一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年5月30日木曜日

形から入る必然とそれに伴う悲哀....

とにもかくにも、このブログでは頂いたコメントを大切にしております(^^

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5月29日(水):「滑っている時の姿勢って?....」

ギン様のコメント
「やはり後傾だとスキー的なセンターでないですよね・・・
 ありがとうございます^^

 ぶっきらぼうな質問内容で投稿まで変えさせてしまい
 こちらこそ申し訳ありませんでした!!
 引き続きこれからも宜しくお願いします(^^ヾ

 それと私も健常スキーはかじった程度です!
 カービングスキーが出始めた頃に辞めてしまったので
 いまでは浦島太郎状態です。。」


ありがとうございました!

このブログは、山本新之介が思いついたことをダラダラと書き綴るものです(^^
連載の予定を変えたのではなく、思いついたことが「予定のネタ」なんですよ!
ということで、お気になさらずに♪

カービングスキーをほとんどご存じないのであれば、
健常との比較をしようとしても無理ですねぇ。
逆に、戸惑わなくて好都合かも知れません(^^

少しずつ、楽しみながら取り組んでいってくださいね!

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こうして、連日のコメント、本当に嬉しいものです。

がんばって、書いていきませんとなぁ....(^^


てことで、「姿勢」についてのネタ後半へまいりましょう!


どんなスポーツもそうですし、

スポーツに限らず「美しい姿勢」というものには、

その所作、動作の目的というものがあるはずで、

「理」にかなった動作というものは自然と美しくなるものと考えています。


ある動作の目的があって、その目的を達成するために、

全ての無駄な動作を省いて最も効率的に表現したその時のシルエットが、

「美しい姿勢」なのでしょう。

そしてそのシルエットは、人によって千差万別だということも言えます。


海外と国内の、スポーツ指導の方法を耳にしたことがあるんですが、

「フォームの形」を教えるのは日本だけなんだそうですね。


姿勢がどうだとか、肩や肘の角度がどうだとか、

まずシルエットにこだわる指導者があまりにも多すぎると。


例えばアルペンスキーであれば、

一番の目的は「フィニッシュまで誰よりも速く降りること」です。


その目的を達成するために、
 
「フォームの美しさ」は必要ですか?

という疑問も出てくる訳です。


極論を言えば、

「なんだあの不細工な滑りは?」などと罵られても、
 
速けりゃ「正義」なんです。


要は、その目的を達成するために何が必要かということを理解した上で、

トレーニングを積み重ねなければならないということ。


もちろん、「美しさ」が問われる競技もあります。

スキーでいえば「技術戦」などはそうでしょう。

でもそれは「美しさを競う競技」ではなくて、
 
「スキーの巧さには美しさが伴う」という概念があるはずです。


つまり、スキー板を最も効率よく操作するためには、

最も効率のいい動作が必要で、

そのシルエットは自然と美しくなるという訳です。


チェアスキーアルペンでも、

みんなそれぞれの体の使い方をしっかりと考えて、

「誰よりも速く滑り降りるため」に、

もっと言えば、「最も無駄のないスキーをするため」に、

それぞれにいろんな事を試して自分のフォームを身につけてきました。


そこには、道具の操作やスキーというスポーツの理論はあっても、

シルエットによるこだわりはありません。

「美しいから速い」のではなくて、「速いから美しい」のです。


でも、一番最初の「基本的な姿勢」

その姿勢だけは全てのチェアスキーヤーが憶えておく必要があります。


それから、しっかりと目的をもってトレーニングして、

必要に応じてフォームを変えていくこととなります。

この基本的な姿勢でいろんなバリエーショントレーニングを重ねて、

自分の体がどのように動くのかを考えながら、です。


前に書いたように、上達していくと姿勢も変わるとはそういうことです。

まずは、このことをご理解ください。


また、人によって様々な体型や障害があるので、

この基本的な姿勢以外は伝えられることはありません。

ぜひ、「自分のフォーム」を見つけ出してください。


では、次回からは連載の本題に戻ります。

次回「1G車高ってなんじゃいな???」

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