一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2011年7月21日木曜日

防災(連載):行こか戻ろか....

こんな時、まずは冷静になることです。


地震そのものについては、

震源が北部内陸部だという情報だけで十分。


おそらく考えていたとおり、

「上林川断層地震(仮称)」

であることは間違いないでしょう。


妻はすでに職場に到着しているはず。

でも、「上林川」ならまだマシなはず。

40kmも離れているので無事を祈るしかないですねぇ。


車から降りてみる。

道路はすでに車でびっしり。

信号は停電で消えてる。


ここは東西舞鶴を結んでいる、

国道27号線の中間点より西より。


すでに車が動かなくなっているということは、

この先の五老トンネルが崩れちゃったかな。

東向きのトンネルは古いからなぁ。


さて、ここで選択肢がふたつ。

まずは職場へ行くこと。

ここから5kmぐらいかなぁ....当然徒歩です(^^;


職場には、大地震の対応マニュアルというものがあります。

なんだったっけ?えーと....

震度6弱以上の揺れで対策支部が自動設置されて、

自動的に全職員に非常呼集がかかるんだっけ?


交通遮断等で所属へ参集できない場合は、

最寄りの公所へ行くんだっけ?

ここからだったらどこに行きゃいいんだ?


もうひとつの行動は....

自宅までは約3km。

歩いて帰って、我が家とにゃあの状況を確認。


そして防災の勉強会を開催した元自治会長としては、

ご近所の安否確認や救助にも参加しなければ。

当然、人手はいくらあっても足りないはずですし。

これは当然、服務規程違反で懲戒ものです。


どうするかなぁ....

こんな事考えたら、きっと怒られるんだろうけど、

その「最寄りの公所」に行ったって日中一杯は、

名目情報収集、実質無作為の状態なんだから、

少しでも人命救助を考えた方が良くね?


あぁ、こんな事を考えているうちに、

みんな車から降りて歩き始めたなぁ。

こういう時は、車のキーは付けっぱで、

ロックをしないというのが常識なんだけども、

みんなしっかりとロックしていくなぁ....


いつまでも道路を塞ぐことになって、

救援物資とか届かなくなるよ?


さて、σ(^^はどうするかな?

車内から安物の防寒着を取り出して、と。


行くことも戻ることも出来ないことに気がついちゃった。

すぐそこの家から助けを呼ぶ声。

互助は一番身近なところから始まります。


にゃあさんへ。しばらく帰れません。ごめんなさい....


次回は、平日、仕事中の「その時」を考えてみます。

「一番まじめそうなところが一番お間抜け」





人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。