一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年2月8日金曜日

なせばなる....

昨年から、「舞鶴市政策づくり塾」というものに参加しております。

市民有志と市職員とがあるテーマで侃々諤々の議論を重ね、

政策の提言を行おうという企画。

σ(^^は「防災チーム」として、防災に関する提言をまとめているところです。


今月は塾の最終回、

市長相手に、σ(^^がプレゼンをすることになっていまして、

今はその準備の真っ最中!

本番ではどのようにボケをかましてやろうか、そんなことばかり考えています。


当日のプレゼンは公開ですので、お近くの方は是非、

しどろもどろなσ(^^の姿を笑いに来てやってください♪


ところで、防災の研究をする中で、

防災上の「常識」とされるキーワードがあります。

「自助・互助(共助)・公助」といわれるもの。


これは、災害有事にはもちろん、

事前防災でもとても重要とされていることで、

その割合は「7:2:1」と言われています。


つまり、

自分の身は自分で守ることが7割、

お互いに助け合うことが2割、

役所がすることなんてたかが1割というもの。


防災というものは自分とご近所(地域)で取り組む事が9割もあると言うんです。

逆に言えば、普段どれだけ役所に文句言っていても、

実際のところ、そんなに助けになりませんよと。


そりゃそうですよね。

自宅で寝ている時に大地震が来て、

倒れてくる家具に潰されそうになった時、

役所の人間がスーパーマンのように、

その寸前で助けてくれるなんてあり得ない話です。


道路は液状化現象などで寸断され、救急車や消防車は来ない。

そんなとき、近所の人を助けることが出来るのは、

近似の人しかいないわけです。


この、とっても重要な「自助・互助(共助)・公助」という考え方は、

意外に古く、18世紀江戸時代中期、

米沢藩(現在の山形県)の藩主上杉鷹山公が、

藩を立て直す際のスローガンにしたのが始まりだとか。


戦後は、自助や互助といった概念はほとんど無いぐらいに薄れていますが、

先人の教えというのは大変重要なことがわかります。


σ(^^たち防災チームは、その自助を訴える政策を提言する予定♪

はてさて、どのようなことになるやら楽しみです♪


ちなみに、上杉鷹山公の名言をご紹介しましょう。

「なせばなる
 なさねばならぬ何事も
 ならぬは人のなさぬなりけり」

(やりゃあ出来んだよ、
 やらなにゃ出来ねーんだよ、
 出来ないのはやらねーから出来ねーんだよ!コノスットコドッコイガ!)


物事には「出来なかった」という結果があるだけ。

「出来ない」ということはあり得なくて、実は「やらなかっただけ」でしかないと。

「出来ない」と口走るよりも、「出来なかった」と胸を張れる人生を送りたいものです(^^

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。