一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2010年4月20日火曜日

むかぁし、むかし....

まだ足をつぶす前、19歳の頃の話です。

高校を出て、京都市内の印刷会社へ就職したのはいいけれど、

バイクレーサーになりたいっ!なんて、

あとのことをこれっぽっちも考えずに、スズカへ行きました。


当時、仲の良かった後輩が一足先にスズカ入りをしていて、

その後輩のメカニックとして、レースに携わるつもりでした。

後を追いかけたわけですが、同じ会社にはいることが出来ず、

派遣会社の登録でいろんな職場を渡り歩いたのです。
コピー機の工場、GS、自動車メーカーの孫請け....

その会社が加入していたレーシングチームの監督の教えで、

メカニック志望ながら、ライダーとして活動をすることになったわけです。

「メカニックになるなら、ライダーの言うことが理解できないとダメだ。

 ライダーの言うことを理解したいなら、自分で自分のマシンに乗れ」

この言葉が、レーサーを始めるきっかけになりました。


結局、1年と少しの活動、それもデビューレース前に足をつぶしてしまい、

二輪レーサーにもなれなかったというオチがついてしまいました。

自称「レーサーのタマゴならぬゆで卵」

と、自嘲混じりの入院生活でした。


松葉杖が生涯の友達になり、車いすスポーツにも取り組み始めましたが、

やっぱり何かが足りないんですよね。

何か忘れ物をしている気分といいますか....

その忘れ物は、どこに忘れてきたのだろう?

いくら考えても、やっぱりスズカ以外にないわけです。


「スズカに忘れてきたものを取り戻しに行く」


そのテーマであらためて生きていくと、思い直したリスタート。

どうやら、その「もの」は雪の上にあるようです。


....まだ、見つけられてはいませんが、

それは間違いなく、すぐそばにあるような気がしています。

2 件のコメント:

  1. 初めてコメントします(*^_^*)ブログ続いていますね~!!来シーズンも頑張ってくださいねッ(*^^)v

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  2. ありがとうございます(^^

    ブログも来シーズンも頑張りますよ♪

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コメント、ありがとうございます。