こんな時、まずは冷静になることです。
地震そのものについては、
震源が北部内陸部だという情報だけで十分。
おそらく考えていたとおり、
「上林川断層地震(仮称)」
であることは間違いないでしょう。
妻はすでに職場に到着しているはず。
でも、「上林川」ならまだマシなはず。
40kmも離れているので無事を祈るしかないですねぇ。
車から降りてみる。
道路はすでに車でびっしり。
信号は停電で消えてる。
ここは東西舞鶴を結んでいる、
国道27号線の中間点より西より。
すでに車が動かなくなっているということは、
この先の五老トンネルが崩れちゃったかな。
東向きのトンネルは古いからなぁ。
さて、ここで選択肢がふたつ。
まずは職場へ行くこと。
ここから5kmぐらいかなぁ....当然徒歩です(^^;
職場には、大地震の対応マニュアルというものがあります。
なんだったっけ?えーと....
震度6弱以上の揺れで対策支部が自動設置されて、
自動的に全職員に非常呼集がかかるんだっけ?
交通遮断等で所属へ参集できない場合は、
最寄りの公所へ行くんだっけ?
ここからだったらどこに行きゃいいんだ?
もうひとつの行動は....
自宅までは約3km。
歩いて帰って、我が家とにゃあの状況を確認。
そして防災の勉強会を開催した元自治会長としては、
ご近所の安否確認や救助にも参加しなければ。
当然、人手はいくらあっても足りないはずですし。
これは当然、服務規程違反で懲戒ものです。
どうするかなぁ....
こんな事考えたら、きっと怒られるんだろうけど、
その「最寄りの公所」に行ったって日中一杯は、
名目情報収集、実質無作為の状態なんだから、
少しでも人命救助を考えた方が良くね?
あぁ、こんな事を考えているうちに、
みんな車から降りて歩き始めたなぁ。
こういう時は、車のキーは付けっぱで、
ロックをしないというのが常識なんだけども、
みんなしっかりとロックしていくなぁ....
いつまでも道路を塞ぐことになって、
救援物資とか届かなくなるよ?
さて、σ(^^はどうするかな?
車内から安物の防寒着を取り出して、と。
行くことも戻ることも出来ないことに気がついちゃった。
すぐそこの家から助けを呼ぶ声。
互助は一番身近なところから始まります。
にゃあさんへ。しばらく帰れません。ごめんなさい....
次回は、平日、仕事中の「その時」を考えてみます。
「一番まじめそうなところが一番お間抜け」
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