確かに、誰かへ面と向かって「ありがとう」言うことは照れくさいものですよね。
社交辞令や見返りに対してのドライな「ありがとう」でなく、本心からは特に。
アスリートが「ありがとう」と言うことは当然だという考えがあるかもしれません。
スポンサーには、頭を下げて協賛をお願いしていると事情もあるでしょうし、
自分が好きで始めたスポーツですし....
それでも、アスリートが大舞台で叫ぶ「ありがとう」には、感動することがあります。
また、そう叫ぶことが出来ることに、うらやましいという感情が芽生えます。
一方、障害者は、決して望んで障害を持ったということはないはずですので、
どうしても身の不幸を恨んでしまい、後ろ向きな考え方をしてしまうこともあるかと。
でも、現実には生きてるんですよね。自分勝手に死ぬことは許されませんので。
望んで障害を持って苦しんでいるわけでもなく、
頼んで自分の世話をしてもらっているわけではないとしても、
善意にはありがとうと言いたいものです。出来れば心の底から。
心の底から「ありがとう」と言える人は、
本当にいい人生を送っているように見えます。
いい人生を送っているように見える人には、
もっと何かをしてあげたいなんて思います。
障害者にとって、自分の状況を正面から受け止めると言うことは、
なかなか難しいことだとは思います。
でも、「ありがとう」と口にすることが出来れば、
自分自身を受け入れられるきっかけにもなるのではないでしょうか。
アスリートの「ありがとう」と障害者の「ありがとう」、
両方を心の底から言えるようになりたいものです。
σ(^^は障害者アスリートとして、いつもそうありたいと思っています。
次回「障害者のエリートスポーツは二度お得」
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