にゃあ
「あ?闘病生活の事を聞かせろだぁ?
あの辛く苦しい時期を振り返れってか(笑)」
σ(^^;「あ、そんなつもりは.....」
にゃあ「まあ、いいや(笑)
不治の病ってゆーか、ネコには宿命的な病気だからね。『腎不全』って」
σ(^^「そういうの、全く知らなかった(汗)
病気もケガもせず20年生きてくれて、
ある日突然、眠るように死んでいくと信じて疑わず(笑)」
にゃあ「そりゃ無茶な考えだわ(笑)」
σ(^^「おかしいなと思い始めたのは去年の夏。
いつもなら一日3回のおしっこが4回5回になった」
にゃあ「初めのうちは、おれも気にしてなかったわ。
そういえばトイレが近いな、ぐらいか?(笑)」
σ(^^「で、病院に行こうと言ったのはおかあさん」
にゃあ「さすが、おれのことをよく考えてくれてた♪」
σ(^^「そう決まったら、おかあさんの手際のいいこと。
どうやるのか見当もつかなかった、検尿の『おしっこ取り』とか、
連れて行く段取りとか、本当にてきぱきと済ませたからね」
にゃあ「で、初めて病院に行って、
まさかあんなにおっかねぇ所とは思わなかった(汗)」
σ(^^「それがわからん(笑)何がそんなにイヤだったんだ?」
にゃあ「人間にはわかんねぇだろうなぁ」
σ(^^「うん、わからん(笑)」
にゃあ「いまでもみっともねぇと思う。
パニック起こしてたもんなぁ....」
σ(^^「2回目の健診なんて暴れまくって、
採血の注射針を3本もダメにしたり、
引っ掻いて先生にケガさせたり(笑)」
にゃあ「悪い事したよなぁ(笑)」
σ(^^「『腎不全』と判明して、
おかあさんはしっかり理解してたけど、
σ(^^はよく解ってなかった」
にゃあ「治ると思ってた?」
σ(^^「しばらくは、ね。で、こっぴどく怒られた(笑)
理解力に乏しいというより、人の話を聞いていない!って(汗)」
にゃあ「それだけ、考えてくれてたって事だよ」
σ(^^「まあ、σ(^^が悪いんだけど....」
にゃあ「そして、それ以来、ご飯が美味くなくなった(笑)」
まじぃ....
σ(^^「これまで通りだと病気が進むだけだってんで、『療養食』にさせてもらった」
にゃあ「お前さんも入院してたからよく解っだろ?まじぃんだよ?療養食って(笑)」
σ(^^「うんうん(笑)σ(^^も入院中は、
食事が少ないし気に入らないからって、
夜中にインスタントラーメンをすすってた」
にゃあ「おれはそれも出来ねぇからなぁ。ちとつまらなかった」
σ(^^「悪かったなぁ」
にゃあ「まあ、理解はしてたよ。
出来るだけ美味しいものをという、おかあさんの気持ちも伝わったし」
σ(^^「それでも、だんだんと食べられなくなったなぁ」
にゃあ「うん。見る見る痩せたろ。体重測ってたよな?」
σ(^^「元気な頃は3kgだったけど、
測るたびに減って最後は1.9kgになっちゃった....」
にゃあ「おかあさんの悲しそうな顔が忘れられねぇよ」
σ(^^「そうね。掛ける言葉が見つからなかった」
にゃあ「そんな風には見えなかったけど?(笑)」
σ(^^「んー、今だから、『最後の3日間』だったと解る....」
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