異様な暑さの中、
京都ルールでの車いすハンドボール大会が
開催されました。
汗が体中からにじみ出てくる感触がわかるぐらいの、
異様な暑さだったんですよ(^^;
アリーナにいた時間だけで、3Lは飲みましたね。
参加されたみなさん、帰られてからご気分は悪くならなかったかな?
会場でいる時より、帰宅してからがどっと疲れることもあります。
どうか、ご無理をされませんように....
さて、「クイックネス増し増し計画」。
少し頭を悩ましています。
くるっくる回ってくれるということは、先日書きました。
しかし、2点についてスポイルされてしまったことがあります。
ひとつは、安定性。スタビリティっていうんですか。
直進安定性が悪くなりました。
走りながら、タイヤから手を放すプレーが多いのですが、
この時の直進安定性は、かなり重要なのです。
今までなら、行くべき地点までしっかりと直進してくれていたわけですが、
このシートにしてからは、微調整を頻繁にしなくてはならなくなりました。
全国大会のようなシビアな大会では、少々問題がありそうです。
もう一つは、加速性の問題。
ほんの少し、本当にほんの少しだけなのですが、
静止状態からの走り始めの段階で、以前のような加速がない。
「よーいドン」での走り始めで、少しだけでもスピードで負けていると、
ゴール前までで競り合えるスピードに達しない。
大問題です....
まあ、これから微調整を繰り返して解消出来るはず。
問題は、シート位置だと判っています。
あと5mmほど、シートを前に動かせば....
でも、動かしません。なぜかって?
その、あと5mmのシート位置の変更は、
せっかくの俊敏性を損なうことが判っているから。
加速の悪さはパワーで、安定性の悪さはこまめなコントロールで。
競技用の道具というものに、必要以上の安定性や快適性は要りません。
せっかく手に入れた俊敏性。手放すのはもったいない。
レーシングマシンは、ロイヤルサルーンではないんです。
少しぐらいじゃじゃ馬の方がかわいいです(^^
これからも、一緒に楽しもうぜ。相棒(^^
ひとつお知らせ。
11月に和歌山市で開催予定の全国大会。
ルールの改正がありました。
コートの長さが30mとなり、半径4mのゴールエリアが6mとなりました。
σ(^^が以前に書いていた事に近い変更です。
これで、σ(^^たちは少し面白くなります。
しかし、重度の障害者の方々も、
同じ6mの距離でシュートを打たなくてはなりません。
たぶん、シュートは決まらなくなってしまうので、
ますます、車いすハンドボール離れが加速しそうです。
絶対に、ルールから2部制にすべきでしょうなぁ....
本当に、「競技」と「普及」の両面を考えなくてはなりませんよ。
さて、久しぶりに連載をしてみましょう。短期ですが。
「京都ルールにおけるゴールエリア近辺での攻防について」
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