一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年1月14日月曜日

今度はスイスサンモリッツから....


「山本新之介のワールドカップをまるで見てきたような観戦記」、

ワールドカップの舞台はスイスのサンモリッツに移っております(^^


違う国へ移動してすぐレースなんて、

島国ニッポンからすると少し想像が出来ないスケジュールですが、

ヨーロッパでは当たり前のことなんでしょうね(^^;


さて、まるで見てきたように書き綴る前に、お詫びと訂正があります。

セストリエール大会までのポイントランキングIPCのHPでアップされたのですが....

案の定、計算を間違えていました(^^;

選手、関係者及びブログ読者のみな様にはお詫び申し上げると共に、

種目別ランキングオーバーオールランキングは、

IPCの公式発表をご参照頂くようお願い申し上げます(^^;


でも、めげずに書いていきますよ♪

なぜなら、昨夜、ありがたいコメントを頂いたんです(^^

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2013年1月13日(日):「あっという間の4日間....」

匿名様のコメント

「ロボさん楽しく拝見しています(^^)
 リザルトpdfダウンロードしなくなりました(^^;)
 これからも「みてきたような観戦記」お願いします。」


ありがとうございました!

そうおっしゃって頂くと、行ったつもりになった甲斐があります(^^
ワールドカップは、スイスのあと、スロベニアとロシア、
それと、今シーズンは世界選手権がスペインで開催されます。

すこしでも楽しんで頂けるようがんばって書いていきますね!

ところで、リザルトは見られるようになりましたか???

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さあ、会場に目を移しましょう♪


Giant Slalom(GS:大回転)で使用されるコースは、

スタート標高2,310m、フィニッシュ標高2,040m、標高差270m。


270m????

ワールドカップのGSのルールでは、

標高差が300m~400mとなっているのですが、

この日の標高差は30m少ないですねぇ....


フルスケールで開催出来ない状況でもあったのでしょうかねぇ。

悪天候や雪不足、なんやかんやの事情があったのかも知れません。


公式発表では、天候は「Light Snow」ですから、

「弱い吹雪」という状況だったのかな?


雪質は「Conpact(締まった雪)」という事ですが、

次から次へと雪がコース上に乗っていくわけで、

コンディションは良くなかったのでしょうね。


気温はスタート地点-5℃、フィニッシュ地点-4℃....

風が吹いていたら、もっと寒く感じる事でしょう。

聞いたところによれば、風速が1m上がると、体感気温は1℃下がるとか。


あんまり、面白いコンディションではなさそうですね(^^;

モチベーションの維持は大変そうだ。


1本目のCourse Setterスイスチームのコーチ

ゲート数は39、ターン数が37。

標高に対するターン数は13.7%。

11%~15%がGSのルールですから、まあ標準的なコースなのでしょう。


さて、ジャパンチームのスタート順を確認していきます。

女子19名のあとに男子。ビブナンバー(ゼッケン番号)20番から。


Visually Impaired(VI:視覚障害)クラスが20番から33番、ジャパンのエントリーは無し。


Standing(立位)クラスは34番から60番。

ジャパンチームは三澤拓選手が56番小池岳太選手が42番のスタート。


Sitting(チェアスキー)クラスが61番から88番。

ジャパンチームは、森井大輝選手67番鈴木猛選手73番

            狩野亮選手81番夏目堅司選手82番


ところで、これまでは「ゼッケン番号」と記載してきましたが、

アルペンではゼッケンのことを「Bib(ビブ)」と言います。

ゼッケン番号のことをビブナンバーと書いていきますのでご了承の程を(^^


想像でしかありませんが、あまり面白くないコンディションのレース。

GS1レース目のスタート前にもう一度、GSのランキングをおさらいします。

Men's Giant Slalom Standings

Standingクラス
12位 小池岳太選手 36Pts.
15位 三澤拓選手 32Pts.

Sittingクラス
7位 狩野亮選手 60Pts.
 同  森井大輝選手 60Pts.
14位 鈴木猛史選手 42Pts
.25位 夏目堅司選手12Pts.


この難しいコンディションの中、

ジャパンチームの反攻が始まるのか!

いよいよ、スタート!


(この間を何とか表現したいんですけど....^^;)


そして、1本目が終了!

その結果は....

Standing(立位)クラス
小池岳太選手 18位
三澤拓選手 DNF

Sitting(チェアスキー)クラス
森井大輝選手 6位
鈴木猛選手 DNF
狩野亮選手 DNF
夏目堅司選手 DNF


....1本目で残ったのは、小池、森井の2選手のみ!

なんということでしょう(^^;


厳しいとは思ったけど、こんなに厳しすぎるコンディションだったとは!

スタートした67名のうち20名がDNF、レースというよりサバイバル!

結果が全ての世界なんだろうけども、いったい何が起こったのか知りたいぞ!(^^;


2本目は少しでもいいコンディションになればいいんですけどねぇ....


ところで、6名のジャパンチームが2名となって、

DNFの4人は2本目の間はどうしていたのでしょうね。

①「大輝さん、岳ちゃん、がんばってね!」と言い残して撤収
②「最後まで応援しますよ!」とフィニッシュエリアで待つ

正解は....聞いてみないとわかりません(^^;


くだらないことを言っている間に、空が少し明るくなってきました。

2本目のWEATHER DATA、スタート地点は「Partly Cloudy(部分的に曇り)」。

暖かな日差しが差し込み始めていたのでしょう。

フィニッシュ地点では、相変わらず「Light Snow」ですが....


おや?

今、リザルトのJury(役員)欄を見て気づいたのですが....

Techinical Delegate(TD:技術代表)Race Coordinaorをお務めの、

CUCHE Didierさんって、あのCUCHEさんですか?






このCUCHEさんですか?(^^







改めて見直してみたら、セストリエール大会でもお名前があるじゃないですか(^^

こんな名選手にお世話になっているなんてびっくりですよ!ありがとうございます♪


さあ、気分良く2本目のコースを見ていきましょう!


セッターはフランスチームのコーチ

ゲート数38、ターン数35。標高差の13.0%

1本目よりスピードの出るコースになったようです。


その2本目が終わり、最終結果はどうなった???

Men's Giant Slalom1

Standingクラス
13位 小池岳太選手

Sittingクラス
4位 森井大輝選手

2本目の森井選手の滑りは圧巻のラップ(トップタイム)

彼の調子は悪くないという証明です。

まだまだこれからですよ♪


でも、みんなにはちょいとばかりフラストレーションがたまっているだろうなぁ....

上手く気分を入れ替えて明日に備えて欲しいところです。


この2本目でも8名の選手がDNFに終わり、

Disqualifiedも含めて29名が完走出来なかったこのレース。

完走率は実に56.7%!

きびしいけど、これ「レース」なのよね....


さて、ポイントランキングを見ていきましょう!

今度こそ間違いの無いように見直しています....(^^;


Men's Giant Slalom Standings

Standingクラス
13位 小池岳太 56Pts.
19位 三澤拓選手 32Pts.

Sittingクラス
6位 森井大輝選手 110Pts.
12位 狩野亮選手 60Pts.
18位 鈴木猛史選手 42Pts.
25位 夏目堅司選手 12Pts.


そして、返す刀でOverAll!

Men's OverAll Standings

Standingクラス
14位 小池岳太選手97Pts.
15位 三澤拓選手82Pts.

Sittingクラス
3位 鈴木猛史選手 242Pts.
4位 森井大輝選手 195Pts.
15位 狩野亮選手 100Pts.
25位 夏目堅司選手 12Pts.


そろそろ、みんな疲れがたまりつつあるのではないでしょうかね?(^^

あと3レース(GS×1、SL×2)でいったん帰国です。

美味しい日本食を美味しく頂くために、もう一息です!

Gas it! Japan!!(^^

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