局面で、ちょっとファールをするだけで、

ディフェンスにとって圧倒的に有利な状況を作り出せるのに、

あなたはそのファールを利用しませんか?


「それは、生き様に反する」

「その瞬間、そこまで頭が回らない」

「草食系男子には無理」

というのがσ(^^たちドリーマーズの主な意見。


他にも....

「そこまでして、勝って嬉しいか?」

「そこまでして負けたら....」


現実に、そんなファールを繰り返したら、

「アンスポーツマンライク」な悪質性を取られて、

一発退場もあり得る話なのですが....(^^;


ファールだけではなくて、オプションプレイの精度についても同じように言えます。

これまでいろいろ考えて、練習してきたオプション。

どこまでの精度を求めるかというのも大事な覚悟だと思うんです。


それぞれのポジションがあって、それぞれの役割があって、

そして、自分の仕事がチームの仕事に繋がると信じてプレイするわけです。


でも、いくつかのオプションプレイをきちんと覚えず、

練習でもそんなに集中しているわけでもなく、

ほんの少しのほころびから大量失点に繋がったとしても気にしない。

そんな選手がいたとしたら、その選手の居場所は「そのチームではない」のでしょう。

ちなみに、σ(^^たちドリーマーズではこんな選手はいないですからね♪


自分の仕事は当然のようにこなす。

そして、他の選手も当然のようにこなすことを信じている。

ギリギリの局面では、どこまで「厚かましく」なれるか。

これらのことが、チーム競技に求められることでしょうかね(^^


あと、東日本勢のレベルの高さ(宮城フェニックスの層の厚さ)についても、

近畿の特殊事情との「大きな違い」があると解りました。


「東日本」は、「全国ルール」のみが通用する地域。

「近畿」は、「様々な大人の事情」で反目し合う「3つのルール」が併存する地域。

どちらが「全国ルールに強いチーム」を作ることが出来るか、想像することは容易ですね。


もうひとつ。

ルール上は、「老若男女健常身障問わずに楽しめる」というのが建前ですが、

その条件で「競技性」を求めた場合、障害者にとってハードルが高くなるのは当然のこと。

自然と、障害者の参加は少なくなっていきますわな(^^;


ちなみに、近畿で併存する「全国以外」のルールでは、

たくさんの障害者の方が参加しています。

その理由はひとつ、「勝負というこだわり」を捨てて運営しているからです。

そういった大会に参加した時には、本当に楽しい日を過ごすことが出来ます♪

そして、そういった大会に参加する障害者は口を揃えます。

「全国へ?そんなの無理!」


で、「勝負」という観点で運営される全国大会ですが、

「障害者」の参加は、例年10名足らずです。


そりゃそうですわな(^^;

「健常者」と「ガチやり合って」、「勝ちにいこう」なんて考える「障害者」はいませんよ。

σ(^^たちドリーマーズと大阪の「ネルフ」さん以外に、

そんな「伊達と酔狂」を生きる障害者は、他に見ません♪


逆に言えば、
 
そんな状況では「普及」など進むはずもなく、

永遠に「世界ルール」との摺り合わせなんか、
 
出来るはずもないんです。


日本の車いすハンドボールの夜明けは遠いぜよ!(笑)

いや、笑い事じゃないんですけどね....(^^;

2013年10月10日木曜日

コメント頂いてますぅ....

10月7日(月):「努力?あがき?....」

匿名(ikuo)様のコメント

「初コメントです(^o^)
 チーム力を発揮するのは簡単なようで一番難しいと私も身に染みて感じております(^_^;)
 大会まであとわずかですが、去年より強い宮城フェニックスを今年はお見せ出来るよう
 大会まで精一杯悪あがきをします。」


大阪NRF(ネルフ) Fukushima様のコメント

「ネルフは常に挑戦していく立場なので、
 当然のように悪あがきがモットーになっています(笑)

 今まで各々が思うままにゲームをしていたチームが
 今年初めて作戦(と呼ぶにはあまりにもシンプルなものですが‥)を
 たてて大会に挑みます!

 オフェンスオプションをチーム単位で理解して動くことの難しさを
 感じながら、最後の追い込みをしています!」


ありがとうございました!


σ(^^たちドリーマーズがいつもお世話になっている、

2チームの各代表様からコメントを頂きました。


言わずと知れた「宮城フェニックス」さん。

毎年毎年ぼくらは鉄板の上で焼かれてイヤになっていますσ(^^;

今年こそは今年こそはと、いろいろやってきてるんですが、

何もかもが上手くいかずに、今年もか今年もか....となっています。


その上、「去年より強い宮城フェニックス」ですか?(^^;

「ボビー・オロゴン」風に言っていいですか....

「ふ ざけてんじゃねぇぞぉ!!」

失礼しました(笑)


続いて頂いたのは、「大阪ネルフ」のFukushima様。

常に貪欲なモチベーションのチームで、

σ(^^たちも見習わないといけないところがたくさんある、とてもいいチームです。


そんなチームが立てた作戦....

これはかなり驚異かも知れません(^^;


理由その1:作戦はシンプルな方が実行しやすい

理由その2:実行しやすければ、成功しやすい

理由その3:はまれば、ゲームを支配する時間を長く取れる


全国大会まであと10日となりました。

σ(^^たちドリーマーズも、もう少し「悪あがき」をするつもりです。

「確認」と言った方がいいのかな....


実は、σ(^^個人の考え方としては、今年の全国大会はもう「終わって」います。


ライバルチームのメンバーを片っ端から夜討ちするか、食事に毒を盛るか、

大会会場の爆破予告を出して中止に追い込むかでもしなければ....


何事もなく開催されたなら、今この時点で、

各チームの「出来」はほぼ固まっているわけです。


あとは、その「出来」をどれだけ再現出来るかという勝負です。

大会前に出来る事は、しっかりとピークコントロールをするだけ。

大勝負に合わせてメンバーの気持ちをどこまで高められるか、必要なのはこの一点のみ。


σ(^^は既に「来年」を視野に入れて考え始めています。

実際、開催されるのかどうかすら解らない「来年の全国大会」....


そこで、確実に勝つ。


このことを実現させるためには、1年前からの準備が必要だと考えます。

来年の決勝戦終了後、コート上で拳を突き上げているのはσ(^^たちです!

....いや、今年にそれをやってもいいんですけどね(^^;


何にせよ、お二人様、コメントをありがとうございました。

全国大会でお会い出来るのを楽しみにしております!


ここで大会告知です♪

第11回日本車椅子ハンドボール大会

日時:平成25年10月19日(土)~20日(日)
場所:鳴門・大塚スポーツパーク、アミノバリューホール
    徳島県鳴門市撫養町立岩四枚61


もし、万が一、この土日、この近くで、

ほんっとうにヒマでヒマでどうしようもない方がおられましたら、

よろしければご覧においで下さい(^^


あと、ひとつお願いですが....

「爆破予告」なんて、絶対にしないで下さいね♪

2013年10月7日月曜日

努力?あがき?....

まあ、基本的にσ(^^;は、「努力」という言葉を好みません。

なんだか、その言葉には「悲壮感」も含んでいるように感じるのです。


どんなことでも、「楽しんで」取り組んでいれば、

上達も早いですし、悲壮感もないでしょう。

なにより、「頑張った感」がなくて素敵じゃないですか(^^


もっと言えば、「ムダな努力」なんて「悪あがき」でしかなくて、

「頑張った自分を褒めてあげたい」というオーラを出している自分を見て欲しい!

などという「勘違い」に過ぎないと思うんです....


なんだ、この書き出しは?(^^;


というのもですね....

今、σ(^^は車いすハンドボール全国大会に向けて、

いろいろ頭を悩ましているところです。


常勝無敗の宮城フェニックスを「焼き鳥」にして食ってやるためには、

今までのように通り一遍の攻め方では通用しないと解っています。

当然のように各個人の技量の差もあるのですが、

とにもかくにも「チーム力」をどう発揮するのかを考えなくてはなりません。


で、ここ数日、σ(^^なりに努力して、

わずかなひらめきを広げて、

ありとあらゆるオフェンスオプションを考えています。



こんな模式図を使ってます♪


「アクセサリ」の
「ペイント」で作製可能です。







昨年も連載ネタにしましたが、その続きです(^^


今度は、もっとシンプルで、σ(^^たちドリーマーズの実力を踏まえたものに。

とんなに素晴らしいタクティクスでも、実行出来なきゃ意味がありません。

ストップウォッチ片手にイメージを重ねて。

それぞれの体力とか、クセとか、集中力とか考えて。

シンプルだけども、緻密に計算しながら。


そもそも、こんな時期にそんな事を考えていても、

「悪あがき」でしかないのはよくわかっています♪


でも、「ムダな努力」であったとしても、

これまで練習してきたチームメイトと一緒に、

宮城フェニックスの「丸焼き」を夢見たいじゃないですか(^^


ほんの少し、わずかでも可能性があるのであれば、

そこにかけてみる努力を重ねるべきだと思うんです。

例え、それが徒労に終わるとしても、です。


「かいた汗、流した涙は、自分を裏切ることはない!」 by山本新之介


....冒頭の書き出しと、何か違いますか?(^^;

2013年10月5日土曜日

頭いた~い♪....

まいど!(^^

ささやかで贅沢だけど深刻な悩みを抱えている山本新之介です。

実は、昨冬のだらけきった生活で体重が増えてしまったので、この春から頑張って来ました


σ(^^は、左足が義足だということは、みな様には既にご存じかと。

ちなみに、義足にはいろいろありまして、

σ(^^が使用しているのは「大腿義足吸着式」というモノ。

義足のカタログなんてモノもありますのでご参考までに(^^ by川村義肢(株)様♪


吸着式というのは、ハードシェル(ソケット)の中に、

タプタプのお肉を詰め込んで密着させるタイプのものです。


ぎゅうぎゅうと詰め込まれたお肉はソケットに押しつけられ、

その圧力で、義足が抜けないように出来ているんです。


今までは、体形に変化がなかったので全然問題ありませんでした。

てゆーか、問題に気がつきませんでした....


だらけきった生活で、今年4月時点での体重は「現役」の頃のプラス4kg。

見た目ももちろんですが、義足にも不具合が出ました(^^;

ぎゅうぎゅう詰め込むお肉が「多すぎ」るんです。


詰め込みすぎたお肉は、ソケットの内側で「ミンチ寸前」だし、

詰め込まれなかったお肉は、ソケットの縁で擦れてイタイイタイだし....


これはいけない!

太ってしまった醜さよりも、義足との相性が大切です。

何としてでも痩せなければ(^^;


現役の頃は行わなかった食事制限を取り入れ、

頑張って減量しましたよ♪

そりゃあなた、それも血反吐を吐くような....

いや、たかだか4kg落とすだけで大げさな(^^;


そんなに苦労はしていないのですが、サクサク減っていくんですよ♪

そりゃ、欲も出るってもんですわな(^^

ちいとばかり余分にダイエットなんて事をしてみました。

予定より、マイナス1.5kgほど....


太って、義足とお肉のバランスが悪くなるんだから、

痩せても、当然のように具合は悪くなるのは道理ですわな(^^;

今度は、詰め込むお肉が少なくなって....

「キュポンッ!!」

という音とともに、義足が抜けてしまう事態になってしまいました♪


実際には、「キュポンッ!」なんて可愛らしい音ではなく、

激しい放屁のような音と共に抜けてしまうんです。


その時、見ず知らずの人とすれ違ったならば、きっとその方は、

「ああ、その音、減量に失敗して具合の悪くなった義足が抜けた音だよね。」

なんて反応はしないでしょうね(^^;

「あ、こいつ、屁ぇこきやがった!」

なんて思われること山のごとしでしょう....


ですので、今現在....

山本新之介増量中!です♪


ね?贅沢な悩みでしょ?(^^;

2013年10月1日火曜日

Day2-2:「参戦記のエピローグと総括....」

「伊丹みたいに『だだ混み』じゃないかな?」

「連休中日だし、伊丹みたいに便数は多くないし、大丈夫じゃね?」


大会会場を出たのが1600時頃。

レンタカーを返して搭乗手続をして、だいたい1800時頃?

2000時まで、ゆっくりと出来ると考えていました。


空港の手荷物検査場の混み具合も、

行列とは言えないほどの繁盛ぶり。


のんびりと搭乗手続を済ませた後、衝撃の事実に気がつきます。

受け取った搭乗案内書には、「1900時発」の文字が!(^^;

なぜか、1時間以上も遅いスケジュールと勘違いしていたのです。


すでにその時、みんなはお土産を買いに散らばっていました....

ひとりずつ見つけて状況を話してお詫びして。

「申し訳ないけど、『飯抜き』で!!」


大顰蹙を買いながら、検査場を通過。

「昨日といい今日といい、バタバタしおって!(激怒)」

搭乗ゲートの近くで立ち食いそばをすすりながら、ごめんなさいごめんなさい(^^;


伊丹空港について、荷物を車に詰め込んで。

途中のSAで遅がけの夕食をいただき、

無事に帰宅することが出来ました。


考えてみれば不思議ですね。

昼間はあんなところにいたのに、

もうこんなところまで帰ってきた。

ヒコーキ万歳!(^^


残念なのは、「帰るまでが遠足、帰ってからが宴会」という、

σ(^^のポリシーが実行出来なかったこと。

宴を始める間もなくバタンキュー....

画竜点睛を欠くとは、まさにこのことですな(^^;


さて、今回の経験を基に、

新しいオプションを完成させなければならないのですが、

全国大会(10月19日(土)~20日(日))までの時間を考えたら、結構厳し目♪


出来るだけシンプルかつ効果的ににまとめないといけません。

そのベースになった瞬間のプレイをおさらいしておこうと思います。


まずはオフェンス。

ひとりが「くさび」に入る。















ミスマッチや人数差を利用する攻め方です。















この瞬間に、確実なシュートまで持って行けなければ、

こんな事になってしまいます。















結局、無理なシュートを打ったり、パスミスで自滅。

こういう事は絶対に避けなければ....


次にディフェンス。

ゾーンディフェンスが基本。















ゾーン中はひとりがひとりを受け持つ。















でも、オフェンスひとりにディフェンスふたりが気を取られると、

一瞬だけでも人数差が出来てしまう。















その場合、簡単にゾーンの中へ割り込まれて、

フリーのオフェンスプレーヤーに、あれよあれよの間にシュート!


....基本的には、こういった攻守のまずさが積み重なって、

負けていくのが常だと思うんです。

現実に、今回の大会はそうなりましたなぁ(^^;


さて、全国まで練習はあとわずか。

どうか、何とかなりますように♪


最後に、頂いているコメントをご紹介♪
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9月30日(月):「京阪仙....」

O阪のFくしま様のコメント
「西日本・東日本の交流‥、
 新たな流れを作るためにも大きな一歩になりますね!
 まずは全国で、ドリーマーズさん・フェニックスさんの方と
 交流するのを楽しみにしています。

 ネルフ・楽楽は、まずは目の前の全国、そして大阪大会をどう戦うかに必死ですが、
 来年の仙台にも是非行きたいと思います(何人行けるかな‥)

 次年度の展開も再来週にお話しさせてもらえればと思います。
 よろしくお願いいたします!」


ありがとうございました!

個人的な思いなのですが....
近畿だ、東日本だとバラバラにやっていても、
なかなか普及には繋がらないと感じるんです。

大きな「まとまり」から「うねり」にまで持っていくことが出来ればなぁと。

そのためにはどうすればいいのか、少し頭をひねる必要がありますが、
テマヒマかけて取り組んでいくのが大事なのかな?と考えています。

正直言いまして、これまでの近畿リーグのやり方では、
なかなか発展性に乏しいということに気がつきました。
発展どころか、チーム編成すらままならず解散したチームもありますし....

建前として、「老若男女健常身障」を問わないルールであっても、
車いすハンドボールの普及は、障害者が中心にならなくてはならないでしょうね。
そのためにはどうするか....

またお会いした時にでも、お知恵をお貸しください(^^