一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2015年11月11日水曜日

「全国」のためにその1(大阪NRF編)....

いや~、気がつけば全国大会まであと10日ほどですよ(^^

もう、ドキドキドキドキして、仕事に手がつきません♪モトモトシゴトナンテヤルキナイデスガ(^^;


さて、昨日の予告どおり、近畿リーグ参加チームの大阪大会での戦いぶりをもとに、

全国大会まで、それぞれのチームがどのように頭の整理をすればいいか、

極めて自己中心的に身勝手にテケトーに、だらだらと書いてみたいと思います。


もし、「いや、うちらのことは書かなくても結構です!」というチームがあればご一報を♪


今回は、本来であればドリーマーズの強敵となるべき、

大阪NRF(ネルフ)さんから書いていこうと思います(^^

誰がなんと言おうと、障害者が参加する2チームが、

全国でも雌雄を決するべきと思いますので♪


と、その前に、全国大会の告知をしておきます♪


文部科学大臣杯
第13回日本車椅子ハンドボール競技大会

平成27年11月21日(土)~22日(日)

大塚スポーツパーク アミノバリューホール
(鳴門市撫養町立岩四枚61)

もし、万が一、何かの間違いで、

気が向いたりなんかしたりしちゃったら、是非ご観戦ください(ハート)


さて、本題に入ります....


まず、「大阪NRF」というチームのポテンシャルから。

フィジカルという点においては、運動能力は他のチームにそんなに引けを取りません。

そして、シュート力についても、σ(^^たちドリーマーズに劣るものではありません。


決して、近年の成績が示すようなチームではないんです。

でも、ここんところ、思うようなゲームが出来ていない....


なぜか?

次のことが出来ていないからなんです。


オフェンスでは....

①ゲームコントロールが出来ていない....

大阪NRFの特徴として、メンバーに「優等生」が多い。

これは、よく言えば、それぞれが真面目に点を取りにいっているという事なんですが、

悪く言えば、「がむしゃらに攻めているだけ」という事でもあるんです。


自分が動けるだけ動いて、シュート出来なければパスを出す。

それを繰り返して、ゴールが見えたら打つ!という流れ。


でも、多くの場合は防ぎやすいロングシュートを打ってしまったり、

角度のきついシュートコースしか打てなくなったりしてます。

で、シュート数に比べて得点は少ない....


その積み重ねが、時間や体力を消耗し、焦りが募った結果、

何とかしなきゃ何とかしなきゃと、テンポアップだけを意識してしまう悪循環にはまっています。


こういうことはよくあります。

競技である以上、どうしようもなく訪れる局面です。


そんな時どうすればいいか?

ゲームコントロールをどこまで出来るかにつきます。


誰がするの?

中盤の「司令塔」が無理矢理にでもコントロールするんです。


ところが、残念ながら、大阪NRFにはそういったポジションがないように見えました。

特に、大阪大会の映像を見る限りは、「全員がフォワード」でした。


まずは、ゲーム前に、どのようなシュートパターンがあるかを決めておきます。

そして、何があろうと、絶対に指示に従うべきプレーヤーも決めます。


その上で、ゲーム中、攻めあぐねるようなことになれば、

一度、ゴールエリアから離れるぐらいの思い切りで、

ボールを司令塔に戻し、組み立て直します。


そのぐらいの余裕がなければ、時間を負うごとに視野が狭くなっていき、

見えているところだけにシュートを打ったりパスを出したりしてしまうのです。


まずは、

「全国」ではコイツの言うことは絶対に聞く!

というぐらいのポジションを決めておくべきでしょうね。


②時間の使い方にひと工夫ふた工夫....

①にも関連しますが、何でそんなに急いで攻めるの?という場面が多い気がします。

その一番いい例が、大阪大会の予選(大体大BLAVE戦)です。


残り30秒で1点リードしているオフェンスの局面で、

なんで最終的に追いつかれるの?と考えるとよくわかります。


パッシブプレーを取られるまで、

テケトーにボールを回していてもいい場面でしたが、

なぜか、もう一点を取りにいっていました。


たりらりら~んとボールを回してパッシブをとられても、

相手に与える時間はほとんどありません。

その判断が出来なくなっていたのか、そういう想定はなかったのか、

多分、そのあたり「優等生」なんだと思います。


いい意味での時間を使う「ずるがしこさ」を、

身につけて欲しいなと感じながらゲームを見ていました。


これは、点を取られた後のリスタートでも言えます。


7番か9番、もしくはその両方がトップポストに入るのが大阪NRFのスタイルです。

そして、それを起点に攻撃を組み立てていく想定なんだと思うのですが、

ほとんどのケースにおいて、トップポストが定位置につくまでに攻撃を始めているんです。


つまり、自分らが決めたスタイルの「きっかけ」を待たずに動き始めているわけですから、

どうしても、「なり」の攻撃しか出来ません。


しっかりトップポストが入ったのを見て動き始めても、全然遅くはありません。

むしろ、その方が体力的にも余裕が出来ますし、質の高いプレーが出来るはずですよ。


気持ちに余裕を持てば、1秒は思うほど短くないし、

余裕がなければ、1分はとんでもなく短い時間です。

このあたりをしっかりと見つめ直してください。


③オフェンスはいい形から....

正直、今の形は「てんでバラバラ」という印象を受けました。

誰がどの位置でゲームを組み立てるの?ということがわからずじまい....


時には3枚ポストになってしまった時もあり、

攻撃の自由度どころか、ボール運びすらままならない場面もあったように思います。


それぞれの得意不得意を整理して、

それぞれは、どこからどのようにゲームを作るのかという事を、

今一度確認してみてはいかがかと思います。


そして、①~③をまとめるのは、「司令塔」です(^^


次にディフェンス。

どの位置に戻ってくるのか....

大阪大会のように、センターリスタートではないルールだと、

「走りっこ」になってしまい、実に厳しいところはあります。


でも、そこはそれ。


ディフェンスの局面で、自分たちはどのように陣形を組んで、

それぞれはどのように、との位置に戻ればいいのかが徹底されていない気がしました。

がんばって戻るんですが、戻ることに集中力を費やしている感じですか。


一緒に走っている敵オフェンスの妨害をしっかりすることも少なく、

ゴールエリアに入られてしまってからの対応も決まっていないように見えました。


また、ゾーンディフェンスを組んでいても、

基本的に「1対1ディフェンス」なんですよね。

「2対2」、「3対3」の形で守れていない。


「1対1」だと、1カ所崩されたらそのままダラダラやられてしまう可能性大です。


大阪NRFはゾーンの位置をゴールラインから離しています。

これは、σ(^^たちドリーマーズがしているように、

「後ろ」を通ってヘルプにいくことを想定してのことだと思います。


が、実はこの方法は諸刃の剣でして、

いったん崩されたらズルズルというリスクがあります。


考え方にもよりますが、

ゴールエリアに沿った「べったりディフェンス」も、

非常に効果があると思っていますので、使い分けてもいいかと思います。


さあ、思うところを書き殴ってみました。

全国までに出来るところ、1年掛けて整理するところ、

いろいろあると思いますが、そこはそれ、「まだ10日」あります。


15日も練習するとか?

それまでにまだまだ出来ることがありますからね(^^


大阪NRFさん?

全国の決勝で会いましょう(^^

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