一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2010年8月23日月曜日

京都ルールにおける(以下略)....

昨日行われた、車いすハンドボールの大会

「京都ルール」といわれるゲームの、

ゴール前の攻防について綴ってみます。










ゴールポストは、

こんなに狭いんです。







こんな狭いのであれば、そうそうゴールは決まらないのですが、

キーパーからタイヤの左右は、どうしても手が届きません。

ですから、シューターはフロアにぶつけるぐらいの気持ちで、

ゴールポストの下側カドを狙います。


キーパーの守り方としては、上の写真のように

シューターと正対する人が多いのですが、

実は、下の写真のような守り方が正解。




















正面から見て、シュートコースが狭くなったでしょ?

正対して手を伸ばすより、このように横向きで構え、

車いすを前後させてコースを塞ぐ方が効率的です。


「こんなの、絶対シュート入らねーじゃん」

そうですね。正面からはかなり難しいです。


では、サイドから見ればどうか?











ポストの位置は、
ゴールラインから30cmも
離れています。






キーパーは、ゴールラインから出てはいけないルールとなっています。

もし、ゴールラインから出てシュートを止めれば、

本来なら、攻撃側にペナルティスローが与えられます。

でも、実際の運用では、反則の適用はまずありません。
(PTが取られるのは、本当に露骨な場合だけです)


写真のように、0度からのシュートでもシュートコースはあります。

正面からシュートを打つより、確率は高そうですよね。


では、キーパーは0度のシュートをどうやって防ぐか。

こうします。




















ここまで出て、体を被せばコースがなくなりますよね。

この状態を逆サイドから見ると....




















笑っちゃうぐらいに、がら空きです(^^

逆サイドへのパスがきれいに通れば....


京都ルールでのゴールエリア付近の攻防は、

こういった攻め方が出来るようになれば面白くなります。

また、キーパーが自在に動くことが出来れば、

スーパーキーパーが誕生する事になるでしょう(^^


そういえば、昔は本当にスーパーなキーパーがいたような。

再び、そんな選手が出てくればいいな。


さて、次回はチームとしての、ゴールエリアでの攻防について。

「京都ルールは陣取り合戦」です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。