(いきなりですが、おことわりです....)
「神経伝達速度」の回でだらだらと計算していましたことについて、
勘違いから来る計算ミスに気がつきました。
訂正の上、お詫び申し上げます....
(気を取り直して....本文)
積もり積もったこと、小銭であればちょっとした小遣いになりますが、
小さな失敗が重なると、真綿で首を絞めるように
取り返しのつかない状況に陥ります。
滑ってて失敗したこと、暴れるスキーのリカバリを失敗したということはもちろん、
第1回で書いた0.55秒のロスもそういった類のものになってきます。
そのロスを防ぐのは、やっぱり引き出しの数の多少でしょうか。
インスペクションで確認したコース、想像力をふくらませて攻略法を決める。
でも、その攻略法が完璧にはほど遠かったとしたら、
「えーい、行ってしまえ!」的に突っ込むしかないでしょう。
つまりそれは、想像の及ばないスピードでターンをすることになります。
「えーい、行ってしまえ!」が、「わかんないけど、行けるはず!」であれば、
クリアできる自信がよりあるということでしょう。
その自信があれば、スキーが跳ねた取られた落とされたといった状態になっても、
ロスは少なくリカバリできるはずですし、
もしかしたら、最高のスピードで最高のターンが出来るのかも知れません。
「行けるはず!」「行ける!」という自信や確信は、
前回お話しした「引き出し」の質と量によるということです。
さて、「行ける!」というのは、飛び込む旗門に対しての
処理方法を収納している「引き出し」から出て来る思いですが、
失敗することなくターンを決める自信に基づくもので、
0.55秒のロスはそれだけでは回避できません。
では、神経伝達速度のロスを回避するためにはどうすれば?
まずは、一番たくさん、かつ、素早く、情報が
神経を伝わる状況を作らなくてはなりません。
その最も効果的な方法は、神経の束を太く(神経の本数を多く)することですが、
成長期に入った子どもでなければ、現実には無理でしょう。
成人であれば、最も効果的な方法は保温ということらしいです。
外気に影響を受けることのない平熱の体温が最も神経伝達速度が高いそうで、
考えてみれば、外気温が寒く体が温まっていないときには、
体の動きが悪いような....考えすぎ?(^^;
そもそも神経の伝達や伝導といったものにはメカニズムがあるわけですが、
それを理解し、そのメカニズムを助けるサプリメントなんかを適切に摂取し、
体調管理にこれ以上ない注意を払い、などといった方法もあるのでしょうが....
そこまで突き詰める自信はありません(^^;
さて、このもともとある身体的特徴としてのロス、その積み重ねの遅れ。
それが0.55秒という時間。これをなんとか縮めることが出来れば....
次回、「だらだらとした話にお付き合いいただきましてありがとうございます。
疲れただけで大した中身でなかったような(^^;....」で、完結です。
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