車いすハンドボール、実は京都生まれです。
もともと、競技スポーツとして誕生したわけではなく、
健常者、障害者、老若男女を問わず、
参加する人すべてが楽しめるようにと考案されました。
ですので、ハンドボールと名付けられていますが、
実際には健常ハンドボールとは似て非なるものです。
このあたり、ヨーロッパで気運が高まりつつある、
いわゆる健常ハンドボールの「車いす版」とは異なっています。
京都生まれのこのスポーツ、
誰でも参加することが出来るという趣旨に賛同される団体が多く、
この後徐々に、全国に波及していきました。
いわゆる「京都ルール」が広がっていきます。
そして2001年、全国障害者スポーツ大会(いわゆる国体)みやぎ大会で、
オープン競技として採用されて以降、
「全国ルール」といわれる独自ルールが立ち上がりました。
全国ルールは、コートの形など、健常ハンドボールに似てはおりますが、
やっぱり全く違う競技と見られても仕方のないものかなと思っています。
(車いすハンドホール競技規則を画面右側に貼り付けておきます)
京都ルールは、元々がレクレーションの目的で始まったもの。
一方、全国ルールは競技性を持たせたものであろうと「想像」出来るのですが、
健常ハンドボールをご存じの方からすれば、
なんだこりゃ?と思われることもあるかもしれません。
今ひとつレクレーションから抜けきれない部分があるんですよね。
しかし、6日(日)に、大体大での練習会へお邪魔した際に、
改めて感じたことなのですが、
参加者みんな、特に子供たちは、それはもう一生懸命。
σ(^^たちドリーマーズから少しでも技術を盗もうと必死に食らいついてきます。
その真摯さには、σ(^^たちも本気で受け止めなければならないなと感じました。
次回「何をするにしてもまずルールを理解していなければ始まらない」
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