一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2014年4月8日火曜日

遅ればせながら(その4)....

「遅ればせながら」も連載ものになってしまいました(^^;

随分と「ため込んだ」ものだと、我ながら呆れてます♪


前回の投稿で予告しましたとおり、

NHK総合テレビ「あさイチ」出演させて頂いた回に寄せられたメッセージを、

番組ご担当さんのお許しを受けて、ここでご紹介させて頂こうと思います!

(3月10日の放送時、終了していたソチパラリンピックアルペン競技は、男子DownHIll(滑降:DH)と男子Super-G(スーパー大回転:SG)で、頂いたコメントについても、その時点でのものとなっています。
また、頂いたメッセージは一部割愛させて頂いていること、そして、誤字などは修正しておりますことをご了承ください)


頂いたメッセージが大変多かったので、

ボリュームも大きくなってしまいました(^^;

お時間の許す限りお付き合い頂ければ幸い。

まあ、30分番組のラジオをお聞きになるような気軽さでご覧頂ければ♪


では、おっぱじめましょうか!

まずは自分のことのように嬉しかった、選手たちへの応援メッセージから。(^^

「アルペンの狩野選手、岩手大学の出身と聞きました!
 クロスカントリーの阿部選手も岩手、地元民としてとても誇らしいですo(^-^)o」
                                                           岩手県 りかぼんさん

「小学3年生の息子は、両手に障害があります。
 ソチパラリンピックの映像を見て、何か感じてくれたらと思っています。
 同じ福島県の鈴木選手、銅メダルおめでとうございます!
 大回転での活躍も期待しています!」         
                                                           福島県 よしママさん

「アルペンスキー立位の三澤拓選手を特に応援しています!
 超地元選手で、中学校の教育実習でバドミントンを授業で教えてくれました!
 私のヒーローです!」                
                                                           長野県 雪華さん

まずはσ(^^のアルペン「戦友」お三方へのメッセージでした。

今度会った時には、しっかりとこのメッセージをお伝えします!

嬉しいな、ありがたいなと思う反面、少しの嫉妬も感じます。

σ(^^;ももっと頑張らないといけませんな。


「バイアスロン久保選手に涙。
 私は子供に必死な姿をみせているだろうかと考えさせられました。」
                                                           神奈川県 きくちさん

「5大会連続出場の新田佳浩選手~ 岡山から応援していま~す
 ”西栗倉の星 新田選手頑張れ~!!!」       
                                                           岡山県 春の光さん

「旗手の太田渉子選手は息子の同級生です。ずっと応援してきました。
 きれいになってすごく輝いていました。バイアスロン競技メダル獲得期待しています」
                              山形県 うちの猫テンさん

「クロスカントリーの江野麻由子さん、とってもカワイイですよ。
 秋田から応援しています。」              
                                                           秋田県 海さん

先ほど、狩野選手と一緒にご紹介した阿部選手を含め、

同じ「冬期」の競技とはいえ、「距離」の選手たちとは全く交流がありません。

頂いたメッセージを読ませて頂いて、本当に素晴らしい選手たちなんだろうなと思うのです。

いつか、お話しする機会があればうれしいなぁ(^^


「以前、学校に
 パラリンピックの陸上をしていらっしゃる佐藤まみさんが講演に来てくださいました。
 お話を聞いたり、映像を見せてもらったりして、
 パラリンピックの印象ががらりと変わりました。」
                                                          岐阜県 あきちゃんさん

佐藤まみさんは、「東京」の招致活動で注目されましたねぇ(^^

あきちゃんさんもきっと「いいお話」をお聞きになったのでしょう。


σ(^^;は、「夏期」の選手とはもっと「接点」がありません。

σ(^^;の「世界」も狭いものです。

こういったメッセージを拝見してると、「会いたい方」はどんどんと増えていきますねぇ♪

「私の主人はアメリカのコロラドで障害者スキーのインストラクターをしています。
 今回のパラリンピックの日本代表選手も知っていて、
 日本のチェアスキーは世界一だと聞いていました!熱い声援を送り続けます\(^o^)/」
東京都 りさちゃんのママさん

ということはですよ?

ご主人さんはもしかして、ナショナルチームの中では「有名」な方でしょうか?(^^


コロラドでインストラクターですか。

一度、北米のエッセンスなどご教示願いたいなと思います♪


「同じ高校生なのに、こんなにがんばっているのだから、
 自分ももっと頑張らなければと励まされました。」   
                                                                静岡県 あやさん

頑張ろうとしなくてもいいんですよ!(^^

何にせよ、楽しんで過ごしていれば、いつの間にか頑張っているはずですから。

頑張ろうとしても、時間がたてば辛くなるだけです。

高校生アスリートの彼女たちだって、きっと楽しみながら活動しているはずです♪


「ハートネットテレビのサイトから選手の応援をさせていただきます。」
                                                      福井県 由美・白崎桂子さん

「あさイチ」とは違う番組からも頂きました。

こういった関連番組のコラボなんて実現すると面白いなと感じた一通でした(^^


以上、まずは応援メッセージのご紹介でした。

ありがとうございました!(^^


それぞれの選手宛に、応援メッセージを直接渡したいところでしたが、

用紙は外に出さないでご担当者様から釘を刺されていますので、

ご紹介だけに止めさせてください。


障害者としてではなく、アスリートとして見て欲しいというのが、

全ての選手共通の思いではあるんですが、

「元気をもらう」、「励みになる」と頂くと、選手たちも元気が出ると思うんです(^^


また、障害者として頑張っているのはもちろんですが、

ストイックなアスリートとしての「姿勢」を見るのも、パラスポーツを楽しむ要素です。

これからもいろんな「角度」でお楽しみ頂き、アツい応援をお願いいたします。!


そして、パラリンピックの競技や障害者スポーツについてのアツい思いも寄せられました。

「生まれつき障害がある中学生です。
 こうやって選手を見てると
 自分も出来るスポーツを見つけてなにかやってみようと思いました。」
                                                            東京都 にこにこさん

ぜひぜひ、手当たり次第に、「目に止まった」ものをやってみてください!(^^


「私は、車椅子バスケをしています。
 はじめはぶつかって転倒したり怖かったですが、今楽しくやっています。」
                                                          鹿児島県 タンポポさん

椅子バス、かつてはσ(^^もしていました。

「4.5点」ですので、ある意味「やっかいな」プレーヤーでしたけどね(^^;

でも、椅子バスは楽しいスポーツです。

これからも楽しんで続けてくださいね!


「6年前事故で右足首機能を失いました。
 3回の手術を経て松葉杖でのランニングを始めました。
 健常者から見たら颯爽とには行かないですが、
 自分では風を感じつつ颯爽と、、、のつもりです。
 いつかフルマラソン完走を夢見ています。」       
                                                                東京都 すなさん

素晴らしい!

走るのはいつでもどこでも出来ます。

ご無理をなさらず、生涯スポーツのおつもりでいつまでも走り続けてください(^^


ご自身が何らかの障害をお持ちで、いろんな事にチャレンジしているという方々でした。

いろんな事を楽しまれているのは大変素晴らしい事と思います。

パラリンピックの理念にも通じますしね(^^

ご縁があれば、いろんなスポーツで一緒に楽しみたいものです♪


次は、ご家族に障害をお持ちの方がおられるという方や、障害者スポーツにご関係の方から。

「家の子は重度知的障害者で 中学2年生です!
 昨年 長居陸上競技場で障害者スポーツフェスタで100m走陸上競技に出ました!
 見事 銀メダルでした。
 パラリンピックを見て出たいという気持ち持ってくれたら嬉しいです。
 僕でも出来ると自信持ってほしいです。そんな気持ちで見ています。」
                                                                大阪府 みつさん

「私の娘も病気の後遺症から肢体不自由になってしまい養護学校に通っています。
 出来なくなってしまった事は沢山ありますが、出来る事を最大限利用して、
 たくさんの人たちのアイディアと知恵で、もっといろいろな事が出来るんだよ、
 と教えてもらう日々を送っています。
 できない事を嘆くのではなく、
 できることから始めようるそれが次へと繋がっていくよと思いました。
 もっと強く前を向いていけそうです。」           
                                                            東京都 アナグマさん

「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」と、

パラリンピックの父と言われるルートヴィヒ・グットマン博士は言葉を残しました。


障害者って、失ったものが多いですよね。

ついつい、それまで出来ていたことや、人に比べて出来ないことを数えてしまうものです。

σ(^^;もたくさん数えました。

数え始めたらキリがなくてイヤになり、数えることも諦めましたが....


でも、どんなにたくさんのことを失っても、絶対にひとつだけ無くならないことがあります。

それは「夢を見る」ということではないでしょうかね。

そして、それは、

健常者、障害者は関係なく、すべての人に死ぬまで許される「特権」だと思うんです。


その「特権」に気付くことが出来れば、大きく人生が変わりますよ(^^

その「夢」、σ(^^も応援したいと思います!


こんな「夢」をお持ちの方もおられます。

「息子が障害者スポーツの電動車椅子サッカーをやっています。
 東京パラリンピックの種目に入れるように応援してください。」
静岡県 サッカーまま

 ぜひぜひ!σ(^^が力になれることであれば喜んで応援します!


 かく言うσ(^^も、

 「東京」では「車いすハンドボール」が競技に加えられることを期待しています。

 その時にはもう、50歳手前になっていますが、その時でも「現役」でいたいと思っています♪


また、こんなメッセージも頂きました。

「小学生の娘が身体障害と発達障害です。
 ですが、どちらもわかってもらいにくいレベルです。
 教師の中には、なぜ他の子と同じように出来ないのかと怒る方もいて、
 娘にとっては毎日が怒られないようにすることで精一杯です。
 もっともっとちょっとした工夫などさえすれば出来ることを知ってもらえたら。
 パラリンピックが少しずつメジャーになりつつあり
 テレビでも多く取り上げてもらえることは、
 理解不足の方に興味を持ってもらう材料のひとつになるような気がします。
 そして、娘にも希望となります。」             
                                                              大阪府 シマコさん

んー、なかなか難しい状況のようですね(^^;

娘さんには、どうか世の中に絶望されないことを祈っております。


σ(^^の愛娘が娘さんと同じような状況だとしたら、迷わず教育長を呼びつけます。

校長程度では埒があきません。

ぐだぐだ言うようなら胸ぐら掴んでぶん回した挙げ句に地面にたたきつけて、

鼻から指入れて奥歯ガタガタ言わしたります。

....うそですよ(^^;そんな事はしちゃいけません♪


それにしても、とんでもない教師がいるものですね。

いったい何を教えているんでしょうかねぇ???


「独身の頃、『障がい者スポーツ指導員』の免許を取得しました。
 『ボッチャ』という革製のボールを使う競技があるのですが
 カーリングとルールが似ていて、これも面白いですよ。」 
                                                          新潟県 チャンポンさん

「自分は重症身障者施設で看護師をしています。
 肢体不自由の方がフライングディスクをされており、全国大会まであります。
 なかなか注目されることのない競技ですが、とてもおもしろいです。」
                                                                島根県 ゆたさん

ボッチャもフライングディスクも、やってみると「アツく」なりますよね(^^

こういった競技も気軽に出来るような環境が整うと楽しくなりますねぇ♪


パラリンピックをご覧になった方々からはこんなメッセージを頂きました。

「私は長野でパラリンピックのアルペンスキーを生で観戦しました!
 障害を感じさせない迫力ある滑りに、とても感動したのを覚えています♪
 限界を決めない強い精神力に頭が下がります。」
千葉県 ぎゃっこさん

「長野パラのクロスカントリーで、
 長男と娘はボランティアとして、次男は応援団として参加。
 クロカンでの、目の障害の部での静寂と歓声は、
 その後の彼らへの人生に大きな影響を与えています。
 そのときの感動を思い出して涙が出てきます。子供達には是非見て欲しいです。」
長野県 山姥さん

「長野」は本当に、いい思い出になったのでしょうねぇ(^^

σ(^^も長野の映像を見てチェアスキーを始めました。


あの大会から、障害者を取り巻く環境が変わり始めた気がします。

それも、当時の大会に感動された方々の思いが、

繋がっていったからなんだろうなと嬉しく思えるメッセージでした♪


そしてこの「ソチ」でも、健常者のオリンピック以上に、

パラリンピックには大きな影響を受けられたという方が多いようで、

本当に嬉しく思います(^^

「アルペンスキー、目が不自由な方は、
 先行するペースメーカーが発する音を頼りに競技に挑むと聞きました。
 二人の信頼関係はもちろん、見えない世界に飛び出す勇気がすごいと思います。」
愛知県 Y6トシさん

「中1の娘が一言
 『私なんかスキーの板が2本でもなかなか上手くすべれないのに
  この選手は1本の板でしかもすべってあのスピードと凄い!!』
 と驚きの表情。競技を拝見してとても力を娘共々頂きました。」
茨城県 みくたの母

「障害があっても自分の限界を感じさせず滑り降りる姿にただ感動しています。
 私は20歳ですが、選手の皆さんのように
 何事にも限界を感じない挑戦魂を待ちたいです!」
千葉県 チョコさん

「人間の可能性」というと何か哲学的な響きがありますが、

「夢を見ること」に貪欲な人たちがアスリートになっているんだと思うんです。

そして、その「夢」を支える方々の繋がりが、「感動」に変わっていくのだろうと(^^


今度はみなさんが、「貪欲」になってみてください。

アスリートではないにしても、次は「感動を与える側」に立つ事になるかも知れませんよ(^^

そして、そんな「感動」が世の中をさらに動かしていくはずです♪


次からは、たくさん寄せられたご質問にお答えします!

「対麻痺3年目です。シットスキーやってみたいです。どうすれば始められるでしょう」
大阪府 ちゃりさん

チェアスキーの世界へようこそ!

やってみたい?やりましょう♪

今シーズンは終わってしまったので、来シーズンから始めましょうね(^^

日本チェアスキー協会にご連絡頂ければ、詳しい案内をお聞き頂けると思います。


大阪府にお住まいなのですね。

関西にもチェアスキー仲間はたくさんいますよ!

ぜひ、「扉」を開けて、素敵な世界へ飛び込んでください!!

そして、ご縁があればぜひご一緒させてくださいね♪


それと、「対麻痺(ついまひ)」という症状名を初めて知りました。勉強になります(^^

「パラリンピックについて、座位のほかに何かあるのでしょうか。
 立つ形と座る形の他にも何かあるのでしょうか。」
埼玉県 吉田さん

パラリンピックは、「肢体障害者」と「視覚障害者」が参加する大会です。

目に障害をお持ちの方がVisuallyImpaired(視覚障害:VI)クラスで参加されています。


「聴覚障害の方々は出てらっしゃらないのでしょうか?」
山形県 胡麻さん

「デフリンピックとスペシャルオリンピックスをパラリンピックに統合し、
 真のパラリンピックにならなければならないと思います。」
東京都 匿名希望さん

「見た目は健常者と変わらない知的障害者はそんな注目されません」
神奈川県 春夏さん

「パラリンピックが話題になっていますが、
 デフリンピック、スペシャルオリンピックスも紹介してください!」
千葉県 りんまよさん

残念ながらパラリンピックには、

聴覚障害の方と知的障害の方は参加出来ないことになっています。

わさわざ「区別」する必要は無いと思うのですが....


これは、聴覚障害の方々の運動機能は健常者と遜色がないということ、

知的障害の競技はその歴史が浅いということから、

パラリンピックとの摺り合わせがまだ進んでいないのだと思うんです。

でもこれからは、その統合もどんどんと進んで行くことでしょう。


参考までに、デフリンピックとスペシャルオリンピックスのリンクを貼っておきます。

まだご存じない方はぜひ、ご覧になってください!(^^


全日本ろうあ連盟 スポーツ委員会
デフリンピック啓発ウェブサイト
Deaflympics


スペシャルオリンピックス日本


ちなみに国内の「冬期ジャパンパラアルペンスキー大会」は、

身体、聴覚、知的の3カテゴリーで開催されています。

機会があれば、こういった大会へも是非、足をお運びください!(^^


「障害と言っても様々だと思うのですが、基準などはあるのですか?
 障害によって競技がわかれていたりするのですか?」
                                山梨県 匿名さん

競技ごとに、細かい医学的な基準を元に資格を持った医師の方々が判断され、

障害を「区分」した上で、出来る限り「公平」な運営をされています。

例えば、冬期競技で言えば「LWいくつ」とかいうのがそうです。


競技によっては、

「係数」といわれるハンデキャップを用いて競技タイムを補正たり(アルペンやクロカン)、

障害のクラスごとにレースを成立させたり(陸上や水泳)、

球技では障害ごとに点数を付けて、コート上の合計点数を規程以内にさせる(バスケやラグビー)

といった運用のものもあります。


また、パラリンピック種目ではないのですが、

野球では、軽度の障害者が重宝され、

重度の障害者は「自然排除」されてしまっているという、とても残念な現状です....


ご覧になった一番最初は少しわかりにくいかも知れませんが、

こういったことにも少し関心を持ってご覧頂けると、非常に興味深いと思いますよ(^^


「オリンピックとパラリンピックを一つの大会にすることはできないのでしょうか。
 障がい者スポーツへの関心ももっと広がると思いますし、
 開会式や閉会式も1回で済むし(笑)
 良いことだらけだと思うんですが、どうでしょうか?」
愛知県 くまおさん

世界的には、おっしゃったような「流れ」に向かっています。

でも、なかなか統合は難しそうですねぇ....


σ(^^が勝手に想像しているのは、

開催期間が長くなってしまうことの影響が大きいということが、

理由のひとつかも知れません。


とくに夏季大会では、

競技数が多くて、会場のやりくりが大変なこと、

選手村のキャパシティーの問題、

長い滞在期間は選手やチームの負担も大きいことなどなど。

今のままの規模だと、統合はなかなか難しいかと(^^;


同時に開催出来るような「倍」の規模の施設にしたとしたら、

新たな施設整備などの費用も倍になると単純に考えられます。

それに耐えられる国ってなかなかないようにも思えるんですよねぇ....


それともうひとつは、最近の傾向である「商業主義」も関係していると考えます。

「パラ」でもスポンサーは増えてきていますから、

むしろ「特化」させた方がお金の巡りはいいのかも知れません。

嫌らしい話ですけどね(^^;


ただ、アルペン競技のように、

健常者と戦えるようなルール整備が進んでいるものもありますので、

そういったものから先に始めても面白いかも知れませんね♪


「片足のない人を3つの子供がなんでないの??と!!
 その時私は怪我をしちゃったんだよ!と言いましたが、
 他になんか良い言い方、教え方はありますでしょうか?」
                              山梨県 あいまなママ

これは、なかなか明快な答えがありませんねぇ(^^;

でも、「怪我(病気)をしちゃったんだ」というのもいいお答えだとは思います。

特段、お子さんにとって問題のあるお答えとも思えませんし。


ただ、避けて頂きたいのは、

その場で、「あの人は『違う人間』なんだよ」という「空気」を伝えてしまうことだと思うんです。


親御さんにそのつもりが無くても、無意識に「一歩引いて」しまっていたとしたら、

お子さんはそういった「空気」を敏感に感じ取るでしょう。


挨拶を気軽に交わすような感覚で接することが、

お子さんにとって、最もいい対応なのだと思います。

これで答えになっているかなぁ?(^^;


以前、σ(^^;が目撃したことをご紹介しましょう。

かつて、ジャパンパラリンピック大会(現:ジャパンパラ大会)の会場で、

片足で移動していた「戦友」を、あるお子さんが何気に指をさして言いました。


「ねえ?あの人、足がないよ?」

次の瞬間、その親御さんは、その子の頭を「グー」で殴りました。


それは、その親御さんにとって「触れてはいけない世界」だったのかも知れません。

そして、その行為は「しつけ」だと思っていたのかも知れません。


でも、もしかしたらその子に、

一生持ち続けてしまうような「ドス黒い感情」を植え付けられたかも知れません。

年の頃で言えば、その子は今、高校生ぐらいでしょうかねぇ。

真っ直ぐ育ってくれているといいのですが(^^;


「缶ドリンクのプルタブで車椅子購入できます。
 そういったことからも支援をはじめては?」
大阪府 さださん

ご紹介ありがとうございます!

そういったご支援の「輪」は、回り回って必ず、パラリンピックの世界にも届く事と思います。

ほんの小さな事も、いずれは大きなうねりになるはずだと信じています(^^


「選手たちの話を是非とも少年院などの矯正施設や学校などで見せるべきだと思う。
 困難に打ち勝つ経験が今後の生き方に生きるはずだと思う。」
愛知県 おか

おっしゃるとおり、いろんな選手の経験談はいい影響を与えることもあるはずです。

そういった活動に参加させて頂くことも「ご恩返し」のひとつでしょうね(^^


「先ほど『ぎゃくて』と言っていましたが、インフル欠席小6の娘は
 『ぎゃくてじゃなくてさかてでしょ?』とTV画面に突っ込みいれてました。
 『ぎゃくて』で正しいのでしょうか?」
                                東京都ミコママ

σ(^^;も放送中に「?」と感じてあとで調べたんですが、どちらも間違いではなさそうですねぇ。

NHKは「ぎゃくて」で統一しているんだと思います。

きちんとその場で確認すればよかったですね。


σ(^^;は、「さかて」と言う方が多いかな?

鈴木猛史選手がSlalom(回転:SL)競技で繰り広げるテクニックを、

「逆手(さかて)」と言っているので、

ついつい、「逆手」という文字を見ると「さかて」と読んでしまいます。


「『障がい者」の表記は『障害』ではなく
 『障がい』と書くのが正しいのではないでしょうか?」
岐阜県 アリスさん

最近は、「障がい」という表記が多くなってきていますね。


もともと、「しょうがいしゃ」は「障碍者」と表記していたようです。

でも、戦後になって、「碍」が常用漢字に含まれていないこともあり、

「害」を当てたというのが「障害者」の由来だと言われていますが、

その理由は諸説紛々ですな(^^;


漢字の意味で言えば、「碍」と「害」は大きく異なるようです。

「碍」は妨げるという意味、

「害」は損なう、傷つけるという意味です。


大きく意味が異なるにもかかわらず、

公文書や法律などで使用することが出来ない漢字だから、テケトー(?)に「害」を当てたと。


でも、「害」は本来の意味とは違う上に、マイナスのイメージが強すぎるために、

かえって差別的な雰囲気を醸し出してはいないか?との声もあり、

近年では「害」という当て字を使わずに、「がい」と表記するところも多くなってきています。


さて、どれが正解かといえば、

法律的には「害」が正解、

情緒的には「がい」が正解、

歴史的には「碍」が正解、

といったところでしょうか(^^


まあ、「碍」にしたところで、

大昔はそういう表記だったという程度でしかないとも考えます。

「障碍者」という言葉が出来る前からも、いわゆる「しょうがいしゃ」の方々はおられた訳で、

「碍」という文字すら「完璧な正解」という訳でもないでしょうから。

漢字の意味から考えると「言い得て妙」ではありますけどね(^^


NHKでは法律にある「障害者」という文字を使用しているのではないかなぁ?

番組によっては違うかも知れませんが。


σ(^^;はどう思うのかって?

正直言って、どうでもいいと思っています。


「障害者」でも「障がい者」でも「障碍者」でも、

山本新之介は山本新之介であって、それ以上でもそれ以下でもありません♪

「にほんじん」と「にっぽんじん」という違い程度にしか思っていませんので。


でも、気にされる方にとっては「ムズムズ」するのでしょうねぇ....

言葉って、大事ですものね(^^


このブログでは、お読みになる方の思いは大切にしたいと思っていますが、

「碍」と「害」と「がい」の使い分けに他意を持っているというほどでもありませんので、

一般的な表記の「障害者」という文字を使用しています。

ご了承の程を♪


ところで、このブログをよくお読みの方からすれば、

「車いすハンドボール」は、なんで「車椅子」でなくて「車いす」なんだ?と突っ込まれそうですね。


「椅」という字は最近になって常用漢字に加えられまして、

それまでは「車いす」という書き方が一般的なものでした。


常用漢字に加わったのならそちらを使えばいいじゃねーか!というのもおっしゃるとおりですが、

実はただ単に「椅子」という字面が嫌いなだけです。

なんだか、お尻が痛そうじゃないですか(^^;


「害」と「がい」の言い換えからすると一貫性が無いかもしれませんが、

こちらもご了承の程を(^^;

閑話休題....


「下肢完全麻痺車椅子生活です。
 自治体から全くと言っていいほど
 身体障害者の防災避難についての情報が伝わってきません。
 普通の避難所に避難しても物理的に暮らせません。
 災害になったらもうダメだろうなと思っています。」
京都府 はなさん

これは、全く同感です。

最近は「専用」の福祉避難所なるものが用意され始めましたが、

そこへ直接避難することは出来なくて、

通常は、まずは一般の避難所に行って、

そこで「判定」を受けて初めて福祉避難所へ行くことが出来るという事になっています。


避難しなければならないような大災害の時、

そんな無駄足を取らせるということ自体が、

障害者の防災を軽く見ている証拠でしょう。


しかも、大混乱の中、

そんな「セレクション」がてきぱきとストレス無く行われるとも思えません。


このブログでも常々言っています。

「『その時』に、役所は何の役にも立たない」と。


まずは自分自身で「その時」を生き残ること。

そして、ご近所などのコミュニティーでお互いに助け合える環境を作っておくこと。

こういったことが最も大切です。


障害者であればなおさら、「人任せ」になっちゃうのは仕方のないことかも知れませんが、

「その時」に「スーパーマン」は「絶対に現れない」んです。

どなたであろうが、自分で生き残る手段を用意しておくというのが、

「防災の基本」だと思っています。


そのためにはどうすればいいのか?

これもそれぞれの正解は持ち合わせていませんが、

一緒に考えることは出来ると思います。

障害者の防災について、一緒に考えていきませんか?


「ウクライナの1人の選手入場行進みてました...平和であってほしい。」
                              ヨコハマのおばはん

おっしゃるとおり、平和が一番です(^^

それも、「戦争状態ではない」という程度の平和ではなく、

お互いの尊厳を認め合い、尊重しあえるような平和が一番です。


そして、これは「国」同士の話だけでなく、

人間ひとりひとりがそうあればいいなと願っています。

障害者スポーツが、そういったことを考えるきっかけになれば嬉しいです♪


「私は『パラリンピック』のような大きな大会でしか障害者スポーツのことを耳にせず、
 また気にすることもありませんでした。視野の狭さに情けない気持ちです。」
福島県 チョコママさん

いやいや、そんなに滅入らないでください(^^;

むしろ、いろんな事を見聞き出来るきっかけを貰えたとお考え頂ければよろしいかと♪


障害者スポーツは、本当にいろんな競技があります。

全部をいきなり、というのは難しいですが、

ひとつずつ、ゆっくりとご覧になってくださいね(^^


ちなみに、こちらのチョコママさんのメッセージですが、

このあとに、放送中にご紹介したメッセージに続きます。


「私のような者が支援として日頃出来ることはありますか?」

この時σ(^^は、まず、競技をご覧くださいとお答えしました。

そのコメントに対してのお叱りでしょうか、こんなメッセージを頂きました。


「だから!そんなに言うなら試合中継してくださいよ!
 放送もないのに見ろ見ろ言われてもみれません!」
福岡県 さる子さん

他にも....

「な~にが100倍楽しくなるですか!
 肝心な公共放送がちっとも競技の放送が無いじゃないですか!(-_-#)
 おまけにデータ放送もオリンピックの時とは雲泥の差!もう少し何とかならないの!」
東京都 川崎さん

こういった「見られない」というご意見が大変多くございました。

まったくおっしゃるとおり(^^;


ソチパラリンピックは、「完全無料」で、なおかつ「オンタイム」での視聴は出来ませんでした(^^;

某衛星放送で視聴されるか、

IPCが公開したYouTubeでの動画を、それも後日にご覧頂くかしかありませんでしたねぇ。


競技結果を知るまでに、手に汗握ってその模様を見たい!

というのは応援する側には当然の思いとしておありでしょう。


放送中、井ノ原さんも「ダイジェストではなくもっとしっかりと放送を!」とおっしゃいましたし、

番組のディレクターさんもこういったメッセージの多さに驚いていらっしゃいました。


出演させて頂きながら批判めいたことを書くのは、

「筋」が違いますし、「仁義」に悖ることですので控えたいと思いますが、

このようなメッセージはNHKへの期待の表れだと「いい方」へ解釈して、

パラリンピック放送についてのメッセージをご紹介します。


「今迄、こんなにパラリンピックを詳しく放送してくれた番組を見たことがありませんでした。
 今日のテーマ、さいこー!
 今から子どもの学校の役員会に出かけないといけないのに、
 ずーっと涙が溢れていて、どうしよう(^_-)」
千葉県 あっちゃんママさん

「あまりパラリンピックを大きく取り上げてくれるところが無いので、
 今日のあさイチで取り上げて頂きとても嬉しいです。日本頑張れ!」
愛知県 ニックネームさん

「オリンピックのように、もっともっと報道をして欲しいと思います。
 今回のあさイチのテーマはとてもいいと思います。」
神奈川県 よしよしさん

「今日のあさイチで、パラリンピック特集を取り上げて頂きありがとうございます」
和歌山県 (記名なし)さん

「チェアスキー滑降のスピード!ターン!カッコ良すぎる~!!
 パラリンピックも、もっと放送枠増やして~!!」
兵庫県 がんばれ!日本!さん

こういったメッセージを拝見すると、有意義な番組に参加させて頂いたんだと誇らしく思います。

同時に、そんな素晴らしい番組のお役に立てていたのか?本当に?と不安になったりとします(^^;


一方、「もっとしっかり放送しろ!」的なメッセージを頂いた方も多数。

「オリンピックのようにもっと放送してほしいです」
                               兵庫県 母鉄さん

「オリンピックとパラリンピックの報道体制が違うことに長年疑問を感じています。
 健常者と障害者がともに暮らせ働ける共生社会をとも言われている昨今です。
 だからこそオリンピックと同様の報道をして頂きたいのです。
 今はオリンピックとパラリンピックを同時開催できないかという議論もあるそうです。
 このような議論があるということで
 パラリンピックの報道体制をNHKも再度考えて頂きたいと思います。」
埼玉県 (お名前が用紙にからはみ出て見えなくなっていた方)さん

「毎回思いますが、パラリンピックの放送少なくないですか?」
兵庫県 かよさん

「パラリンピックを楽しむというより先に、まずまともに中継してください。
 BSですらろくに中継がなくては応援も出来ません」
東京都 ゆうさん

「パラリンピックになったとたん、新聞でやテレビの報道が少なくなったような気がします。
 このような放送がもっと増えたらと思います」
徳島県 ナナさん

「東京オリンピック・パラリンピックが決定したのに、
 パラリンピックへの国民の注目度の低さ、TV局の放送の少なさは大丈夫なのでしょうか。」
埼玉県 しょうさん

「いきなりのメダルラッシュなのに、どこも放送が無い!
 パラリンピックの競技は、オリンピックと変わらない、
 いやそれ以上の迫力ある競技です。見たら絶対面白いと思う人が増えるはず。
 もっともっとオリンピックと同じぐらい、スポーツコーナーで放送してほしいです。」
愛知県 こちママさん

「オリンピックよりも迫力を感じます☆
 もっとメディアでパラリンピックを盛り上げてほしいです。
 オリンピックのような中継がないことを残念に思います。」
宮崎県 あいさん

こういったお声は、間違いなく、NHKの番組製作に携われている方々へ届いていますよ!

これからはもっともっと、お茶の間でパラリンピックの熱戦がお楽しみ頂けると信じています!(^^


「いつも同じ注目選手ばかりです。
 20人しか出場していないので他の選手も紹介してください!」
東京都 久留米のさん

「メダルを取った選手やメディアに注目された選手以外、
 また日本人以外の選手の姿も放送すべきではないでしょうか?
 出演者のみなさんはどう思いますか?
 テレビ用ではなく、本心を是非聞かせてください」
東京都 ラグランさん

出演者のひとりとして、「本心」を申し上げます。

全くもってその通り!(^^


「パラ」もメダルの数だけが先行して報道されるようになりました。

それはとても華やかな「絵」になるので、

どうしても注目されてしまうのは仕方がないことかも知れません。


「ソチ」には各国から約550名のエントリーがありました。

選手それぞれのドラマがあり、

それを支えたスタッフの方々にもドラマがあり、

サポーターやご支援された方々まで話を膨らませると、

ものすごい規模の人間模様や思いが、あの都市に一挙に集まった訳です。


ぜひ報道して欲しいようなドラマはまだまだたくさんあるはずなんです。

そういったところに注目しないのは本当にもったいない(^^;


そこまで話を広げなくても、

日本選手団20名に限っても、20人20様のドラマがあります。

放送の「ネタ」はいくらでもありますので、機会があればぜひ取り上げて頂ければ嬉しいなぁ(^^


「結果がダイジェストで放送されるばかりで、つまらないです。
 戦う日本人選手が観たい!自宅テレビで観る方法を教えてください!」
福島県 いさなさん

ありますよ!スカ....モゴモゴモゴ....

「オリンピックより全然放送されないのに『応援してください』と言われても・・。
 どこでLIVE放送を見て応援したら良いのでしょうか?」
北海道 ふみりんさん

それはスカパ....モゴモゴモゴモゴ....


この衛星放送の名を、生放送中、σ(^^は何度か口を滑らせそうになりました♪

いろいろと、気を遣いながら、頭を使いながら口を開いていたんですよ(^^;


その一方、こんな「強者」さんもいらっしゃいました。

「スマホ片手に、ツイッター見ながらの観戦。スカパーさん有り難うです!」
兵庫県 三毛犬チロルさん

えーとですね....(^^;

NHKあてのメッセージで「スカパー!万歳」はダメでしょう。

しかも、その組み合わせだとテレビ要らないじゃん(^^;


まあ、そのぐらいにNHKさんもお願いしますね♪という意味ではあると思うんです。

次の「リオ」から先は、「パラリンピックもNHKで!」と言えるようになるといいなぁ♪

てことで、NHKさん?何とかお願いしますね!(^^


さて、これでσ(^^が番組ご担当さんから頂いたメッセージは全てご紹介を終えました。

全てのメッセージ、「全文」でのご紹介が出来なかったことお許しください。


また、「お前ごときの、そんなコメントが欲しかったんじゃない!」と、

ご立腹の方がおられるかも知れませんが、そのあたりもどうかご容赦を(^^;


書き終えて、改めて読み直してみると結構な文字数になっちゃいました。

このご紹介を全てご紹介して、しっかりとコメントさせて頂こうとしたら、

1時間枠の番組が必要かな?(^^;


でも、いろんなメッセージを拝見させて頂いて、σ(^^にとっても「いい勉強」になりました。

本当にありがとうございました!!


そして、最後までこの投稿をお読み頂いた方にも感謝申し上げます。

くれぐれも目のお疲れはしっかりとケアしてくださいね。

まさか、夜更かししてまでお読み頂いたなんてことはないと思いますが、

もしそうであれば、寝不足にさせてしまったこともお詫びいたします(^^;


これで、「書き残し」は全てやっつけられたかな?

次回からは、いつものグダグダだらだらブログに戻りま~す♪

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