一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年11月23日土曜日

「ネコらしい死に方」の解釈....

σ(^^「おかあさんから聞いたけど、
     高いところに登る体力もなくなってたんだって?」

にゃあ「ああ。『あの窓』の高さがギリギリだった....」

σ(^^「登れなくなってたらよかったのに」

にゃあ「一度決めたらやり抜かねぇと(笑)」


σ(^^「それは余計な哲学だったね(笑)
      で、『その後』はどうやって『遺体発見現場』まで?」

にゃあ「あん時、雨降ってたろ?
     あの体で、滑る屋根から飛び降りるのはシビれたよ」

σ(^^「『あの場所』までまっすぐに?」

にゃあ「ん。普段、TVの上から見ていた景色、
     行くなら向かいの家の脇を抜けて、と決めてた」























σ(^^「普段見てたっても、その先は全く解らないじゃない?」

にゃあ「だから、『最後の場所』にはふさわしいと思ったんだ」

σ(^^「行けるところまで行こうと?」

にゃあ「行き着く先が、『その場所』と思ってた」

σ(^^「そうだなぁ。『発見現場』は4車線の国道沿いで、
     家ネコさんにしたら『地の果て』かも知れないな」

にゃあ「精一杯の冒険を、最後にさせてもらったよ♪


σ(^^「ご近所さんに教えてもらって、おかあさんが『現場』に駆けつけた。
     きれいな体で見つかった事は本当に嬉しかった」

にゃあ「結構、気を遣ったの解る?(笑)」

σ(^^「うん。脱走したのが10日の日曜日。見つかったのが火曜日のお昼。
     月曜日は一日中雨が降っていて、でも、体はそんなに濡れていなかった」

にゃあ「月曜日は雨をじっと凌いでたんだ。
     火曜日の朝、雨がやんだのを見計らって、見えるとこまで出て....」

σ(^^「おかげで、ずぶ濡れの体に対面することはなかったし、
     そのまま何ヶ月も何年も『居なくなったまま』で過ごすのは、耐えられなかったろうな」

にゃあ「な?気ぃ使ってるだろ?(笑)
     それに、あのまま家にいたとしても、
     きっと『断末魔』だろうし、そんな姿は見せたくねぇ。
     ただでさえ忙しいおかあさんの手を煩わせちまうし....」

σ(^^「そうだな。それがネコさんの『理想的』な死に方ってものなのかもね。
     出会いも奇跡なら、ご近所さんに最後を見つけてもらえたのも奇跡だった。
     おかげで、こっちは事実を受け入れられたし、火葬拾骨も出来た」














にゃあ「手厚く葬ってくれて、うれしいよ」

σ(^^「悪いけど、納骨はしないからね?
     このまま、化けて出てもいいから一緒に暮らしていくよ。
     出来るなら、『守り神』になっておくれ」






















にゃあ「んだとぉ?ゆっくり眠らせろぃ(笑)....
     でもどうよ?おれはこの家に来て良かったのかな?」

σ(^^「うん。最高の時間を一緒に過ごすことが出来たよ。本当に感謝してる」

にゃあ「おかあさんはずっと気にしてたな。
     『こんな愛想のいい出来た子だから、
      もっと幸せに暮らせるところが他にあったんじゃないか?』って」

σ(^^「その分、精一杯のお世話はしてくれたよ?」

にゃあ「よくわかってる」

σ(^^「だから、この家で過ごせたことを後悔しないように(笑)」


にゃあ「そうだな。....さて、いつまでも名残惜しいけど、
     ブログを占領し続けるわけにもいくめぇ」

σ(^^「もう一度、しっかりと話が出来て良かった」

にゃあ「くれぐれも言っておくけど、おかあさんをイラつかせるなよ。
     あと、姫をしっかりと育てておくれ。あの子は、おれの妹だから(笑)」

σ(^^「うん(笑)またいつか、『にゃあ』みたいな子に会える奇跡を願ってるよ....」






にゃあ「ん。じゃあな♪」

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