一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!
2012年10月1日月曜日
お好きなようにプレイしてください....
(東日本車いすハンドボール大会参戦記その4)
【2日目その2】
「チームオーダー?要らないでしょう。
お互いにプレイスタイルはわかっていますから、きちんと対応できますよ。
どうぞ思いっきりご自身のプレイをしてください」
宮城フェニックスのキャプテンに、
プレイスタイルを尋ね、フリーハンドを許されました。
「毎年、全国大会でしのぎを削っているライバル同士ですから、
きっと、阿吽の呼吸でゲームを組み立てられますよ」と。
指示があったとすれば、
「山本さんのポジション、センターからセンターで」
というぐらいでしょうか。
オフェンスはポストプレイ主体で、ゴールエリアのど真ん中を取る。
ディフェンスは、自陣の真ん中でシュートコースを塞ぐ壁になること。
うん、それはいつものスタイルだから苦労しないけど....
そのポジションをキープし続けるためには、
ぎりぎりのドライブが必要です。
ポストを取りに行くためには、
接触ぎりぎりの間合いで車いすをコントロールして、
何人かを躱さなければならない。
その時、「当てないように」気を遣っていると、進入ラインは遠回り。
それはクイックネスが犠牲になります。
だからといって、いつものようにぎりぎりの所をすり抜けようとして、
いつものような接触をしてしまったら....
脳裏にちらつくイエローカード。
2枚で2分間の退場。
前後半合わせて30分のゲームのうち、
σ(^^がコート内にいられるのは果たして何分あるのか???
なんて心配でどきどきしていたのですが、
ゲームが始まればお構いなしでした(^^;
一度でも、「速ぇーっ!」とか「すげ!」とか言われると、
どんどん調子に乗っていっちゃうんです。
頭は真っ白(^^;
「こんなのぶつかったら車いす壊れる!」
なんて言われても、ぶつけないから安心おし♪とにっこり(^^
ああ、なんだか、本当に好き放題してしまいました。
たまには、勢い余って「コツン」とやってしまったりしましたが、
その瞬間はかなりのブレーキングをしていましたから、
ファールをもらうこともなく....
何度も何度もディフェンスをかわしてポストに入り続けていると、
「よし!入らせたぞ!作戦どおりだ!」とか聞こえてきたり(^^
今から考えると、
「空気読めないヤツ」みたいだったなぁ....
荒くたいプレイでごめんね(^^;
でも、ファールは1回も取られていませんからね♪
この日、宮城フェニックスは予選4つを3勝で折り返しました。
2日目は残りの1戦と決勝リーグ。
次回は決勝戦の模様を中心にお送りします♪
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