昨年から、「舞鶴市政策づくり塾」というものに参加しております。
市民有志と市職員とがあるテーマで侃々諤々の議論を重ね、
政策の提言を行おうという企画。
σ(^^は「防災チーム」として、防災に関する提言をまとめているところです。
今月は塾の最終回、
市長相手に、σ(^^がプレゼンをすることになっていまして、
今はその準備の真っ最中!
本番ではどのようにボケをかましてやろうか、そんなことばかり考えています。
当日のプレゼンは公開ですので、お近くの方は是非、
しどろもどろなσ(^^の姿を笑いに来てやってください♪
ところで、防災の研究をする中で、
防災上の「常識」とされるキーワードがあります。
「自助・互助(共助)・公助」といわれるもの。
これは、災害有事にはもちろん、
事前防災でもとても重要とされていることで、
その割合は「7:2:1」と言われています。
つまり、
自分の身は自分で守ることが7割、
お互いに助け合うことが2割、
役所がすることなんてたかが1割というもの。
防災というものは自分とご近所(地域)で取り組む事が9割もあると言うんです。
逆に言えば、普段どれだけ役所に文句言っていても、
実際のところ、そんなに助けになりませんよと。
そりゃそうですよね。
自宅で寝ている時に大地震が来て、
倒れてくる家具に潰されそうになった時、
役所の人間がスーパーマンのように、
その寸前で助けてくれるなんてあり得ない話です。
道路は液状化現象などで寸断され、救急車や消防車は来ない。
そんなとき、近所の人を助けることが出来るのは、
近似の人しかいないわけです。
この、とっても重要な「自助・互助(共助)・公助」という考え方は、
意外に古く、18世紀江戸時代中期、
米沢藩(現在の山形県)の藩主上杉鷹山公が、
藩を立て直す際のスローガンにしたのが始まりだとか。
戦後は、自助や互助といった概念はほとんど無いぐらいに薄れていますが、
先人の教えというのは大変重要なことがわかります。
σ(^^たち防災チームは、その自助を訴える政策を提言する予定♪
はてさて、どのようなことになるやら楽しみです♪
ちなみに、上杉鷹山公の名言をご紹介しましょう。
「なせばなる
なさねばならぬ何事も
ならぬは人のなさぬなりけり」
(やりゃあ出来んだよ、
やらなにゃ出来ねーんだよ、
出来ないのはやらねーから出来ねーんだよ!コノスットコドッコイガ!)
物事には「出来なかった」という結果があるだけ。
「出来ない」ということはあり得なくて、実は「やらなかっただけ」でしかないと。
「出来ない」と口走るよりも、「出来なかった」と胸を張れる人生を送りたいものです(^^
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