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2012年11月13日火曜日

ディフェンス編の始まりぃ....

これまではオフェンスオプションのことばかり書いてきました。

球技の勝ち負けを考えた場合、ふた通りの考え方があります。


「100点取られたって101点取れば勝ち」

という考え方。


もうひとつは、

「1点も取られなければ1点取るだけで勝てる」

という考え方。


前者は攻撃を主体にした考え方で、後者は防御主体。

まあ、どちらかだけでゲームをするなんて極端な話ですから、

攻守のバランスを取りつつ、

ゲーム展開を有利に持ち込まなくてはなりません。


「101点取ったあげくに1点もやらない」

なんて事が出来れば完璧です。

それも極端か(^^;


今回からは、ディフェンスについて書いていきます。

「5対5から1対0へ」というのがオフェンスの進め方だとしたら、

ディフェンスでは「5対5を5対5のままで」ということでしょうか。


でも、それは出来ないということを理屈の上では、

基本形「ドリーマーズ」で証明して見せました。


「くさび」に入られれば、

車いすの特性上、必ず「5対5」は崩れます。

じゃあ、何をどうしたって、いずれ失点するんじゃんかよ?

究極の所はそうなのかもしれません。


が、シュートを打たれることはあっても、

点を取られなければいいんです。


そのためにはまず!

絶対に打たせてはいけないコースでは、

絶対に楽なシュートをさせないこと。


いちばん得点しやすいのは、ゴール真正面からのフリーシュート。

これを外した時、顔から火を噴きそうになるぐらいに恥ずかしい。

そのぐらいにイージーなシュートです。


ですから、正面の近い角度のシュートは絶対に打たせてはいけません。


フリーでシュートを打ったとして、キーパーが構えていても、

得点できる角度は、まずは45°までだと考えています。


左右あわせて90°の中ではフリーでシュートを打たせてはいけません。

必ず、シューターとの間に、

立ちふさがって、

手を挙げて、

目ヂカラでも何でも使って、

「楽なシュート」を打たせないことです。


ポストに入られたら、

体を覆い被すようにして、

シューターの効き手側を、

完全に塞いでしまいます。
                       ファールハシチャダメヨ

絶対に、センターから45°までは食らいついて邪魔しましょう。

スカイプレイがあり得ない車いすハンドボールですから、

徹底すれば80%ぐらいはこうすることで失点を抑えられます。


45°から上はどうするのかって?

「キーパー!止めて!!お願い!!!」

です(^^;


この角度は、

相当な威力とスピードでコースを突いたシュート

もしくは、

完璧なタイミングとコースでのループシュート

が大変有効ですが、そんなことが出来りゃ「神」ですよ(^^

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