今日は、報告をひとつさせていただきます。
14シーズンに渡ってを続けてきました、
チェアスキーアルペンレースの活動を、
ひとまず休止することといたしました。
突然、何でそんなことを?とお思いの方もおられるかな(^^;
「ソチ」へは、今シーズンのナショナルチーム入りが最低条件でした。
今シーズンから「パラリンピックチーム」が編成され、
「パラシーズン」に入っていきます。
追加招集はあり得ないというのがチーム方針であるらしく、
それはつまり、「ソチ」の可能性がなくなってしまったことを意味します。
その瞬間、ふと考えてしまったのです。
「長い道のりだったなぁ....」と。
進んでいく先の大きなものよりも、
これまでの道のりの長さを実感してしまい、
さらにもう一歩、足を踏み出すことをためらってしまいました。
カッコつけた言い方をすると、
「モチベーションが途切れた」ということなんでしょうか....
カメの歩みはまだ止まってはいませんし、
まだまだ速くうまくなっていけるとは考えていますが、
その歩みと時間の流れと、
そして「世界」のレベルアップの凄まじさとを比べたとき、
「もう、そこには届かないかな....」と実感していまいました。
かつては、自分の妄想を盲信し、
どんなに辛いことがあったとしても、
どんなにダメ出しをされても、
「そこへ必ず届く」と言い切ってきましたが、
今回ばかりはその言葉が出てきませんでした。
「長野」の映像を見てから、
「パラリンピック出場」という、
大きな夢を追い続けてきました。
スキーの経験などほとんど無いσ(^^が、
チェアスキーについて何も情報を持たないところから始めて、
本当にカメのような成長をしながら、
少しずつ、でも迷わずに、夢に向かって進んでこられたと思っています。
「長野」を見て、「ソルトレイク」へ!
それがダメでも「トリノ」にはと活動を続け、
せめて「バンクーバー」と思い直し、
泣きのリベンジで「ソチ」を....
今から考えれば、七転八倒の競技人生でしたなぁ(^^;
おかげさまで、いろんな方々の応援をいただき、
そしていろんなことをお教えいただき、
大変ありがたいご縁をいただいて、
山本新之介はここまでこられたことと考えています。
長いキャリアの間、いろんないろんな方々に支えていただいたこと、
本当に感謝しています。ありがとうございました!
山本新之介の成績を期待しておられた方へ、
そして、家族を含めていろんないろんな方々に、
さんざんな迷惑をかけ続けてしまったこと、
あわせてお詫びいたします。
これで、全ての「糸」がプツッと切れたわけではなく、
実は、気がつかないうちに紡いでいた「別の糸」がありました。
これからは、その別の糸を手繰っていくことが、
「目標」であり「夢」となっていきます。
それらはまだはっきりと見えてはいませんが、
追々と言葉に、文字にすることもあろうかと思います。
「目もくらむ高さ」を書き綴ったこのブログでしたが、
これからは、「果てしない長さ」と向き合っていくことになるのでしょう。
このブログをご覧いただいているみな様には、
これからも変わらぬお付き合いをいただければ嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
いままでありがとうございました!
そして、これからもよろしくです(^^
先ずは、お疲れ様でした!
返信削除スポーツ競技者とは
いつか何かの決断を下す時ってきますよね。
その中での休止宣言
14シーズン走ってきたからこそ出来る決断じゃないでしょうか。
これから何処へ進むか
何処へ向かうかは今は聞きません
そのうち ここで発表される事でしょう(^^)
長きに渡り 滑って転んで泣いて笑って
お疲れ様!
どこかのスキー場で偶然バッタリ!!!
返信削除どこかの宿で毎年ちょっとだけ会ってちょっとだけ飲んで。なんてことはもう無いのですか?
ちょっとしたことが結構楽しみだったんですよ〜!