「その時」に一番大切なこと。
まずケガをしない、死なない、ということでしょうか。
そんなもん、ケガしなきゃ、死ななきゃ、
ラッキーってぐらいじゃないのか?
もちろん、「運が良かった」ということもあり得るでしょう。
その「運次第」というところをちょっと気にするだけで、
「半々」から「七三」で助かるようにも出来るかも知れません。
「その時」までに出来ることは、いくつかあります。
まず、お住まいの建築年を確認してください。
築昭和56年以前だと、建築基準法が古く、
しっかりとした耐震性がないかも知れません。
そして、出来るなら耐震診断を受けてください。
これはお住まいの市町村が診断料を、
補助している場合もあります。
これで「まず自宅は壊れない」と、判断が出来るかも知れません。
また、その結果、耐震性に不安があるとわかると、
「その時」のためにしなければならないことも絞られるので、
「まさかこんなな事になるとは」という台詞を、
用意しなくても良くなります。
恥ずかしながらσ(^^;の実家、
震度5弱で倒壊の危険ありと診断されました。
だって昭和34年築ですからさもありなん(^^;
いま、耐震補強か立て替えかというテーマで、
家族会議を繰り返しています。
もうひとつは、家の中にある物の落下、転倒の防止です。
家が倒壊しない程度の震度でも、
大きな重い家具の下敷きにというケースもあり得ます。
ただ、家具の転倒防止と、
ひとことで言うのは簡単ですがその方法はピンキリ。
当然、かかるお金も手間もピンキリ。
方法はたくさんありますから、ついつい後回しに....
まとめて考えるから後回しになっちゃうんですよね。
まず一番無防備なのが就寝中。
「危ない家具」のすぐ脇で寝てたとしたら、本当に怖いですよね。
そういった「危ない家具」から先にやっつけちゃいましょう。
まずは、布団から少し離して、
柱や梁へ家具を直接ネジ止めしたり、
突っ張りポールを立てて耐震ジェルシートを敷く。
高いところにいろんな物を上げていたりすることもあるでしょうが、
なるべくそういう物は下ろすようにしましょう。
軽い物を入れた箱でも、落ちてきたら、
箱の角で目を痛めちゃうというケースもあります。
一度に、徹底的にということは難しいでしょうから、
大切なことは常に少しずつ気を配って、
少しずつ問題を片付けることでしょうかね。
次回「家にいる時に『その時』が来たら」
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