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2013年5月29日水曜日

滑っている時の姿勢って?....

まずはいきなり、コメントのご紹介から(^^
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5月28日(火):「お金がなきゃ頭を....」

ギン様のコメント
「シート&姿勢について質問があります。

 健常時とは違い固定されるのでどの姿勢がベストなのか・・・
 個人的な差はあると思いますが、
 背筋が雪面に対して垂直になるように取り付けるのでしょうか?

 トリノモデルが前転するという事でしたので、
 ほんのすこし後傾気味の角度で取り付ける感じでもいいのかなと感じました。」


ありがとうございました!

簡単に、「姿勢を決めろ」のひと言だけでは、
どうすればいいのかさっぱりわかりませんよね。申し訳ありませんでした。
ものの伝え方、反省しなければ....(^^;

ご質問の内容は、本文でお答えすることにいたします。
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ということで、今回から「1G車高」について書いていく予定でしたが、

「チェアスキーの姿勢について」と題して緊急投稿します!


さて、ギン様のコメントを拝見してますと、健常スキーのご経験がおありなんでしょうね。

チェアスキーと健常スキーとの、姿勢の比較でお悩みのご様子。


実はですね....

σ(^^は健常スキーの経験は「修学旅行」レベルですので、

チェアスキーと2本スキーの姿勢を比較しようとしても、

さっぱりわかりません!以上!

これでは「ふざけんな!」と怒られますね(^^;


改めまして。

まずは、ご質問のチェアスキーの「基本的な姿勢」の取り方についてです。

1.チェアスキーに座った状態で「気を付け」をします
2.アウトリガーを持った両手で「前にならえ」をします
3.そのままアウトリガーを下ろします
4.その姿勢は崩さずにリラックス!

これで、「入り口の基本的な姿勢」の出来上がりです。

まずはこの状態で計測とトレーニングをしてください。


また、「前転」してしまうなら初めから後傾姿勢で、と思われているようですが、

前転回避は「リカバリー」でクリアしてください。


滑っていて、どんな状態になっても、

その「基本的な姿勢」に戻すということがチェアスキーのキモであり、

その基本的な姿勢が最もスキーの運動を妨げない姿勢なんです。


そこを崩して計測してしまうと、

「重量的なセンター」は出せても、

「スキー的なセンター」は絶対に出ませんのでくれぐれもお気を付けて。


さんざん、「前転するぞ」と脅しておきながらこんなことを言うのも何ですが、

前転させない滑り方もありますし、

前転しそうになっても、ある程度は「リカバリー」出来ますので、

姿勢やポジションで前転を押さえ込もうとするのはやめましょう。


じゃあ、未来永劫、このポジションでいいのか?

という疑問も出てくるでしょうがそうでもないんです。


健常スキーで例えるとですね。

ターン弧が深くなり、ハイスピードをコントロール出来るようになったりすると、

上手くなるにつれ自然とフォームは変わっていきます。


しかし、体とスキーの位置関係は変わりません。

これは、「センター」の位置が変わらないのではなく、

板の真ん中に乗り続けるために、体が「センター」を維持し続けているからです。


ところがチェアスキーではどうか。

座面の角度変えたとか、ステップの位置を体に近づけたとか、

長いスキーキャリアの中でいろんな工夫をされていくと思います。


その時の重量バランスの変化は体の使い方だけで調整出来るものではなくて、

シート位置を変更してセンターを出し直すしかないんですよねぇ。


邪魔くさいことかも知れませんが、

チェアスキーヤーの宿命だと思って取り組んでくださいね。


さて、「フォーム」の話をしたついでに、もう少し突っ込んで書いてみます。

次回「目的はシルエット?」

1 件のコメント:

  1. やはり後傾だとスキー的なセンターでないですよね・・・
    ありがとうございます^^
    ぶっきらぼうな質問内容で投稿まで変えさせてしまい
    こちらこそ申し訳ありませんでした!!
    引き続きこれからも宜しくお願いします(^^ヾ

    それと私も健常スキーはかじった程度です!
    カービングスキーが出始めた頃に辞めてしまったので
    いまでは浦島太郎状態です。。

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コメント、ありがとうございます。