この時期だからでしょうか。
そのとも、何かが「心の琴線」を弾きましたか。
夕方からなぜか、ある曲が頭から離れなくなりました。
思わず、YouTubeで聞きました(^^;
あれ?何でσ(^^;は泣いてるんだ???
次から次へと涙が溢れてくる....
この曲って、σ(^^;にとって何か「特別」な曲だったかなぁ....
しばらく記憶の糸をたぐり寄せていました。
確か小学校の時、音楽の時間に合唱したなぁ....
あ、そういえば....
4階の音楽室、窓の外を見ながら涙をこらえてたぞ(^^
なんでだっかなぁ....
ピー助!?
そうだ!ピー助だ!!
ドラえもんの映画「のび太の恐竜」だ!
あれは、いい映画だったなぁ(^^
以来、何度も「ピー助」か夢の中に出てきたものです。
舞鶴市全てが業火に包まれて、
家族みんなが火の中に取り残され、もう逃げられなくなって、
いい家族だったよ、みんなありがとうなんていいながら、
迫り来る炎を見ながら辞世の句なんて詠んで....
その時、ペットとして飼っていた「ピー助」が、
口から猛烈な勢いで水を吐いて回って、
全ての火をかき消し、みんなを助けた....
そんな素敵な夢です(^^
いや、それで泣いていた訳ではないな....(^^;
そうだそうだ!完全に思い出した!
小学校5年になったばかりの春。
父親がニワトリのひよこを飼ってきてくれました。
当時、弟と従兄弟、3人兄弟のように仲良く暮らしていました。
当然、我が家にやってきたのも3羽のひよこ。
そりゃあもう可愛かったものです(^^
それぞれで印を付け、名前をつけ、
変わる変わる世話をして、幸せな日々がしばらく続きました。
σ(^^のひよこは「ピー助」と名付けました。
もちろん、フタバスズキリュウの「ピー助」から。
ある夕方、ピー助の元気がないことに気がつきました。
そして、他の2羽の兄弟から、突かれ、体当たりされていたのです。
「ケンカしちゃダメ!!!」
その時は手で制するのが精一杯。
σ(^^;たちも、しばしば兄弟げんかをしていたので、
ひよこたちもそんな物だろうと考えていました。
「一晩寝たら、仲良くなっているだろう」
いつものように、水と餌をやるためにやや早起き。
ひよこ電球の備えられた段ボール箱の蓋を開ける。
「みんな、おはよう!」
その箱の中では、ピー助だけがまだ寝ていました。
「もう起きろよ」と、ピー助を手に取りました。
暖かさと柔らかさを求めて....
ピー助は、冷たく、硬くなっていました。
「寒かったのか?そうか、ちゃんと温めてあげるよ」
タオルにくるんでひよこ電球に近づけてみる。
「水か?喉が渇いたからか?ちゃんと飲まなきゃ」
ピー助のくちばしを皿の水につけてみる。
ピー助は、もう動き出すことはありませんでした。
その日は日曜日。
とても良く晴れた、気持ちのいい朝でした。
母親と、ピー助の遺体を庭の隅に埋めました。
ピー助が大好きだった「ひよこ草」の茂る片隅に。
ちょうどそんな時に、音楽の授業で習ったのが「クリーングリーン」です。
なんだか、その歌詞とその時の状況が妙にマッチして、
大声で泣き叫びたい気持ちを抑えるのに必死でした。
σ(^^にとって、この歌は「特別」なものだったんです。
知らないうちに涙がこぼれても、アリですね(^^;
これ書いている今、やっぱり涙が止まりません。
ところで、残りの2羽には後日談があります。
その2羽の成長ぶりといったら、とてもたくましい。
もう立派な「青年」になっていました。
もちろん、σ(^^は「ピー助」の分も世話していました。
ある日、学校から帰ってくると彼らは居ませんでした。
どうしたの?と親に尋ねると、
「大きくなったから、きちんと世話の出来るところに行ったのよ」
「大人になったら、ちゃんとみんなで生活しなくちゃいけないんだ」
「友達がいっぱい居るところの方が、あの子たちの為だし」
ふーん、そうなんだ。
ニワトリにもいろいろあるんだね。
ちょっと寂しかったけど、
それがニワトリのルールなんだと納得していました。
「そうか、それなら仕方がないね....」
その夜、σ(^^は全てを悟りました。
食卓に並べられた山盛りの「唐揚げ」を見て....
「大人の汚さ」を初めて知った夜、
「自分の無力さ」を初めて知った夜、
「生きていくということの非情さ」を初めて知った夜....
「頂きます」という挨拶は、
「命を頂きます」という意味だとか。
バカに出来ない言葉です。
この曲を聴いて、まだ涙を流すσ(^^、
相当、世間ズレしたように思っていましたが、
まだ「救いよう」があるかな?
お久しぶりでっす。おっちゃん和也です!
返信削除コメントしたかったのですが、
僕たち、夫婦は、アナログな人間なもので!
ピー助、ドラえもん 良かったすよね~
それなら
Psで僕の夏休み をしましょう!
最高の夏休みの 感動があじえると、思います。
まだ、春、だけてど…