一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2010年6月30日水曜日

いろいろとテストしたいけど....

ビー玉を溝に沿わせて転がすことで、

ようやくストラクチャーの意味が見えてきました。


かつては勉強不足のため、仲間の滑走面を見ても、

「すげーなぁ、かっけーなぁ」ぐらいにしか思わなかったものです。


ところで、ガラス板とビー玉の実験では、

溝を入れずに転がした方が、ビー玉は速く転がります。

溝を入れてしまうとスピードは落ちてしまいます。

それはそうですね。溝によってビー玉に抵抗を加えて、

進む方向を制限していたわけですから。


同様に、スキーの滑走面にも深すぎるストラクチャーが入っていれば、

それは抵抗にしかならないので、スキーの進行方向は制限しやすいのですが、

スピードは落ちてしまいます。

競技用のスキーとしては、これはつまらないです。

ですから、ストラクチャーは必要最小限の深さで入れるのがよろしいかと。


しかし、世の中にはいろんなストラクチャーパターンがありますよね。

もっとも滑走性のいいストラクチャーパターンを知りたいというのが、

σ(^^も含めたスキーヤーの心理でしょうが、

何が正解?と聞かれても、雪面の状況は日によって変わりますので、

シーズンを通して完璧なストラクチャーというものはあり得ないでしょう。


でも、自分にあったストラクチャーを探す方向は見えてきたような気がしてます。


ちなみに個人的な考え方ですが、

ストラクチャーが雪面との間にある水の膜をかき出すという、

車のタイヤの溝のような役割があるという説は、

おそらく違うだろうと考えています。


車のタイヤは溝で水の膜をかき出して、

ゴムとアスファルトの接地面積を上げることが目的です。

スキーの場合、水を「かき出す」という考え方ではなくて、

むしろ、次回のような「抵抗の制御」という考え方で

決めていく方がわかりやすいかな。


次回「頭の中でいろいろ考えるにもほどがある」

2 件のコメント:

  1. こんにちは!

    ただ今ストラクチャーについてく~だらない考えが頭の中をぐるぐる回っています。

    アスリート向けではなく、一般スキーヤー向けに、有名なネズミさん柄やたぬきに見える猫型ロボット柄のストラクチャー加工を提案したら受けるのかどうなのか・・・。

    そんなマシンはうちにはないので無理ですけどね。

    真面目な記事を汚して申し訳ないです(^^ゞ。

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  2. コメント、ありがとうございます。

    キャラクター柄のストラクチャーとは、
    思いつきませんでした(^^

    版権があるものは高くつくかもしれませんが、
    面白いアイデアだと思いますねぇ。

    エリアさんのロゴを使ったオリジナルのものとか、
    スキーメーカーのデザインを入れてみたり....

    ぜひ、やってみてくださいよ(^^
    期待しています♪

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コメント、ありがとうございます。