一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年5月31日金曜日

水平静止状態における乗車時車高について....

とうとう5月も最終日。

あとわずか半年もすれば、雪の便りも聞けるでしょう。

スキーシーズンまであと少し!!!


....連載を続けますね(^^;


これまでの投稿で、「センター」をそれなりにしっかりと決める方法を書きました。

何でここまでこだわるかと言えば、センターの出てないスキーはナンセンスだと思うからです。


センターが出ていないチェアスキーで「デラパージュ(横滑り)」をしようとしても、

まっすぐ真横に滑り降りることは難しいでしょう。


横滑りが出来なければスキーは上手くならないと言われるほど、

横滑りは重要な要素なんですよ♪


横滑りをして、どんどんと斜め前方や後方へずれていくのは、

チェアスキーの「センター」が出ていない証拠です。


センターが出ているチェアスキーならば、

「一番楽な姿勢」で「苦労する」ことなく「まっすぐ」に横滑りが出来るはずです。


ですので、まっすぐ横滑りが出来ないとお悩みのあなた!

いま一度、チェアスキーのセンターを確認しましょう♪


さて、今回からは「1G車高」ということを考えてみます。
          (「1G」=「いちじー」or「わんじー」)


これがどのぐらい大切なことかというと、

初心者のうちに完全に理解することは難しいかも知れませんが、

意識するとしないとでは、数年後のスキー技術に大きな差が出てきます。


憶えておいて損はありませんし、

意識していなかったチェアスキーヤーには、この機会にお伝えしたいと思います。

「大きなお世話だ!」とおっしゃる方は、読み飛ばしてください(^^;


さて、まずは「1G車高」の定義をしっかりと理解してくださいね。


水平なところでチェアスキーに乗って、

静止状態でのシート高さの数値のことを指します。

このシート位置は、チェアスキーの操作性に大きく影響します。


でも、「シート位置」は人それぞれで、しかも正確に高さを測ることも難しい。


ですのでσ(^^は、

「どのぐらいばねが「たわんで(縮んで)」いるか」

ということを基準にしています。


写真のように、純正のばねは232mmの長さが標準のようです。

































製品の誤差はあるでしょうが、大体その長さでしょう。


で、ダンパーのストロークは、75mmの仕様です。
(ストローク:一番伸びた状態から一番縮めた状態までの長さ)









←ここがフルボトム







つまり、フルボトム(一番沈んだ状態、「底付き」とも言います)の時、

ばねの長さは157mmになっているはずです。
(232mm-75mm=157mm)


で、チェアスキーに乗ればある程度のところまでばねがたわみます。

1G車高とは、その位置のことを指します。


トリノモデルには3種類のばねが選択出来るはずですが(今はもっと増えているかな?)、

それぞれのばねの強さは違いますので、ばねのたわみもそれぞれで違うことでしょう。

「60kg」用なら大きくたわんで、「80kg」用ならあまりたわみません。


このたわみ量はひとりでは測れませんので、誰かに測ってもらってください(^^

次回の投稿までに測っておくと、理解が進みますよ♪


ところで....

「チェアスキーなのに『車高』っておかしくねーか?」

と、お考えのあなた!


はい、果てしなくおかしいです!(^^;

タイヤがあるわけではないので、「乗車」とか「車高」とか、

それはそれは不適切極まりありません♪


でも、「スキーに乗る」的な意味の言葉って無いと思いません?

ましてや、チェアスキーに乗るなんてどう表現したらいいものやら....


てことで、σ(^^が勝手に決めました!

誰がなんといおうと....

チェアスキーに乗るのは「乗車」!

チェアスキーのシート高は「車高」!!

国内ではこの表現で統一します!!!

反論があれば、適切な表現を考えてください!!!!(^^


次回「無理難題を言うつもりはないのですが....」 

1 件のコメント:

  1. もう6月!あと半年もすればゲレンデで前転してると思うとワクワクしますね^^ トリノは初めて乗るから楽しみだな~♪どんだけ跳ねるんだろう!!

    とりあえず今はスキー道具一式ないのでシーズンまで色々と揃えている最中です。スキー板やワックスをどうするか色々迷っていますが、その過程が楽しいですね^^
    あとシートはまだですが、今月あたりフレームが出来上がるそうなので
    すべて揃ったら1G車高を計測してみますね。

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コメント、ありがとうございます。