こんばんは(^^
本題に入る前に、頂いてているコメントからご紹介させてください♪
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1月27日(日):「夢がひとつ叶います....」
なまず様のコメント
「おめでとうございます!
お父さん似に見えますね。
将来“美人過ぎる○○レーサー”として騒がれることでしょう。
生い立ちを紹介する記事にはきっと
そのチャイルドシートにおさまるお嬢さんの写真が使われることでしょう。
私も子供欲しい・・・。」
ありがとうございました!
決して、「お父さん似」と「美人過ぎる」がイコールではないはずですが(^^;
このシートは成長に合わせてポジションを変えていけます。
背比べの柱の傷ではありませんが、座っている写真はいい記録になるでしょう。
いくら子供が欲しくても、合法的な方法じゃなきゃダメですよ(^^;
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では、本日のお話です(^^
これまで好評(?)な「まるで見てきたような観戦記」ですが、
唯一の弱点をさらけ出してしまいました(^^;
情報が何もない中で、「リザルト」のみを頼りにお送りしてきましたが、
リザルトの「公表」が無いことには、何ひとつ書き進める事は出来ません....
マア、トウゼンデスガ
ジャパンチームが帰国前に参戦していたEuropa Cup、Tarvisio大会。
最終日に行われていたSuperCombi(SC:スーパーコンビ)のリザルトが、
ようやく公表されました(^^;
という事で、夜中になってしまいましたが、
「まるで見てきたように」書いていこうと思います。
(書き始めたのは29日深夜)
眠気にどこまで耐えられる事やら....(^^;
開催日は1月25日(金)、現地時間09:30に1本目がスタートしました。
ところで、「スーパーコンビ(SC)」とはなんぞや?という疑問にお答えしておきます。
スーパーコンビとは、「スーパー複合」ともいいまして、スーパーな複合競技なのです。
以上、説明終わり!
....そんな訳にはいきませんね(^^;
2本勝負の合計タイムで競うのですが、
1本目はSuperG(SG:スーパー大回転)、
2本目はSlalom(SL:回転)の合計タイムで競います。
つまり、高速系と技術系の両方の競技で速くなければ「結果」が残らないという、
とてもエキサイティングな競技な訳です(^^
モータースポーツに例えれば....
高速サーキット1周のタイムと、
ジムカーナ1本のタイムを合計して順位を決めるようなもの。
「ぶっ飛ぶ」度胸と「クルクル回る」技術の両立がなければ勝てない種目です。
まずは、1本目!SGから見ていきましょう!
あ、ひとつ言い忘れました。
1本目のSGは、SCの1本目というだけではなく、
「SG」単独のレースとしても成立しております。
つまり、1本目のラップ(トップタイム)は、そのままSGの優勝者となるわけです。
これも健常者のアルペンにはない計らいです(^^
見上げてご覧~♪
会場では、太陽の日差しが目に突き刺さってきます!
天候は「Sky Clear」!
もう説明するほどのことではありません。
SkyがClaerなんです(^^
気温は、スタート地点で-8℃、フィニッシュ地点で-4℃。
これ以上に無いぐらいに「最高」のコンディションではないでしょうか♪
1本目のセットはロシアチームのコーチ。
使用するコースは、前日のDownHill(DH:滑降)と同じ、
スタート標高1,300m、フィニッシュ標高845m、標高差455mとなっています。
SCの1本目とは言え、SGのルールに沿ってコースが作られます。
ヨーロッパカップのSGは、350m~600mの標高差、
標高差に対して7%以上のターン数を求められています。
455mですから、最低で32ターンが必要。
今回のコースは33ターンが設定されています。
ルール上は、ターンが少なくスピードの出る「イケイケセット」ということですか(^^
では、1本目のスタート順を確認します。
女子選手が11カ国22名。
男子はビブナンバー(ゼッケン番号)21番から。
あれれ?
女子22名なのに、男子は21番から?
23番からが男子じゃないの??
なぜだかわかりませんが、女子にはビブ76番と77番がありますねぇ....
何でだ?スタート順が決まってから追加のエントリーを認めた??
もしかして、男子だと思っていた選手が実は女子と判明したとか。
ソンナワケナイカ(^^;
Visually Impaired(VI:視覚障害)クラスが21番から28番、ジャパンのエントリーは無し。
Standing(立位)クラスは29番から53番。
ジャパンチームは小池岳太選手が46番、三沢拓選手が32番のスタート。
Sitting(チェアスキー)クラスが54番から75番。
ジャパンチームは、森井大輝選手55番、狩野亮選手57番、
鈴木猛選手59番、夏目堅司選手68番。
以上、14カ国55名のエントリーです。
SCの1本目とSGのレースを兼ねたスタート。
そのモチベーションは、どんな盛り上がりを見せたのか?
その結果は....?
1本目のクラスラップはジャパンのかっとび野郎、狩野亮選手!
スピードキングは威風堂々、SGクラス優勝!!
おめでとう!!!(^^
高速系のこの強さはいったい何だ???(^^
1本目の結果です!(SGでは最終結果)
Men's SuperG
Standingクラス
10位 小池岳太選手
13位 三澤拓選手
Sittingクラス
1位(SG優勝) 狩野亮選手
2位 森井大輝選手
4位 夏目堅司選手
7位 鈴木猛史選手
オールラウンダーの森井選手は、しっかりと好位置をキープ!
特筆は夏目選手!0.07秒差で4位!!
0.07秒って、何m差だよ?
時速80km/hでフィニッシュラインを通過したなら....1.5m差!
SGの板の長さは205cmなんだぜ?
その差が板1本分もなかったって事かよ(^^;
ポディウムまでのこの小さくて大きすぎる差!
これがレース残酷なところ....
鈴木選手はラップの狩野選手から1.33秒差。
この差なら「したり顔」か(^^
なぜなら、SGのレースでは7位に終わりましたが、
まだ途中のSCレースの2本目はSL。
「世界最速スラローマー」の鈴木選手には、
この2本目でひっくり返すには十分すぎるタイム差。
さあ、お楽しみの2本目を見ていきましょう!
(ここでσ(^^;は寝落ち、続きは翌30日に書いております)
Course Setterはスロバキアのコーチです。
スタート標高950m、フィニッシュ標高815m、標高差135m。
ヨーロッパカップのルールでは、SLは標高差が120m~200m、
ターン数が標高差に対して30~35%の±3ターン。
今回のセットはゲート数44、ターン数42、
標高差に対して31.1%ですから、「速め」のコースですね。
という事は、ひとつのミスでも結構な影響が出るということでしょうか....
ここで、ジャパン各選手の、トップとのタイム差を確認しておきましょう。
Standingクラス
小池岳太選手 +3.75秒
三沢拓選手 +5.60秒
Sittingクラス
狩野亮選手 +0.00秒
森井大輝選手 +0.64秒
夏目堅司選手 +1.00秒
鈴木猛選手 +1.33秒
このタイム差を意識しながらの2本目。
攻めるのか?守るのか?
結果はこうなった!!
Men's SuperCombi
Standingクラス
9位 小池岳太選手
11位 三澤拓選手
Sittingクラス
優勝 鈴木猛史選手
4位 森井大輝選手
9位 狩野亮選手
DNF 夏目堅司選手
やっぱり、やりやがった(^^
鈴木選手、SC優勝おめでとう!
でも、あっさりと決めたというわけでもなさそうです。
2位のNOLTE Thomas(GER)選手とは1本目0.03秒差。
ほとんど差のない2人がぶっちぎり、0.55秒差でかろうじて鈴木選手がトップに立ったと。
これからのSLではNOLTE選手も要注意か?
SGで優勝した狩野選手は2本目で沈んでしまい、
SG2位の森井選手も2本目は6番手タイム。
夏目選手は2本目DNF....
トリノモデルが抱えるSLの課題は、
こういう場面で顕著ですなぁ。
どうにかしたいなぁ....(^^;
Standingクラス、三澤選手は2本目7番手タイムと巻き返しを図りました。
少しずつ調子が出てきていると信じています(^^
さあ、これで本当に前半戦の終了です。
今頃みんな、ゆっくりと疲れを癒していることでしょう。
いや、帰国したらしたでバタバタしてしまうかな?
いずれにせよ、お疲れ様でした!
ワールドカップは、2月11日(現地時間)からスロベニアのログラで再開されます。
懲りもせずに、σ(^^は見てきたつもりで書いていきますので、
よろしければお付き合いくださいね♪
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コメント、ありがとうございます。