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2014年4月15日火曜日

野沢はいい雪でした♪....

先週末、実に3ヶ月半ぶりのスキー♪

短い時間でしたが、日曜日は楽しんできました(^^

お邪魔した先は野沢温泉スキー場


朝、駐車場の水たまりにはうっすらと氷が張っているではないですか!

当然、この時期にはあり得ないような雪質で、しっかりと滑ることが出来ました。

まあ、日が高くなると雪面が緩んでしまうのは仕方がないことですけどね(^^;


さて、今回は無理やり予定を入れたスキーだったのですが、目的はひとつ。

「アレ」の動作確認です(^^








「アレ」なんてモゴモゴした言い方はやめましょう。

今回、インストールしたのはオーリンズダンパーです。

ある「役得」から、先行的に入手させてもらった「新兵器」♪









そのインプレッションは....結論から先に言いますよ?

可及的速やかな市販化を望む!(^^

英語で言えば「as soon as possible!!」♪


ゴンドラを下りてチェアスキーに乗り込み、滑り始めた1ターン目。

ファーストコンタクトから「おおっ!」と思わず唸ってしまいました(^^


何が違うかって、あなた、雪面とのコンタクトフィーリングがこれまでとは段違い!




今までのダンパーは、

シリンダーとリザーバータンクを、

ゴム製のホースで繋いでいました。

(注:純正の取付方とは異なります)







そのホースにはオイルが通っていて、

激しくダンパーを動かすと、そのホースの「油圧」も激しく増減します。


その度に、ゴム製のホースは膨らんだりしぼんだり。

その瞬間の油圧は、人間がコントロールすることが出来ません。

ゴムの柔らかさは、「管理」出来ませんものね。


ゴムホースが膨らんだら、その分「逃げた」油圧の分だけダンパーに力がかかりません。

ダンパーに力がかからないということは、リンクの動きがしっかりと制御出来ません。

リンクの動きが制御出来ないということは、スキーエッジへ適切な力を加えることが出来ません。


理想的なエッジグリップというものは、最適で必要な荷重を掛けなければ発生しません。

雪面に食いつかせようと人間がエッジを押さえたとしても、

ゴムホースが膨らんでしまえばきちんと荷重を掛けることが出来ないのです。


つまり、ホースが膨らむほんのわずかな時間だけですが、

その分だけ、十分なエッジグリップが得られなくなるということなのです。


その一瞬でもスキーは滑っていっていますので、

「仕掛けようとする場所」と「エッジが食いつく場所」にズレが出てきます。

そのわずかなズレは少しずつのタイムロスを重ねていって、

フィニッシュエリアではとても大きなタイム差となってしまうのです。

これは面白くない(^^;


逆に、「抜重」の時はゴムホームはしぼみます。

エッジグリップを緩めたい時、つまり「切り返し」の時に、

しっかりと力を抜くことが出来なくて、エッジは雪面に食いついたままになるのです。

これも大変な悪影響ですよね。


「荷重」の時にロスをして、「抜重」の時にもロスが出る。

非常に面白くない!(^^;


ところが、今回試したオーリンズには、そういった「柔」なパーツは使用されていません。

人間の意志がダイレクトにスキーへ伝わるのです。

それこそ、エッジが雪面に食い込む瞬間まで、まるで手に取れるようにわかります!(^^


ターンの「仕掛け」が良くなると、簡単にタイムアップを図れます。

また、アルペンでなくても「カチッ」と決まるエッジングは滑っててとても気持ちいいですし、

見ている人に「美しさ」すら感じさせることが出来るでしょう。


当然のこと、ターンの精度は向上しますし、

付けるだけで「上手く」なる数少ない部品かも知れません(^^

一緒に滑っていた仲間からは、

「おめぇのターン弧に付いていくことが出来なかった」と言って貰えました♪


これまでは、無茶な振り回し方をしたら、これまではある程度の「恐怖」を感じたものです。

でも、「間違いなく『どこか』へ行っちゃうよね?」という滑り方をしても、

ものすごく安定したターンが出来ました。

こういったメリットは、固い急斜面や荒れた雪面では特に大きくなるでしょうね。


さらに、ダンパーが動いている「感触」を比べても、

今までのは「クックッ」という抵抗を感じましたが、オーリンズでは「スッスッ」っ♪

もう、イキそうになりました!ヨクワカラナイヒョウゲンデスカ?(^^;


また、セッティングの幅も広く、

「最弱」で「スカスカ」「最強」で「ガチガチ」にまで調整することが出来ます。

そこまで極端にするのは「実戦的」ではないのですが、

逆に言えば、

「全てのチェアスキーヤーにマッチするセッティング」が、

その間にあるという訳です。


さあ、こんな素晴らしいアイテムが簡単にインストール出来るようになると、

日本のチェアスキー界はさらにレベルアップすることでしょう(^^


ところが、市販のトリノモデルでは、「簡単」に、とはちょいといかなくて、

少しだけチェアスキー側の加工が必要です。

このあたりは次回「インストールマニュアル」にてご説明しましょう♪

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