一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2014年7月27日日曜日

車いすハンドボール近畿リーグ@大体大....

毎月恒例の車いすハンドボール近畿リーグ。

今月度は大阪体育大学さんのアリーナで(^^


6月1日に開催された、

「大阪体育大学開学50周年記念
   第6体育館完成記念イベント」

の会場でもあった第6体育館を隔月でお借りして(^^


大体大では車いすハンドボールのサークルがありまして、

その活動の一環ということで、近畿リーグにもご協力を頂いています。


お陰様で、

普段では使うことが出来ない40m×20mのフルサイズコートで、

フルタイムのゲームをさせて頂いています♪

生きたゲームを行えるのは、どんな練習よりも効果ありあり(^^


今日は、大体大、大阪NRF(ネルフ)、そしてσ(^^たちドリーマーズ。

3チームの総当たりでテストマッチを行いました。


とにかく大体大の若者たちは、成長が早い!

2ヶ月ぶりの手合わせでしたが、「Oh !?」と焦ってしまうシーンが幾度か(^^;


なんと言っても、「体育大学生」ですからベースとなる体はすでにアスリート。

若いから吸収も早いこと早いこと。

その上、女の子たちは可愛らしいときたら....(^^

おじさんたちが何でも教えてあげるからね♪オイ


興味深かったのは、NRFの攻め方守り方。

みんなでミーティングを重ねて、本当にいろんな形を試しにきています。

有効な形は精度を上げてきているし、また新しい事も考えてくるし。

手こずることが本当に多くなったなぁと感嘆しきり(^^

全国が楽しみですな♪


σ(^^たちの課題も少しずつ浮き彫りになってきています。

細かいプレイの精度ももちろんですが、

今日、つくづく感じたのは、「気の持ちよう」ということ。


「よっしゃ、いったるでぇ!!」

と息込んだら、みんながみんな前のめりで、てんでバラバラに動いてしまう。


「まてまて。落ち着け落ち着け」

となだめたら、みんながみんなまわりの様子にあわせて受動的になってしまう。


ゲーム前、いい感じでコントロール出来ればいいんですけども、

半分以上が「草食系男子」な我がチーム。

程よい緊張感を持ってもらうのが、なかなか難しくって(^^;


しばらくは、「気の持ちよう」を気にしていこうかね、というのが本字の収穫でした♪


2014年7月23日水曜日

夏は冬のために....

いきなりですが、コメントのご紹介!(^^

----------------------------------------
7月21日(月):「チェアスキーヤー来訪その2....」

匿名様からのコメント

「今度は雪上でよろしくです 一つ楽しみが増えました♪」


ありがとうございました!

当日は、遠いところはるばるお疲れ様でした(^^
少しでもお役に立てたなら何よりです。

次の冬は、何とかご一緒出来るように頑張ります♪
----------------------------------------

みんなみんな、こうやって「それぞれの冬」へ準備をしていくんですね(^^

σ(^^も、しゃかりきになって夏を過ごしていたなぁ....


冬に備えてといえば、IPCからこんなアナウンスが出てましたよ!

「Alpine Skiing Equipment Rules 2014/2015」(用品規則)

「Qualification Criteria IPCAS Competitions 2014-15」(大会参加基準)


チェアスキーアルペンレーサーの方!

特に、IPCASレベルの方!

チェックしておかなければなるめぇよぉ(^^


....翻訳?

ごめんなさい!今年はとても時間が取れません♪

気合いで読み込んで下さいね(^^

2014年7月21日月曜日

チェアスキーヤー来訪その2....

今日は神戸から、新進気鋭のチェアスキーヤーをお迎えしました。

「拙者、いろいろと疑問を抱え始めた故、
 4シーズン目を迎えるこの夏、相談に寄せてもらい候」

まあ、ここまでサムライ風な言葉遣いではないですが、

一本気でひたむきな方でした(^^


とにもかくにも、これまでがむしゃらに滑り続けてきたそうで、

昨シーズンの動画も見せて頂きましたが、

まだ3シーズンしか過ごしていないとはとても思えなくて。


まあ、σ(^^の仕事は「導く」ことではなく、「誘う」ことと理解しています。

「正解」など、人それぞれで違うのが当たり前。


σ(^^の正解はσ(^^にしか通用しない。

トップレーサーの「正解」は、雲の上のお話です♪

いろんな人のいろんな話を、どのように自分流にアレンジするかが大切。


ですので、相談なんておこがましい。

σ(^^の経験談を、出来るだけわかりやすく伝えようとしただけの話。

それを、どのようにご自身の血肉にされていくか....

楽しみにしていますね♪


今日、実際に行ったことは....

持ち込みチェアスキーの前後バランスを、「ほぼ」真ん中へリセット。

もちろん、登場頂いたのは、おなじみ「スーパーバランスマッシーンⅡ」。





本当に、重宝します♪








とにかく激的によくなった前後バランスに、

「Oh!!!」

と歓声を上げてもらいました(^^


他にも、ばねを外して滑走重量を計測して、

最適なバネレートはいくつかを計算したり。


シャイあん(仮)さんの時と同様、ばねとダンパーの関係を話したり。


σ(^^が付けているオーリンズの自慢話をした挙げ句に、

「まだ発売されると決まったわけじゃないけどね~♪」

などとムカつくことを言ってみたり(笑)


3時間しか時間が取れなくて、中途半端に切り上げてしまって申し訳なかったのですが、

とりあえず、来て頂いた甲斐はあったかなと考えています(^^














なんやかんやと散らかした跡が、自分勝手に楽しんだ名残です。

こういう時間を持てるということは、まことに「冥利」につきます。

今日の続きは、雪上で行いますのでよろしくです(^^


でも、こうやって考えてみると、「ろぼ理論」はかなり有効な気が....

こっそりと本でも書いてやろうかな?(^^;

2014年7月20日日曜日

役得?....

今夜は、休日出勤をして参りました(^^


あまり気にする人もいないかもしれませんが、花火って、「許可制」なんです。

小規模なものは、「届け出」で済むんですけどね。


で、σ(^^がいる部署は花火の許可を担当している人がいて、

打ち上げの立ち会いをしにいかれられるのです。ナンカヘンナコトバニナッタ(^^;....


とはいえ、夏の風物詩を、担当ひとりで片っ端から見ていくわけにも行かず、

みんなで手分けして立ち会いに赴くわけです。

で、σ(^^にもお鉢が回ってきたのが今宵♪


特等席(打ち上げ地点からおよそ120mという近距離)から、

首が痛くなるほどの角度で見上げて、

衝撃波で鼓膜をジンジン響かせながら、

花火を堪能することが出来るという役得付きなんですが....


その花火の一部をカメラに収めてきましたので、どうぞご覧下さい!(^^















打ち上げと同時に霧が広がり、

無風で煙が上空に立ちこめ....


画像、お楽しみ頂けたでしょうか?

σ(^^は帰る間際に、ひと言叫んできました♪

金返せ!くらぁ!!....お仕事お仕事(^^;

2014年7月18日金曜日

昔話をし始めると....

もう、間違いなく年寄りですな(^^;


一昔前は、ホームページを立ち上げるのがステータスでした。

ただただ文字を並べ立てただけでも、

「ホームページを作りました」とぶち上げれば大人気♪


それからだんだんと、HPの役割は重要になってきて、

ヤワな情報とか、半端な作りとか、つまらないコンテンツとか、

「問題外」なページは消えていきました。


今では、片手間にキーボードを叩けば、

欲しい情報が手に入る時代になりました。

便利になったものです(^^;


一方、それはそれ、これはこれで登場したのが「ブログ」ってヤツです。


σ(^^にとっては、これは具合が良かった♪

ビジュアル的なコンテンツが求められるHPより、

とにかく勝手気ままに書き殴れるのは大助かり(^^


ところが、時代はあれよこれよと進んでいきます。

SNSが世の中において幅を効かせ始めたのです。

でも、よく言えば「保守的」、悪く言えば×××のσ(^^;は、

早々にSNSの使用を、諦めてしまいました。


だって、訳わかんないんだもん♪


今では、「らいん」なるものが、σ(^^;の知らない世界で活躍しているとか。

通話料無料なんて、騙されているとしか思えない♪


でも、Facebookは「なんとかかんとか」使ってきました。

3.11で威力を発揮したとか聞くと、「ほほぉ」と興味がわきましたし、

アスリートエールの登録を受けていた時は、「必須」と指示されていましたし。


それに、使い慣れるとFBって楽なんですよね(^^

それと、ブログっていろいろと「重い」んですよね(^^;


でも、FBでは、ブログのような「重厚」なネタは不向き。

使い分けをしてきたつもりでしたが、

腰を据えてかかなきゃ行けないブログが疎かに....

忙しくなったらなおさら、です。


てことで、FBにかまけているんじゃないわよ!

時間の許す限り、出来るだけ情報発信しているだけなんだよ♪


と、ブログ停滞気味の言い訳をして、

今宵はここまでにしとうございまする....(^^

2014年7月15日火曜日

いろいろな理由で....

連載をしようかやめよか、迷っているネタがあります。


先日の、シャイあん(仮)さんと過ごした「すてきな一夜」での会話。

「スキーには『直滑降、横滑り、斜滑降』の3要素しかいらない」


ネタ元は、2011年12月31日の菅平スキー場パインビークエリアでのこと。

活動日誌で言えば、23ページ「Day10:出会いの妙」から始まる「室谷塾」。


これは、σ(^^のキャリアの中でも、

数少ない「真実」と言い切れるファクターなのですが、

あまりにも「衝撃的」過ぎて、文字にする自信がありません(^^;

体は理解しているようで、雪上の再現は出来るのですが....


スキーに限らずですが、

インストラクターや指導的立場におられる方ならよくご存じのはず。

「必要な動作を伝えるには、言葉はその限界が低すぎる」ということを。


チェアスキーだけではなく、健常スキーにおいても「真理」と信じているので、

出来るならば、たくさんの人に伝えたいなどと厚かましく考えています。

が、どうにも言葉にしづらい(^^;


そんな中途半端な連載をしてもいいものか....


もう少し、頭を整理してみることにします(^^;

2014年7月14日月曜日

寂しがり屋からのお知らせ....

Facebookもしていますσ(^^;

よろしければ除いていってくださいな♪


....除いてどうする?(笑)

2014年7月11日金曜日

スキーは動いていない....

いつもながらのダラダラ連載もいよいよ最終回です♪

前回までのお話には付いてきて頂いてますか???(^^

え?ハナから付いていく気なんて無かった???

....めげませんよ(^^;


σ(^^の2輪時代、

聞いた話だったか、物の本で読んだだけだった忘れましたが、

こんなエピソードが強烈に記憶の中に残っています。


ある2輪レーサーと開発者との会話です。

レーサー「コーナー中、加速しようとすると、
      タイヤがうねうねと暴れる。何とかしてくれ」

開発者「タイヤが暴れるなんてあり得ない。
     タイヤは常に地面に接しているはずだ。
     暴れているのはタイヤではなく、ばね上だ」


これだけでは何のことか解らないですね(^^;


そのレーサーは、コーナーの立ち上がりで、アクセルを開けて加速しようとしました。

タイヤに駆動力を掛けるのですが、スムーズに加速せず、

うねうねうねとタイヤが暴れる感覚を感じたのです。


しかし、開発者の思いはまた違っていました。

タイヤそのものはは常に地面に接していて、暴れているわけではないのだと。

問題はサスペンションセッティングにあって、

タイヤに駆動力を掛けた瞬間、サスがふにゃふにゃと腰砕けになってしまい、

ばね上、つまり車体やレーサーの体を支えきれなくなっていたのです。


レーサーは、マシンに体を預けているので、

相対的に、「動いているのはタイヤ」だと感じるのです。

でも、開発者はレーサーの「感覚」なんて感じることは出来ませんから、

「何言ってんだ、おまえ?」と受け止めます。


要は、レーサー側と開発側の感じ方(考え方)に違いがあって、

時にはこんな会話が繰り広げられると言うことです。

まあ、視点の違いからくる「食い違い」なんてのは、どこの世界にでもあることですがね。


この話を2輪に限ったことでなく、

チェアスキーの世界で考えても、とても興味深く思えるのです。


ほとんどのチェアスキーヤーも、この2輪レーサーと同じように、

「スキー板がばたつく」という感覚を持ちやすいのではないかと思うんです。

でも実は、「動いている」のは、「ばね上のチェアスキーと体」というのが正しいと。


セッティングについて、仲間と語り合う時、

「動いているのはスキー板」という視点だけで議論すると、

いつまでたっても答えが見つからないのでは?


「スキーが動く」という「感覚」は大切にしなければならないのですが、

「動いている」のは「ばね上」という視点からも考えていけば、近道を進めるでしょう(^^


「指導的立場」におられる方は、特に。

そのどちらも理解していなければ、

せっかくの「教え子」たちを混乱させるだけに終わってしまう気がします。


ライダー側の「主観」とマシンセッティングをする側の「理論」。


この異なる言葉のすり合わせ、σ(^^は「通訳」と言っていますが、

その通訳がきちんと出来ないようでは、

なかなかセッティングの答えを見つけることは難しかろうと思うのです。

かく言うσ(^^;も、まだまだ辞書片手に翻訳している程度ですから、

先は長いし、頼りないし、間違いを繰り返していますが。


さてさて、なんだか何が言いたいのかよく解らない最終回でしたが、

書きたいことは自分勝手に書き綴りました。

もし、ご不明な点があれば、コメント欄にてご質問をお受けしますのでよろしくです♪


さあ、初滑りまであと5ヶ月を切りましたよ!

雪が降るまでもうすぐです♪


夏の間にどこまで準備をすることが出来るか?

最高のスキーライフを送るにはかけがえのない時期が今です。

雪の便りを聞き始めてからバタバタしないようにね♪


ではこれにて連載終了!(^^

2014年7月10日木曜日

自己満足で終わらせないために....

ゲレンデスキーヤーであれば、「スムーズで気持ちいい滑り」は、

楽しいスキーライフのために欠かせないものでしょうね(^^

一日を通して、よだれだらだらの滑りを続けることが出来れば、どんなに素敵なことでしょう♪


でも、アルペンレーサーとか、基礎(検定)に取り組むスキーヤーであれば、

「スムーズで気持ちいい滑り」≒「自己満足」かもしれないとすでにお気づきのはず。


それはチェアスキーヤーでも同じ事です。

「スムーズで気持ちいい滑り」をし続けても、

いっこうに速くならなかったσ(^^が言うんですから間違いありません。オイ


最高最速のスキーのイメージを持ちつつ、それをきちんと表現するためには、

しっかりとライディングフォームを決められるシートがきちんと取りつれられていて、

スキー板の持つ性能をきちんと発揮させるサスペンションセッティングを決めて、

その上でテクニックを磨かなくてはなりません。


今回は、サスペンションセッティングについて連載をしています。


前回までは、ばねの決め方と、

そのばねの性能を殺さないダンパーの減衰力について書いてきました。


今回はその応用。

最高のサスセッティングをするために用意することを書いてみましょう。


前に書いたように、すでに1本のばねを決めました。

でも、1本のばねですべての状況に対応できるはずもなく、

可能であれば、何本かを用意したいところ。


想定すべき状況はといえば....

雪が柔らかいか硬いかフツーか。フツーッテ、ナンダヨ(^^;

バーンは緩斜面か急斜面か中斜面か、いろいろ混ざっているか。

アルペンであればスピードレンジ、ハイスピードかそうでもないか。


傾向とすれば....

想定がハイスピードであれば硬いばね。

荒れやすい雪面であれば、しっかり支えるしなやかなばね。

そんなにスピードは出なかったり、荒れにくい雪面であれば、柔らかめ。

と、こんな感じだろうと思います。


急斜面だとしっかりと踏ん張らなくてはいけませんし、

緩斜面であれば、ライン取りはシビアになりますので硬くても柔らかくてもいけない。


健常者スキーも、状況に合わせて足(ヒザ)の使い方を変えます。

健常者の「ヒザ」に当たるチェアスキーのサスペンション、

それを1種類で済ませる訳にはいきません。


理想を言えば、コースや雪面状況に合わせたばねを、5本程度用意できれば最高ですね。

それぞれのばねごとに減衰力や車高を決めておいて、さらに細かく微調整をしていく。


究極の理想は、コースごとにセッティングを変更できるほどにデータを蓄積しておいて、

「このコースのこの雪面だとこのセッティング」とルーチン化出来れば最高♪


そうなれば、ウォームアップの時間に微調整を行うだけ。

レースでも検定でも、自分のペースでゲームをコントロールできるはずですよ。


幸い、オーリンズには、

2N/mm刻みでばねの設定があるそうですので(しかも「純正」の半値程度で!)

極端なことを言えば、取っ替え引っ替え、ばねのテストが出来ます♪


つまり、σ(^^のような人種には、ヨダレものの環境が手に入るのです!

もう、セッティングを変えられないなんて言い訳は出来ませんね(^^


では、次回はいよいよ連載最終回。

「スキーがばたつく?」

2014年7月8日火曜日

簡単に言えば....

前回、「ダンパーの減衰力調整」なんて大仰な書き方をしましたが、

ばねの選択がきちんと出来ていればそんなに難しいことはしないんですよ。

要は、「びょよよ~ん」と動くばねを、「すすっ」と止めてしまえばいいだけですから。


減衰力を強くさせすぎてしまうと、「すすっ」を通り越して「ぎゅ~っ」となります。

「びょよよ~ん」と「ぎゅ~っ」の間にある「すすっ」を探せばいいだけです。


こんな書き方をすれば、あの名誉監督みたいですけどね(^^


「びょよよ~ん」は、ばねが動きすぎてスキーに余分な力を加えてしまっています。

逆に、「ぎゅ~っ」はばね本来の動きを妨げてしまっています。


「すすっ」という、ばねやスキー板にストレスを与えない、

最適な減衰力を探すためには、次の方法がオーソドックスです。


まず、ダンパーを圧側(縮み側)、伸び側ともに最弱に設定します。
                              (①:圧側最弱、伸び側最弱)

そのセッティングで、サスストロークのフィーリングを確かめてください。

ある程度、激しく振り回しながらサスの伸び縮みをさせれば、

「感覚的」に、「びょよよ~ん」か「すすっ」か「ぎゅ~っ」かが解ります。


次に、伸び側はそのまま最弱で、圧側を最強に。(②:圧側最強、伸び側最弱)

そして、圧側を最弱、伸び側を最強。        (③:圧側最弱、伸び側最強)

最後に圧側、伸び側ともに最強と。         (④:圧側最強、伸び側最強)


この4通りをしっかり試せば、

圧側、伸び側ともにサスペンションの傾向がつかめていくと思います。

その上で、ご自分に相性のいい減衰力調整を試してみて下さい。


ここで注意すべきなのは、あくまでも「感覚的」なものしかわかりません。

誰かにとって「びょよよ~ん」だとしても、σ(^^には「すすっ」かもしれませんし、

σ(^^は「ぎゅ~っ」と感じたとしても、誰かにとっては「すすっ」かもしれません。


レースシーンでいえば、

「感覚的」な事よりも、「より速いタイムで滑られたか」が判断基準になります。

ゲートトレーニングで、タイマーが設置してある場合だったら最高の環境と言えますね。

単純に、純粋に、セッティングの効果を確認できるわけですから。


ゲレンデで、フリースキーしかできないのであれば、

乗り心地や、人から見たシルエット、

ターンや切り返しの切れ具合などが判断基準になるでしょうか。


でも、ひとつ覚えておいてください。

「乗り心地がいい」「速い」or「美しい」ということです。


もっと言えば、

「スムーズで気持ちいい滑り」「ただの自己満足」

という場合もあるのです。


....続く♪

2014年7月7日月曜日

主客転倒....

台風、ヤヴァイ奴が来そうですね(^^;

まだ遠いところにいる間から、しっかりと構えておいてくださいね。

くれぐれも「人ごと」のように考えないでくださいよ!


特に、雨風が強くなってから、

「田んぼが気になる」とか、

「前の水路の様子を見てくる」とか、

「ちょっとそこまで♪」と、
 サーフボードを抱えていくとか、

そんなお馬鹿なマネは絶対にやめてくださいよ(^^;


でもσ(^^は、そんなヤヴァイ台風が近づいているにもかかわらず、

「人ごと」のように、連載を続けていきます。オイ


この連載の最初の方でご紹介した、

定規と段ボールの関係を思い返してください。

















ダンパー(段ボール)は、

ばね(定規)の「びょよよ~ん」という、

余分すぎる動きを押さえるために取り付けました。


本当なら、ばね本来の性能を殺すことなく、

ばねが動きすぎないようにする部品な訳です。

ここを理解できていないと、サスセッティングは間違った方向へ行きます。


いい例が、トリノモデルの「純正ばね&ダンパー」です。


そもそも、ばねに選択の余地がないことが始まりです。

体重別に50kg用、60kg用、70kg用、80kg用の4種類しかなくて(「特注」はあるようですが)、

「あなたの体重なら、これ!」と指定された1本で滑らなくてはなりません。


それ以外は、「重い人用」か「軽い人」用のばねしかないので、

ちょうどいいばねを求めることは元々無理なのです。


で、その指定されたばねを使うわけですが、

「このばねは、どうにも弱いぞ?」と疑問を感じた時に推奨されているのが、

ダンパーの減衰力を強めるというセッティングです。


ダンパーの減衰力を上げる、つまり「動かない」ようにしてしまえば、

乗った感じは、確かに「硬いサス」になります。

でもですよ、このセッティングの大きな間違いは、

本来のばねの動きを殺してしまうことにあります。


例えば、68kgの体重の人に用意されていたばねが「70kg用」だとして、

仮に、トリノモデルに乗っていて、ばねが柔らかすぎたと感じました。

σ(^^が独自に測定した数値では、「70kg用」のバネレートは33N/mm弱。


前回の計算方法で弾き出した、

体重68kg、装備品8kgの人に必要なバネレートは、36N/mm。


本来なら、強いばねに変えてセッティングの変更を行うのですが、

「80kg用(38N/mm弱)」に取り替えると明らかに強すぎる。

そもそも、自分より10kg以上重い人用だから、最初から違和感ありまくり。

この経験をされた方は多いと思います。


で、「70kg用」に戻すのですが、

じゃあどうするの?というのが、ダンパーでの「ごまかし」なんです。


「一秒当たりに何m動くための必要な力はいくら(kgf/m/sという単位)」

というのが、ダンパーの作り方です。

上の例え、その時のダンパーのとりあえずの圧側減衰力の設定が、

「1秒間に30mm(0.03m)動かすのに必要な力が5kgf」だったとしましょう。


減衰力を強くするという方法は、例えば、

「1秒間に30mm(0.03m)動かすのに必要な力を10kgf」にすることなのです。


それまでに1秒間に30mm動かすための力を倍にするということは、

それまで以上に動きにくくなるということです。

確かに、これならば「動かなくなる=硬いサス」と思わせることは出来ます。


でもこの方法は、サスペンションの動きに「抵抗」を加えているだけであって、

ダンパーの減衰力に「反発力」がない以上、

重心を適切に支えようとしているわけではないことが解ります。


言い方を変えますと、

沈もうとするスピードが遅くなるだけであって、

適切な位置に重心を起き続けるという、

本来のセッティングの目的からは外れるのです。


ちょっと、思い返してください。


重心の位置を適切にコントロールして、

スキーに与える影響を最小限にするのがばねの仕事。

そのばねの、「余分な動き」を押さえるのがダンパーの仕事、でしたよね?


ばねのしなやかさを犠牲にして、思うような重心移動や荷重を殺す。

ダンパーの減衰力を高めて、「硬いアシ」にするというのは、

大間違いだったことが、これでおわかりになると思います。


本来、ばねが発揮すべき「しなやかさ」などの運動性能を殺して、減衰力でごまかす。

これがトリノモデルの常識だったわけです。

ばねが弱いと減衰力を上げて動かなくする。つまり硬く感じさせる。

まあ、ごまかしにはなってますかね(^^;


この方法を逆に当てはめると、

ばねが強いと減衰力を下げるという方向になるはずですが、

減衰力をゼロにしたところで強いばねは強いのです。

むしろ、減衰力がなくなることで、

ばねが持つ余計な運動も解放されて、乗り心地は最悪になります。


ここまで書けばおわかり頂けるでしょうか?(^^

「純正」では、ばねとダンパーの「素敵な関係」など望みようもなかったのです。


唯一の例外はありますよ。

「純正」が、「その人」に完全にマッチしている場合です。


つまり、用意されたばねがその人にとって、

何が問題なのか解らないぐらいに「ちょうどいい」セッティングだった場合です。

まずあり得ない話ですが、そんな奇跡もないとは言えません(^^;

でも、やはり、まずあり得ません♪


では、次回はそんな奇跡に恵まれなかった人のために!

ばねを決めてからのダンパーの調整方法などを書いてみましょう。

2014年7月5日土曜日

どこから手をつけていいのだろう....

連載ものなのに、こんなに間を開けてはいけませんな(^^;

頑張って書いていくのでお許しを♪


前回は、ばねとダンパーの関係について書きました。

今回は、じゃあどうするの?というところから....


大前提として、ゲレンデスキーヤーとして、

ただただ、みんなと楽しく滑るというだけであれば、

今までのトリノモデル「純正ばね&ダンパー」で十分です。

純正だから危険だとか、どうにもならないぐらいにコントロールできないとかはないですからね。


「別に、オーリンズなんか欲しくないんだからねっ!」

と、おっしゃる方には、無理にお勧めはしません(^^;


ただ、少しでも「純正」に不満がおありなら、

オーリンズの発売が決定すれば是非、ご検討を♪

「純正」をオーリンズに変えるだけで、劇的に性能は向上します。

それだけ「モノがいい」ということはテスト済。


オーリンズで用意されている何種類のもばねの中から、具合のいい1本選んでしまえば、

後はそのまま何も考えなくても、ほとんど別物と言ってもいいぐらいに性能が上がります。

ですので、セッティングだ何だとチマチマ考える必要もないのかもしれません。


でも、それなりに高いお金を払って手に入れるのだったら、

その性能を出来る限り引き出したいですよね。


じゃあ、何から手をつければいい?てことで、

トリノモデル用オーリンズが発売されたら、どこから始めればいいのかを書いていきます。


まずしなければならないのは、ばねのチョイス。

ばねを選び間違えれば、ゲレンデに出てもまともに滑れず、

とても残念な事になること請け合いです。


では、ばねの設定方法をご紹介!

最初に自分の体重が何kgか正確に測ってください。


そして、ゲレンデに出る時に身につける、

ウェアやヘルメット、アウトリガーなど装備品のすべての重さも測ってください。

この体重と装備の合計重量が、ばねを決める基準になります。


トリノモデルのリンク比は約1.8。

ばねが1mmたわむ(沈む)時、重心下は1.8mm動きます。

つまり、重心下の重量とばね荷重の関係は1.8:1。

合計重量の1.8倍が、ばねに加わる重さです。


これは静止状態での重さ。

1G重量という言い方をします。


これまでの経験上、チェアスキーのターン時には、

最大で約2G(重力の2倍)以上の力がかかる事が解っていますから、

その力に合わせたばねを用意しなければなりません。


例えば、体重65kg、スキー装備8kgの選手であれば、

73kg×1.8=131.4kg。

131.4kg×2=262.8kgが最大荷重量。

最近は、国際規格「N(ニュートン)」の単位で設定されることが多くなっていますから、

最大荷重量は2577.2Nという表記になります。


トリノモデルのダンパーストロークは75mmで設定されていますから、

2577N÷75mm=34.3N/mm

最低でも、バネレート34N/mmのばねが必要ということです。


ここでひとつ、お詫びと訂正をさせてください。

かつて、σ(^^が出演したある番組で、

「チェアスキーのターン中は4Gの力がかかる」

などと言ってしまいましたが、正確には2Gの誤りでした。

謹んでお詫びの上、訂正させて頂きます。


なぜ「4G」などと言っちまいやがったのか?

トリノモデルのリンク比を、うっかりと計算に入れずにしゃべってしまいました。


ばねにかかる最大荷重量÷体重等の合計重量=4倍の差、

つまり、4Gかかってんじゃん!と考えたわけですが、

リンク比の計算(1/1.8)をいれていませんでした....

正しくは、約2Gしかかかっていないと(^^;


本当に本当に申し訳ありませんでした。


でも、たった2Gと侮るなかれ。

ターンのたびに自分がもう一人、肩に乗っかかるわけですから。

それはそれで大変なスポーツです♪


これで、大まかなばねの目処が立ちました。

次回はダンパーとの関係を書いていきますね。

2014年7月2日水曜日

ばねとダンパーの素敵な関係....

ばねって、いろんな形がありますねぇ。

一枚の板だったり、ぐるぐる巻いてあったり、


皿ばね
   ↑こんな形や

竹の子ばね
      ↑こんなものもあります。 (画像は東海バネ工業(株)様HPより拝借♪)


トリビアを繰り広げる訳ではないので、チェアスキー用のばねに話を絞ります。

ばねというものは、「ある力」を支えるために、物質の反発力を利用して作られる部品です。

いろんな形のばねがありますが、このことはどんなばねでも共通して言えます。

ぐるぐる巻きのチェアスキー用のばね、「コイルばね」と言いますが、これについても同じです。


で、ぐるぐる巻いてあるのでややこしいのですが、

びょいーんと伸ばして考えるとわかりやすいですよ。

















コイルばねを伸ばして、1本のばね材として考えましょう。


ここでは、写真のアルミ製定規をばね材と見立てます。








テーブルからはみ出した部分が、

ばね材の長さと考えてください。






ばね材の長さが長いと全体的に柔らかいので、重いものは支えられません。

逆に短いと、長いものより重いものを支えられます。

また、太い材料だと重いものを支えられ、細い材料だと軽いものしか支えられません。


ぐるぐる巻きのコイルばねでも同じ事。

ばね材の長さと太さで、支えられる力が決まります。


巻き数が多ければ、ばね材が長くなるので軽いものしか支えられず、

巻き数が少なければ、ばね材が短いので重いものを支えられるということです。

ものすごくおおざっぱな言い方ですけどね(^^;


で、これだけだと体重計のように静止したものを支える場合の話。

















チェアスキーでの滑走時には、体重、遠心力などの力がかかることはもちろん、

そういった力が加わった時に発生する慣性力も、ばねに影響を与えます。

さらには、ばね材固有の振動もスキー板には影響を与えます。

つまり、体重計のように単純な力だけではないと。


そんないろいろな力に翻弄されたばねは、

写真のようにびょよよ~んと細かく動き続けようとします。

















ばねに力を加えて、その力を抜くだけでも、そのばね材特有のびょよよ~んは発生します。


で、ばねの基本的な役割は、「ある力」を支えること。

チェアスキーでいえば、スキー板に余計な力を加えることのないように、

重心の位置を適切に維持させ続けることです。


せっかく、早く滑る練習をしているのに、

ばねがびょよよ~んと余計な動きをしてしまうことで、

スキー板がばたばたと動いてしまうようでは台無しなわけです。


そこで登場するのがダンパーです。

先ほどの定規に、ダンパーの役割を加えるために、段ボール紙を貼り付けました。

















こうすれば、びょよよ~んはとても少なくなります。


びょよよ~んが少なくなれば、

重心に与える余分な動きは押さえられ、

スキー板に伝わる影響も少なくなる。


つまり、スキー板はその性能どおりに動くことが出来て、

結果、早く滑ることが出来ると。


それぞれの滑りに合わせて、定規の長さと太さを決めて、

びょよよ~んができるだけ少なくなるように、

段ボールか厚紙かコピー用紙20枚か具合のいいものを貼り付ける。


ばねとダンパーの素敵な関係を作り出すには、

たったこれだけのことでいいんです。


どうですか?実にシンプルな考え方でしょ?(^^


では、次回はもう少し詳細に書いてみますか。

「いっぱいモノがあるから混乱する」

2014年7月1日火曜日

海は広いな大きいな....

σ(^^は二日酔いはそんなにしないのですが、

「あの夜」の翌日は、結構つらいものがありました。

日曜日は、車いすハンドボール近畿リーグで動かない体にムチを入れて、

月曜日は、疲れて重い体を引きずって仕事に行き....

「年齢」を感じる瞬間ですな(^^;


さて、その土曜日、「シャイあん(仮)」さんにお話ししたこと。

その内容は、これからのチェアスキーヤーには知ってほしいと常々感じていたことです。

いい機会ですから、今まで書いてきたことのおさらいという意味も含めて、

改めて連載にしてみようかと(^^


これからは「オーリンズ」が主流になっていくと思っています。






















これまでの「純正ばね&ダンパー」から「オーリンズ」に変えるということは、

セッティングの幅があり得ないほど広がる事になるのです。


ひと言で言えば「大海原」に漕ぎ出すということ。

着の身着のままにさまよい歩いたジャングルを、抜けた先に広がる「大海原」。

その先に目的地がありそうだと思っても、船も海図も何もない♪

さてどうするの?(^^;


てゆーか、「大海原」を目の前にして、考え方は2通りだと思うんです。

ひとつは、「行き止まりか、引き返そう」という発想。

もうひとつは、「目的地は水平線の先にある」と信じるという考え方。


それまでの「純正」には、サスセッティングというものに触れる機会はありませんでした。


これまでも何回かここで書いてきましたが、

純正のばねは「体重○○kg用」という、

おおざっぱなσ(^^ですら辟易してしまうほどアバウトなもので、

そのデータも公表されることはありませんでした。


「君のばねはこれ!」と与えられたばねで、

いいも悪いも無く滑り続けなければならなかったのです。


ダンパーにしてもそう。

そもそも、ばねとのトータルセッティングという概念はなく、

減衰力調整が許されるだけでした。


結局、うまく滑れなければ「練習不足」のひと言で片付けられ、

サスセッティングについて「???」と口にしようものなら、

「ジャパンの選手だってそのばねで成績上げてんだぜ?」

と言われて、ぐうの音も出せなくなるわけです。


「地図」も「先達」も何もない中でさまよい歩いてきて、突然、「大海原」に出くわした。

その状況で戸惑うチェアスキーヤーがいるならば、

「目的地は水平線の向こうだよ」

と声を掛けておかねばならないでしょう♪


てことで、まずは「大海原」へ漕ぎ出す一番はじめの前提要素、

「ばねとダンパーの役割」から整理しておかねばなるめぇよう(^^


次回「ばねとダンパーの素敵な関係」