一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2012年11月11日日曜日

本物のBBQ....

「いつもおなじみのBBQは、ただの焼肉だ」

そんな格言があるそうです(^^
               ホントカ?


まずはこちらをご覧下さい。

日本バーベキュー協会


土曜日、この検定をパスした方がホストの、

本物のBBQを体験してきました!
















この方、政策づくり塾で同じ防災班のメンバーです。

「みんな初めての参加だから、
 最低限、フルコースを経験してもらわないと」

おおぅ、最低ラインが「フルコース」ですか(^^

ありがとうございます!


この感動は参加しないと実感もつかめないでしょうが、

久しぶりにクオリアを刺激されたこのBBQ、

いくつかをご紹介しますね♪


「BBQは下ごしらえが8割」

あ、その言葉、似たのを知ってる(^^

「アルペンはインスペクションが8割」

どこの世界も同じですなぁ....










「彼ら」が
 今回の食材たち♪













ニワトリまるまる1羽に
缶ビール(中身有り缶ごと)を
詰め込んで焼くとか、












何かわからない
何かが丸くなっていたり、




























そんななんやかんやの疑問や興味は放置され、

どんどんと準備は進んでいきます(^^;


今回、目からウロコなアイテムはこちら。

















チャコールスターターというそうです。

略して「ちゃこ☆すた」だとか....(^^;
             ソレガイイタカッタノカヨ 

これ、本当に優れもの。

いつもあんなに苦労していた着火、

着火剤に火を付けてこいつをセットして、


































そのままで、お茶でもしてればこんな感じに。

















どんなことでも、「道具」が大切ということですなぁ(^^;


さて、火を熾せたところで、食材が並べられていきます。






「あの丸いの」は
 こんな感じに










で、空き缶をぶっ込まれたチキン野郎も。






「空き缶チキン」
 と申します












お連れ様は、
「ベイビーバックリブ」
 というそうだ


ちなみに「本物」では、
直火は厳禁だとか












焼き上がり



















本当に缶ごと
ぶち込まれてました(^^

















ここにね♪













「世界一旨い椎茸」









さて、気になるあの「丸いヤツ」。

いったい何がくるまれていたかというと....








南瓜でした(^^









南瓜をくり抜いて種を取って、

短冊ジャガイモをぶち込んで、

蜂蜜をなみなみと注ぎ込んで、

蓋してアルミで来るんで焼き上げて....







これはやばいぞ(^^










で、仕上げはアイスクリーム!


















そして、崩す!

















京都BBQ協会特製「まるごとかぼちゃ」


ご紹介したのは、ほんの一例♪

もっとたくさんのびっくりメニューがあったんですよ(^^

うれしたのしおいしの一夜でした!


もうひとつ、「17へぇ」のアイテムをご紹介します。

















オリーブオイルのスプレー。

何をするのかと思えば、網を片付ける直前に振りかけられてました。

「こうしておけば、次もきれいに使えるっしょ?」

おおっ、なるほど!(^^


最後に、「若者」のこの一枚(^^







ピンが奥。
ヘタッピな写真
       (^^;







カメラを向けておいて、

こちらを振り向かせて、

無防備な表情を撮ろうとしたのですが、

彼女は1秒もない間、コンマ何秒かの間に、

何が起こったか瞬間的に判断し、

しっかりとポーズを決めて写りやがった(^^


「ブログに載せるよ?」

「どうぞ♪」

最近の若い子は、堂々としてますな(^^


本日連投の記事は、昨夜の「モノホンBBQ」でした!

もう、「ニセモノBBQ」なんてしてられない(^^

どんなことでも「基本」の応用....

基本形「ドリーマーズ」の最終形はこの形からのシュート。
















これはディフェンスが「動けない」からこういう形で得点できます。


なぜ「動けないか」?その理由はこうです。

このシュートを防ごうとしてディフェンスが動いたなら、

ここへパスできます。















動くディフェンスがこちらだとここへ。















仮にこう動かれたとしても、ここがフリー。
















左一番奥のディフェンスがサイドチェンジしようとしたらこう。







右サイドも同じ。







ディフェンスがどのように動いたとしても、

どうしようもないのが「ドリーマーズ」という形です。


ディフェンスがこんなポジションチェンジをしようとしても、















こう動くことでダブルポストの完成。















ラストシュートをするプレーヤーは、

どの選手へもラストパスを繰り出せる位置にあるとも言えるのです。

こういったプレイはボールだけとか、

目の前だけを見ていては絶対に出来ないことですので、

「落ち着いて」

「全体を見て」

「瞬間的に判断」することが必要。


まだ使いこなせていないオプション、

こればっかりは練習を重ねないとね(^^;


まだまだ発展形はあります。

次回は「次の一手」

2012年11月10日土曜日

オフェンスはどのようにでも動けるように....

オフェンスオプションの基本形、

「ドリーマーズ」を確実にこなそうとした場合、

各オフェンスプレーヤー同士は、適度な距離を取ることが必要です。


まあ、これはどのような球技でも同じですかね。

例外は密集体型が必要なアメフトやラグビーといったところでしょうか。


で、大阪大会でσ(^^たちがやってしまった失敗例その1。















「くさび」が突っ込む。

左サイドが上がる。

左2枚目が隙間に入る。

左サイドはサイドチェンジするはずが....















みんなこっち来てる!(^^;

こうなるとサイドチェンジどころか身動きすることすらままなりません。

さらに、右サイドのディフェンスが、

センターまでやってきて「壁」を付くってしまう。















結局、コート半分の苦しい攻防が繰り広げられました。


失敗例その2。

「くさび」と左サイドは予定どおり。

ところが左2枚目が入らない。















これでは、ディフェンスの自由度は確保されたままですから、

シュートコースなんて作れません。

ただただ、「なり」の動きを続けてしまう結果となりました。


失敗例その3。

「くさび」から左サイドは予定どおり。

なぜかボールだけ先に右サイドへ。

左2枚目もそれに気づき慌てて右サイドへ。















「くさび」と左サイドは何も出来なくなり、密集した右サイドの展開。

で、「なり」の攻撃。

3つめの失敗は、

「とりあえずボールを前へ運ぶこと」

を選択してしたまったのが原因です。


しっかりと動き方を理解して、

状況をしっかりと把握した上で、

「何をすべきなのか」

という判断を的確にしなくてはなりません。


車いすハンドボールの特性として、

「ひとつずつ」スクリーンをかけていく余裕がありますので、

そんなに慌てて動く必要はないのです。

落ち着いてゲームしましょうね(^^


でもまあ、そんな失敗の中から、いくつかのパターンが現れました。

基本形「ドリーマーズ」からの発展形は次回。

2012年11月9日金曜日

結局のところ練習不足....


前回の投稿をもう一度ご覧になってください。

その「動き」を破綻させなければ、

どんなに悪い展開でもシーソーゲームは出来るはず。


そう確信して、先日開催された大阪大会では、

この動きをゲームの中で試していました。

ところが、そんな簡単にいくものではないですね(^^;


基本的な動き方は普段から練習してきたのですが、

なんせメンバーの数が少ないσ(^^;たちドリーマーズ。

まったく「5対5」の練習が出来ていない。

はい、「言い訳」から入りましたがそれが何か?(^^;


前回の投稿で紹介したこのオプション、

AY的に「ドリーマーズ」と名付けましょうか(^^


「ドリーマーズ」の動作をしようとすると、

慣れない間は「ひとつずつ」の動作となってしまいます。


完全に身につけば同時進行も可能でしょうが、まずは「ひとつずつ」。

サイドを崩して、サイドチェンジして、それからシュート。


同時進行のイメージだとどうなるかな?

ただ、左右同時に行う場合に気をつけなければいけない、

「5秒ルール」というのがあります。


これは、ひとりのプレーヤーが、

5秒以上ボールを保持していては行けないというもので、

もし大事に持ち続けたらその瞬間にファールになります。


ボールを持っていないオフェンスプレーヤーにとっては、

何が起こったかわからない「青天霹靂」。

ディフェンスの誰かがいち早くこのファールに気がつけば、

「速攻」を仕掛ける大きなチャンスが生まれます。


そんなバカな思いはしたくないので、

「5秒」に引っかからないように組み立てないと....


その「5秒」に注意しながら、

全てのオフェンスプレーヤーが同時に、

「ドリーマーズ」を実行すると図ではこうなります。
















「くさび」と同時に左サイドが上がる。

ディフェンスが対応したのを見て左2枚目が動く。

パスも左2枚目へ。
















左サイドからサイドチェンジ。

同時に左2枚目からパスを受け取る。

右サイドが上がる。
















右サイドに対応したディフェンスを見て右2枚目が動く。

右サイドは下がってくる。

サイドチェンジしてきたプレーヤーから右サイドへパス。

同時にそのまま右2枚目へ。
















出来た隙間めがけてシュート

ああ、美しい(^^


この動きはしっかりと練習しておかなければ、

そうそう出来るものではないですなぁ。

これが基本形「ドリーマーズ」。


では、実際に大阪大会で試した結果はどうだったか?

いくつかのケースを図説していきます。

次回「何で集まってくるのさ?」

2012年11月8日木曜日

車いすの特性とプレイスタイル....


さて、前回はドーリーマーズの特殊な事情を説明しました。

少し間違えれば、圧倒的な不利に陥るチーム事情。

なんとかしないとねぇ....


σ(^^たちドリーマーズには方法はないのか?と悩んだ結果、

今シーズンはいろいろと試行錯誤してきました。


その前に、車いすハンドボールの特性を整理しておきましょう。

まず、車いすは跳べない!....当たり前ですね(^^;

そして、車いすは真横への移動が出来ない。これも当然のこと。


ということは、前進と後退、そして円運動、

この3つを組み合わせた「平面」での移動でゲームを組み立てます。


さらに車いすのダッシュはちょいとスロー。

停止している状態では、すぐに飛び出すことは出来ません。


さらにさらに、車いすは幅を取りますので、

「スクリーンプレイ」が大変有効なわけです。















だとすると、ゲーム展開に「スピード」は要らない。

ひとつずつ丁寧にスクリーンをかけていく。


その結果としてシュートコースを作り出すことが、

何よりも大切だと結論つけました。


このあたりは、

La_Yoshim様のブログ「AY_Copenhagen

を参考にさせていただいております。

いや、「参考」とは失礼な言い方(^^;

σ(^^にとっては「バイブル」に近いかも♪


さて、La_Yoshim様曰く「6対6を1対0にする」。

車いすハンドボールに当てはめれば、

「5対5を1対0にする」ことが重要だということです。


そのためにはどうするか、図説していきます。

車いすハンドボールでは、ポジションが固定されていませんので、

ポジション名での説明はやめときますね(^^;


まず、一人がディフェンス正面に当たります。

タイヤでもバンパーでもねじ込んで、ディフェンスの動きを止めます。















σ(^^たちは「くさび」と言っています。

これがあとになって効いてくるんです♪


このコートならば、45°の角度までのフリーシュートなら決められます。

そこで、その45°を確保するためにサイドからあがっていきます。















ディフェンスはチェックに来ます。















ディフェンスのサイド部分、ひとり目とふたり目の間に、

もうひとりが飛び込みます。















上がっていったプレーヤーは、その場を離れて逆サイドへ。


ここで注目!「くさび」をフリーにしてしまうと、

シュートコースが生まれるので、このふたりは動けない。















逆サイドに生まれる局面は3対2。

ここでも同じ動きをします。















するとどうですか!

なんと1対0の、

「すこすこシュートコース」

が生まれるではありませんか!(^^















そんなにうまくいくかよって?

そこがそれ、車いすハンドボールの特性を利用すると、

こういう冗談みたいなタクティクスが成り立つんです(^^


じゃあ、これで勝てるね♪

ところが、そんな簡単にいかないんだなこれが....

次回「何事も積み重ねが肝心」

2012年11月7日水曜日

車いすハンドボールタクティクス(オフェンス編)....


最近、消耗が激しく回復が遅い山本新之介です。

ぼちぼち頑張りますので、気長にお付き合いください。

誰ですか?「年のせいだ」なんて言ってるのは?(^^;


さて、車いすハンドボール全国大会まであとわずか。

開幕まで、σ(^^たちドリーマーズが、

どのようなタクティクスで練習してきたかご紹介しましょう。


車いすハンドボールは、健常ハンドよりひとり少ない6名でプレイします。

GKがひとりなので、フィールドプレイヤーは5名。

ゴール前の攻防は5対5から始まります。







この形ね。








ゴールエリアの形も健常のそれとは違い、狭くなっています。

それに加えて、車いすは幅をきかせていますので、

ゴールエリア前はとても窮屈なんです。


しかも、車いすでは「跳ぶ」事が出来ないので、

5台のも車いすが並んでしまうと、

シュートコースなんてそうそう確保できません。


そのためにはどうするか?

昨年までのプレイスタイルはポストプレイが中心。


リトリート(攻守交代、バックチェックとも言われる)の局面。

σ(^^が誰よりも早く走り始め、

群がってくるディフェンス陣のマークをかいくぐり、

キーパー正面のポジションを確保します。
















ここからのシュートはとてもイージー。

ノーマークでこのシュートを外すようなら、

「もうハンド辞めちまえ」的なブーイングを聞くことが出来ます(^^


そのぐらい得点率が高いポジションですから、

当然、ディフェンスのマークもきつい。

時には3人に囲まれたりします。

















バスキャッチも「高さ」を生かして優位に立てることもあるのですが、

ディフェンスに来るのも「高い」ヤツ♪

パスコースは限りなく限定されてしまいます。


うまくいけば、いいパスが来ることもあるのですが、

図のようなディフェンスをされてしまうと、

ほとんどパスは通らなくなってしまうのです....


まあ、現実的にはこんな形(↓)になることが多いですけどね。
















で、こんな感じに展開します。
















敵もこんな感じで対応します。
















これでもまだ3対2の有利な局面なんですが、

ドリーマーズの特殊なチーム状況がその優勢を打ち消してしまいます。


車いすハンドボールは、実は障害者のスポーツではなく、

「車いす」を使ったハンドボールなのです。

ですので、参加チームは圧倒的に健常者が多い。


3対2の有利な状況でも運動能力のハンデ、

つまり、「動けない」プレーヤーとのマッチングを利用すれば、

ドリーマーズは不利な状況に陥ることがあるのです。


シュートの威力がそんなに強くないメンバーは、

マークを外しておいたとしてもそんなに驚異ではない。
















で、背の高いディフェンス二人を犠牲にしてでも、

σ(^^を押さえ込んでしまえば、

ドリーマーズには何にも出来なくなってしまうわけです。


どうにも出来なくなって、イチバチのパスかシュート。

成功率は低いですわな(^^;


さあ、何とかしなければね....

次回「車いすハンドの特性とプレイスタイル」