一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!
2013年5月21日火曜日
セッティング範囲は広い方がいい....
いやはや、昨日はブログの投稿を♪と思った矢先、
キーボードが壊れたことが判明!(^^;
通り一遍の応急処置など役に立たず、新品を買うことになりました。
時間は22時を回ったところ。
家電屋なんて開いてない(^^;
泣きついた先は、AMAZON♪
キーボードが、1個455円というのも異常なお値段ですが、
もっと驚いたのは、荷物の到着時間(^^;
「21日にお届けします」
はぁ?21日って明日じゃんか?
あまり人をからかうんじゃないよぅ(^^;
で、仕事から帰ったら、届いてました....
新品のキーボードが(^^;
1個455円のキーボードを、
送料無料で、
翌日配送なんかして、
どうやって儲け出してんだ???(^^;
まあ、何にせよ、こうやってブログの更新も出来る訳です。
ありがたやありがたや♪
さて、前回の投稿では、オリジナルの等ピッチばねの考え方を書きましたね。
そのばねの巻き方には、ひとつ面白くないところがあります。
それは、1Gの高さが決まってしまうために、
コースや雪質、競技種目に合わせたセッティングというものが出来なくなってしまうのです。
どうせなら、様々なセッティングが可能なチェアスキーを作ってみたいなと考えていたりします。
名付けて、
「山本新之介が勝手に考える次世代機はこうだ!」
ワーーーードンドンドンパフパフパフ♪
まずは、リンクの使用域を決めます。
トリノモデルの前転の原因は、
リンク上死点付近の可動域にあると以前にも書きました。
そのために、不要な重心移動が行われてしまうのためです。
ですので、リンクの上死点は画像の位置になるように想定します。
←メインフレームが
水平以上に上がらない位置
この上死点から75mmのストロークになるように、
ダンパーの取り付け位置を決めます。
車高調整機能がないとこの企みは意味を持ちませんので、
当然のようにオーリンズ製ダンパーを採用します。
調整機構はネジ式で10mmのものにして、
まずはもっとも縮めた位置を初期設定とします。
リンク上死点で設定した位置に合うように、
ダンパー下部のボルト位置を決めて、穴を開けます。
これだけでもダンパーの機能だけで、
上死点から10mm上げる車高調整が可能ですが、
さらにダンパー下部のボルト位置を15mm下げたところに穴を開けます。
この穴の位置変更とダンパー側のねじ調整で、
25mmの範囲で車高が調整出来るようになるのです。
車高調整のメリットのひとつは、
オリジナルのばねを巻いてイニシャルを付けずに使用する場合でも、
トリノモデルの「おいしい部分」である、
「より低い位置」を使えるようになるということがあります。
トリノモデルのリンク構造の特徴は、
低い重心位置であればあるほど鋭いカービングターンが可能なことで、
その低い位置を「おいしい部分」といいます。
もうひとつのメリットは、
ばねのイニシャルを変更して車高が変わるようなことがあっても、
いつも理想とする1Gの位置が確保出来るということです。
コースや雪質や種目によって、
ばねにイニシャルを付けるようなセッティングも可能になります。
緩斜面主体のDownHill(滑降:DH)では、
柔らかくしなやかに雪面の抵抗を吸収しなければなりませんし、
鋭く細かいターンが必要なSlalom(回転:SL)では、
エッジの捉えを速くして、リンクの動きをターンのリズムに合わせなければなりません。
この2つの種目を攻略することは、
たったひとつのセッティングでは大変難しいものです。
少々の手間をかけてでも種目ごとにセッティングを変えられた方が、
レースの進め方も有利になることでしょう。
例えば、ダンパーストロークが75mmで、
ばねの使用領域を0mm~90mmとなるように設計、
通常は10mmのイニシャルで使用します。
トップチームならこれで、
GiantSlalom(大回転:GS)、Super-G(スーパー大回転:SG)、そしてDHまでこなせるでしょう。
緩斜面が主体のコースであれば、
イニシャルを0mmまでの間の「いいところ」まで戻して、
1G位置が下がった分だけ車高を上げます。
こうすれば、よりしなやかに雪面の抵抗を吸収させやすくなり、
スピードのロスは小さくなります。
逆に急斜面が主体のコースであれば、
イニシャルを増やしてしっかりと荷重を受けるセッティングが選択出来ます。
さらに、SLであればタフなターンが要求されますので、
最も強い荷重を最も低い位置で受けなければなりません。
SLには不要な「まったり感」を全て殺して、
ピーキーだけれども、誰よりも速く、
次のターンへ仕掛ける事が可能なセッティングが必要でしょう。
次世代機にこういった機能を持たせることが出来れば、
そして、コースや雪面状況の違いといったデータを積み重ねていけば、
「このコースのこのレースでこの雪面ならこのセッティング」というような、
まるでモータースポーツのワークスチームのような、
素敵なレース展開が出来るのではないかと愚考する次第です。
まあ、今のところは絵に描いた餅かも知れませんが、
「ソチ」後、「平昌」を見据えた開発に掛かるというのも面白いと思うんですが。
いかがですか、ニッシン様?
次回最終回「どうせ次世代機を作るなら」
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