車いすハンドボールの発祥は、
健常ハンドボールを車いすで行おうというものではなく、
レクレーションスポーツの一形態だと書きました。
車いすの操作に長けていなくても、
ルールを理解していれば誰でも問単に競技を楽しむことが出来ます。
これは、京都ルールも全国ルールも同じですが、
より親しみやすいという意味では、京都ルールの方が競技人口は多いでしょうか。
次回でも書きますが、全国大会では楽しめないと、
独自の大会にて取り組んでいる団体もあります。
京都ルールでの大会については次の機会に譲るとして、
まずは全国ルールのゲームをご紹介します。
簡単にゲームの流れをご説明しますと、
コートにはゴールと、フィールドプレーヤーが進入禁止の、
半径4mの半円で描かれたゴールエリアがあります。
ボールは堅めのスポンジで出来た柔らかいもの。
ドリブルでは車いすを3回こぐことが出来ます。
車いすは惰性で進みますので、ボールを保持できるのは、
5秒間というルールもあります。
独特の反則では、転がっているボールを車いす前面で拾うことは禁止。
これは、車いす同士の正面衝突を避けるためです。
また、保持しているボールを奪い取ることも反則です。
重度の障害者に配慮した京都ルールの名残なのですが、
このルールは賛否両論あります。
ボールの奪い合いがないので、握力の弱い障害者でも、
落ち着いてプレーが出来るという反面、競技性は低くなってしまいます。
....簡単に説明しただけでも、1日分のページを使ってしまいました(^^;
では、以上を踏まえて、次回。
「選手も観客も楽しめなければスポーツじゃない」
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