さて、「その時」が来たら....
こういう想定をしようとした場合、
たいていは「想像しやすいシチュエーション」を中心に、
考えられることが多いです。
σ(^^の職場でも同じです。
おかげで、「平時」で「冷静」に、
取り組める防災訓練にしかなりません。
それでは意味がないんですよね。
「その時」がいつ来るかわからないのに、
いつ来てもおかしくないのに、
一番「想像しやすい」シチュエーションだけでいいの?
よくないでしょう(^^;
どうせといったら失礼な話なんですが、
とても長い連載になるついでに、
いくつかのケースを書いていこうと思います。
まずは、最も対応しやすいかなと思う夜間在宅時から....
何気ない平日の夜。
ようやく1週間の終わりが見えてきた木曜日。
オフトレの疲れをささやかな缶チューハイで癒し、
少々ご機嫌でブログを更新していた。
今夜も熱帯夜だろうとTVは無情な予報をしていたところ。
「節電」なんて気の利いたことはしない。
ただ、電気代の「節約」をしているだけ。
眠り続けるエアコンを尻目に、
扇風機は過剰労働を訴える異音を出し始めていた。
突然、と表現するには少しあっけなく、
PCの画面に割り込む映像。
「緊急地震速報です。強い揺れに....」
アナウンスと同時に画面上ではカウントダウンが行われた。
1秒前から始まるものをカウントダウンと言えるのなら。
「地震!」
そう叫ぶのが精一杯だった。
隣の部屋にいた妻が、
この叫びの意味を理解したのはきっと、
叩きつけられるような振動を感じてからだろう。
椅子から転がり落ち、体を丸める。
衝撃には「球体」が最も強いと知ったのはいつだったか。
「背中、それと頭だけは」
この2カ所さえ守っておけば、「軽傷」で済む。
骨が折れたぐらいだったら「軽傷」だ。
固く目を閉じていたため、
揺れの間に光が失われた事には気がつかなかった。
耳を覆うのは、いや、体中を叩き続けるのは破滅の轟音。
全てが終わる覚悟なんて、人間に出来ることではないだろう。
だが、全ての終わりが今、目の前に現れたのかも知れなかった。
「揺れが収まるまで長い時間かかった」
ニュースでよく聞くフレーズで、聞くたびに「陳腐」だと感じたが、
実体験がなければ、どんな言葉も陳腐なのだと理解した。
....まだ、微かに揺れている。
微かな光もない暗闇。
妻を呼ぶ。
にゃあを呼ぶ。
体を起こす。
手探りで部屋を這う。
義足、ないと何も出来ない。
妻を呼ぶ。
暗闇の中、時計は床に落ちても、針は輝いている。
不気味な蓄光塗料の光だが頼もしい。
自分の位置がわかった....
次回「『その時』の向こう側」
十分な文章能力じゃないですじゃぁ!
返信削除18日の模擬レース分の記事
書いてみます?
「不気味な背油が輝きデブストの位置が分かった」
みたいな感じで(;;)
デブデブ・ストーナー様
返信削除ありがとうございます × 2(^^
こんな「えせハードボイルド」で良ければいくらでも♪
でも....
「不気味な背油が輝きデブストの位置が分かった」
↑ の表現は使いません。
この表現ですと、「背脂」の輝きで、
「先行するデブスト」様の存在が前提ですので(^^
「背脂」的な表現でしたら....そうですねぇ....
予選から誰1人として先行させていない、
「王者」ニシム・ラッケンジ。
そのシートカウルが目障りなアセリーノ。
ターン9から10。
5速から6速。
アセリーノの視界には、彼の目には、
引きずり落とすべき王者しか映っていない。
いま、何周目だろう。
このまま、このテールを見続けなくてはならないのか。
アセリーノの何かが「反応」した。
ニシム・ラッケンジの舌打ち。
ミスではない。
何かが優ったのでもない。
ただ、「何か」が反応した....
ただ、アセリーノのフロントは、
「彼の障害物」を避けていく。
ターン1。
車体1/2。
その優劣は何だったか....
「ちぃぃぃっ....!」
その舌打ちは、ラッケンジか、カトリーヌか。
やった。
ついに「塾長」を俺が落とした。
「校長」の呪縛から解き放たれた俺は、
もう、誰にも止められねぇ。
1ターンの立ち上がり。
アセリーノはラッケンジとの差を確認した。
振り返った所に「王者」いない....
やった!完璧だ!
視線を2ターンに向けたアセリーノ。
目に飛び込む無情のオイルフラッグ....
「What??」
習性だろう。
体がスローダウンしたアセリーノ。
頭はまだ、理解できていなかった。
広がる視界。
状況が把握できていく。
黒光りする路面。
「背脂だ....」
「あの背脂」だ。間違いない。
どこまで俺の邪魔をしやがる....
1ターン。
俺は、「王者」を抜けたのか?
スローダウンだったのか....?
これが「呪い」か....
だれだ。「奴」を呼んだのは....
....とまあ、こんな書き方をするでしょうか。
文中には登場しませんが、
「最終勝者は『デブスト』」的なフィナーレを、
書いてもいいのなら、喜んで(^^
あ、コメント欄で書く文字量じゃなかった(^^;
追記....
返信削除ニシム・ラッケンジ様、
アセリーノ様、
勝手に名前を使ってごめんなさい!(^^;
背油が路面にある時点で
返信削除オイラの転倒確定じゃないですかぁ(笑)
デブデブ・ストーナー様
返信削除ありがとうございます。
背脂の威力、見せて頂きましたよ(^^
もう少し、使いこなせれば....無敵?