一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2015年12月31日木曜日

気がつけば....

もう、こんな時期なんですね(^^;


「年越しも正月もない」アルペンレーサーの性分が染みついているんでしょう。

明日から新年などと、全く実感がありません(^^;


とはいえ、何かにこだわって時間を過ごしていたわけでもなく、

ダラダラと気がつけば、このブログも随分放置していましたな♪

早い時間に、今日が末日だと気がついてよかった....


てことで、今年のことは今年のうちにともっともらしいことをほざきながら、

頂いたまま放置していたコメントを少々....(^^;
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12月9日(水):「なぜ車いすハンドボールは普及しないのか(4つのルール編)....」

Fukushima (Osaka NRF)様のコメント

「連載ありがとうございました!
 
 車いすハンドボールを普及するにしても、競技自体を存続させるにしても
 ルールの管理・全国規模での体制の整理は必須だと感じています。

 山本さまが挙げられている『トップリーグ:「世界ルール」』は私も重要と考えます。

 やはり今の全国ルールのままでは「誰でも楽しめる」コンセプトからは年々離れていく一方で、
 障害者主体のクラス分けをもとに構成されたチームで競う部門が必要となっています。
 ただそのためにはもっと障害者の車いすハンドプレイヤーが増えなければなりませんが。

 車いすスポーツの競技人口が年々減っていっているという話もある中で
 どのように車いすハンド人口を増やすかも課題と感じています。

 選手自身が車いすハンドの普及について少しでも考えることはもちろん重要ですし、
 それ以前に今回の連載で書かれたような車いすハンドの現状を知ってもらうことが
 必要だと思っています(そういった意味でも連載ありがとうございました!)

 「ピー」な連盟については、連盟がどこまで「ピー」なものなのか、
 どこまでのことができる組織なのか実際にみて考えるために仕事を引き受けましたが‥‥、
 そのあたりはまた直接お話ししたいと思います(^^

 既存の団体に期待を寄せるのは難しい現状、言いたいことは山ほどありますが
 長文コメントになってしまいますのでここまでにしておきます。

 ‥ちなみに今まで何度か大阪についてはどうも前向きな団体のような表現をされていますが、
 大阪も結構「ピー」なものです。(^^;
 全国・大阪・京都の中で車いすハンドの未来を担う子ども達(特に障害のある子ども達)の
 参加がダントツに多い大阪ですが、あくまで運営目標は「現状維持」。

 ジュニア部門の充実も実現したい私の理想の1つです。


ありがとうございました!(^^
そして、今まで放置していてごめんなさい(^^;

そろそろ、一部の人間だけでなく、「世界ルール」の重要性には気がつくべきです。
そこに気がつかなければ、車いすハンドボールは、どのルールでも1/4にしか過ぎません。

障害者プレーヤーが増えないという現実も、そのあたりに遠因があるでしょうね。
楽しければ放っておいても広がりますし、裾野が広がらないということは....

でも、「世界ルール」は別でしょうね。
どんなに難しく競技性が高いルールだとしても、「世界」に繋がるわけですから。
そりゃあなた、注目度が桁違いなはずです。

さてさて、「ピー」なところを「ピー」だと言い募っても、ダメだよねと連載では書きました。

新年を迎えて、突然に事態が好転するとも思えませんが、
「フレーヤー目線」での車いすハンドボールの「未来」を提言しました。
近畿リーグの活動を通しても、少し違った視点を意識して行きたいと思います。

いろんな理想があって、物事は良くなっていくと思っています。
臆面もなく理想を掲げ続けることが出来れば、
「車いすハンドボール」の将来はそんなに悲観するものではなくなるでしょう(^^
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ということで、最後に、そんな事これっぽっちも思ってないくせにカタチだけの御挨拶を。


みな様、良いお年を!(^^

2015年12月9日水曜日

なぜ車いすハンドボールは普及しないのか(4つのルール編)....

連盟の「ピー」はロバの「ピー」!!!

と叫び続けることが、「世直し」に繋がるモノと信じていました。 ....今までは(^^;


例えば....普通、鼻毛が出てたとしても、

「オマエ鼻毛出てるぞ?」と言われるまで気づかないですよね?

小まめに鏡でチェックするオサレさんは別ですが。


いつまでも鼻毛を出している人には、注意せずにいられないσ(^^;


ところがところが、鼻毛など出てても全く意に介さないヤツがいたら?

鼻毛を露出することは、社会的にアレということを教える必要があるでしょう?


ところがところが、

「鼻毛ぼーぼー」のどこが悪い?

などと、その問題を全く理解しない人だとしたら、どうします?


たいていの場合、「ダメだコリャ!」とその人から離れていきますよね?

それでも、そんな人とお友達でいつづける人もいますが(^^; ....σ(^^;ハムリ


いきなり、変な例えから入りましたが、

「全国大会」で言うなら、いい例が「登録料」と「参加料」が「鼻毛」的な何かです。


「車いすハンドボール」での「登録料」ってなんじゃ???

おそらく、日本全国駆けずり回っても、これを「正確」に説明出来る人はいないと思います。


「参加料」がなぜ1万円もするの???

これも同様、なぜこんなにボッタぐられるのか理解出来る人はいないでしょう。


「登録料」と「参加料」で、
15,000円も取られているということ、
ご存じでした?


「京都大会」や「大阪大会」でも、1チームあたり数千円です。

ボランティアや有志のご厚意でもって、誠意ある運営されている証拠です。


1チームあたり、15,000円....

役員の飲み代に消えてるんじゃないの?

なんて勘ぐりたくなりますよね(^^


こういったところは、
 
「鼻毛ぼーぼー」と言ってもいいぐらいに、

社会的に非常識だと思うんです。


だって、5,000円も払って、「連盟に登録するメリット」がありますか?

そう考えたら、「登録」って意味不明でしょ?

スナックで「チャージ3,000円」みたいなもんです(笑)


だって、10,000円も払って、参加する価値のある内容の大会ですか?

宮城フェニックスや近畿リーグ参加チームはいざ知らず、

今大会の予選で理不尽な結果を与えられたチームは、二度とそんな金は払わないでしょう。
(ルールとは言え、そして、けしかけたのがσ(^^とは言え、酷い予選でした....)


このあたり、連盟に文句付けても帰ってくる返事はひとつだけですよ?

「あ?イヤなら出てこなくてもよろしい!」

本当に、こんな事を考えているとイライラするだけ(笑)


で、なんで考え方を変えなきゃいけないと思ったか。

違う考え方もあるよね?と思えるようになったか。


「卒論」へのお手伝いをきっかけに、いろいろ考えを整理していくと、

「車いすハンドボールを普及させていない」のは、選手側にも原因があるぞ?

と、思うようになったのです....


少しずつ、説明するとですね....


現在、世の中には、「車いすハンドボール」のルールが4つもあります。

発祥の「京都ルール」

なんやかんやで独立した「大阪ルール」
 
「ピー」な運営母体の「全国ルール」

健常ハンドを車いすでプレイする「世界ルール」


「車いすハンドボール」を知らない人が見たら、

「どれが本物?」とか思ったりしませんか?


で、みなさんに質問。
 
本物の「車いすハンドボール」は、どれ?


もうひとつ質問。
 
普及させるべき「ルール」は、どれ?


答えがわかった方は、このふたつの答えとその理由を、
 
手書きで、400字詰め原稿用紙30枚以上にまとめ、
 
近畿リーグ事務局まで郵送にて提出のこと(笑)


「本物」って、「全国ルール」だけじゃないですよね?

「普及」させるべきは、「全国ルール」だけじゃないですよね?


てか、「車いすハンドボール」って何?

もしかしたら、「全国」と答える人も多いかも知れませんねぇ....

でも、それって、「車いすハンドボール」という世界の「1/4」でしかないんですよ。


しかも、そんなルール「だけ」を「普及」させようとしても、

重度の障害者は、自然と排除されてしまうんです。

元気な若者だけの大会になってしまうんです。


「老若男女健常身障」問わずというお題目から、「老」と「身障」が抜け落ちていくんです。

それって、正しい「車いすハンドボール」の世界観ですか?


「車いすハンドボール」を普及させようとした場合、「世界ルール」を導入し、

なおかつ「老若男女健常身障」の全てを視野に入れた行動を取るべきだと思うんです。


でも、国内の団体は「ピー」なところも含めて、みんなバラバラ。

それぞれの大会で、それぞれのチームが楽しんでいるという状態。


「4つのルール」というものを考えている人って、ほとんどいないんじゃなかろうか?


それぞれの団体は、それぞれのルールの「普及」を真っ先に考えるのが本筋。

よそのルールなど知ったこっちゃありませんし、

「京都」と「大阪」は会場の都合上、これ以上参加チームを増やすのは難しい。
(これ以上参加チームが増えれば、1試合が前後半無しの5分勝負になっちまう 笑)


ましてや、「全国大会が車いすハンドボール界では最上級の大会だ」などと、

大きな勘違いをしている「ピー」な団体が、「京都」や「大阪」と組んでもらえるはずが無し。


選手側ではどうかというと、

「参加出来る大会には全て参加する!」

という姿勢は正しいと思います。


でも、「車いすハンドボール」の普及を考えた場合、

「楽しーっっ!ウッキャー!!」

だけしか考えていないと、意義のある活動とは言えません。


全てのルールを含めた「車いすハンドボール」の普及は、それではちと物足りない。


「ピー」な団体を含め全ての大会運営側は、いま、「普及」に頭を悩ましているはずです。

であるならば、「普及」について声を上げていくのは「選手」側であってもいいと思うんです。


特に京都や大阪は、「現状維持でいい」などと考えてはいないと信じていますので、

「選手」の声に耳を傾ける真摯さは持っていると思います。

「ピー」なところは....ですけどね(笑)


もうひとつ。

「楽しーっっ!ウッキャー!!」

だけでプレイしている選手は、間違いなく長続きしません。

いろんな事情から、参加出来なくなる場合がほとんどです。


それはなぜか?

「車いすハンドボールの今後は、どのようになっていくべきか?」

というテーマを常に考えていないと、楽しくなくなれば辞めるからです。


これは、ほぼ100%と言っていいぐらいに「真理」だと思っています。


様々なチームが「車いすハンドボール」を楽しんできて、

ある時を境にパタッと顔を見せなくなる。


いろんな事情があるんだと思うのですが、

「車いすハンドボール」のことを何ひとつ考えられないほど、

状況に追われているような生活に陥ったとは思えません。


徳島を含め、近畿圏で毎年「全国」があったにもかかわらず、

「OB」たちは観戦にも来ないでしょ?


「京都」や「大阪」は、

かつての「OB」さんが運営を手伝ってくれていますから、

全てがそうだとは言い切れませんが....


これは、選手側に「普及」という視点がなかったのが原因ではないかな?

言葉を換えれば、「車いすハンドボールへの恩返し」という視点がない。


これからの選手や参加チームには、「考えの全てについて」とは言いませんが、

ほんの少しでも、「これからの車いすハンドボールはどうあるべきか?」ということを、

頭の片隅に置いて、活動を重ねていって欲しいなと考えるに至りました。


「何があろうと、チームを転々としてでも、参加をし続ける」というのは大歓迎。

「社会人になり、大会の運営に携わろうとする」のも、いい方法。

「いつかは、世界ルールの大会に出る!」というチーム方針にも、未来があります。

「理想論だけど、車いすハンドボールはこうあるべきだ!」という思いを持ち続けるのもアリ。


何かひとつ、ゲームを楽しむ以外の事で、

「車いすハンドボール」について思いを馳せて欲しいと考えています。


そこには、「正解」などないですし、誰も「採点」など出来ません。

ましてや、「強制」などあってはなりません。

が、いちどでも「車いすハンドボール」が楽しいと思った人には、

そんな事を考え続けて欲しいなと思います。


てことで、拙いながらσ(^^;の理想論をご披露して、

今回の連載を終わらせていただきます。

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「車いすハンドボールのあるべき姿」


最低条件として、4つのルールは統一された団体が統括する事が必要。
(例:「日本車いすハンドボール協会」を新規に設立するなど)

その上で、各大会の運営母体が、各ルールを所管すること。

セカンドリーグ以下は、都道府県単位での運用が望ましい。


なお、既存のルールのうち「全国ルール」は廃止し、

以下のカテゴライズされた「リーグ」として管理する。

①トップリーグ:「世界ルール」

 これは、国際車いすハンドボール連盟(IWHF)が所管するルールにおいて行うリーグであり、

 障害者が参加し、パラリンピックの正式種目となるよう働きかけると共に、

 世界でも渡り合える技術と体制を構築することを目的とする。

②セカンドリーグ:「世界ルールbyソフトタイプボール」

 このリーグは、参加者の身体的要件を問わない。

 トップリーグのルールを基本として、ソフトタイプボールを使用する。

 「車いすハンドボール」を普及させるフラッグシップの位置づけとして開催し、

 トップリーグへのステップアップを図り、または競技層を厚くすることを目的とする。

③サードリーグ:「大阪ルール」

 このリーグは、トップリーグ、セカンドリーグの登竜門的な位置づけとする。

 または、身体的機能が制限された選手や、

 「車いすハンドボール」の経験が浅い初心者の健常者が活躍するためのリーグとする。

④ファンリーグ:「京都ルール」

 上記リーグに参加することが難しい選手を対象とする。

 脊髄損傷等、身体機能が著しく損なわれた選手たちが、

 「車いすハンドボール」を楽しめるように運営されることが望ましい。

 また、セカンドリーグやサードリーグへの移籍も可能とする。


各リーグの運営母体は、それぞれが常に情報共有を行い、

国内での「車いすハンドボール」の「普及」及び「強化」について、

「日本車いすハンドボール協会」の助言の元、効果的な手法を常に模索するものとする。
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σ(^^;は、こういう形で「車いすハンドボール」が発展すればいいなと妄想しています♪

みなさんは、どう思われますか?


あと、もうひとつ。

「卒論」完成にむけて汗をかいている「可愛い後輩たち」へ(^^

参考にするのはいいけど、コピペはダメだぞ♪

引用するのなら、引用元を明示すること(笑)

2015年12月7日月曜日

なぜ車いすハンドボールは普及しないのか(連盟は「ピー」編)....

今回のシリーズは、

「車いすハンドボールに携わる全ての人」

に読んで欲しいと思っています。


現状の車いすハンドボール界は、

「楽しーっっ!ウッキャー!!」

だけでは、どうにもならなくなってきていると思うんです。


ですので、今、

車いすハンドボールが楽しくて楽しくてしようがない人、

車いすハンドボールを愛して止まない人、

車いすハンドボールで将来、メシを食おうと考えている人、 ....イルノカ?(^^;

このシリーズを読んで、考えを深めてみて下さい。


では、始めましょう。

まずは、「車いすハンドボールの歴史」をおさらい。


車いすハンドボールは京都で生まれました。

いわゆる「京都ルール」ってヤツです。


平成2年に第1回の大会が開催されました。

「へぇ、生まれる前から車いすハンドボールってあったんだ?」

と言う人もいることでしょう。


年イチの、京都市での開催の他に、宮津市でも年2回の大会がありました。


その後、数年もしないうちに、車いすハンドボールは東北へ渡りました。

彼の地でも今の京都同様、大変な人気を博した競技になったようです。


もともと、「京都ルール」は、

椅子バスが出来ないような重度の障害者もターゲットにしていました。

で、大会を重ねるうちに、より「重度向け」のルール改正が成されていきました。


今の「京都ルール」で言えば、「ワンパス」の導入などがそうです。

目的は「速攻」を禁じ手にするためなどだそうです。シテマスケドネ(^^;


一方、東北に渡ったルールはほとんど改正されず、

ゴールエリアから、キーパーが直接シュートしても得点となるようなモノでした。


そんなこんなで迎えた2001年。

第1回の全国障害者スポーツ大会(いわゆる国体)が宮城県で開催。

当時の関係者がご努力された結果、

なんとなんと、オープン競技ながら車いすハンドボールが開催種目になりました。


この時、始めて「宮城フェニックス」と「京都ドリーマーズ」が相対しました。

その当時の模様は、このあたりをご参照♪


で、国体オープン採用に気をよくした連盟は、

「京都ルール」での「車いすハンドボールの全国大会化」をもくろみますが、

「京都ルール」を運営する京都障害者スポーツ振興会は、

連盟との連携を早々に拒否します。


「京都ルール」は、椅子バスが出来ない重度の障害者を念頭に運営しているわけで、

「ゴリゴリな競技化」を目指した連盟のスタンスと相容れるわけがないのです。


「京都ルール」の採用を諦めざるを得なかった連盟は、

「独自ルール」を制定し、なんとかかんとか「全国大会」を開催しました。

2004年のことです。


このルールは、いわゆる「旧全国ルール」といわれるモノで、

現在では、「大阪ルール」として認識されています。


なぜこれが「大阪ルール」となったか。

連盟内部の確執が原因と耳にしています。


当時、連盟内部で意見が分かれ、    ....このジジイが原因と推測しますが(^^;

現連盟執行部に憤慨した有志のみなさんが、

独自に立ち上げられたのが「大阪大会」です。

以来、「旧全国」は「大阪ルール」と呼称されるに至ります。


「京都」で嫌われ、「大阪」が分裂し、

にもかかわらず、車いすハンドボールの存在意義を無視して、

さらに競技性を高めたルールが、今で言う「全国ルール」となっています。


歴史をひもとくと、「老若男女健常身障を問わず楽しめる」という大義名分から、

大きく逸脱しているのはどこか?というのがよく解ると思います。


さて、話は元に戻りまして。

日本車椅子ハンドボール連盟が、いかに「ピー」なのかについて。


日本車椅子ハンドボール連盟の規約(定款)をご覧ください。


「規約(定款)」とは、団体の「憲法」みたいなものです。

それを無視した運営は、その団体の存在意義を自ら否定する事に等しいものです。


σ(^^;も、「口先だけ」の男だと、つくづく自嘲することがありますが、

それでも、言ったことの半分は何とかしようと足掻いています。


しかし、連盟は、自分たちで決めた「憲法」の9割方を実行しないままあぐらを掻いています。


まあ、条文を見てみて下さい。

個人的な注釈も入れておきます。


(地区)
第 2 条 本連盟は,北海道,東北,関東,北信越,東海,関西,中国,四国,九州地区
において行われる車椅子ハンドボール競技を統括する連盟である.
....そこまで言うなら、「車椅子ハンドボールの全て」を統括してみろよ!
    少なくとも、「京都」と「大阪」を包括した活動ぐらいはしてみやがれ!!

(目的)
第 3 条 本連盟は,日本における車椅子ハンドボール競技大会を統括し,代表する団体
として車椅子ハンドボール競技の普及および振興を目指し,もってこの競技の
健全な発展とスポーツ文化の育成に寄与することを目的とする。
....第2条同様、そこまで言うなら、それなりの普及と振興を図れよ!
    お前ら、全国大会を「青息吐息」で開催しているだけで、あとはなーんにもしてねーだろうが!!

(事業)
第 4 条 本連盟は,前条の目的を達成するため,次に掲げる事業を行う。
(1)車椅子ハンドボール競技の普及および指導。
                            ↑何にもしてないよな!
(2)車椅子ハンドボール競技の全国的な競技会の開催。
                               ↑年1回の「全国ルール」のみ開催!!
(3)車椅子ハンドボール競技の競技規則の制定。
                         車椅子ハンド「ポ」ール競技規則のことなwww
(4)車椅子ハンドボール競技に関する指導者および審判の要請並びにその資格の認定。
                              ↑「指導者」?そんなヤツがいるのなら連れてきてみろ!!!
                               審判の「要請」はしているようだけどなwww
(5)車椅子ハンドボール競技の用具等の公認および斡旋。
                               ↑ここまで来ると厚かましいにもほどがある。
                                「破廉恥」と言っても差し支えない!!!!
(6)その他の本連盟の目的を達成するために必要な事業
                                    ↑せいぜい、申し訳程度にホームページを作っているだけ。


まあ、ざっと書きましたが、

この第2条~第4条のうち、一部でも出来ているのは、

第4条第2号の「全国大会」と第3号の(誤字脱字満載で解釈が苦しい)競技規則、

第6号のホームページの作成ぐらいかね???

これだけでも、連盟は自らが決めたことすら、ほとんどしていないということがよく解ります。


でね?これは、今までのσ(^^;の主張。

でも、少し考え方を変えなきゃいけないなと思い至ったのが、今回。

その理由は、次回に♪


あ、そうそう。

連盟が「ピー」という証拠をもうひとつ。


毎年毎年、もう、見るのもイヤになった「準優勝」の賞状(^^;

















何の変哲もないように見えるでしょ?

ドリーマーズの名前のところをよくみてください。



















修正液で書き直してありまぁす♪






















もうね、あきれ果ててものも言えません(^^;

大昔のバラエティドラマのセリフを借りるなら、

「父ちゃん、情けなくて涙が出てくらぁ!!」

ってとこですな。

まったくもって、無礼失礼極まりない!!


本当に、連盟は「ピー」な団体です♪

2015年12月6日日曜日

なぜ車いすハンドボールは普及しないのか....

なんででしようかね?(^^;

それがわかれば苦労しないんですけども♪


それは連盟ピーな団体だからと考えていたんですけども、

どうもそれだけではないように思い始めました。


いや、連盟はピーなんですけどね(笑)


きっかけは、ある学生さんからの依頼。

「車いすハンドボールで卒論書くんですけど、ある事ない事いろいろと教えて下さい♪」


もちろん二つ返事。

そのいろいろな質問に答えていくうちに、

車いすハンドボールが普及しないのは、

連盟がピーなだけじゃないぞ???と考えました。


そのあたり、何回かに分けて書いていこうと思いますので、

もうしばらく、車いすハンドボールのネタにお付き合い下さい(^^


もちろん、連盟がピーじゃなかったら、もう少しマシな事になったはずですけどね♪

2015年12月4日金曜日

明日はスキーヤーモード....

久しぶりにスキーの話です♪


昨期のチェアスキーチャンピオンチップでは、

突然に宣告された新ルールの適用のために涙を呑みました(^^;


今期のチャンピオンシップのために、現行板を購入。



そのチューニングのために、明日はスキーヤーズピットエリアワン様を訪問です。


この板に、「とんでもないところから舞い込んできたとんでもないモノ」を取り付けます(^^



どんな板になることやら(^^;


でも、どんな板になっても、この板で勝たなければなりません。

海外組がいない中で、いくら「活動中止中」といえども負けるわけにはいかないのですσ(^^


「お前らのやってる事業は
 レーサーを育ててないんだぞ?」という主張を、

「結果」でもって証明しなければ、σ(^^のチェアスキー界での存在意義はないと思っています♪


え?負けたらどうするんだって?

「んな事言ったって、この板に乗ってまだ3日目だぜ?」

という「言い訳」を用意して参戦します(^^;コノアタリ「コモノ」デス....


とりあえず、明日は久々の名古屋行きです♪

道中つつがなきや(^^

2015年12月1日火曜日

テスト勉強のためにその1(踊ってみたけど踊れなかった編)....

めっちゃかわいい後輩の、

さるやんごとないお手伝いのために、

休講!(笑)


で、ウハウハで下心満載で「踊ってみたけど踊れなかった」というオチ♪

2015年11月30日月曜日

テスト勉強のためにその1(コメントいただいています編)....

(ぴっ、ぴっ、ぴっ、ぽーん)

こんばんは!

今夜も、テスト勉強で頑張る学生諸君の味方、

「テスト勉強のためにその1」の時間がやって参りました!!


お相手は私、人の邪魔をすることが三度の食事より好きな山本新之介です!!!(^^

どうぞ最後までお聞きくださいね♪


では早速、いただいたおハガキをひとつご紹介です。

大阪府にお住まいの、

ペンネーム「新調した車いすが言うことを聞いてくれなくて困ってます」さんから。

「山本さん、こんばんは。
 ぼくは今、車いすハンドボールに青春を燃やしています。

 先日、車いすハンドボールの全国大会がありました。
 成績は、ここ2年では最高といいますか、
 以前の調子にようやく戻せたと言いますか、
 どっちにしてもいい大会だったと思っています。

 それはそうとして、そのすぐあとからテスト勉強を始めなければならなかったのですが、
 車いすハンドボールのことを考えると、ムラムラとして勉強が手につきません。

 こんなぼくに、勉強にばっちり集中出来るイケイケでナイスなソングをかけてください!」


「新調した車いすが言うことを聞いてくれない」さん、ありがとうございました(^^

でも、イケイケでナイスなソングって何ですか?(笑)

まあ何かしら、元気になるような歌ってことですか?


ムラムラする時は、車いすに乗って夜の街を疾走するといいですよ(笑)

ということで、一曲お送りしましょう。

1983年のリリースですから、「新調した車いす(以下略」)さんは生まれてないな(^^;

尾崎豊で「15の夜」、聞いてください。


♪盗んだ車いすで走り出す~ヌスンジャイケマセン(^^;


「新調した(以下略)」さんは、自分の車いすで夜の街を駆け抜けてください♪

「新調(以下略」)さん!おハガキありがとうございました!!(^^


では、次のコメントをご紹介します。
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11月24日(火):「テスト勉強のためにその1(大阪NRF編)....」

Fukushima (Osaka NRF)様からのコメント

「連載楽しく読ませてもらっています!

 全国の会場にいたみんなはもちろん、車いすハンドを知らない人も
 ビデオと合わせてこのブログを読めたら車いすハンドの魅力を
 感じてくれるんちゃうかと思います♪

 さて、長らくひどい体たらくを晒していた大阪NRFですが、
 近畿リーグのみなさんのおかげで何とか全国の舞台で
 少し良いところをみせることができました‥

 我がチームが目指しているのは本文でご指摘の通り。
 「くさび」と「外のプレイヤー」との連携をずーーっっと課題にはしているのですが、
 これがなかなか、“言うは易く行うは難し”。

 その糸口がやっと見つかったからこその全国の結果だと思います。
 次年度、大阪NRFが一皮むけるか、再び落ちていくか‥楽しみにしていてください!」


ありがとうございました!

まあ、このブログもテケトーに書き殴っているだけですので、
どこまでPRに繋がるかわかったものではないですが(^^;
少しでも、「車いすハンドボールは楽しいもんなんだ」と伝えられれば嬉しく思います。

私も現場で見ましたよ!
大阪NRFさん、3位入賞おめでとうございました!!
このまま、とんとんとんとステップアップしてくださいね!!!

「くさびと外の連携」は、なかなか難しいですよねぇ....
1ターン45秒を超える「乱戦」に入ると、もう何が何だかわからなくなります(笑)

でも、原因は他にあるようにも思うんです。

それは....
「車いすを新調したヤツはチームプレーをしない」というジンクスです(笑)
思い当たることはないですか?
もしかしたら、それがNRF低迷の原因かも知れませんよ♪

冗談はさておき....

いま、σ(^^の頭ん中には、2つの新しいオフェンスオプションがあります。 
そのうちひとつは、ぜひNRFさんにも試して欲しいと思っています。
詳しくは、来期の近畿リーグでご提案しますね!
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では、どんどんとご紹介していきます♪

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11月25日(水):「テスト勉強のためにその1(大阪体育大学BLAVE編)....」

堤史土様のコメント

「どうもこんばんは、大体大BLAVEの9番です。
 いつもお世話になっております。

 今年も去年と同じく準決勝でドリーマーズさんとあたり、また負けてしまいました。
 エース不在だったのですが、メンバーは勝つ気満々で臨みました。
 しかもここ最近公式戦では勝ち越していた大阪NRFにも大事なところで負けてしまい
 悔しい結果で終わった全国大会でした。

 今回の大会を通じて率直に思ったことは、
 個々の車椅子操作のスキルがまだまだだなぁということです。
 (卒業生はそれぞれ仕事が忙しくれなかなか練習できず、仕方なかったのですがね、、、)

 自分を含めてとにかくミスが多く、
 勝敗を分ける大事な部分でもミスしてしまい悔しい思いをしました。
 来年はもうちょっと練習回数を増やして個々のスキルを磨いて試合に臨めればなと思います。

 また来年度もあつかましく近畿リーグお邪魔させていただくかもしれませんが、
 どうぞご指導ご鞭撻の方よろしくお願いしますm(_ _)m

 仙台ではドリーマーズ、宮城フェニックスの脅威となれるよう頑張りたいと思います。」


ありがとうございました!

なんかここ何年かは、大体大BLAVEとやり合うことが多くなっていますね(^^
かろうじて勝った試合ばかりで、いつ負けるのかヒヤヒヤしながら戦っています(笑)

σ(^^たちドリーマーズは、車いすハンドボールを始めて20年近くになります。
そんな簡単に車いすの操作なんてマスター出来るもんじゃないぜ?
などと、エラそうなことを言ってみます(笑)

練習も確かに大事なのですが、実は練習だけではどうにもならないことがあるんです。
毎回毎回、違う車いす(同型のモノだとしても)を乗っていては、
その車いすのクセはユニークなものですから、全く同じように動かないのです。

いつもいつも同じ車いすに乗り、空気圧やスポークの張り具合などを一定にして、
当然ですが、フレームとタイヤの組み合わせも固定して、
なおかつ、自分がコントロールしやすい微調整(骨盤周りのパッティングなど)を施して、
初めて自分仕様の車いすになっていくのです。
その上で磨いたコントロールを積み上げてこそ、「競り合うスキル」が身につくと思っています。

出来るならば、「My車いす」を買うのが理想ですが、なかなかそうも行きません。
となれば、乗る車いすは「いつも同じモノ」にしてください。
目印などを付けておけば「自分の」がわかりますよね?

その上で、ボディコントロールと車いすのセッティングに気を配り、
さらに「My車いす」に近づけていって、満足のいくプレイを目指してください(^^

車いすハンドボールは、ボールコントロールやチームプレイだけが必要なのではありません。
近畿リーグでも講義したことがありますが、プレイするのは自分自身ですが、
「ゲームを演出」するのは、プレーヤーが引き出す「車いすの性能」です。
そのふたつがマッチしたら、とても面白いゲームが出来ると思いますよ♪

ぜひ、来年の仙台では、優勝カップを持って帰ってくださいね(^^
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そうなんですよねぇ....

楽しくなってくるといろいろ欲張ってしまうんですよね(^^


でも、欲張りとおすことが出来るのもアスリートの特権。

「妥協」してしまうと、そこで「止まって」しまうのも事実。


さあ、どこまで車いすハンドボールのために人生をかけられるかな?(笑)


コメントは、まだまだ続きますよ♪

同じ投稿へのコメントですね。
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11月25日(水):「テスト勉強のためにその1(大阪体育大学BLAVE編)....」

Fukushima (Osaka NRF)様のコメント

「大体大BLAVEはここ2年ですっかり大阪NRFの天敵となってしまいました(笑)
 
 高い身体能力に、様々な競技で培ったであろう
 その場その場での戦術の判断のセンスには毎回驚かされます。

 今回は練習不足と
 ハンドよりも「社会的常識」を選んだエースに助けられた部分が
 大きいと感じています。

 ぜひ車いすハンドの強豪校として長く存在し続けられるよう、
 先輩プレイヤーも競技を続けていってください!

 また近畿リーグで会いましょう!」


ありがとうございました!

先ほどのコメントへのフォローコメントですね(^^

大阪同士で食い合わずに、その牙を宮城に向けましょう♪
そんな事を知っている場合じゃないですね(笑)

食い合うことが唯一、お互いを高めることが出来るのも事実。
食われっぱなしにならないよう、お互いに頑張りましょう!

それはそうと、「社会的常識」を選んだ大体大BLAVEのエースさんも、
相当な苦悶と後悔と寂寥感に苛まれ、
今や車いすハンドボールのために転職を考えているとかいないとか?(笑)

何にせよ、車いすハンドボールを長く続けるためには、自らの環境整備が大切です。

普段、中指を突きつけている上司がいるとしても、
その結婚式には満面の作り笑いで出席しなければなりません(笑)
それが環境作りと言うことでしょうね♪ナンノコトダロウ....???

平均年齢が40歳を超えたドリーマーズも例外ではありません。
「死ぬまで車いすハンドボーラー」を目指しましょう!!!
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さて、ここらでブログもテスト勉強も、肩の力を抜きましょうかね(^^

ここで一曲聞いてください。

1996年のリリース。コレモマタフルイウタダナ(^^;

「BA-JI」の「遊びに行こうよ」。



さて、「テスト勉強のためにその1(コメントいただいています編)」ですが、

お楽しみいただいていますか?


放送時間いっぱい、コメントのご紹介していきますね(^^

あとコメントいくつ?3つ?

おげ!一気に行きましょう(笑)

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11月26日(木):「テスト勉強のためにその1(藍野大学TOPS編)....」

Fukushima (Osaka NRF)様のコメント

「『3倍のスピードで成長する藍野大学』と
 『3倍のスピードで後退してきた大阪NRF』のゲームは、
 大阪NRFにとっても次年度以降のチームの行方を占ううえでとても重要なゲームでした。

 お互いにミスが多く、両チームともに満足しきれる内容ではなかったはずですが、
 それでも学生たちの「本気」を感じ、ピリピリとした接戦の中でも心地よさを感じる時間でした。

 1年練習してきた戦略・戦術をきっちりと守るチームワークと、
 学生ならではの勢いをもってゲームに臨む姿は脅威を感じるほどです。

 大体大同様、藍野大学にもOBチームが生まれることを望んでいます。」


ありがとうございました!

Fukushima (Osaka NRF)様は、ヘビーリスナーの方ですね(笑)

本当に、藍野大学もそう、大体大のみんなもそう、
ひたむきにシビアに、でも楽しく車いすハンドボールに向き合っています。
そりゃあんた、気がつきゃ「驚異」にもなりますわな(^^;

でも、その「驚異」を「心地よさ」と受け止めることが出来ているのは、
NRFのチームリーダーとしての「懐の深さ」でしょうかね♪

彼らはきっと、近畿リーグのゲームの中でもそんな「ピリピリ感」を楽しんでいるはずです。
大阪NRFでも、そんなモチベーションを維持して来期を楽しんでくださいね(^^

んー....
毎年毎年、大体大と藍野大学からOBチームが新しく生まれ続けたらどうしよう?(^^;
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返す刀でもう一丁!

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11月28日(土):「テスト勉強のためにその1(藍野大学レディース編)....」

Fukushima (Osaka NRF)様のコメント

「スポンジが水を吸収するように‥、とてもよく分かります。

 近畿リーグでも1年通してそうでしたが、
 全国大会の1週間前に大阪NRFと藍野レディースとで1日練習をした時にも
 1日でメキメキと力をつけていく様をこれでもかと見せつけられました♪

 オフェンスではシステムをチーム全員で共有し
 地道に真面目にその形を作り上げてきていますし、
 ディフェンスでも横の連携がとれていると感じています。
 それらの精度が高まり、経験を積んだ時にかなり怖い存在になるなと思っています。

 来期も楽しみなチーム。大阪NRFも負けずに頑張りたいと思います!」


ありがとうございました!

近畿リーグに初めて彼女たちが参戦した時の、
σ(^^の率直な思いをぶっちゃけます。

「ああ、ここまで点差(実力の違い)を見せつけられたら、
 多分、イヤになって長続きしないかもな....」と思いました(^^;
でも、競技力の向上を目指した近畿リーグだからこそ、
初心者相手でも「競技性」を思考しないといけない、
「まあまあぼちぼち」から始めてはいけないと思い、
ドリーマーズが彼女たちと戦う時も「ガチ」でゲームをしました。

それがよかったのかどうなのか、「スポンジ」はみるみるうちに水を吸収していきました。
多分、先生方のご指導がいいんでしょう。
成績よりも、「時間の過ごし方」を重視されているようです。
そりゃ、楽しく成長するはずですよ♪

来期は、パワーとスピードに頼ったチームを脅かすような戦い方をして欲しいと考えています。
σ(^^たちドリーマーズも頑張って、泡を吹かないようにしないと....(^^;
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いよいよ、放送時間も残りわずか。

頂いている最後のコメントをご紹介して、羊を数え始めることとしましょう(^^
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11月29日(日):「テスト勉強のためにその1(大阪体育大学APES編)....」

Fukushima (Osaka NRF)様のコメント

「京都大会、優勝おめでとうございます!

 さて大阪体育大学ですが、大学生チームならではの選手層の厚さと、
 メンバーの定着の難しさを併せもったチーム‥という印象があります。

 それでも軸となるメンバーを中心に大会ごとにチーム編成が変わっても
 チームのクオリティを保っていると感じています。

 一見、好きに動き回っているようにみえて、
 ゴリゴリの男子が勢いを作り、女子が戦略的に動きを繋げていく。
 これを自分達のペースでできている時はとてもディフェンスのしにくい、
 やっかいなチームになっています。

 動きまくってリズムとスペースを作る、
 そんなオフェンスが完成したらとても面白いなと思います!

 オフェンスチームとディフェンスチームの使い分けも面白そうですね♪
 来期は各チームごとの戦略がよりハッキリとみえてくるかと思うと楽しみです!」


ありがとうございました!

京都大会は、勝ち負けはカンケーなくて、「楽しんだモン勝ち」の大会です。
「優勝おめでとう!」より、「楽しそうだなぁ、いいなぁ」と言ってもらえる方が嬉しいです(笑)

おっしゃるとおり、大体大のみんなには
いろいろと悩み事があったに違いないと思います。

メンバーがたくさんいるから、どの試合に誰を出すかとか、
出場が少ない選手に申し訳ないなぁとか、
でも、そんなチーム事情を乗り越えて、楽しんだ全国大会だったのではないでしょうかね(^^

その「楽しみ方」がいい試合のリズムを作って、
そのリズムが、「いいペース」を作れたというシーンもあったと思います。

今、σ(^^の頭ん中にあるオフェンスオプションを、
大体大のみんなが採用するかはわかりませんが、
今一番、「車いすハンドボール」の新たな可能性を持っているチームだと思います。

来期は、各チームが編み出したオプションを形にしていくと思います。
大阪NRFもうかうかしていると、どうなることやら(笑)

ま、いずれにしても、楽しみな来期です♪
みな元気いっぱいに顔をそろえられる3月にしたいですね!(^^
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さあて、60分にわたってお送りしてきましたこの番組も、

いよいよお別れの時間がやって参りました(^^


つたない時間だったかも知れませんが、

こういうことも、「車いすハンドボール」の魅力のひとつと思ってもらえれば幸い♪

嵐のようなコメント記入は、後々が大変ですが(^^;


そこでテスト勉強をがんっばっている君!

勉強ははかどっているかな???

最後にエールを送って、お別れの言葉に代えます。


「勉強以外で夜更かしするぐらいなら、
        とっとと寝てしまえ!!!」


では、また来週!バイバイ♪


このあとは、「エグスプロージョン」さんの「踊ってみたけど踊れなかった」です(嘘)

2015年11月29日日曜日

テスト勉強のためにその1(大阪体育大学APES編)....

本日は、車いすハンドボールの「京都大会」。


国内にある「3つのルール」、そのそれぞれの大会中、

最も障害者の比率が高い大会でした。

もっとも、健常者の参加も大変多いですが(^^;


まあ、何はともあれ、「障害者」で争うトロフィーを獲得してきました。

そして、それぞれのメンバーがもらったメダルは、全国大会の3倍近い大きさ(笑)


参加賞とメダルなどを比べて、国内3大会を並べると....

京都≧大阪>>>>>>>>>>>>>>>...全国

こんな感じかな?(^^;


それはさておき....


「テスト勉強のために」シリーズ、

最後のご紹介は、惜しくも7位に終わった大阪体育大学APES。


ひとつお詫びしなければなりませんσ(^^;


実は、順位決定戦の際、2コートあるアリーナでは、

藍野大学の2チームが同時に試合を行いました。


その際に、藍野の監督さんから、ものすご~く軽い感じでお願いされました。

「山本さん?私は『レディース』で出場しなくちゃいけないので、代わりに見といてね♪」

そして、σ(^^も軽~く答えました。

「いいっすよ?」


このやりとりのあと、σ(^^;はいつの間にか「TOPS」の監督代行になってました....


「NRF」戦で悔し涙を飲んだ彼らに残された「最後の一戦」。

そんな「思い出」の場面を、監督不在で終わらせるのは忍びない。


もしかしたら、余計なことだったかも知れません。

近畿リーグの主宰者として、

参加チームのどこかだけへの肩入れはするべきじゃないんです。

「公平中立」であるべきだったと思っていたんですが....


申し訳ない!

やっちまいました!!

「それ」が直接的な「原因」かどうかは別として、

「フェア」じゃなかったことをお詫びします!!!(^^;


という訳で、もしかしたら「不可抗力」な7位となった「APES」ですが、

順位が示すほど、実力が低いわけではありません。


チームメンバーの数は最も多いチームです。

女子中心の編成になることもあれば、ごつい男子が並ぶこともあります(笑)

そして、このチームは、大阪体育大学の現役生で編成されています。

そして、1年生~4年生までが参加していますので、とても選手層が厚い。


そして、各メンバーのフィジカル面でも、さすが「体育大学」。

しっかりとした運動能力のある選手もたくさんいます。

それゆえ、とてもユニークなオフェンスが効果を見せました。


たいていの場合、オフェンスの目的はディフェンスの動きを止め、

両サイドや「隙間」を狙ったシュートを打って得点を重ねます。


ところが、「APES」が最も得点したシーンは、

ディフェンスもグリグリ動いているんです(^^


ボールが動くたびにディフェンスもついてくる。

でも、この形が「APES」にとって一番いいように思えます。


何でそんなことが出来るかと言うと....

とにかく、オフェンスは「くさび」以外は動きを止めません。

細かいパス回しで、ディフェンスを右に左に振り回し、

いつの間にか出来上がった隙間から、さくっと決めやがる(笑)


逆に、ディフェンスに止められてしまった場合は、精彩を欠きました。


今年のチームで言えば、止まったら死んでしまう独楽鼠のような感じでしょうか(^^

自分たちのリズムで動いている時は、とても気持ちよくシュートまでいけたでしょう。

でも、少しでも、ディフェンスに止められ始めると、徐々に動きが鈍ります。


その差は、オフェンスとディフェンスの距離でしょうか。

ディフェンスの近くで動いていたら、邪魔されてしまいます。

ディフェンスから離れてボール回しをしていると....


今回はこれ以上は言いません(^^

前にも言いました、「健常っぽいハンドボール」のヒントになるからです。

これは、大体大(OB含む)への冬休みの宿題にしましょうか(^^

答え合わせは、来期の近畿リーグで♪


さて、来期の大体大の体制はどうなるのかな?

もちろん、新入生の揃い方にもよるでしょうが....


2チーム作れればよし。

もし、層の厚い1チーム体制になるとするならば、

ひとつ検討してみてはいかがと思うことがあります。


全国ルールでは、メンバー交代は自由ですからね、

オフェンスとディフェンスで陣容をどんどん変えてもいいかもと思うんです。


それぞれ選手の特徴を踏まえ、オフェンスチームとディフェンスチームを作り、

ゲームの局面ごとに、ぐるぐると選手を入れ替えるんです。


交代のタイミングや段取りなどは慣れないと難しいかも知れませんが、

得手不得手を考えた攻守のバランスが取れるかも知れません。

もしよかったら、前向きに検討してみて下さい♪


さあ、大好評「テスト勉強のために」シリーズですが。

いよいよ残すところあと2回です。マダツヅクノカ....(^^;

明日は、頂いているコメント返しの一日です(^^

2015年11月28日土曜日

テスト勉強のためにその1(藍野大学レディース編)....

お次は同着5位の「藍野大学レディース」。

通常の13.7582倍(近似値)で成長を続ける希有なチームです(^^


今回の全国大会で、2番目に見所があったのは、決勝トーナメント1回戦。

「宮城フェニックス」vs「藍野大学レディース」です♪



え?「28-8」のトリプルスコアなゲームのどこが???

などと言ってるそこのあなた!

....ロートですねぇ(^^


ところで、この大会は、声を大にして言いたいことがあります。

それは....


「近畿リーグをナメんな!!!」ということ。

それは、決勝トーナメントに「シナリオ」作った連盟に対して。


1回戦から、予選リーグ1位と4位をぶつけるようなふざけた組み合わせ。

これは、「車いすハンドボール」のフェイスブックページでも書きました。


連盟は、決勝トーナメントのシナリオを作り、予選はその通りになるような道のりを演出。



つまり、そのシナリオどおり進むように、決勝Tの序盤は「テケトー」に組み合わせただけ。

つまり、連盟にとって「藍野大学レディース」は「かませ犬」だったわけです。

(これは、もうひとつの予選4位「大阪体育大学APES」にとっても同じです ^^;)


そんな中でも、彼女たちはひたむきに戦い続けました。


連盟の役員たちにはひとこと言いたい。

一年間頑張ってきた、
「藍野大学レディース」と、
「大体大APES」のみんなに謝れ!ボゲェ!!


さて、「ナメんな!」とまでは言いませんが、

「それ見たことか!(^^」と言いたいことがもうひとつ。


先ほども、「シロート」的な視点以上に見所があったと申し上げました。

前後半ともに、ポイントがあります。


その「藍野大学レディース」。

前半は、なんと言っても開始2分過ぎまで、

「王者フェニックス」と互角の戦いを展開した事です。


予選道中は、2分間で5点を上げてしまうような「王者」です。

先制点を取られ、「何か違うぞ?」と感じたに違いありません。

多分、「受けて立つ」の横綱相撲を選択したんでしょうが、勝手が違ったんだと思います。


序盤、サクサクとシュートコースに入られてしまった事は誤算だったでしょう。

「藍野大学レディース」の経験不足から、「あれれ?シュートしないの??」も含めて、

「ヤヴァイ」とまでは行かなくても、王者として「これはよくない」と考えたと思います。


序盤こそ、堂々と受けて立っていたフェニックスも、

1人が中盤のチェックに入り始め、そのうち2人目も中盤でオフェンスの流れを止めようとし、

前半残り5分に至っては、中盤で3対3のマンツーマンに移行しました。


「受けて立つ」という方針では、対応しきれなかった証拠です。

それだけ、「藍野大学レディース」オフェンスが、「効果的なシステム」を組んだと(^^


前半終了して「12-3」。

そして、試合結果は「28-8」。

引き算すると、後半は「16-5」です。


この結果をどう見るか....


「藍野大学レディース」の前半は、本当によく戦いました。

得点を抑えつつ、フェニックスの横綱相撲を「崩した」のですから。


後半、フェニックスはメンバーチェンジ。

体力的に余裕のある選手を投入しました。

さらに、前半と同様の守り方をオーダー。


方や、「藍野大学レディース」。

体力も使い切っていたと思います。

集中力も乱れていたでしょう。


パスミスが多くなり、インターセプトからのカウンターも多く受けました。

にもかかわらず、前半を大きくしのぐ5得点。


「あの王者」を相手に、堂々の立ち回り。


「藍野大学レディース」が、本格的に近畿リーグに参戦し始めたのは今年の夏。

そんなキャリアのチームが、ここまで渡り合えるなどと誰が予想しました???(^^


キャリアは浅いはずなのに、予選リーグでは「フェニックス」を焦らすほどの戦いぶり。

彼女たちは、まるでスポンジが水を吸収するように、車いすハンドボールを研究してきました。

その結果が、このようなゲームを作り上げたのです。


車いすハンドボールは、

「スピードとパワーだけではない」

という事を証明してくれたような気がします♪


そうなると、「新しい車いすハンドボールの可能性」を追求することが、

彼女たち、そして、近畿リーグの来期のカリキュラムと思えてなりません(^^

来期は、頭と技術で戦い抜くことが求められることでしょう♪


パワーとスピード一辺倒で戦ってきたドリーマーズは、

「新時代」に順応することが出来るかな(^^;


さあ、お待たせしました。

次回は「大阪体育大学APES」の登場です。

いつもいつも最後の登場になってゴメンね(^^


かならず、来期のヒントになるようなことを書くから、楽しみに待っててね(^^

2015年11月27日金曜日

テスト勉強のためにその1(病休編)....

♪ミネバ様のお父ちゃんが風邪引いた~(笑)























てことで、本日は休講!!!(^^

テスト勉強がっばってねぇ!



2015年11月26日木曜日

テスト勉強のためにその1(藍野大学TOPS編)....

あれれ?

前回の予告では、「ときめく方」から始めるとか言ってなかったっけ??(^^;


いいんです♪

今回、「ときめいた」のは、「部室臭」がする藍野大学TOPSですから(笑)


「ときめく」っちゅーか、「嫉妬」を感じるほどのゲームだったのが、

「大阪NRF」vs「藍野大学TOPS」戦です。



大人げもなく「ジェラった」のは、このゲーム終了直後。

TOPSの監督以下、ほぼ全員が号泣してたんです!オオゲサデスカ?(^^;

「泣けるような」ゲームなんて、今までしたことありませんσ(^^;


それだけ思いを強くして望んでいたのでしょう。

今まで、毎年毎年鉄板の上で焼かれながら、

毎年毎年涙など流したことのないドリーマーズ。

そりゃ、羨ましくも感じます♪


今大会のベストパウチは、この1戦と見ています(^^

となれば、「総括」はこのゲームですべきでしょうね。


さてさて、多分ですが、TOPSのメンバーはみんな、

共通してひとつのことをわだかまりとして持っているはずです。


「自分があの時....」


シュートミスを悔やんでいるのか、

ディフェンスでマヌケなことをしたと思っているのか、

パスミスなのか、スクリーンミスなのか.....


とにもかくにも点差の分だけ、いや思い当たるだけ後悔していると思います。


σ(^^も、コート脇で観戦していました。

手に汗握る熱戦に、冷静な分析は出来ていませんでしたが、

土壇場での冷静さはNRFに一日の長があったと考えています。


それは、長いキャリアからすれば当然のこと。

でも、ゲーム運びや技術論で言えば、

寸分の狂いもないぐらい「互角」だったと思います。


では、何が勝敗を分けたか?

個々の技術やミスがその分水嶺ではありません。


もう一度、ゲームを見返して下さい。

ポイントはひとつだけです。


後半ラスト4分のタイムアウト。

これがこのゲームの帰結を決めました。


残り4分、240秒。

両チーム40秒ずつに1回の攻撃があると考えれば、

3回ずつシュートチャンスがあるはずです。


1点差で勝っているとはいえ、相手に全てシュートを決められた場合、

1回のミスで追いつかれる計算になります。

そしてその1回のオフェンスミスが、速攻に繋がるモノだとしたら....


それまで付かず離れずに2点差ゲームを展開していた大阪NRF。

1点差に詰め寄られた瞬間に、コート上の兼監督がタイムアウトをベンチに指示。

動画で言えば、29:00頃の事です。


このタイムアウト中の両チームの様子を、あらためてご覧ください。


このタイミングでのタイムアウトはどのように解釈しても、

「取らざるを得なかった」

というモノに違いありません。


でも、取らざるを得なかったNRFのタイムアウト中の様子は、

極めてリラックスしているように見られます。

その上で、落ち着いてそれぞれの仕事を確認しているように感じられるのです。


一方のTOPS。

追い上げての相手タイムアウトですから、

本来であれば意気揚々としばしの休憩を取れるはずでした。


しかし、監督のひと言のあと、選手たちが、

ゲーム展開の細かいところを確認し始めたように見えるのです。

つまり、細かいことを気にすることで、わざわざ「冷静さ」を取り戻そうとした....


それが、

「ノリノリ」だった展開に「水を差してしまった」

ように思えてならないのです。


あの場面、「ノリノリ」の雰囲気を「さらに焚きつける」激しい言葉をぶつけて、

さらに「イケイケ」の盛り上がりをねらう場面だったと思うんですよね。


なんせ、タイムアウトを求めたのは大阪NRF。

苦しいと感じたから、タイムアウトを取ったのです。

あの場面で、藍野大学TOPSには細かいことは必要なかったはずです。


もうひとつ。

タイムアウト明けのNRFは、スローな展開をチョイスしました。

それはつまり、40秒のオフェンスを60秒にペースを変えることで、

TOPSのリズムを崩すことに成功したということです。


40秒の展開に慣れてしまっていたTOPSは、

60秒というスローな攻撃に、自らのテンポも合わせてしまったのです。


キーパーのナイスセーブと思われたシュートも、

わずかな差でゴールに吸い込まれてしまう。


貴重な240秒のうち、

60秒も消費させられてしまったというのが、

このゲームの大事な場面でした。


ラスト4分で有利なタイムアウトを得たはずが、

気がつけば、ビハインドは2点に広がって残り3分。

これは、形勢逆転に等しい状況でした。


.....こう書けば、「それは結果論だろ!」と怒られそうですが(^^;

ただ、「流れ」が代わったのは「あの場面」に違いありません。


何が言いたいかというと....

個々の技術などゲームの評価には値しない!

ミスはミス、得点は得点、それ以上でもそれ以下でもない!!

大切なのは、「流れ」である!!!

ということ。


だから、あのゲームの勝敗を分けたのは、

「ベンチワーク」

と言い切って差し支えないと考えますσ(^^


くれぐれもいっておきますが、「誰が」じゃないですよ?

強いていうなら、「藍野大学」の場数の少なさだと思います。


だから、この点については、

これからどんどんと蓄積していくキャリアの中から、

生まれてくる「本物の強さ」だと思っています。


そんな「強さ」を目指して精進して欲しいと、「上から目線」(笑)

で、その上で藍野大学TOPSに申し上げたいことは....


ひとつは、これからの人生のどんな場合でも、

「ぎりぎりの勝負」をかける際、今回の経験は貴重な経験になるはずです!


それは就活なのか、告白なのか、プロポーズなのか、はたまた「懺悔」なのか(笑)

土壇場で、自分たちの「メンタル」を知る事が出来たというのは、「収穫」です(^^


もうひとつ。

それを後輩に伝えていくということです。


実質「引退」とは言え、まだ2年間は「在学生」です。

1年生に、これまで学んだ技術、戦略、戦術、経験、思考....

ありとあらゆる経験は、後輩たちにとって、必要な「情報」です。


そして、あなたたちは「格好の練習相手」です(笑)


そのお役目を怠らないようにしてください。

2年しかない「現役時代」の「糧」を余すところなく伝えなければ、

サークル活動の「意味」は半減しますし、何よりももったいない。


前にも書きましたが、

藍野大学は「通常の3倍」のスピードで成長する必要があるんです。

その方法は、「先輩から後輩への的確なアドバイス」です。

肝に銘じておいてください♪


来シーズン、近畿リーグで、「レディース」を、

「ドリーマーズ」に勝たせてやりましょう♪


さあ、お次はその「藍野大学レディース」の番です。

何を言われてもいいように、気持ちを作っておいて下さいね(^^

2015年11月25日水曜日

テスト勉強のためにその1(大阪体育大学BLAVE編)....

よい子のみんな!

テスト勉強、頑張っているかな?


しっかりきっちり勉強して、σ(^^たちのような、

「車いすハンドボールばか」な大人にならず、

世の中の役に立つ人間になるんだぞ♪


さてさて、今回は全国4位の「大阪体育大学BLAZE」について。

大学OBを中心に組まれたチームで、しっかりとキャリアを積んできたチームです。


エース級の選手が、職場の先輩(上司?)の結婚式とか何とかで、

無関係な人間も巻き込んだ大反対&大ブーイングを、笑顔で振り切り不在。

それが原因となり、4位に甘んじた決勝トーナメント?(笑)


でも、留守を引き受けた各選手のフィジカル面も、相当にレベルは高いのです。


そのため、セミファイナルの前半に、ドリーマーズは「BLAVE」に手こずったのですが、

それは、σ(^^たちが、「流れ」の中で状況を「追い切れなかった」ことが原因です。


「形」が出来ていない「流れ」には、ドリーマーズディフェンスがパターン化できず、

目に映った「状況」を追いかけるだけになってしまいます。

それは、「一瞬の戸惑い」を招き、立ち直すまでに時間がかかってしまう。


そんな繰り返しが、σ(^^たちが自分の首を絞めてしまった原因です。


でも、そのぐらい相手にリズムを掴ませなかったのは、

大阪体育大学BLAVEが持つ「特徴」と言っていいでしょう(^^

つまり、「形」にこだわることのない、「流れ」を引き寄せる「アクティビティ」があったということです。


入れ替わり立ち替わり、オフェンス陣の組み立てにバリエーションがあり、

マッチアップに「規則性」を持たせなかったというのが、彼らの「強み」でした。


ただ、それは「軸」となる選手がいなかったことによる「怪我の功名」

悪く言い換えれば、身体能力と「流れ」だけで戦ったという事です。


しっかりとした「軸」を中心に、2通り、3通りの「パターン」を手にすることが出来れば、

ディフェンスを「立ち直らせてしまったら次のパターン」という選択をすればいいだけ。

そんな「形」を手に入れられれば、これからの戦いも有利に展開出来ると思います。


豊富な経験を元に、

「チームデザイン」を研究していきましょう(^^


幸い、大体大には、卒業生が自動的に「BLAVE」に加入するという、

非常に羨ましいシステムがあります。


近畿リーグでしのぎを削った若手が、毎年毎年加入するということは、

常に「技術論」の新陳代謝が行われるという事を意味します。


それに加えて、「BLAVE(OBチーム)」から「APES(現役生)」へのフィードバックも、

いい雰囲気のもとで行われるでしょうから、その相乗効果は計り知れません。


卒業生がその技術を「BLAVE」で昇華させ、

その「理論」を「APES」にフィードバックさせる。

この流れが確かなモノになれば、それはいわゆる「校風」になります。


これから先、大体大は「車いすハンドボール界の伝統校」となるかも知れません(^^


もうひとつ。

前にも書きましたが、「健常ハンド」を応用したオフェンスオプション

このヒントは、公開されている「3位決定戦」にあります。


来年3月に始まる新シーズンまでに、

繰り返し繰り返し「テープがすり切れる」まで見倒して、 「テープ」???(^^;

チームで徹底的にディスカッションしてイメージを作り上げて見て下さい。

新シーズンで、答え合わせをしましょう♪


さらに。

大体大のメンバーには、いろんな競技の経験者がいます。

もちろん、健常ハンドボールをしていた選手も、です。


そこで考えて欲しいのですが、

「車いすだからここまでしか出来ない」と思っている節があれば、

そういった考えは捨てて下さい。


現在の障害者スポーツにおいては、「健常者」の理論を用い、

健常者と同等のプレイを行おうという研究がすすんでいます。

σ(^^がしていたチェアスキーアルペンはその最たる物です。


「車いすだから出来ない」ではなく、

「車いすでも健常と同じようなプレイが出来る」と信じて、

ありとあらゆる可能性を追求してみて下さい。


まあ、ジャンプシュートは、多分出来ないでしょうけども。

いやいや、それすらやるヤツ出てくるかもね?(笑)


さて、テスト勉強の邪魔をするためだけに始めたこのシリーズ。

次回は、5位の藍野大学編をお送りします!(^^


え?どっちのチームかわかんない?

んなもん決まってんだろうがよ!

ときめく方のチームだよ!!(^^

2015年11月24日火曜日

テスト勉強のためにその1(大阪NRF編)....

タイトルが意味不明?

え??そうですか???(^^;キニシナイデクダサイ...


先週の土日、徳島の某所で車いすハンドボールの全国大会が行われました。

σ(^^も出場していたはずなのですが、どうにも強いショックを受けたようで、

記憶の大部分が失われてしまっているようです....


セミファイナルまでは覚えているんですけども、

その後、気がつけば自宅でヘベレケになっていました(^^;

この空白の時間、σ(^^に何が起こっていたのかご存じの方、

決して、絶対に、教えてくれなくていいですからね!!!(笑)


さて、ひとつの意味において「全国」は、終わりじゃなく始まりです。


来期の近畿リーグをどのように始めるか、

来年の「全国」までをどう過ごすのか、

その準備のための「オフシーズン」を迎えます。


ですので、今のこの時期は、

「全国終わってほっこりモード」ではなく、

「全国大会徹底総括」をすべきでしょう!!


全て終わって気が緩んで、風邪などひいている場合じゃないです!

σ(^^;など、今朝から38.6℃の「急斜面」を攻めてます!!

かなり目眩がしてます!!!(笑)


まあ、それはさておきとして、

近畿リーグ参加の各チームの総括のお手伝いが出来ればと、

いつもどおり、自分勝手にチョー主観的な感想を書いていくことにしました。


それは、

誰かのテスト勉強の邪魔などを

しようとしている訳ではないことを、くれぐれ申し上げておきますね(^^


では早速、3位入賞の「大阪NRF(ネルフ)」さんから参りましょうか♪


大きなお世話だったのかも知れないですが、

ここ2年間の大阪NRFには、とてもやきもきしていました(^^;


それもそのはず。

あの「伝説の大阪大会決勝」を、ドリーマーズと闘った大阪NRF。

それ以来、チームの歯車が噛み合わないことが多々ありました....

本当に気が気でなくて(^^;


でも、今回の大会では、堂々の3位入賞!!

ようやく、攻撃や守備に奥行きが出てきたのかなと胸をなで下ろしました♪


公開された動画を拝見して思ったのですが、

オフェンスオプションのひとつは形が見えつつありますね(^^


「1.5枚くさび」のオプションです。

「1.5枚目」が誰か、もうわかってますよね?(^^


このゲームと、




このゲーム、



「1.5枚目のくさび」プレーヤーは、その動き方を変えようとしています。


簡単に説明しますと....

「1枚目のくさび」の役割は、「ディフェンスの横の動きを止めること」が目的。


「1.5枚目のくさび」とは、

くさびとして、フリープレーヤーとして、「戦場を作る」ことが仕事です。


大阪NRFのオフェンス陣は、

「1.5枚のくさび」のふたりを有効活用していないことが、

非常にもったいないと思うのです。


1枚目がディフェンスを邪魔する。

1.5枚目が、スクリーンなどを駆使して、戦場(シュートコース)を作る。

オフェンスの3人が、その戦場の人数差を利用して得点する。

この形が理想的であると考えています。


ところが、大阪NRFのオフェンス陣は、

それぞれがそれぞれの判断で動いてしまっています。

それはつまり、どこが戦場なのか理解しきれていない事が多い....


「戦場を作るのは、『1.5枚目のくさび』」と理解して、

オフェンス陣が役割を整理出来れば、より重厚な布陣を敷けると思います。


まだ完全ではないでしょうけど、でも、何かヒントを掴みかけているはずなので、

このオフシーズンで、しっかりと動き方の基本を固めてください(^^


もうひとつは、「2枚くさび」の生かし方。

同時にくさびに入る2選手のパターンの有効活用を研究する時期です。


「ふたつ目のくさび」と「2枚くさび」は別オプション。


大阪NRFには、「重戦車が2台」います(笑)ダレノコトカワカリマスヨネ?(^^

その重戦車の投入の仕方次第では、大変に厄介なオプションが可能です。


例えばドリーマーズ戦。

σ(^^は誰が「くさび」に来ようと、「戦場に侵入させない」自信があります。イイスギカナ?(^^;

でもその対応が出来るのは、「ひとりまで」です。

「ふたり目」が来た場合、ドリーマーズのディフェンス陣では手を焼くでしょう。


σ(^^が「1台」を引き受けている間は、「4対4」でゲームが進みます。

もう「1台」が、こちらの主力選手をねじ伏せていたとしたら....


おわかりですね?

極めて有利な局面で「3対3」を展開出来るという訳です(^^


「5対5」よりも、「4対4」、「3対3」と人数が少なくなっていく方が、

オフェンス有利になるのが車いすハンドボールです。


最終的には、「2対2」の局面を作り出せれば、

「スクリーン」一発で、1点取ることが可能です。


これは多分、NRFのメンバーはわかってることと思います。

相手によって、または、局面によって、使いこなし方を分けていきましょう(^^


ディフェンスはどうかって???


んー....

あんなもんじゃね???(^^;オイ


「テスト勉強のためにその1」シリーズ。

明日は、4位の「大阪体育大学BLAVE」について書きます♪

2015年11月23日月曜日

情けなかったなぁ....

車いすハンドボール「全国大会」、終了しました♪


「今年こそ」を企んだ、σ(^^たちドリーマーズは本当に情けないゲーム内容で敗退....

近畿リーグ参加の各チームには、失望を与えてしまったかも知れません(^^;


「上手くいけば」、常勝無敗のフェニックスを、

「今年こそは」焼き鳥に出来ると思っていたのですが、

フタを空けてみれば、上手くいくどころか、

「近畿リーグでは出来ていた」オフェンスが鳴りを潜めていました....


どうにもこうにも、本番で強く出られないのは、

「草食系」チームのウィークポイントです(^^;


その様子は、こちらのチャンネルからご確認ください(^^


「何が足りないか?」

これが、σ(^^たちドリーマーズの来期の課題。

その「自分たち探し」の旅のため、

この冬は、カニフグカキを求めて彷徨うことにします♪


とまあ、これは自己中心的な、自分自身の評価。

近畿リーグの各チームについていえば、本当にいい大会だったのではと思っています。

それぞれの自己評価は、いろいろあるでしょうが(^^;


てことで、山本新之介のいつもの自分勝手企画!
「チョー主観的に全国大会を振り返る」と題して、

次回から短期集中連載を始めまーす!(^^


なんでも、どこぞのチームに、

「来週はテスト週間なんで、車いすハンドボールのことは忘れます!」

と言いきった若者がいるので、

それは絶対に邪魔をしてはいけない!!

と思い、緊急企画を組んだ訳です♪


てことで、その若者にひとこと申し上げて、今日は締めます(^^

「テスト、頑張ってね~~~(ハート)


あ、いかんいかん。

コメントをいただいてたんだった(^^;

そのご紹介をして、締めます♪
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11月13日(金):「「全国」のためにその1(藍野大学編)....」

「横山みなみ」さまのコメント

「藍野大学、横山みなみです。突然のコメントすみません。


 全国大会お疲れ様でした。
 個人的なことですが、長期実習中の為参加できず本当に残念でした。

 今のTOPSがあるのも、昨年の全国大会の時にお声掛けいただき
 近畿リーグに参加する機会を与えてくださったからです。
 近畿リーグでなかなか勝てず悔しくて、
 チーム練習の際はあーでもない、こーでもないと意見を出し合いながら練習しました。

 近畿リーグへの参加をお声掛けくださったからこそ、
 刺激が増えて自分たちの長所も弱点も見えてきたと思います!
 本当にありがとうございます。

 私自身は藍野にいて、あまり藍野に固執していないので
 来年度の近畿リーグの際も色んなところに出没すると思いますが…(笑)
 実習が終わり次第参加させていただけたらなと思います。
 その際はよろしくお願いします。

 今年度は本当にありがとうございました。来年度もよろしくお願いします。」


ありがとうございました!

こんなブログに、堂々と実名でコメントいただけるとは、
さすがに度胸が据わってらっしゃる(笑)

まあ、藍野大学を近畿リーグに誘おうと考えたのも、
その「肝っ玉」に「情熱」を感じたからこそ、という理由もあるのですが♪

それはさておきとして、
今期、藍野大学のチームがレベルアップした度合いは、
本当に目を見張るものでした。
(よそが成長していないというわけじゃないですよ^^;)

前にもこのブログで書きましたが、
近畿リーグ設立までは、「生きたゲーム」を行う場がなかったんです。

でも今は、毎月2ゲーム+合同練習という時間が確保出来ています。

自分でいうのもなんですが、非常に有意義な時間をみなさんと共有出来たと考えています。
これからも、みなさんのご協力のもと、出来る限り続けたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします!(^^

あと、母校のチームにこだわりがないのであれば、
移籍金130円で、ドリーマーズにいらっしゃいませんか?(笑)
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2015年11月20日金曜日

2015年11月17日火曜日

「全国」のためにその1(番外編)....

もう書くことなくなったかな?と思ってましたが、もうひとつありました。

しかも、全チーム共通で、監督、チームキャプテンは必ず理解しておいて欲しいこと。


「ルール」の確認です(^^


何でこんなことを言うのかを申しますと、去年の「徳島の笛」がチョ~酷かったから♪

いやもう、今思い出してもハラワタが煮えくりかえるぐらい、強烈な思い出があります。

きっと、今年もそんなに状況は変わらないでしょう。


なんせ、

車いすハンドボールのゲームなんて、

ほぼ見たこともないってぐらいの、

とんでもシロートが審判するんですよ?
(健常ハンドは知ってるらしいけどね ^^;)


ミスジャッジだったら、まだいい方。

オマエ、ルールぐらい読んで来いや!!!

と叫びたくなるぐらいの酷さです(^^;


ゲーム中に抗議すれば、一発退場もあり得るルールですから、

その場では大人しく従うしかないのですけども....


でも、出来る事はありますよ♪

次の2点において。


①どんなに酷すぎる笛でも、その瞬間に理解すること。

 まず、ルールブックを繰り返し読んで、しっかりと覚える。

 そして、「徳島の笛」にやられてしまっても、「こんなもんだ」と冷静に対処する。


 決して、「え?何が起こったの??いやいやいや、ないない!それはない!」などと、

 無駄に食い下がっても、覆らないし、ムカつくだけだし、退場のリスクはあるし、

 そもそも、審判は「連盟が用意した」訳で、たかが知れてるし。
 (きっと、近畿リーグの「持ち回り審判」の方がレベル高い♪)


 てことで、「あ~あ、『徳島の笛』だよ」と心の中で舌打ちするぐらいにして、

 次の瞬間に頭を切り換えていきましょう(^^


②監督やキャプテンには、試合後に役目あり。

 ミスジャッジや意味不明な判定については、

 試合終了直後に、大会本部へ抗議しに行きましょう。

 これは、チーム代表者に与えられている正当な権利です。


 影でブツブツ言っていても、何も変わりませんし、

 チームメンバーの士気にもかかわります。
 
 何よりも、次の試合も「徳島の笛」に悩まされるかも知れません。


 試合終了直後の抗議は、代表者の義務である。

 そのぐらいの心構えでいてください♪

 
ドリーマーズ?

ドリーマーズは監督以下メンバー全て、スモールハートな草食系の小動物みたいなモノで、

人様に不平など、申し上げるどころか心に思ったこともありません(ハート)


さて、最後の最後、全国の直前になりましたが、

もう一度、気持ちを整える意味でも、ルールブックをおさらいしておいてください♪


あ、もうひとつ忘れてた(^^

③他チームの観戦中に出来ること

 ミスジャッジを見たら、

 全員で「あ~!『徳島の笛』!!!」と、

 大ブーイングを差し上げましょう♪


....てか、この「全国のためにその1」シリーズは役に立ったのかな???(^^;

2015年11月15日日曜日

「全国」のためにその1(大体大APES編)....

お待たせしました(^^;

いよいよ、「全国のためにその1」シリーズ最終回。

本日は「大体大APES」編をお届けします。


大阪大会を終え、「全国」まであと2週間となった時、

もう出来ることは全てやったよね?などと思えずに始めた「最後のあがき」。

これまで取り上げたチームには参考にしていただけたのなら幸い(^^


思えば、3月の近畿リーグ開幕から、5月には初の合宿をして、

7月からは公式戦シリーズが始まり....


え?早く「APES」の話を始めてくれって?

失礼しました(^^;


では、最後の最後。

「『大体大APES』が『全国』までに出来ること」を書いていきます♪


まずは、チームの方針を固めて下さい。

こういうと、とんでもなくキツい言い方のように聞こえますが、

もう少し砕いて言うならば、「攻撃型」か「守備型」を決めるべきと考えます。


もっと極端に言いますと....

「100点取られても101点叩き出して、勝つ!」のか、

「1点しか取れなかったけど、1点もやらずに勝つ!」のか、

そのどちらかを決める時期に来ていると感じています。


というのも、「APES」の現状では、攻守バランスよくというにはちと物足りない。

でも、攻守どちらかを犠牲にすれば、面白いチームになる!と考えます。


どちらにするかはチームで決めてもらえればいいと思いますが、

σ(^^がAPESの監督ならば、「勝ちに行くなら攻めて勝つ」ことを選びます。

少々守備に不安を感じても、です。


いや、守備に不安という言い方は誤解を招くな....

守備のために自陣へ帰ることが遅れても、と言い直します。


では、大阪大会を参考に、

σ(^^的「APES」オーダーを発表します!
(番号は、大阪大会のメンバーのものです。
 また、各選手の個人的な思いや志向などは考慮してませんのであしからず ^^;)


フォーメーションは、1-2-2-1で行きます。

↑敵陣

  「13」
  /   \
「14」「16」

 「0」 「10」

  「18」 ←GK


「13」のポストプレイを軸に、「14」と「16」が左右に攻め分ける「三角形」が攻撃の要。


「0」と「10」は中盤で、敵ディフェンスの妨害や、

ボールを下げる場合の受け皿、もしくはルーズボールの処理を行い、

チャンスがあればロングシュートを狙う。


GKは最も体格の大きな選手が受け持つ。

現状で、キーパーの素質がある「16」をのぞけば、これが最善の配置。


この布陣であれば、得点力の高い3人を前線に貼り付けるので、

当然のように攻撃力は最大になります。


ただし、パスミス等、リトリートの局面では、

おそらく確実に速攻を決められるので、凡ミスは致命的。

あとは、キーパーの体格頼みです(笑)


さて、なぜこういう布陣を選択するか理由があります。


「全国」の組み合わせ見ました?

「連盟」って、何も考えていないクソバカ野郎が仕切ってると思っていたけど、

まさかこんな組み合わせをしてくるなんて「唖然」としました(^^;


「シナリオ」が用意された大会が盛り上がるはずないのに。

そして、そんな大会が「車いすハンドボール」の普及になど繋がるはずないのに....


単純に考えた場合の、決勝トーナメントの結果をまとめますと、



こんな感じになりました....












注)この予想は、あくまでも、
  ヘベレケに酔っ払ったσ(^^;が、
  何となく単純に思いついた事であり、
  なんの他意も無いことを申し添えます♪



予選道中の組み合わせだと、「APES」は2敗、B4位。

決勝リーグはいきなりフェニックス戦ということを予想しました。


それはいくら何でも切ないし、その予想を覆して欲しい。

そう考えた時のポイントは「藍野大学TOPS」戦です。


地力は「TOPS」の方が上かも知れないけど、

戦い方によっては互角に持ち込めないかと考えたのが、前述のオーダーです。


30秒で1点取られてもいい。

1分かけて、しっかりじっくりゆっくりと1点を取る。

そのシーソーゲームで30分戦い抜く。


3分で各チーム2プレイ。

30分で20プレイずつ。

終盤、17-17の混戦に持ち込めれば、きっとチャンスは来る。

そう考えました(^^


この大会のポイントは、もうひとつあります。

予選道中の、「大阪NRF」と「大体大BLAVE」の点取り合戦です。


おそらくこの2チームは2勝、得失点差で決勝Tの位置が決まります。


それに加えて、「APES」が「TOPS」と食い合えば、

「伏見スパローズ」を巻き込んで、決勝Tの組み合わせは「シャッフル」されます。


今回の「全国」は、「フェニックス」VS「近畿リーグ」の構図を呈しています。

どのチームが「フェニックス」に一泡吹かせるのか、

それとも、「ドリーマーズ」に代わって、「フェニックス」を迎え撃つのか。


その組み合わせを決めるのは、チーム力の強弱では無く、

「得失点差」という結果をどのようにコントロール出来るのかという事につきます。


「APES」は、予選の「TOPS」戦をギリギリで勝ち抜く。

そして、Bリーグ1勝1敗3チームの得失点差で、決勝Tのどの位置を「選ぶ」か。


勝敗だけではない、「ゲームコーディネート」も今大会は要求されると考えます。


厳しいかも知れないけど、「APES」が狙うはセミファイナル進出。

あわよくば3位入賞!

こんなところでどうですか?(^^


出来ない?

そう思った時点で、全てが終わるよ♪

やってみよう!

そう思った時から可能性は広がります♪

2015年11月14日土曜日

「全国」ためにその1(藍野大学TOPSレディース編)....

さあ、もう今さらクレームがついても止まりません♪

「全国」のためにその1」、本日は「藍野大学TOPSレディース」です(^^


前回も書きましたが、藍野大学のチームは学業の関係上、

2年生で実質的な「引退」を迎えます。


ですので、通常の3倍のスピードで成長しなければ、

他のチームに勝てないのです(^^;


「TOPSレディース」のメンバーは、1年生チーム。

入学するまでは、車いすハンドボールなんて見たことも聞いたことも無かったはず。

しかも、近畿リーグに初参戦したのは今年の夏。


にもかかわらず、わずか数ヶ月で、ここまでシステマチックなゲームが出来ている(^^


デビュー戦は、8月じゃなかったかな?....全くもって驚くばかり♪

σ(^^が今まで見てきたチームの中では一番成長が早いと思います。

通常の13.7582倍(近似値)はあろうかと思います(^^


この点は、前回に紹介した「TOP-B」も同様(約8.75634倍)。

多分、顧問の先生の指導が素晴らしいんでしょう。


「TOPSレディース」の勝負年は来季、これは間違いないことです。

今年については精一杯、練習してきたことを思い残す事の無いようにプレイするだけです。


とはいえ、これで締めくくってしまえば、

なんのための「全国のためにその1」シリーズかわかりません(^^;

てことで、「TOPSレディース」があと1週間で出来ることを書きます。


大阪大会、午前と午後で動きが変わりましたよね?


午前は、びっちりとゴールエリアに全員が張り付いてしまい、身動きが出来なくなってました。

午後は、1人引いて構えることで、ボール回しに自由度が出てます。

午前と午後を比べた時、午後からのゲームの方がいろんなことが出来たはずです。

ここのところはとても大事なので、今いちどチームで整理してみて下さい。


もうひとつは、シュートコースです。

初心者のチームにありがちな「闇雲なとりあえずシュート」は少ないチームなんです。

得点力が低いのは、シュートコースが甘いせい。


そんなに無理矢理なシュートでは無いはずですが、

キーパーの体に当ててしまっているのがほとんど。

もう少しシュートコースにバリエーションがあれば、もっと得点出来ているはずです。


そこで、あと1回は練習する機会があると思いますが、次の方法を試して下さい。


用意する物

ペットボトル2本、やる気、勇気、元気、ポンキッキ


やり方

①ゴールポストの際に、ペットボトルを左右1本ずつ立てます。

②キーパーを立たせ、正面、右45度、左45度の3コースから、
  フリーでペットボトルを打ち抜くシュート練習をします。

③それぞれ10本続けて打ち、その決定率を記録します。
  (10本で、シューター交代)

④肩や肘に無理のない範囲で、出来れば50~100本程度を打つ。

⑤3つのコースで、決定率ランキングを作成

⑥そのランキングに応じて、ゲーム中の組み立てを考える。
  (右側が強ければ右サイド、センターが得意ならポストという風に)


まあ、統計上の判断かも知れませんが、

こういったデータは、ゲームコントロールに有効だと考えますので、いちどお試しあれ♪


さてさて、「TOPSレディース」のディフェンスですが....

投げやりな言い方をするわけじゃないのは理解して欲しいんですが。

今のままで十分!(^^


今以上に効果的なディフェンスをするには、

もう少し理論と動き方を覚える必要があります。


でも、今のままで十分、「イ゙ラ゙ッ」とさせるディフェンスは出来てますので、

自信を持って、堂々と守って下さい!


もうひとつ、蛇足かも知れないのですが、「TOPSレディース」の一番の武器。


近畿リーグのどのゲームでもでも、あれだけ大差を付けられたにもかかわらず、

誰ひとりイヤにならずに、1ゲームごとにしっかりと、

自分たちのすべきことを、丁寧にプレイし続けました。


これは、チームの実力のひとつと言っていいと思います。

ゲームに集中出来る時間が長ければ長いほど、得る糧も大きいというものです。


来週までに出来ることをしっかりと!

そして、来年1年をどう過ごすかも、来週に見えてくるはずです。

素敵な2016シーズンのために、「全国」を楽しみましょう(^^


次回は....

お待たせ!大トリの「大体大APES」です!!

少し、ヤヴァ目の話も盛り込むので、メンバーは必見ですよ!!!(^^;

2015年11月13日金曜日

「全国」のためにその1(藍野大学編)....

さあ、特に「やめてぇ!!!」の声もかからないので、

本日も、「全国のためにその1」シリーズを続けます(^^


今回は、「藍野大学TOPSレディース」さんを....

え?なに??順番が違う???

トップチームから進めるのが筋だって?


そうは言ってもよぉ、これまでの2回は、

「大阪NRF」「大体大BLAVE編」と「部室臭」がしそうな男チームだったじゃん?(笑)

練習後には、「8×4」の臭いとか充満してそうじゃん?(爆)


ときめかないんだよぉ....(^^;

ここで少し「ほっこり」してもいいじゃんかよぉ....


だめ?

そこまで言うなら仕方ねぇ。

今回は、「藍野大学TOPS-B」さんについて書きます♪


えーと....「TOPS-B」は....

「全国大会頑張れ!」以上!!(^^


ごめん!物を投げないで!!真面目にするから!!!

....では、気を取り直して♪


藍野大学さんは、学業の都合上、2年生で実質的な「引退」を迎えるそうです。

ですので、2年という時間の中で、いかに自分たちを高めていくかという命題を、

常に背負いながらの活動となっています。


正直、それはかなり辛いなぁとは思っていました。

結構コツがわかってきたぞというあたりで「引退」なんて、ちょっとシャレになりません。


昨年の「全国」で初出場の藍野大学さんを捕まえて、

「σ(^^たちと青春をエンジョイしない?」と近畿リーグに誘ったのですが、

回を重ねるごとにあれよあれよとレベルアップしてしまい、

今では、「余計な敵を作っただけだったorz」と反省しているところです(嘘)


冗談はともかくとして、今が伸び盛りの藍野大学。

男子主体の「TOPS-B」しかり、「レディース」しかり。

今年の「全国」では、面白い事になるかもよ?と少し楽しみにしています。


でも、あと2週間で出来る事もあるはずなので、

思いついた事を書いていきますね(^^


まずは、オフェンスから....


今期の初めの頃は、「おーおー、元気いっぱいのチームだなwww」と思っていました。

本当によく走るんです。それこそ、頭に「無駄に」と付けてもいいぐらいに(^^


そのうち、体力が持たないことに気がついたのか、

「賢い体力の使い方」を覚えたようですね。

今では、「ぜぇぜぇ」が「はぁはぁ」ぐらいに楽になってませんか?ヨクワカラナイカキカタデスガ(^^;


でもそれは、三味線を弾くことを覚えたのではなくて、

効率的にゲームを進めるように出来始めたという事。

「走り回る」スタイルは変わっていません。


オフェンスでは、ポストプレーヤー以外はとにかく左右に動く。

昔は、あっち行って行き止まりで帰ってきてという繰り返しでしたが、

今はきちんとディフェンスを引きつけて走っていますから、

いろんな攻撃が出来ているように感じます。


スクリーンを使ってサイドからシュート。

ディフェンスを引っ張って、フリーになったポストへパス。

外→中→外とリズムのいいボール回し。


ただ、気になるのは、「上手くいった場合は」という前提の話です。


6:4ぐらいかな?

上手くいく時といかない時が。


上手くいかない場合の原因は、

「動きすぎる=味方と息が合わない」

という事なんだと思います。


これは、各自の役割をもっと徹底することで回避出来ることかな?と(^^


最終的な目的とイメージがチームの中で整理徹底されれば、

道中の混乱も少なくなって、考える必要も無くなり、

「反射神経」に頼る必要は無くなりますので、

もっともっとシステマチックに効率的な攻撃が出来ると思います。


その際に必要なのが、「やり直す位置」です。


σ(^^たちドリーマーズは、手詰まりした時、

ボールを戻し、体制を組み直す時間を作ります。

いちど「リセット」してやり直すことを心がけています。


「TOPS-B」に限らないことですが、

「手詰まり」を起こしても、そのままナントカしようとプレーを続けてしまうんですよね。

なんとかかんとかシュートを決められればいいんですけども、

パスミスなどでリトリートが起こってしまえば、速攻モノの一大事です。


ゲーム中、「息継ぎ」の出来る方法を身につけてください。


さて、次にディフェンスですが...


ラインを上げたゾーンディフェンスは、「TOPS-B」も採用しています。

ただ残念なのは、オフェンスプレーヤーを防ごうとして動く方向が、

「斜め後方」になっていることです。


一直線のラインを意識するゾーンディフェンスで、実はこれは致命的。

一瞬で、ラインは凸凹し始めて、あれよあれよの間に崩されてしまいます。


10秒後に壊滅するディフェンスラインは、あまりにももの悲しい。


ディフェンスの際には、

ラインを下げない、

そのラインから先は行かせない、

という気構えが必要です。


通れるもんなら通ってみいやぁ!!!

というぐらいの感じでお願いします(^^



もうひとつ思うのは、「効果的なタイムアウトの使用」ですね。


ベンチでその判断が出来れば良し、

ベンチが気づかない局面でも、

コート内からタイムアウトの指示を出すことを意識して下さい。


タイムアウトの目的は様々です。


攻撃または守備のリズムを変えたい時。

戦前に決めていたパターンをもう一度確認する時間

どうみても、へばり始めたと思える時。

敵のリズムを崩したい時。

....などなど。


このあたりは、ゲームの経験を重ねなくても、

動画を繰り返し見ることで、効果的なタイミングがわかってきます。


ですので、あと2週間、

自分たちのゲームを死ぬほど繰り返してみて下さい(^^


さて、「藍野大学TOPS-B」については、こんなところでしょうか。

明日は、同僚の「TOPSレディース」について書いていきますね♪

その次はもちろん、「大体大APES」ですよ(^^


ああ、2回続けて女子主体のチームについて書けるなんて、ちょっと幸せ(ハート)

2015年11月12日木曜日

「全国」のためにその1(大体大BLAVE編)....

どもども♪

大好評の「全国のためにその1」シリーズ。

第2回目は、「大体大BLAVE」さんです♪


ちなみに、シリーズ名は「あしたのジョー」からのパクリです(^^

え?「その2」もやるのかって??

それは各チームでお考えください(笑)


では、本題へ。


「大体大BLAVE」とは読んでお分かりの通り、

大阪体育大学ハンドボール同好会が母体になっています。

黄金期を支えたOBと新進気鋭の現役生が、

学内史上最強のチームを編成しました。


もしかしたら、「全国」で、焼き鳥を食べることが出来る初めてのチームかも知れません(笑)

そんなチームですから、ポテンシャルは極めて高いものを秘めています。


なんと言っても、

全員がどこからでも打てる!

どこまでも走れる!んです(^^;


いまσ(^^が考えている、健常ハンドのエッセンスをとりいれたオフェンスオプション、

それを唯一完成させられるかも知れない可能性を持ったチームだと思っています。

それは、来季の近畿リーグでレクチャーしていきたいなと(^^



それは何かって?

詳しくは言えませんが、既存の車いすハンドのゾーンディフェンスを無力化させ、

オールレンジで仕掛けられる怒濤の攻撃とだけ言っておきます(笑)  
(←何でここまで字が小さい?^^;)



でも、それを完成させられるまでには、まだ1年ほどが必要です。

ですので、来年の「全国」、仙台で行われる大会で暴れてもらおうかと思っています。
(σ(^^;のアドバイス、シカトしないでね♪)


さて、現状の大体大BLAVEについて。

基本的に、ドリーマーズと非常によく似た布陣を採用しています。


1~2ポストを軸にしたオフェンスオプション。

ゴールエリアより2m程度上げたゾーンディフェンス。

車いすハンドでは、現在のところ、この形がもっとも効率的にゲームを進められると思います。

他のチームをよく観察して、よく研究している証拠です(^^


ただ、これまでのゲームを見ていればわかりますが、

「同じ戦術」のチーム同士がぶつかった場合、

たいてい、精度の甘い方から崩れていきます。


ドリーマーズもよく崩されましたが、その比率は最小限に抑えられました。

ディフェンスとキーパーの連携も、この効果を高めています。


ディフェンス陣がシュートコースを制限し、

そのわずかなシュートコースをキーパーが防ぐ。

大体大BLAVEとドリーマーズの差は、そういったところにも現れていました。


一方、大体大オフェンスはどうだったか?

決勝戦では、ドリーマーズのディフェンスは、

まるで一匹の「生き物」のように感じられませんでしたか?


いろいろ動き回って、ボールを回して、何とかシュートコースを作ろうとしたはずだけども、

ディフェンスプレーヤーが入れ替わり立ち替わりオフェンス陣のチェックに来る。


どうにもこうにもならなくなって、ロングシュートか、状況の厳しいポストプレーヤーにパス。

でも、そのコースには、たいていの場合キーパーが立ちふさがっていたと思います。


そんな泥沼に陥らないためにはどうすればいいか?

答えはひとつだけです。


「相手ディフェンスの動きに付き合わないこと」


大体大BLAVEのオフェンスオプションには「スクリーンプレイ」という要素が少なく、

ドリーマーズのディフェンス陣には、ほぼフリーとも言える自由度がありました。

そんな状態ですから、「広い視野と複数の連携」をテーマにしているドリーマーズに、

個々の動きだけでの対応は難しかったと思います。


スクリーンプレイは、しっかりと練習を積み上げなければマスター出来ませんが、

大阪大会の決勝で出来る攻め方もありました。


攻撃の主体をロングレンジに切り替える事です。

ゴールエリア近くに切り込むようなそぶりを見せつつ、ロングシュートを伺う。

それを警戒すれば、ディフェンス陣は動きが止まるか、ゾーンが乱れます。

そこを切り込んで近距離から打つ。


「外から中」という組み立てですね♪

バスケで言う、「詰まったらスリー」の逆というところでしょうか。

「スリー主体、時々ドライブ」?

その比率を7対3ほどにすれば、もっともっと自分たちのペースに出来たのかも(^^


もうひとつ、大体大BLAVEの致命的な欠点がありました。

それは、無駄に体力を消耗してしまったことです。


冷静に考えてみてくださいね(^^

平均年齢40オーバーのおじさま集団が、

20台前半のピチピチボーイズに体力勝負をしかけて、

フツーー考えて勝てるわけないじゃないですか?(笑)


でも、大阪大会の決勝では、ドリーマーズは変わらない動きをしてますが、

大体大BLAVEの方は、体力も集中力も無くなっているように見えます。

実際のところ、終盤ではとても楽に状況を作ることが出来ましたσ(^^


その差はなんでしょう?

ディフェンスに移行する際の動き方です。


もう一度、動画をよく見て下さい。

ディフェンスに戻る際、σ(^^を追いかけ回している選手は何人いました?

ドリーマーズの10番、「先生」とあわせて、いったい何人の選手がムキになっていました?

何が何でもポストには入れさせないとムキになってましたよね(笑)

そりゃ、体力も消耗しますわ(^^


その上で、ゴールエリア沿いで不利な体勢に持ち込まれた後、

元気いっぱいな、4番の「真↓」、7番の「Makoちゃん」が襲いかかってくるんです。

どう考えても、まともな勝負は出来ませんわな(笑)


そんな走りっこを15分間(もしくは「全国」の30分間)続けようとするならば、

おそらくウィークエンドアスリート程度のトレーニング量では足りません。

少なくとも、週5日のトレーニングが必要でしょうか。


チェアスキーアルペンで日本代表候補「寸前」までいったσ(^^が断言します。

フルタイムオールコートで走り回りたきゃ

「代表」をめざすようなトレーニングをしてこい♪


まあ、正直なところ、一般の社会人では難しい注文です。

とするならば、最も手を抜きながら、最も効果的な守り方を見つける必要があります。


σ(^^が大体大の「司令塔」だったらどうしていたか?

σ(^^と「先生」を「わざとポストに入れさせ」、背の高い選手に「背中から」張り付かせて、

ガンガンとプレッシャーを与えさせます。


押し合いになればしめたもの。

押し合いの途中は、タイヤから手が離せませんので、

パスは取れない、シュートももちろん打てない。

つまり、「ただそこにいるだけの人」にさせてしまうことが出来るんです。
(σ(^^のそばにノコノコと入ってきた選手には、イヤと言うほど味わってもらいましたよね♪)


そうなれば、コート上に残ったのは3人ずつ。

ドリーマーズの2番、「赤魔Ⅱ」は下がったところでゲームメイクをしています。

ということは、「真↓」と「Makoちゃん」の2人を、3人で押さえればいいんです。


ね?何とかなりそうでしょ?(^^

しかも、この方法なら体力を消耗することもないですから、

最後まで100%でプレイ出来ます。


そのあたりは、「汚い大人の渡世術」ですから、

本当は覚えて欲しくは無いんですが、本当は覚える必要のあるテクニックです。


「全国」までには、全員のパラダイムシフトが必要ですが、

何かしら参考になる部分もあったかと思います。


もう一度、メンバー全員でディスカッションして見てくださいね(^^


では、今宵はここまでにしとうございます♪


明日?

藍野大学の番だよね(笑)

2015年11月11日水曜日

「全国」のためにその1(大阪NRF編)....

いや~、気がつけば全国大会まであと10日ほどですよ(^^

もう、ドキドキドキドキして、仕事に手がつきません♪モトモトシゴトナンテヤルキナイデスガ(^^;


さて、昨日の予告どおり、近畿リーグ参加チームの大阪大会での戦いぶりをもとに、

全国大会まで、それぞれのチームがどのように頭の整理をすればいいか、

極めて自己中心的に身勝手にテケトーに、だらだらと書いてみたいと思います。


もし、「いや、うちらのことは書かなくても結構です!」というチームがあればご一報を♪


今回は、本来であればドリーマーズの強敵となるべき、

大阪NRF(ネルフ)さんから書いていこうと思います(^^

誰がなんと言おうと、障害者が参加する2チームが、

全国でも雌雄を決するべきと思いますので♪


と、その前に、全国大会の告知をしておきます♪


文部科学大臣杯
第13回日本車椅子ハンドボール競技大会

平成27年11月21日(土)~22日(日)

大塚スポーツパーク アミノバリューホール
(鳴門市撫養町立岩四枚61)

もし、万が一、何かの間違いで、

気が向いたりなんかしたりしちゃったら、是非ご観戦ください(ハート)


さて、本題に入ります....


まず、「大阪NRF」というチームのポテンシャルから。

フィジカルという点においては、運動能力は他のチームにそんなに引けを取りません。

そして、シュート力についても、σ(^^たちドリーマーズに劣るものではありません。


決して、近年の成績が示すようなチームではないんです。

でも、ここんところ、思うようなゲームが出来ていない....


なぜか?

次のことが出来ていないからなんです。


オフェンスでは....

①ゲームコントロールが出来ていない....

大阪NRFの特徴として、メンバーに「優等生」が多い。

これは、よく言えば、それぞれが真面目に点を取りにいっているという事なんですが、

悪く言えば、「がむしゃらに攻めているだけ」という事でもあるんです。


自分が動けるだけ動いて、シュート出来なければパスを出す。

それを繰り返して、ゴールが見えたら打つ!という流れ。


でも、多くの場合は防ぎやすいロングシュートを打ってしまったり、

角度のきついシュートコースしか打てなくなったりしてます。

で、シュート数に比べて得点は少ない....


その積み重ねが、時間や体力を消耗し、焦りが募った結果、

何とかしなきゃ何とかしなきゃと、テンポアップだけを意識してしまう悪循環にはまっています。


こういうことはよくあります。

競技である以上、どうしようもなく訪れる局面です。


そんな時どうすればいいか?

ゲームコントロールをどこまで出来るかにつきます。


誰がするの?

中盤の「司令塔」が無理矢理にでもコントロールするんです。


ところが、残念ながら、大阪NRFにはそういったポジションがないように見えました。

特に、大阪大会の映像を見る限りは、「全員がフォワード」でした。


まずは、ゲーム前に、どのようなシュートパターンがあるかを決めておきます。

そして、何があろうと、絶対に指示に従うべきプレーヤーも決めます。


その上で、ゲーム中、攻めあぐねるようなことになれば、

一度、ゴールエリアから離れるぐらいの思い切りで、

ボールを司令塔に戻し、組み立て直します。


そのぐらいの余裕がなければ、時間を負うごとに視野が狭くなっていき、

見えているところだけにシュートを打ったりパスを出したりしてしまうのです。


まずは、

「全国」ではコイツの言うことは絶対に聞く!

というぐらいのポジションを決めておくべきでしょうね。


②時間の使い方にひと工夫ふた工夫....

①にも関連しますが、何でそんなに急いで攻めるの?という場面が多い気がします。

その一番いい例が、大阪大会の予選(大体大BLAVE戦)です。


残り30秒で1点リードしているオフェンスの局面で、

なんで最終的に追いつかれるの?と考えるとよくわかります。


パッシブプレーを取られるまで、

テケトーにボールを回していてもいい場面でしたが、

なぜか、もう一点を取りにいっていました。


たりらりら~んとボールを回してパッシブをとられても、

相手に与える時間はほとんどありません。

その判断が出来なくなっていたのか、そういう想定はなかったのか、

多分、そのあたり「優等生」なんだと思います。


いい意味での時間を使う「ずるがしこさ」を、

身につけて欲しいなと感じながらゲームを見ていました。


これは、点を取られた後のリスタートでも言えます。


7番か9番、もしくはその両方がトップポストに入るのが大阪NRFのスタイルです。

そして、それを起点に攻撃を組み立てていく想定なんだと思うのですが、

ほとんどのケースにおいて、トップポストが定位置につくまでに攻撃を始めているんです。


つまり、自分らが決めたスタイルの「きっかけ」を待たずに動き始めているわけですから、

どうしても、「なり」の攻撃しか出来ません。


しっかりトップポストが入ったのを見て動き始めても、全然遅くはありません。

むしろ、その方が体力的にも余裕が出来ますし、質の高いプレーが出来るはずですよ。


気持ちに余裕を持てば、1秒は思うほど短くないし、

余裕がなければ、1分はとんでもなく短い時間です。

このあたりをしっかりと見つめ直してください。


③オフェンスはいい形から....

正直、今の形は「てんでバラバラ」という印象を受けました。

誰がどの位置でゲームを組み立てるの?ということがわからずじまい....


時には3枚ポストになってしまった時もあり、

攻撃の自由度どころか、ボール運びすらままならない場面もあったように思います。


それぞれの得意不得意を整理して、

それぞれは、どこからどのようにゲームを作るのかという事を、

今一度確認してみてはいかがかと思います。


そして、①~③をまとめるのは、「司令塔」です(^^


次にディフェンス。

どの位置に戻ってくるのか....

大阪大会のように、センターリスタートではないルールだと、

「走りっこ」になってしまい、実に厳しいところはあります。


でも、そこはそれ。


ディフェンスの局面で、自分たちはどのように陣形を組んで、

それぞれはどのように、との位置に戻ればいいのかが徹底されていない気がしました。

がんばって戻るんですが、戻ることに集中力を費やしている感じですか。


一緒に走っている敵オフェンスの妨害をしっかりすることも少なく、

ゴールエリアに入られてしまってからの対応も決まっていないように見えました。


また、ゾーンディフェンスを組んでいても、

基本的に「1対1ディフェンス」なんですよね。

「2対2」、「3対3」の形で守れていない。


「1対1」だと、1カ所崩されたらそのままダラダラやられてしまう可能性大です。


大阪NRFはゾーンの位置をゴールラインから離しています。

これは、σ(^^たちドリーマーズがしているように、

「後ろ」を通ってヘルプにいくことを想定してのことだと思います。


が、実はこの方法は諸刃の剣でして、

いったん崩されたらズルズルというリスクがあります。


考え方にもよりますが、

ゴールエリアに沿った「べったりディフェンス」も、

非常に効果があると思っていますので、使い分けてもいいかと思います。


さあ、思うところを書き殴ってみました。

全国までに出来るところ、1年掛けて整理するところ、

いろいろあると思いますが、そこはそれ、「まだ10日」あります。


15日も練習するとか?

それまでにまだまだ出来ることがありますからね(^^


大阪NRFさん?

全国の決勝で会いましょう(^^