一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年12月12日木曜日

上り調子:20131209CopperMt.GS1....

「見てきたような観戦記」、

Day3を書き上げる時間が無くなってしまって、

1日空けてしまいました。

申し訳ありません(^^;


まずは、頂いているコメントからご紹介をさせてください♪
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12月10日(火):「熱戦と興奮:20131208CopperMt.SG2....」

tohtah様のコメント

「今、こちらを発見して、感動してます。
 同じresultsを見てるはずなのに、素晴らしい想像力。
 桃香ちゃん、やりましたね。次の観戦記も、楽しみにしてます。」

 ありがとうございました!

 この「観戦記」を始めたきっかけは、σ(^^の競技結果をお伝えする中で、
 「リザルトの読み方がわっかんねーよ!」というお声を頂いことが始まりです。

 リザルトの解説をするだけのつもりでしたが、
 どうせなら、書く方も楽しんでしまえと悪ノリするうちに、
 こんな形になってしまいました(^^

 いろんな想像を重ねて、面白くしたいと工夫しているのですが、
 どうしても書ききれないことが出てきます。

 一番苦労するのはDid not finish(途中棄権:DF)の選手の状況です。
 特に2本勝負のGiant Slalom(大回転:GS)やSlalom(回転:SL)の場合。
 2本目のDFだと、1本目の情報が何もない。その記載がない。順位も解らない。

 「多分このあたりでフィニッシュしているだろうな」と、
 勝手に思い込んで書き進めています(^^;

 また、後日、選手たちから、実は全く状況が違っていたという話を聞くと、
 背筋に冷たいものを感じたりします(^^;

 という訳ですので、あくまでも「フィクション」としてお楽しみ頂ければ幸いです。
 と、まずは言い訳から始めました♪

 でも、こうやって書き進むことで、
 リザルトからでも選手たちの「煌めき」を感じることがあります。
 村岡選手も、これからますます「煌めく」はずです。

 少しでも、そんな「煌めき」をお感じ頂けていたら幸いです。
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どんなスポーツでもそうですが、

「一瞬の煌めき」というものは多くの人を魅了します。

「その瞬間」に魅せられ、憧れ、目指す。

σ(^^も例外ではありませんでした。


そして、長い競技生活を通じて感じた事は、

その「煌めき」度合いは、思いや行動を「積み重ねた」厚みに比例するということ。

のんべんだらりと時間を過ごしただけの競技者には、

待てど暮らせど「その瞬間」はやってきません。


σ(^^が得られなかった「その瞬間」の競演。

アメリカはコロラド州、CopperMt.スキー場では、

嫉妬してしまうような戦いが繰り広げられています。


すでにNORAMカップDay1、Day2では、

Super-G(スーパー大回転:SG)のハイスピードレースが繰り広げられました。


Day3はGS第1戦が行われます。

速度との戦いが重要なSGとは違い、GSではスキーの総合的な技術が求められます。


アルペンでは5つの競技種目がありますが、

最も競技人口が多く、最も過酷でシビアな戦いがGSだと考えています。

「GSを獲る」事が出来るのは、速さと巧さと強さを兼ね備えた人間のみが可能なのです。

そんなひと幕は、「煌めき」という表現以外に思い当たりません....


まだ夜も明けきらないゲレンデ。

レーススタッフはコースの準備に入念です。

睫が凍ってしまうような寒気、深く息を吸い込めば目眩すら起こしそうです。

レース進行を妨げてしまうようなミステイクは絶対に許されない。

「レースを成功させる」

表舞台には現れない、もうひとつの戦いがここにはありました。


日が昇り、完璧に整備されたコースが目に飛び込んでくる頃には、

選手たちは、「戦場」が見渡せるリフトへ乗り込んでいきます。

その戦場はカナダチームのコーチが設定しました。


「Bittersweet」と名付けられた、

スタート標高3,403m、フィニッシュ標高3,147m、標高差は256mのコース、

そこに立てられた34のゲート、33のターン。

その名の通り、「ほろ苦さ」が表現されているのでしょうか。


「Partly cloudy(時々曇り)」という天候、

放射冷却といっていいのかとてつもなく寒い。

スタート地点で-22.2℃、フィニッシュ地点で-21.0℃。

中途半端な防寒対策では、まちがいなく発狂してしまいます。


そんな中でもスケジュールはオンタイム。

スタート時間は刻一刻と迫っています。

そのジャパンチームのスタート順をご紹介します。


女子選手は7カ国29名、男子は12カ国75名の選手がエントリー。

女子Sitting(チェアスキー)クラス

27番 青木辰子選手
23番 田中佳子選手
29番 村岡桃佳選手

男子Standing(立位)クラス

43番 小池岳太選手
46番 東海将彦選手
50番 三澤拓選手
56番 伊藤史雄選手
57番 山崎福太郎選手
58番 阿部敏弘選手

男子Sittingクラス

74番 狩野亮選手
76番 森井大輝選手
80番 鈴木猛史選手
83番 夏目堅司選手
87番 谷口彰選手
88番 横澤高徳選手

以上のようになっております。


果たして、誰が「煌めき」を魅せてくれるのか?

いよいよGS第1戦1本目のスタート時刻となります!


ジャパンチームで、まず最初にスタートバーをこじ開けたのは、

女子Sittingクラスは田中選手。

SGで2つのDFをしてしまった挽回をしたい!


しかし、この日も不運!

青木選手、そして村岡選手の姿をコースサイドで見送ることになってしまった!

気負いすぎた事が裏目に出てしまったのか?

田中選手、残念な結果となってしまいました。


男子Standingクラス。


小池選手が見上げたリーダーズボード。

その時点のトップタイムから1秒も遅れてしまった。

自分自身に対して軽く舌打ち。


東海選手も、やや調子が上がらない。

その時点での最後尾に付けてしまった。


三澤選手は気を吐く。

トップからコンマ5秒落ちの2番手に躍り出る。


仲良しふたり組の伊藤、山崎の両選手。

コンマ21秒差で1本目も仲良く名前を並べる。


トップから2.7秒差の阿部選手。

2本目は厳しい戦いを強いられそうだ。


男子Sittingには、観客も大注目。

国籍を越えたジャパンチームの応援が目立つようになった。


しかし、地元のWALKER Tyler選手も人気は高い。

まず叩き出したのは基準となるタイム。


ジャパン1番機の狩野選手はそこに届かない。

フィニッシュエリアで少し首をかしげる。


森井選手は狩野選手を上回るが、トップからコンマ8秒落ち。

少し不満そうな表情だ。


鈴木選手は約2秒、

夏目選手と谷口が約4秒、

横澤選手は10秒以上も離されてしまった。


1本目、この場にいるSittingクラスの誰ひとりとして、

WALKER選手の牙城を崩せなかった....


時間は昼近くになろうとしているのに、一向に寒さは和らぎません。

1本目を走り終えた選手たちは、雪崩を打ったようにレストハウスへ避難していきます。


レース用ワンピースは空力特性を持たせてはいけないため、

用品規則では、素材にある程度の通気性を求めています。

体にぴったりと張り付くデザインなのに、冷たい空気は通り抜ける。

その空気は-20℃。

アルペンレーサーが最も頭を悩ます状況です。


レストハウス内の光景は、まさに「解凍」作業でした(^^

その「解凍」と2本目のコースセット、どちらが早く終了するか?


2本目は、アメリカチームのコーチがその「戦場」を設定しました。

ゲート数32、ターン数31。


1本目よりターンが少ないのですが、

所どころに減速を強いられるポイントがあるようです。

多くの選手たちが「溜まっている」ところがそのポイントでしょう。

誰もが入念に攻略イメージを作り上げていきます。


2本目のスタートは上位15名を順番を逆にしてスタートします。

真っ先にコースに飛び出るのは1本目15位の選手。

ラップ(トップタイム)の選手は15番スタート。

16位以降は、成績順です。


ジャパンチームの出走順を整理するとこうなります。

女子はエントリーが少ないため、全選手が順位の逆でスタートです。


女子Sittingクラス

4番目 青木辰子選手
6番目 村岡桃佳選手

男子Standingクラス

1番目 伊藤史雄選手
4番目 阿部敏弘選手
6番目 東海将彦選手
11番目 小池岳太選手
14番目 三澤拓選手
16番目 山崎福太郎選手

男子Sittingクラス

5番目 谷口彰選手
7番目 夏目堅司選手
11番目 鈴木猛史選手
13番目 狩野亮選手
14番目 森井大輝選手
18番目 横澤高徳選手

2本目のスタートはビブ(ゼッケン)の順番ではなくなるので、ちょいと注意が必要です。

お互いに声を掛け合いながら、2本目の準備を進めていきます。


1本目8.22秒と大きなビハインドを背負ってしまった青木選手。

この厳しいコンディションで巻き返すことは出来るか?

2人後ろの村岡選手の声援を受けてスタートバーをこじ開ける!


その村岡選手、SGでは「成長」を見せつけたがGSではどうか?

しかし、この日は競技の違いよりも、厳しいコンディションそのものが敵だったのかも知れない。

体が動かなくなるだけではなく、脳ですら機能を停止しかける環境。

どのような形であれDFはDFでしかないが、

この日のDFはただのDFではない、貴重な経験になると信じたい。


男子Standingクラスは伊藤選手の咆哮から始まった。

1本目15位の恩恵が、2本目の1番スタートとして現れた。

コース状況などの情報が多く上がっていないというデメリットがあるが、

その分、コースも荒れていない。この恩恵をどう生かすか?


元パラ代表、阿部選手。

そのブランクが2.7秒というビハインドで現れているのか。

しかし、この差は絶望的なものではない。


東海選手のビハインドは1.94秒。

復活を賭ける「キング」にとっては、決して満足できるものではないはずだ。

しかし、硬い雪面は古傷に多大な負担を強いる。

勝負に出たい。しかし....


こちらは、勝負しなければいけない小池選手。

1.01秒は射程圏内といっていいはずだ。

夏場から作り上げてきた体は、すでに満足出来るほどの仕上がりを見せている。

LW6/8-2というクラスは両足が健脚。

悪条件の中、これは相当なアドバンテージ。期するものは大きい。


15番目スタートのSTANTON James選手は、

目の前の三澤選手の背中を睨みつけている。

ふたりの差は0.52秒しかない。

ほんの少し、例えばゲートに当たり損なっただけで失ってしまうようなタイムである。


一方の三澤選手に気負いはない。

それどころか、14番目というスタートの遅さを心の底からもどかしく感じている。

この高揚感はプレッシャーとなり、優位なはずの背後の選手を襲う。


1本スキーの三澤選手の体がムチのようにしなり、

スタートバーを叩いた。


アウトリガーで2プッシュ。

大きく回り込みながらひとつ目のゲートにタッチ。

ふたつ目のゲートもしなやかに倒れる。


トップスピードを得たみっつ目のゲート。

エッジのかかり具合は申し分ない。

極低温でもワックスは機能している。


体は冷えているはずだが、何も感じない。

小脳が指示することを、体は少しの狂いもなく表現している。

いや、、自分の体ではないように感じる。

カメラの映像を見ている、そんな錯覚すらある。


次々になぎ倒されるゲートは、

その完成された滑りを讃えるかのように音を立てていく。


フィニッシュエリアが見える。

肺は体が求める酸素を供給し切れていない。

しかしまだだ。あと10ターン。


雪面には、インスペクションで描いたラインがくっきりと見えている。

残り5つ。焦るな。はやる気持ちを抑えろ。


エッジが切り裂く雪の結晶、その一粒すら感じる。


光電管が作り出す、見えないフィニッシュラインを断ち切った。

これ以上の滑りはない。


当然のように、リーダーズボードは彼の名を最も高いところに掲げた!

その名を確認する三澤選手の視界に、STANTON選手の姿が飛び込んできた。

あと数秒で決する戦い。激しく波打つ三澤選手の心臓。


レースが終わる瞬間の音が聞こえた。

リーダーズボード。

表示が入れ替わった!....


その場に崩れ落ちた三澤選手だったが、落胆はなかった。

最終のタイム差は0.22秒。

負けたことの悔しさよりも、誰よりも速く2本目を駆け抜けられた事に、

今は満たされていた。


「拓が2位!」

ジャパンSittingチームは、軽い衝撃と大いなる興奮に包まれた。

それぞれが自分のことのように喜べるのは、チームの雰囲気が極めて良いことを意味する。


「Now,Our job!」

WALKER Tyler選手が森井選手に声をかける。


ふたりの状況は、Standingクラスと似ている。その差は0.8秒。

ひとつ違うのは、追いかけるのが一昨年の総合王者だということ。

WALKER選手にとって、これほど恐ろしいことはない。


1本目のタイム差から、

2本目の戦いはこのふたりと、

狩野選手を加えた三つどもえになることは簡単に想像出来た。


谷口、夏目の両選手はすでにスタートした。

「大輝さん、亮さん、下で待ってますからね」と鈴木選手が先に出る。

ひとりおいて狩野選手。


45秒後。

森井選手が飛び出す。

ひと漕ぎ、ふた漕ぎ、もう一漕ぎはいつものスタイル。

ため息を覚えるほど華麗な1~2ターンの繋ぎ。


その姿が見えなくなると、WALKER選手のスイッチが切り替わる。

16番目スタートはチームメイト。

いつものジョークはリラックスしている証拠。

静かに、とても静かにコースへ降りるWALKER選手。


その姿をスタートハウスの隙間から、18番目スタートの横澤選手が目撃した。

「....大輝と同じぐらいに美しい」

いつかは「その領域へ」と願っているが、今はまだそこにたどり着けていない。

横澤選手の戦いは、まだ長い道のりを残していた....


フィニッシュエリアでは、ちょっとした騒ぎになっている。


狩野選手帰還せず。

森井選手は約1秒も離されて完敗。

Sittingチームの表情は、CopperMt.の空のように曇っていた.....


ふぅ(^^

Day3もドラマがいっぱい、でした♪

まずは、三澤選手におめでとう!ですね。

これを足がかりにさらなる高みへ!(^^


では、最終のリザルトを確認します。

女子Sittingクラス

4位 青木辰子選手
DF 田中佳子選手
   村岡桃佳選手

男子Standingクラス

2位 三澤拓選手
4位 小池岳太選手
10位 阿部敏弘選手
11位 東海将彦選手
14位 伊藤史雄選手
15位 山崎福太郎選手

男子Sitingクラス

2位 森井大輝選手
3位 鈴木猛史選手
6位 夏目堅司選手
9位 谷口彰選手
15位 横澤高徳選手
DF 狩野亮選手

以上です(^^


とにもかくにも、極寒の中でのアツいレース。

本当にお疲れ様でした!


こうやって、日替わりのヒーローが出てくると本当に楽しくなりますね♪

彼らの「煌めき」、届いてますか?(^^


では、次回はDay4、GS第2戦の模様をお送りします!

2013年12月10日火曜日

熱戦と興奮:20131208CopperMt.SG2....

昨日に引き続いて、コロラド州はCopperMt.スキー場からお送りします(^^

Day2もきっと、アツいレースが期待出来ると思いますよ♪


と、その前に....

昨日の投稿で村岡桃佳選手のレースポイントについて、

ワールドカップの出場権がどうたらと書きましたが、

誤りというかあまりにも乱暴な情報をお伝えしてしまっていました。

お詫びの上、正確な出場可能ポイントを次のとおりお伝えいたします(^^;


ソチパラリンピック
(いずれも2014年2月17日時点でのIPCASポイントリストに掲載の有効ポイントによる)

高速系種目【Downhill(滑降:DH),Super-G(スーパー大回転:SG),
                   SuperCombined(スーパー複合:SC)】
男子140pts.以下女子180pts.

技術系種目【GiantSlalom(大回転:GS),Slalom(回転:SL)】

男子220pts.女子240pts.




ワールドカップ
(いずれもIPCAS種目別ポイントによる:2013-14シーズン)

DH 男子140pts.以下のDHポイントか100pts.以下のSGポイント
   女子180pts.以下のDHポイントか120pts.以下のSGポイント

SG 男子140pts.以下のSGポイント
   女子180pts.以下のSGポイント

SC 男子140pts.以下のSCポイントか100pts.以下のSGもしくはDownhillポイント 
   女子180pts.以下のSC、SGもしくはDHポイント

GS 男子120pts.以下のGSポイント
   女子140pts.以下のGSポイント

SL 男子120pts.以下のSLポイント
   女子140pts.以下のSLポイント

となっております。

物を書くには、とにもかくにも正確な情報が必要ですね(^^;

大変失礼いたしました♪


で、昨日の村岡選手が獲得したポイントから、

「ソチ」とワールドカップの出場資格を計算しますと....


獲得したレースポイント159.7pts.(ペナルティ含む)

ソチの高速系種目の出場資格180pts.

ワールドカップSGの出場資格180pts.

有効なベスト2レースの平均ポイントで評価されますから、

Day2のSG第2戦目でペナルティポイントを含めて200.3pts.を獲得すれば、

ソチの高速系種目とワールドカップのSGについて、

晴れて出場資格を得られるということになります。


こういった点も、今回のレースでは見所となっています♪

IPCASポイントリストはこちらのページからご覧ください。


おっと、くだくだと講釈をたれている間に、

レース会場は観客でいっぱいになっていますよ♪

Day2のリザルトをお手元にどうぞ(^^(男子 女子)


コースは昨日と同じCopperMtスキー場Rosi's Race Arena。

スタート標高3,433m、フィニッシュ標高2,988m、標高差は445mのタフなコースです。


コースは同じでも、Day2はさらに気温が下がっていますね。

公式発表ではスタート地点で-17.8℃、フィニッシュ地点で-16.7℃、天候はCloudy。

....寒いっすね(^^;

その分、雪面はHardなままですから、コースコンディションは最高でしょう♪


インスペクションを行っている選手たちの表情は少し厳しめかな?

コースセッターはオーストラリアチームのコーチGRAHAM Steve氏がお務めになりましたが、

なんとも思い切ったセットにしたものです。


ゲート数29、ターン数28。

ルール上の最低ターン数より4つも少なく立てちゃった(^^;

ターン数が少ないということは、ハイスピードのレースになります。

「イケイケ」の選手たちには楽しめるかも知れませんけど♪


彼のセットは、八方のジャパラで走ったことがありますが、

ものすごく余裕のあるゲートインターバルにするクセがあるようです。

このハイスピードレース、選手たちはどう戦う?


SG第2戦のスタートリストはこうなっています!

女子選手は6カ国24名、男子は10カ国68名の選手がエントリー。


女子Sittingクラス

20番 青木辰子選手
22番 田中佳子選手
23番 村岡桃佳選手

男子Standingクラス

36番 小池岳太選手
37番 三澤拓選手
47番 東海将彦選手
48番 阿部敏弘選手
49番 伊藤史雄選手
54番 山崎福太郎選手

男子Sittingクラス

66番 鈴木猛史選手
67番 狩野亮選手
69番 夏目堅司選手
74番 谷口彰選手 
76番 森井大輝選手
86番 横澤高徳選手

以上のようになっております。


インスペクションが終わり、スタート地点に選手たちが集結します。

戦い前のピリピリした感じと、和気あいあいとしたリラックスムードが、

ほどよく混ざり合ったこの瞬間は、

アルペンレーサーなら堪らない心地よさを覚えることでしょう。


ジャパンチームのみんなも同じ気持ちのはずです。

特に、海外のキャリアが少ない選手たちにとっては、

ベテランたちのリラックスムードに助けられているのではないでしょうかね?

寒い中、レース前の緊張でガクブルでは面白くありませんものね。


レース開始後、真っ先に飛び出すのは女子Visual Impaired(視覚障害:VI)クラス。

VIクラスの選手たちは、コース状況を目で確認することが出来ません。

「ガイド」と呼ばれる先導のスキーヤーの、

スピーカーから聞こえる「合図」だけを頼りにコースへ躍り出ます。


そのため、会場では一切の雑音を出さないようにルールで決められています。

大会アナウンスはもちろん、観客も選手たちも、固唾を呑んでレース進行を見守ります。


そんな静寂の中、Day1でDid not finish(途中棄権:DF)に終わった青木、田中の両選手は、

このレースこそはと期していました。


が.....デジャヴ?

20番青木選手、21番Victoria選手、22番田中選手と立て続けにDF!

そして、その影響をまともに受けたのが、23番村岡選手!!

こんな事が2日続けて起こるとは(^^;


チームメイトの無事を祈りつつ、スタートを切る村岡選手。

後に控える男子の選手たちも、コースの状況を気にしている。

幸い、その後は途切れることなくレースは進行し、男子がスタートする。


男子VIクラスの静寂の後、男子Standingクラスの3番目、

ジャパンチームのトップを切って、小池選手がコースへ躍り出る。


次々とコース内に弾き出されるレーサーたち。

その流れは48番阿部選手で止まった。


「TOKAI OUT!」

アナウンスのトーンが高くなる。

フィニッシュエリアでは、東海選手を師と仰ぐ三澤選手が表情を凍らせた。


東海選手は何年もの間、足の古傷と戦ってきた。

近年はようやく快方に向かっていると実感していたが、

レースではひとつの転倒が、選手生命を終わらせる危険が付きまとう。

すぐに様子が伝わらないのがもどかしい....


直後に控えていた阿部選手にとっても、

チームメイトのコースアウトは気がかり。

しかし、闘争心は鈍らない。


キャリアの少ない伊藤、山崎の両選手は、

自分が成すべき事を見失ってはいけない。

動揺を一瞬で押さえ、視線を再びフォールラインに向けた....


男子Sittingクラスがスタートするころには、会場はさらなる熱気に包まれる。

ジャパンチームの席巻、会場の興味はそこに集中しているかのようだ。


Day1では森井選手が獲った。

今日は誰だ?....


まずは鈴木選手がリーダーズボードのトップに立つ。

続けてスタートした狩野選手が、それを大きく突き放す。


好調さを見せ始めた夏目選手がそれに続くかと思われたが、

コース上でストップしてしまった。


その後も有力選手が次々とフィニッシュするが、

狩野選手には届かない。


「Today is....KANO?」

半分の観客は圧倒的なタイム差を見てそう思う。

残りの半分は「No,He is still....」とつぶやく。


「Morii has started!」

叫んだのは会場アナウンス。

狩野選手を引きずり下ろすのは森井選手しかいない。

会場は異様な興奮に包まれた。


1ターンごとにアナウンスのトーンは絶叫に近くなっていく。

フィニッシュ前、森井の姿を大歓声のうねりが包む。

その走りに破綻はない。


最終ゲートのはるか上からクローチングを組む森井。もう、

何もすることはない。

見えないフィニッシュラインを断ち切る。


リーダーズボードの表示が変わった「その瞬間」、

狩野は歓喜を爆発させたが、その声は聞こえない。

しばらく鳴り止まない、山を揺るがすような大歓声の中、

森井はタイム差を見て天を仰ぐ。


....いやいや、想像してたら楽しくてついつい大げさに書いてしまいました(^^


リザルトのふたりのタイム差をご覧ください。

ふたりの差はたった0.06秒ですよ。

もしσ(^^が会場にいたら、興奮で鼻血を出していましたね、きっと。


このコースは、長さが1,461mです。

そこを1分02秒04で駆け抜けた時の平均時速は約85km/h。


フィニッシュラインではスピードが落ちますが、

それが70km/hだととしてもコンマ06秒の差は距離にして約1.2m....

SGのスキー板が205mmの長さ。


このハイスピードレースが板の半分程度の長さで決まってしまう。

リザルトを見てるだけで興奮してしまいますよ(^^

しかも、ジャパンチームのエースふたりの争いですからなおさら♪


まだDay2だというのに、

こんなに楽しんでいいんですか?

いいんです!(^^くぅ~っ!!


....では、リザルトのおさらいです♪

Wemen's Super-G

女子Sittingクラス
4位 村岡桃佳選手
DF 青木辰子選手
   田中佳子選手

Men's Super-G

男子Standingクラス
6位 小池岳太選手
10位 三澤拓選手
13位 阿部敏弘選手
16位 伊藤史雄選手
17位 山崎福太郎選手
DF 東海将彦選手

男子Sitingクラス
優勝 狩野亮選手
2位 森井大輝選手
6位 鈴木猛史選手
12位 谷口彰選手
18位 横澤高徳選手
DF 夏目堅司選手


注目していた村岡選手の獲得レースポイントは、

160.59pts.にペナルティポイント18.33ptsが加算されて、178.92pts.

Day1のポイントとの平均が169.31pts.ですから、

ソチの高速系、ワールドカップのSuper-Gともに出場資格基準をクリアしたことになります。

やりましたなぁ(^^


小池選手はDay1の順位からジャンプアップ。

このままの上り調子を期待したい♪


伊藤、山崎の両選手はとっても仲良しですね(^^

Day1に続いて名前を並べています。

この2選手は、昨シーズンから競り合い続き。

どちらが先に抜け出すかな?


森井、狩野の両選手の仕上がり、相当にいい具合のようですね。

でも、少し事情を知るσ(^^は断言します。

まだまだこれからどんどんと調子を上げてきますよ。

かれらは、これからも「ゴリゴリ」来るはずです♪


残念ながらDFに終わった、青木、田中、東海、夏目の4選手、

ケガなんかしてないだろうか心配です。

DFの選手について、リザルトには情報が無いんですよねぇ....

どうか無事でありますように(^^;


さて、CopperMt.のNORAMレース、Day3はGS第1戦。

本当の速さ巧さ強さは、GSに現れるとσ(^^は考えています。

はてさて、どんなレースが展開されますやら。


明日の「見てきたような観戦記」も、どうぞお楽しみに!(^^

2013年12月9日月曜日

好調な滑り出し:20131207CopperMt.SG1....

日に日に、寒さが強くなってきてますなぁ....

以前は気にならなかったのですが、

膝や足首の関節痛にイラッときてます(^^;

こうやって、少しずつ「年齢」を感じるようになっていくんでしょうね♪


さてさて、そんなσ(^^;のくだらない感傷をよそに、

日本障害者アルペンスキーチームは、北米でのテストレースを迎えております。

今シーズンもナショナルチームの全レースを、「まるで見てきたように」お送りしますよ♪


注:「見てきたような」シリーズを始めてご覧になる方へ。
  これは、IPCが公表するリザルトの情報をもとに、「まるで見たきたように」、
  それはそれはまことしやかに書き綴るシリーズです。
  しかしながら、リザルトの情報以外は全て想像(妄想)でしかありませんので、
  お読みになるに当たっては、くれぐれもご注意いただきますようお願いいたします。
  このシリーズの内容を鵜呑みになさっても、当方は責任を負いません。
  そう、これは「フィクション」です!(^^


ということで、リザルトをお手元にお楽しみ下さい(^^
            (SG1:男子リザルト 女子リザルト)

今回のレース会場は、アメリカはコロラド州、Coppre Mt.スキー場です。

時差は16時間ですから、現地は日本から半日以上遅いわけです。


現地時間の7日、Day1はSuperG(スーパー大回転:SG)の第1戦が行われました。


小雪(Light Snow)舞い散る戦場。

気温は、スタート地点で-13℃、フィニッシュ地点で-12℃と、

ほんの少し厳しめのコンディションかな?

チームのみんなにとっては、「ふつー」なのかも知れませんが(^^;


気温が低めということは、当然のように雪面はHard。

アルペンレーサーにとって、雪面が硬いというのは何よりも嬉しいことです♪

コースに目をやると、インスペクションの真っ最中。

徐々に観客も繰り出し始め、寒いはずの戦場は「アツく」なりつつあります。


コースプロファイルを見てみましょう。

スタート標高3,433m、フィニッシュ標高2,988m、

標高差445mのSGコースを、34ゲート、33ターンで争われます。

コースセッターは地元アメリカのコーチ。


ルール上、標高差に対するターン数は最小で31。

33ターンというとかなりの「高速」セッティングということです。

いきなりの高速レース、なかなかの見物ではないですか?(^^


しかし、それにしてもスタート標高の高さといったら。

富士山の9合目?ぐらい?エラいところから滑り降りるもんですなぁ....


空気が薄い、つまり空気密度が低いということは、

空気抵抗が少ない、つまりスピードが出る。

ということは、ターン中の遠心力も強くなり、コントロールには多くの体力が必要です。


夏場のトレーニングをサボった選手には、

体力、心肺機能においてとてもタフなレースになることでしょう。

....そんな選手は、ジャパンチームにはいませんけどね(^^


では、SG第1戦のスタートリストを確認してみましょう!

女子選手は6カ国24名、男子は10カ国72名の選手がエントリーです。


女子の後、男子がスタートで、それぞれ、

VisuallyImpaired(視覚障害:VI)クラス、

Standing(立位)クラス、

Sitting(チェアスキー)クラスの順で進んでいきます。


女子はSittingクラスのみ。

ビブ(ゼッケン)20番 青木辰子選手、

         22番 田中佳子選手、

         23番 村岡桃佳選手。

ベテランの青木、田中の2選手が、新人の村岡選手を導くというチーム体制。

そのチームワークがどのように実を結ぶか?


男子はStandingクラスとSittingクラスにエントリー。

Standingクラスには6名。

34番 小池岳太選手を一番機に、

37番 三澤拓選手、

47番 東海将彦選手、

48番 阿部敏弘選手、

49番 伊藤史雄選手、

54番 山崎福太郎選手と続きます。

こちらもベテランから新人まで、とても層の厚い布陣です。


Sittingクラスも6名。

67番 狩野亮選手はSittingクラスでは2番手スタート。以下、

69番 鈴木猛史選手、

72番 森井大輝選手、

73番 谷口彰選手、

79番 夏目堅司選手、

87番 横澤高徳選手と続きます。

Sittingクラスはおなじみの、押しも押されぬ重厚な布陣。

σ(^^;付け入る隙なんてこれっぽっちも....ソンナコトハドウデモイイデスナ


Sitrtingクラスの「ソチ枠」は5つらしいので、

これから始まる代表争いは熾烈を極めていくことでしょう♪


スタート時間が近づきざわめく会場。

観客の熱気は刻々と高まり、

スタートハウスではオフィシャルの最終確認が着々と進みます。


Fore Runner(前走者)2名がフィニッシュを切ることで、

コース上の全ての安全が確認されました。

あと数分で、本格的な「パラ」シーズンが開幕です!


まずは女子。

VIクラス、Standingクラスの終了を待って、

ジャパンチームはまず、青木選手がコース内へ切り込みます!


が、次の瞬間、スタートはストップ!

高速系レースでは、コースアウトなどのトラブルがあった場合、

安全確保のために次の選手のスタートは禁止されます。


「AOKI OUT!」

ざわめくスタートハウスに、残念な情報が伝えられました。

かつては「弾丸娘」と異名を取った青木選手、

その弾丸はフィニッシュラインを切ることはありませんでした。


続けて21番、かつて日豪合同軍事演習(「活動日誌」ではDay39~)で、

σ(^^がご一緒したオーストラリアのVictoria選手も「OUT」!


さらには、アメリカでの「ひとり合宿」で、

入念にトレーニングを重ねた田中選手もスタートを止めてしまいました!


初めての「本格的」なレースシーズンを迎えた村岡選手は、そのすぐ後に控えています。

立て続けにスタートストップを目の当たりにした村岡選手、

その心中は穏やかではなかったはず....


「いったい、どんな状況になってるの?」

「インスペクションでは気付かないようなトラップが?」

「こんなレース、あたしに....出来るの?」


「OK!Are You ready?Go by next signal!」

係員がスタート準備を促す。

その瞬間に再び集中力を高められた村岡選手、

やはり、持って生まれた「資質」を持ち合わせているのでしょう。


トリノモデルとのマッチングに苦労したその小さな体は、

弾き出されたそのコースを流れるようにフィニッシュへと吸い込まれていく。


コースサイドの安全な場所に待避していた、

青木、田中の両選手も、彼女の走りを応援している。

トレーニング以上にスピードを高めた滑りが出来たのは、

「空気抵抗」のせいだけではないはず。


電光掲示板には、「3rd. MURAOKA Momoka JPN」の文字が輝く。

女子の最終24番のランナーは、Did not start(不出走:DS)だと彼女は知っていた。

この瞬間、ポディウムの栄光を掴んだと確信したのだった....


その情報は、チームの無線によってスタート地点に上げられています。

ざわめくジャパンチーム。

その歓喜はチームの雰囲気をさらに高めます。


コースは再び静寂に包まれ、男子VIクラスがスタート。

その後に控える男子Standingチーム。


小池選手は真っ先にフィニッシュして、

コースの情報と好タイムを続く選手たちに伝えたい。

NORAMレースとはいえ、「ソチ前」の調整のため、

有力選手たちが軒並みエントリーします。

その中でのタイムは、あと3ヶ月の短い期間では有効な指針。


それは、チームメイトも同じ。

三澤選手や、復活にかける東海選手にも、初戦は特別な意味を持ちます。


久しぶりの国際大会でブランク有りとはいえ、阿部選手もかつては「パラ代表」。

初戦の戦い方は心得ています。


伊藤、山崎の2選手は長いレースシーズンは未経験ですが、

日本を飛び出して戦おうとする「勇気」がある。

秋のゾルデン合宿の成果を目一杯ぶつけられるか?


男子Standingクラスは、

たったひとりのDid not finish(途中棄権:DF)を出しただけで、

本当にスムーズにレースは進行しました。


テンポ良く流れるレース進行は、続く選手たちにいい影響を与えます。

Sittingクラスの選手たちは、気分良くスタートを切れるはず....


しかし、このコースはチェアスキーたちには牙を剥く。

スタートを切ったSitting28名中9名がDF。

その都度、スタートは中止され、選手たちは集中力を乱していく。

しかし、ジャパンチームは動じない。


いきなりスタートを止められた狩野選手が好タイムを叩き出し、鈴木選手もそれに続く。


圧巻なのは森井選手。

Sittingクラス7番手、その間に3回のストップの影響を受けながらも叩き出したタイム。

電光掲示板の一番高いところに表示された彼の名前は、

このレースが終了するまで消えることはなかった。


今シーズン企業に所属し、活動の体制を確かなものにした夏目選手は、

鈴木選手の上に滑り込み好調ぶりをアピール。


谷口彰選手は「長野モデル」の限界に苦しんでいるのか。


ゾルデンでは負傷してしまった横澤選手は、やや出遅れたか。


全てのアスリート達がスタートを終え、ジャパンチームは初戦、

男子は誰ひとりかけることなく、フィニッシュエリアで健闘をたたえ合う事が出来ました。

「無事是名馬」それは、かけがえのない戦果には違いありません。


さて、CopperMt.SG第1戦。

リザルトのおさらいです。


Wemen's Super-G1

女子Sittingクラス
3位 村岡桃佳選手
DF  青木辰子選手
    田中佳子選手

Men's Super-G1

男子Standingクラス
9位  東海将彦選手
10位 三澤拓選手
11位 小池岳太選手
14位 阿部敏弘選手
17位 伊藤史雄選手
18位 山崎福太郎選手

男子Sitingクラス
優勝 森井大輝選手
3位  狩野亮選手
5位  夏目堅司選手
6位  鈴木猛史選手
11位 谷口彰選手
13位 横澤高徳選手

以上と相成った(^^


何はともあれ、村岡選手の表彰台におめでとうです♪

レースに「IF」は厳禁ですし、「DFがらみの表彰台」などと、

口さがない表現をする人もいるでしょうが、何よりも結果が大事。


それに、注目したいのは獲得したレースポイントです。

121.09pts.にレースペナルティ38.61pts.が加算されて、合計159.7pts.

ベスト2レースのポイントの平均値で、パラリンピックの種目別出場権は200pts.以内。

そう考えれば、とてもいいポイントを獲得したと思えません?(^^


ちなみにワールドカップのそれは150pts.ですので、

「もうひとつ」、ペナルティを含めて140pts.を切れば、

ワールドカップの高速系も出場出来ることになるんです。

こんな嬉しい知らせはありません♪


国内では、参加選手が少ないために成立しない女子ですので、

海外でこうやってポイントを得るというのは、大変な意味を持ちます。

村岡選手、本当におめでとうございます!


一方の男子ですが、リザルトだけを見ると明暗が分かれたように見えますが、さにあらず。

メンバーは「こんなはずでは」と思っている選手はいないと断言します。

全てのリザルトは「想定内」。
それぞれの予定どおりに、調子を↑↑にするはず。


その中でも、特に森井、狩野の両選手はさすがです。

ただ、このまま駆け抜けられるほど甘くないのがレースの世界。

くれぐれも油断せずに、ね♪


さて、明日Day2もSG。

第2戦となる2日目も、ジャパンチームの活躍に乞うご期待♪

では、Copper Mt.からひとまずお別れです(^^

2013年12月7日土曜日

滑稽さと恐ろしさ....

公務員たるもの、己の置かれた職責を十分に理解し、担当する業務に精通し、
法令を忠実に遵守した上で、幅広い視野に基づいて誠実に事に当たらなければならない。

国民に信託された身分であることを十分以上にわきまえた上で、
公僕たる謙虚さと誠実さを旨とし、積極的かつ滅私的に職を奉じなければならない。

公務員は労働者ではない。
常に国民及び国の利益を配慮し、固定観念を廃し、
ゆめゆめ怠惰的、打算的、感情的、衝動的な行動に出る事なかれ。


....突然、何言ってんだ?と思われましたか?(^^;

これ、σ(^^が理想とする「公務員像」です。

まあ、現実にはほど遠いですけどね♪


で、なんでこんな事を書いたかというとですね、

最近喧しい、特定秘密保護法の事を考えたら、

行き着いたことが「公務員の態度」なんですよ。

そのことも含めて、この法律のことを書いておこうかな、と。


その前にですね....

今回の投稿は、だらだら度合いがいつも以上に高めです。

これでもか!ってぐらいに書いていますので、

かなりの時間と体力がある時にだけお読みください♪


....そもそも、こんな法律が出来たのも、

機密が「だだ漏れ」状態だったことが事の発端だと思うんです。


日本は「スパイ天国」と言われて久しく、

アメリカを始めとする同盟国からも「インテリジェンス」の分野では信用されていない。

それもこれも、政治家を含めた「公務員の口の軽さ」がこの状況を作ったと考えています。


個人的な趣味ですが....
「ラプター」を売ってもらえなくて残念な思いをしましたが、その原因のひとつが「機密だだ漏れ状態」だったかと。


全ての公務員が冒頭の「理想像」に近づこうと努力していたら、

こんな法律なんて、無くても全く問題が無いわけで....


で、近年(民主党政権時代も含めて)、公務員の「ユルさ」が問題になって、

この手の法律が必要だという議論が高まってきたわけです。

公務員よ、もっとしっかりしいや!ということですね(^^;


まあ、σ(^^は立場上、この法律について「いい」も「悪い」も言いませんが、

自分なりに、ここ最近の流れを「一歩引いて」眺めていると、

滑稽で、しかし、恐ろしく思えてなりません。


滑稽なのは反対論者さんの言い分。

「治安維持法復活」とか、憲法改正と絡めて「戦争前夜」という表現をしている方がいます。

他にも言論統制だとか、プライバシー侵害だとかの声も。

個人的な思いですが、

まずは、こういった懸念は皆無でしょうね(^^


日本国憲法では「公開裁判」が原則で、この法律に違反して起訴されたとしても、

「起訴事実は『秘密』だから起訴内容に盛り込まない」

なんてことを言い出したら、公判維持が出来なくなります。

どんな理由で起訴されたか説明出来ないのではねぇ....

てことで、「治安維持法」を例えに引っ張り出してまで、「悪しき時代」になぞらえる必要は無し。

「秘密裁判を認める」と憲法改正をすれば別ですが。


言論統制への不安にしたって、

「秘密」の「取得方法の悪質性」によって法律違反を問うているわけで、

「ちょっと聞いてみた」ぐらいでは逮捕されることはないでしょう。

悪意を持って、意図的、計画的に「秘密漏洩」を企んだり、

メディアが「強引な取材」をすれば別ですが。


プライバシーの侵害というのも第一義的にはどうかな....

「秘密」に携わる公務員には「身体検査」が行われるようですが、

本当にいろんな事を調べ上げられるとお考えの方も多い。

中には、愛人の存在まで突き止められるとか(^^;ソレハマズイ....


でもね?

その前に、「秘密に携わる業務」に就こうと考える公務員だったら、

「叩いても埃の出ない」方でしょうし、調査にはその公務員の「同意」が必要です。

イヤなら同意しなけりゃいいわけですし、

同意するのなら家族などの調査対象者にきちんと説明するのは、

その公務員本人の義務でしょう。シュッセシタケリャソノグライハ....


その公務員本人を始め、調査対象になるすべての人が理解と同意をしていれば、

プライバシーの侵害なんて起きないはず。勝手に調査するから「侵害」なんです。

....「叩いて埃の出ない公務員」がいるかどうかは別ですが。


一方、「戦争前夜」という言い分には、激しく同意します。

この法律の成立とは関係なく、ですが。


これも個人的にですが、

現在の状況は「日清戦争」直前と、とても似ているような気がするんです。

要は「どちらが先に撃つか」という段階....と思えてなりません。


実際に、日本は絶対に「撃てません」てゆーか、

「撃ち返す」事も出来ませんけどね?
                         流行語で例えるなら、「ゼロ倍返し」って事です♪

日清戦争の当時は、

日本も清国も互いに「開戦やむなし」と準備して突っ走りましたし、

何が何でも戦争を止めようともしませんでした。


現在は、日本と「彼の国(ドノクニダ?)」が戦火を交えることはないでしょうが、

偶発的な「殉職者」が出る可能性はあります。

そして、「戦争」以外の「落としどころ」が見つからないまま外交関係は泥沼化する....


はてさて、それを回避するにはどうするか?

3つの方法が考えられます。


ひとつは、お互いに歴史的、道義的、政治的に「対等」で、

「事実関係」に基づいた「冷静」な対話をしようとすること。


ふたつ目は日本が「かの国」に対して「ベタオリ」することで、

ややこしい問題を徹底的に忌避すること。


でも、これらはこの期に及んで「出来るはずがない」事でしょう。

そうなるともうひとつの方法。


哀しい事態を避けるためにも、同盟国と「インテリジェンス」の共有を図り、

一触即発の事態に陥らないように構えておくこと。


その準備は早ければ早いほどいい訳で、

「日本版NSC」と車の両輪を成す「特定秘密保護法」の成立をなぜ急いだのか、

その理由は、この1点にあるのではないでしょうかね?

同盟国と「インテリジェンス」について連携したいのに、

「機密だだ漏れ」状態では、相手にしてもらえませんものね(^^;


それにしても、今回の騒動で恐ろしいと感じたのは、メディアのキャンペーンです。


初めのうちは、世論調査の結果は、

設問の仕方にばらつきがあったとは言え賛否が分かれていて、

「世論」として定まっていなかったはずですが、

いつの間にか、世論は「反対」か「慎重」といいう声が大多数。


一般の方々が、この法律を自分で徹底的に調べ上げて解釈した結果、

思いを固めたとはとてもとても思えません。


こんな非道い事になる「かも知れない」!

こんな恐ろしい目に会う「かも知れない」!

自由なんて無くなる「かも知れない」!

....「かも知れない」を積み重ねたメディアの論調を、

いつの間にか正しいと「感じた」ことが世論の変化なんだと思っています。


「敗戦」に突き進んだ暗い時代と趣は全く正反対ですが、

今も昔も、メディアの威力というものは凄まじいものです。

本当に、メディアを敵に回すのは恐ろしい♪


逆に、「特定秘密保護法」が施行されたら、非常にうまく機能して、

有り余る国益に繋がる「かも知れない」という報道はほんの一部ですねぇ....
                                                       サンケイシンブントカ....
そういう、いい方向に行く「かも知れない」という報道がされないのはなぜ?(^^;


紙メディアは売れない?

TVは視聴率が稼げない?

世の中には触れちゃいけない「大人の事情」というものがあるようで(^^;


それはそうと、メディアが「戦争賛成」なんてキャンペーンを張ったら、どうなるんだろう?

「そんなことはあり得ない」はずですが、

今のマスコミのキャンペーンは、悪しき時代に戻る「かも知れない」の積み重ね、

でしかない訳ですから、逆の「かも知れない」だってあり得ません?


さて、大騒動の中で成立した「特定秘密保護法」ですが、まだまだ騒動は続くでしょう。

でも、圧倒的大多数ほとんどの方には、

何ら影響のないことがいずれ解ると思います♪


当然、σ(^^にも影響はないはず。

「秘密」を扱える担当になりそうになっても、

「酒癖が悪い」とレッテルを貼られてますからその心配も無し。

それに、うちの組織には「秘密」なるものは、まずありませんし。


せいぜい、「かつての上司はヅラだった♪」という程度?

....これはある意味、特級の「特定秘密」か???(^^ 

2013年12月5日木曜日

カエルの子はカエルでしかないのか....

このブログではほとんど記事にしておりませんが、

σ(^^は、全力で「親バカ」でいようと努力しています。

「親バカだ」と言い切れないのは、「合格点」には届いてないようなので遠慮してみました(^^;


「中途半端」な親バカだとしても、これだけは言い切れるでしょう。

「ヤバいぐらいに、うちの姫君は可愛い!」


....画像などの掲載は許可が下りてませんので、

どれほど可愛いかは想像に任せます♪

ちなみに、「父親と全く同じ顔」と評判の子です(^^ソレッテビミョーダナ....

















で、「親バカ」は考えるわけです。

「この子はいったい、どんな人間に育つのだろう?」って。

小さいお子様のいらっしゃる方だったら、良くお解りのことではないでしょうか(^^


今日、朝日新聞に気になる記事を見つけました。

「恐怖の記憶、精子で子孫に「継承」 米研究チーム発表」


記事によれば、マウスの実験で「恐怖の記憶」が遺伝したんだとか。

まだ研究段階で、人間の遺伝子がどのように変化していくかなんて、

ものすごく興味深い実験結果です。


トラウマやPTSDを経験した親から、その「恐怖」を受け継いでしまう?

受け継がれた「恐怖」によって、その子の将来が左右される?

こう考えると、かなり深刻な話ですなぁ....


そこまで深刻にならなくても、例えば「スピード」。

恐怖を感じる親やジジババから受け継がれた遺伝子を持つ子供は、

スピード系のスポーツなんて不向きなのかも知れません。

モータースポーツとかアルペンスキーとか....


チェアスキーアルペンに取り組んでいたσ(^^;、実は「高速系」が苦手。

国内では克服するほどの練習量も確保出来なかったのですが、

「スピードに対する恐怖」というものがσ(^^;にあるとするならば、

我が姫君ももしかしたらそうなのかも....


もっと突っ込んだ想像をしてみます。

この「恐怖の遺伝」、もし事実であるならば、

結婚しようと考えた時、あるいは子供を産もうと考えた時、

夫婦の間で良からぬ考え方って出てこないのかなぁ?と思うんです。


特に、日常生活に支障のあるような「恐怖」があった場合、

結婚はやめよう、子供は作らないでおこうという悲しい結論に結びつくことはないのかな。


さらに恐怖だけでなく、「一芸に秀でた」記憶まで遺伝されるのなら、それこそ「お馬さん」ですよ。

法律婚の崩壊なんて事が言われ、そして、不倫が罪ではない現代日本は、

倫理上の問題に目をつむれば、それこそ「競馬」の世界になったりしませんか?

考えすぎですか?そうですか....(^^;


考えすぎといえば、「特定秘密保護法案」が可決寸前ですね。ナンダ?コノヒキハ....

2013年12月4日水曜日

やっぱり防災訓練って....

師走突入!ということで、まるで申し合わせたように世の中が忙しなくなっていますね(^^

いろいろとおありでしょうけども、くれぐれもみな様にはお疲れの出ませんように....♪


さて、年の瀬と言えば、

「歳末特別警戒」とか何やかんやで、

警察や消防が元気になります。


意義はよくわかるんですが、

そんなことは1年とおして警戒することじゃねーの?

なんて思います(^^


そんな「イベント」のひとつが、σ(^^の職場でも。

庁舎消防訓練なるものが開催予定だそうな。


訓練そのものは是非やるべしで、喜んで参加したいと思うのですが、

その状況設定が....なのです(^^;

想定は震度5の地震に見舞われて、庁舎の食堂から出火するというもの。

5強?5弱?という野暮なことは置いとくとして(^^


で、地震発生直後からシナリオが進むのですが、

まず地震発生直後にアナウンスが流れます。

「地震発生。
 火元の消火、避難路としての出入口確保。
        机の下に潜るなどの安全確保」

非常に、矛盾に満ちたアナウンスです。


震度後の強い揺れの最中にこんな放送を入れるなんてことはまず無理でしょう。

てことは、揺れが収まった後のアナウンスなのでしょうけども、

揺れが収まっているのに机の下に潜れって?


仮に、まだ揺れている間に頑張って放送したとします。

揺れている間は、まず身の安全を確保するというのが防災上の常識。

強い揺れの最中に、火を消すために火元に近づくなんて愚かしいことをさせるの?

棚が倒れる、天井板が落ちてくる、そんな最中に避難路を確保しろ?


そして、揺れが収まってから始まる初動。

シナリオと役割分担は事細かに決められています。

消防班は出火の確認。救護班は負傷者の手当。

非常持出の書類や備品等を運ぶ班などなど....


いろいろ役割が決められているのですが、

地震発生直後に、職員の安否確認や点呼を行う想定をされていないんです。

その役割が明記されていない。おかしいな?と思い、説明会で聞きましたよ。


「もちろん、そういったことも行う」

「誰が?」

「その場にいる人が」

「安否確認、点呼の報告はどこに上げるの?」

「....」

「地震発生直後の統制は誰がどのように?」

「....」

「訓練のための訓練?『有事』に備えた訓練?」

「もちろん、いざという時のためだ。ご意見は謹んでお受けする。他に質問のある人は?」

「....(怒)」


「防災」の考え方って、どうしてこうも疎かなんでしょうかね?

かつて、このブログでも書きましたが、

電気などのインフラや放送設備が生きている前提で行う防災訓練なんて、

そもそもがナンセンスなんです。


最悪の事態、ありとあらゆる想定の下での「本当の防災訓練」、

一度だけでもきちんとしておかないとなぁ....

みなさん、いかが思われます?


そう言えばうちの職場、2階の床が抜けかけてるって誰かが言ってたような....(^^;

2013年12月1日日曜日

♪も~い~くつね~る~と~....

もう、そんな歌が聞こえてくるような時期になりましたね♪

お正月より、クリスマスが先?....そうか、そうですね(^^;


それはそうと、金曜日はお寒うございましたなぁ....

朝、通勤途中の道路脇、気温の表示が「-2」でした。

ちょいとばかり、顔が引き締まりました(^^;


慌てふためいて、冬タイヤに変えました。

....例年より3週間も早い交換です。






ブリヂストン
BLIZZAK VRX












なんだか、
BSらしくないパターン?






どんな効き目なのか、今から楽しみです♪

早く、ドカドカドカドカ雪が降らないでしょうかね(^^ソンナニフラナクテモイイ....

 
で、本日(土曜日)は、今年最後の車いすハンドボールの練習日でした。

寒い寒いと言いながら、早退、見学、冷やかしを含めて、

全メンバーが練習会場には顔を出しました(^^


まずは、今シーズンの総括。

そして、来シーズンの方針などを決定。

少しずつ見えてきている宮城フェニックスさんの突破口。

来年こそは、確実にぶち込んでやろうね♪と誓いました。


何をどうするかをここで書いた日にゃ、

特定秘密保護法違反でパクられちゃいますので控えますが(^^;


簡単に言ゃ、来年の全国大会までに、

①4通りのオフェンスオプションを自在に操れるようにする。
②慌てず騒がず、穏やかな心を保つ事を意識。
③脱!草食系男子~とっとと結婚しようぜ?~

というようなことを確認し合いました(^^


あと、健康第一!なんて事もキーワードとして出ました。

ドリーマーズも、結成20年(推定)になりますので、

メンバーの平均年齢も、かなり高くなってきてます(^^;


朝、トイレに行ったら「赤ワインのような液体」が出てきた♪とか、

わし、最高血圧は180超えてるで♪とか、

石が暴れて痛いのなんの♪とか....

帰り間際の「良いお年を!」という挨拶が、本当に切実に感じられました(^^;


無事之名馬。

勝つだ負けるだそんな事の前に、みんな、体は大事にしようね♪

....そういえば、ドキドキの人間ドックの結果、そろそろ届くはず(^^;


最後になりましたが、頂いているコメントをご紹介します♪
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11月27日(水):「絶望したくないから夢は見ない....」

大阪NRF(ネルフ) Fukushima様のコメント
「この先どれだけ変わっていくのか‥、確かにわかりませんが、
 大阪においても自分のまわりに一緒に考えてくれる/取り組んでくれる「仲間」が
 増えていることを実感しています。
 普及活動も、連盟への働きかけに関しても、「いい方向」に向かえていると信じて、
 これからもしぶとく続けていきたいと思います。」


ありがとうございました!

本当に、わずかずつでも「継続」していく事が大切ですね(^^
これからもどうかよろしくお願いいたします♪

それと、NRFさんの練習日、教えてくださいね。
遊びに行きますので(^^
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ではみな様も、くれぐれもお体を大切に♪