よい子のみんな!
テスト勉強、頑張っているかな?
しっかりきっちり勉強して、σ(^^たちのような、
「車いすハンドボールばか」な大人にならず、
世の中の役に立つ人間になるんだぞ♪
さてさて、今回は全国4位の「大阪体育大学BLAZE」について。
大学OBを中心に組まれたチームで、しっかりとキャリアを積んできたチームです。
エース級の選手が、職場の先輩(上司?)の結婚式とか何とかで、
無関係な人間も巻き込んだ大反対&大ブーイングを、笑顔で振り切り不在。
それが原因となり、4位に甘んじた決勝トーナメント?(笑)
でも、留守を引き受けた各選手のフィジカル面も、相当にレベルは高いのです。
そのため、セミファイナルの前半に、ドリーマーズは「BLAVE」に手こずったのですが、
それは、σ(^^たちが、「流れ」の中で状況を「追い切れなかった」ことが原因です。
「形」が出来ていない「流れ」には、ドリーマーズディフェンスがパターン化できず、
目に映った「状況」を追いかけるだけになってしまいます。
それは、「一瞬の戸惑い」を招き、立ち直すまでに時間がかかってしまう。
そんな繰り返しが、σ(^^たちが自分の首を絞めてしまった原因です。
でも、そのぐらい相手にリズムを掴ませなかったのは、
大阪体育大学BLAVEが持つ「特徴」と言っていいでしょう(^^
つまり、「形」にこだわることのない、「流れ」を引き寄せる「アクティビティ」があったということです。
入れ替わり立ち替わり、オフェンス陣の組み立てにバリエーションがあり、
マッチアップに「規則性」を持たせなかったというのが、彼らの「強み」でした。
ただ、それは「軸」となる選手がいなかったことによる「怪我の功名」。
悪く言い換えれば、身体能力と「流れ」だけで戦ったという事です。
しっかりとした「軸」を中心に、2通り、3通りの「パターン」を手にすることが出来れば、
ディフェンスを「立ち直らせてしまったら次のパターン」という選択をすればいいだけ。
そんな「形」を手に入れられれば、これからの戦いも有利に展開出来ると思います。
豊富な経験を元に、
「チームデザイン」を研究していきましょう(^^
幸い、大体大には、卒業生が自動的に「BLAVE」に加入するという、
非常に羨ましいシステムがあります。
近畿リーグでしのぎを削った若手が、毎年毎年加入するということは、
常に「技術論」の新陳代謝が行われるという事を意味します。
それに加えて、「BLAVE(OBチーム)」から「APES(現役生)」へのフィードバックも、
いい雰囲気のもとで行われるでしょうから、その相乗効果は計り知れません。
卒業生がその技術を「BLAVE」で昇華させ、
その「理論」を「APES」にフィードバックさせる。
この流れが確かなモノになれば、それはいわゆる「校風」になります。
これから先、大体大は「車いすハンドボール界の伝統校」となるかも知れません(^^
もうひとつ。
前にも書きましたが、「健常ハンド」を応用したオフェンスオプション。
このヒントは、公開されている「3位決定戦」にあります。
来年3月に始まる新シーズンまでに、
繰り返し繰り返し「テープがすり切れる」まで見倒して、 「テープ」???(^^;
チームで徹底的にディスカッションしてイメージを作り上げて見て下さい。
新シーズンで、答え合わせをしましょう♪
さらに。
大体大のメンバーには、いろんな競技の経験者がいます。
もちろん、健常ハンドボールをしていた選手も、です。
そこで考えて欲しいのですが、
「車いすだからここまでしか出来ない」と思っている節があれば、
そういった考えは捨てて下さい。
現在の障害者スポーツにおいては、「健常者」の理論を用い、
健常者と同等のプレイを行おうという研究がすすんでいます。
σ(^^がしていたチェアスキーアルペンはその最たる物です。
「車いすだから出来ない」ではなく、
「車いすでも健常と同じようなプレイが出来る」と信じて、
ありとあらゆる可能性を追求してみて下さい。
まあ、ジャンプシュートは、多分出来ないでしょうけども。
いやいや、それすらやるヤツ出てくるかもね?(笑)
さて、テスト勉強の邪魔をするためだけに始めたこのシリーズ。
次回は、5位の藍野大学編をお送りします!(^^
え?どっちのチームかわかんない?
んなもん決まってんだろうがよ!
ときめく方のチームだよ!!(^^
どうもこんばんは、大体大BLAVEの9番です。
返信削除いつもお世話になっております。
今年も去年と同じく準決勝でドリーマーズさんとあたり、また負けてしまいました。
エース不在だったのですが、メンバーは勝つ気満々で臨みました。
しかもここ最近公式戦では勝ち越していた大阪NRFにも大事なところで負けてしまい悔しい結果で終わった全国大会でした。
今回の大会を通じて率直に思ったことは、個々の車椅子操作のスキルがまだまだだなぁということです(卒業生はそれぞれ仕事が忙しくれなかなか練習できず、仕方なかったのですがね、、、)。自分を含めてとにかくミスが多く、勝敗を分ける大事な部分でもミスしてしまい悔しい思いをしました。
来年はもうちょっと練習回数を増やして個々のスキルを磨いて試合に臨めればなと思います。
また来年度もあつかましく近畿リーグお邪魔させていただくかもしれませんが、どうぞご指導ご鞭撻の方よろしくお願いしますm(_ _)m
仙台ではドリーマーズ、宮城フェニックスの脅威となれるよう頑張りたいと思います。
大体大BLAVEはここ2年ですっかり大阪NRFの天敵となってしまいました(笑)
返信削除高い身体能力に、様々な競技で培ったであろうその場その場での戦術の判断のセンスには毎回驚かされます。
今回は練習不足とハンドよりも「社会的常識」を選んだエースに助けられた部分が大きいと感じています。
ぜひ車いすハンドの強豪校として長く存在し続けられるよう、先輩プレイヤーも競技を続けていってください!
また近畿リーグで会いましょう!