0.032秒の動作の遅れがターンごとに発生していると書きました。
滑走ラインの誤差で、7.2cm。
ここで確認しなければ行けないことは、7.2cm誤差があるのだから、
その分だけ早く動き始めればいいのか?ということです。
スキーのターンというのは、
誤解を恐れずにいうと、倒せば倒すだけ深く回ります。
理想とするターン弧があって、0.032秒の遅れから
スキーを倒している時間が長くなってしまい、7.2cm小さく回ってしまう。
でも、ただ単に早く動くだけでは....
「動く」ということは、脳の指令が神経を通るわけです。
新たな指令が出るということは、
そのたびに0.032秒のロスが生まれるということになります。
それではつまらないです。
ということは、その7.2cmだけ早く動くのではなくて、
7.2cmの誤差の分だけ、初めからラインを決めて、
大きく回ってターンを仕上げるという作業を、一発で決める!
その、0.032秒の遅れを予測し、
予測したラインでターンを決めておけば、
神経伝達速度によるタイムの遅れの蓄積、
つまり0.55秒の短縮が図れるわけです。
そして、その修正を小脳が覚えてしまえば、
それは新たな「引き出し」が出来ていくということです。
さあ、これでσ(^^も0.55秒のタイム短縮が約束されたぞ!
妻「そんなことより、もっとミスを減らせって....」
ごもっともです....
昔、聞いたこと、それを今さらですが引っ張り出して考えてみる。
その時はピンと来なかったことも、あとになっていいきっかけになる、
そんなこともたくさんありそうです。
そんな積み重ねも、「引き出し」を作るいい刺激ですね。
ここまで、本当にだらだらと書いてきましたが、これらはものすごく単純に考えて、
全ての旗門を理想とするターンで結んだ場合の仮定で計算した数字ですし、
Profileにも書いている通り、σ(^^;の長所は
「大雑把で狂いのないおおらかな計算」ですので、
現実の理論としてはきっと世に出せるようなものではないと確信しています(^^;
ですので、どうか鵜呑みになさらないよう(笑)
最後に....
結局、支離滅裂な終わり方になってしまったこのシリーズに
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
これからも、思いつきで始まるシリーズを懲りもせず書き連ねると思います。
あらかじめ謝っておきます(^^;
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