一緒に耐えよう、立ち直ろう!東北! がんばろう!日本!

2013年1月15日火曜日

ちょいと厳しいことに....


ついうっかり?とは言えないかな(^^;


先日、1月12日は「スキーの日」だったことを、すっかり忘れてしまっていました....

スキーヤーの端くれとして「スキーの日」を失念してしまうなんて、少しばかり自己嫌悪です。

その日もスキーに関係する投稿をしていたので、許してもらうことにしましょうか(^^;


でも、自分のこと、棚に上げる事を承知で言いますが、

新聞広告とかTVCMとか、

もう少し、スキー業界も大々的にPRをした方がいいと思うのですが....

来年はσ(^^も、もう少し考えて行動しよっと♪


さて、リザルトだけを元に想像力をフル回転させる連載企画、

「山本新之介のワールドカップをまるで見てきたような観戦記」

今日もがっつりと書いていきますよ(^^


障害者アルペンスキーワールドカップサンモリッツ大会2日目

GSの2レース目が開催されました。

現地時間は1月14日、日本との時差は8時間。


σ(^^の海外の経験は、時差のない韓国でのレースがひとつだけですので、

「時差ボケ」というものがどんなものか実感がありません。

みんな、どのように調整しているのかなぁ....


ジャパンチームのメンバーは歴戦の強者たちですから、

まるでスイッチを切り替えるように、ヨーロッパ時間に合わせられるのかも(^^


さて、この日の天候も昨日と変わらず、「Light Snow」

昨日の記事では「弱い吹雪」と思い込んでいましたが、

ただの「小雪」なのかも知れませんね(^^;

風が吹いていれば「弱い吹雪」と言ってもいいんでしょうけど。

みんなが帰ってきたら、どんな天候だったか聞いておこうっと。


気温は、昨日比べてぐっと低くなりましたね。

1本目のスタート地点で-10℃フィニッシュ地点で-8℃

これまでの暖かさから比べると、結構寒く感じられたんじゃない?


使用するコースは昨日と同じ。

1本目のCourse Setterはアメリカのコーチ。

ゲート数39、ターン数36。

標高差270mに対してターン数は13.3%。


ところで、

「ゲート数=ターン数」じゃないの?

と疑問に思われている方もおられるかもしれませんが、

2ゲート1ターンという立て方もあるんです。


下の図をご覧ください。





図では、5つのゲートが立っていますが、

うち2つは1ターンという構成です。


この2ゲート1ターンは、

「ツーゲート」とか、

「スルーゲート」とか、

「バナナ」とか言われています。


で、この図は5ゲート4ターンということです。


これと同じで、39ゲート36ターンということは、

「ツーゲート」が3つあるんだろうと考えられます。

ちなみに、かつては3ゲート1ターンという立て方もあったとか(^^


では、1本目のスタート順を確認します。

女子選手が18名。男子はビブナンバー(ゼッケン番号)19番から。


Visually Impaired(VI:視覚障害)クラスが19番から30番、ジャパンのエントリーは無し。


Standing(立位)クラスは31番から57番。

ジャパンチームは小池岳太選手が45番三沢拓選手が53番のスタート。


Sitting(チェアスキー)クラスが58番から85番。

ジャパンチームは、鈴木猛選手59番森井大輝選手68番

            狩野亮選手78番夏目堅司選手79番

以上、17カ国67名の男子選手がエントリーしています。


今日はエントリーが少なくて、みんな少し早い順番ですね(^^

ワールドカップ前半戦、最後のGS。いい滑りを見せて欲しいものです。


さあ、1本目が始まります!そして、終わりました!オイ(^^;


その結果は....

Standingクラス
小池岳太選手 14位
三澤拓選手 DNF

Sittingクラス
森井大輝選手 4位
夏目堅司選手 12位か17位か18位
鈴木猛選手 DNF
狩野亮選手 DNF

夏目選手の1本目がこんな書き方なのも、実は2本目はDNFだったようで、

その場合は1本目が何番目かというのは表記がされないんです(^^;

リザルトの欠番から、3つのうちどれか想像するしかなくて....あしからず(^^;


しかし、1本目から荒れたレース展開ですなぁ....

コースも荒れていたのかなぁ....


想像ですけどね、雪面が荒れる要素があるとしたら、

新雪が降り続いて、厚めにコース上に乗っかっちゃった場合が考えられます。

新雪が20cmも積もったら、どんなにコース整備をしたとしても、

滑走ラインを少しでも外しゃ、そこには「雪だまり」があるわけで。

1ミスで突っ込んで「終わっちゃう」こともままあります。


また、コースセットも厳しかったのかなぁ?

アメリカチームのコーチが、

ひじょーにキビシーっ!!てなコースを立ててしまった場合、

次々とそのトラップの餌食になってしまうことも....


いずれにせよ、生き残ったのは小池、森井、夏目の3選手のみ。

これはちょいとショックな結果になっちゃった....

みんな、巻き返しを図りたい一心で滑っていたはずですから、

もし、その場にσ(^^;がいたら、かける言葉が見つからなかったかも....


とはいえ、これもレース。

結果はしっかりと受け止めて、開き直るしかないでしょうね(^^;


2本目は、天候が少し回復してきたようです。

「Partly Cloudy」、薄曇りというところでしょうか。

気温は-8℃、-6℃。


Course Setterはオランダチームのコーチです。

36ゲート、33ターン。

標高差では12.2%。

かなりゆったりとしたコースセットではないでしょうか。


イケイケで落下していけばいいスピードセットなら、

状況に左右されることも少ないので、いいレースが期待出来るかも♪


さあ、その2本目はどうなった?

こうなった!(^^


Men's Giant Slalom1 

Standingクラス
13位 小池岳太選手

Sittingクラス
3位 森井大輝選手
DNF 夏目堅司選手


森井大輝選手!手堅くPodiumゲットです!

「手堅く」とか言ったら怒られるかな?(^^;

でもなんにせよ、めでてーことにはちげーねー♪


小池選手も順位を上げる事に成功!


夏目選手は残念なことに....(^^;

でも間違いなく、攻めきった結果なんだと信じています。


その結果、ランキングはこのようになりました。

Men's Giant Slalom Standings

Standingクラス
14位 小池岳太選手 78Pts.
20位 三澤拓選手 32Pts.

Sittingクラス
5位森井大輝選手 170Pts.
14位 狩野亮選手 60Pts.
21位 鈴木猛選手 42Pts.
25位 夏目堅司選手 12Pts.


前半戦が終わり、GSはスロベニアの2レースを残すのみ。

森井選手とトップ選手のポイント差は210Pts.。

仮に森井選手が2連勝、トップの選手が2コケしたとしても10Pts.届きません。

残念ながら、GSのタイトルを逃してしまうこととなりました.....

でもまだ、2nd.placeには可能性が残されています!まだまだですよ!(^^


そして、OverAllはこうなった!

Men's OverAll Standings 

Stabdingクラス
14位 小池岳太選手 119Pts.
17位 三澤拓選手 82Pts.

Sittingクラス
3位 森井大輝選手255Pts.
4位 鈴木猛選手242Pts.
17位 狩野亮選手100Pts.
25位 夏目堅司選手12Pts.


OverAllは明日からのSLの2レースを含め、

まだ10レースが予定されていますから、

タイトル争いは始まったばかりと言ってもいいでしょう。

このランキングも目が離せません(^^


さて、明日からはSLが予定されています。

連勝中の鈴木選手、プレッシャーを乗り越え3つ目を獲るか?

ジャパンチームの追い込みはいかに?


素晴らしい結果を、遠い空から祈ってます!(^^

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