一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2012年11月15日木曜日

ディフェンスの陣形....

車いすハンドボールのディフェンス陣形は、基本的にゾーンです。

La_Yoshim様の記事的に表現すれば、「5:0」というところですね。















さて、この5人でゾーンディフェンスをする場合にも、

どのあたりで守るかということも大切になります。


現在の主流はゴールエリアに沿って陣が敷かれています。

この形はなんといっても守りやすい。

ラインに沿って並べばいいので、リトリート直後の混乱は少なくなります。


また、ゴール前でディフェンスが密集しますので、

シュートコースを塞ぎやすいというメリットもあります。


もちろん、デメリットもありますよ。

密集しているということは「動けない」ということでもあり、

陣形の立て直しやとっさの対応というものをしづらくなります。


かつて、σ(^^たちは窮屈なディフェンスを嫌い、

このような陣形を敷いていました。














このラインより上げさせないディフェンスです。


こうすることで自然とゴールとの距離は長くなり、

キーパーに楽をさせられます。


この形がきれいに決まった時、中盤からボールを運べなくなり、

オフェンス側は「攻め込まれている」ような感覚になったはずです(^^


もちろん、この形にも限界があります。

「スクリーン」に対しては、少々弱いのです。
















































オフェンスがふたり、このラインを突破してしまえば、

ゴールまでは全くのフリー。

はい、「すこすこ」です(^^;


失点数を少なくするにはどうすればいいのか?そのバランスを考えたとき、

ゴールエリアに沿って守る方がいいだろうねということになりました。


対戦相手のオフェンスオプションにあわせて、

ディフェンスの陣形を変えていく必要はありますが、

現在のところ、開発されているオフェンスオプションはそんなにありません。


ですので、最も効率のいいディフェンスは、

「ゴールエリア沿い5:0」が基本でしょうね。


でも結局、「くさび」に弱いという現実は変わりません。

「くさび」の進入による陣形の崩れに対応しなければ、

失点を止めることは出来ません。

どうしたものでしょうねぇ....


以前のσ(^^たちが強いていた「ライン」を「0:5」と表現するならば、

単純に6通りの陣形が考えられます。


それぞれのプレーヤーが役割を理解しておけば、

「いい形」のディフェンスが敷けるかも♪


ん?ちょっと待て。

そもそも、ディフェンスというものはオフェンスに対応して動くのが本来の形か?

それとも、まるで攻撃を仕掛けているような、「積極的」な行動なのか?


このあたりもチームの個性が出せそうですな(^^

次回「とりあえず最終回」

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。