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2011年9月28日水曜日

山陽山陰道中記Day2(尾道発~呉)....

海に面した尾道ロイヤルホテル

しまなみ海道を望む素敵なロケーション。
















ホテルそのものはリーズナブルなものですが、

尾道旅行の拠点とするならおすすめです。


さあ、朝食を頂いて、

目指すは大和ミュージアム&てつのくじら館


通勤時間のまっただ中へ飛び込んでしまったため、

かなり神経を使う道中でした(^^;

平日でしたからねぇ....


よその町の通勤ラッシュは本当にしびれますね。

右左折専用車線が突然出てきた、

車線変更が出来きなかった、なんてことありません?

そうですか、ないですか(^^;


ちょいとくたびれた頃に大和ミュージアム着。
















運転中には気がつきませんでしたが、

向かいにはてつのくじら!
















ちょいと圧倒されました(^^;


ミュージアムへ入館と同時に目に入る1/10スケールの戦艦大和
















あえて、見なかったことにします。

だって、見とれていたら30分ではすまないはず。


実は、猫の博物館の「お姉さま」から聞いていたのです。

「大和ミュージアムはしっかりみたら1日がかりになるわよ」

まさか、そこまで深いとは!


大和ミュージアムへの到着がAM9:30。

次の予定地の米子へは17:00には到着したいので、

許される時間は3時間強。

「巻き」で見て回りましょう(^^;


艦内、まずσ(^^たちを迎えてくれたのは、

戦艦金剛のボイラー。
















でけぇな、おいっ!と驚いていたら、

艦内ボランティアのおじさんが教えてくれました。

「これ、本物なんですよ。
 そして、金剛にはこれが36基も積んであったんですよ」

















36基!なんとデカい艦だったのやら。

聞けば、旧式の「金剛」は石炭で走っていたとか。

重油を使う艦は、もっと小さい機関ですむらしい。


「ところで、本日はどちらから見えましたか?」

京都です。

「京都の?」

日本海側、あ、そうそう舞鶴です。同じ鎮守府の。


そういった時、敗北感に似た悔しさを少し感じました。

だって、舞鶴と同列の4軍港なんて言ってますけど、

かたや大和を語れる都市と、

かたや喫水が浅くて大型艦が入れない港。

鎮守府から格下げされたという歴史も、舞鶴にはあります。


「ほお、そうですか。舞鶴ですか」

と口にしたおじさんの直後の言葉は、

「ゆっくりしていってくださいね」

どう受け止めたらいいんだ?(^^;


こういう展示を見ていると、ついつい、

日本海軍の栄光の歴史というものに目が行きがちですが、

「海軍万歳!」だけでなく、

海軍の歴史、

呉の歴史、

日本の技術、

造船を通じた敗戦と復興、

様々な角度の濃い内容で展示物が並んでいます。


当然、戦争の厳しさと、

国のためにと戦った方々のことも尊んであります。


大和沈没時の戦死者3千余名の名簿を目にした時は、

立ちすくんでしまいましたね。

ひとつひとつのお名前が、ものすごく大きく重いものに感じられました。


先の戦争について、何か言葉にする事は控えたいと思いますが、

展示内容は、じつに感慨深いところでした。


さて、この大和ミュージアムで撮影した画像をご紹介します。

山本新之介視点で撮影しました(^^


最も興味深かった大和の図面。

















岸壁から大和を見たらこんな感じかな?
















艦橋のアップ
















意外に見慣れていない大和のテール
















「零式戦闘機」のエンジン
















特攻兵器、人間魚雷「回天」の潜望鏡から
















どこを見てたかというと、外の風景
















こんな視野しかない魚雷に籠もって特攻なんて....


館内を早足で駆け抜けたので、

まだまだ物足りないのではありますが、

思いは歴史から現代の防人たちへ。


てつのくじら館です。
















こちらは、入館と同時になぜか張り詰めた空気を感じます。

おそらくですが、案内係の方々は、自衛隊OBなのでしょう。

だから、何となく背筋が伸びてしまう。


展示は海上自衛隊の年表から始まり、

2階にはペルシャ湾の機雷除去の紹介。

機雷って、イガグリのようなものが、

ぷかぷか浮いているイメージだったんですが、

いろんなタイプがあるんですね。


水面から見えない深さに設置され、

敵の船の音のみに反応して爆発するなんて恐ろしい奴も。

よくもまあ、いろいろと考えるものです。


3階には潜水艦内の紹介など。

士官用のベッドにお邪魔しました。





























なんですか、この狭さは?(^^;


道路に面して展示(?)してある「あきしお」。

すでに退役した館なのですが、広報ではまだまだ現役艦ですな。
















館内はほぼそのまま保存され、

サブマリナーたちの息づかいが聞こえてくるようでした。


こちらは操舵席。

当然ながらフロントガラスはありません。
















潜望鏡ものぞくことが出来ます。

艦船番号4001は補給艦「おおすみ」
















大和ミュージアムで見た「回天」ものとは比べものにならない!

そりゃそうですな(^^;


舞鶴も同じく、かつては鎮守府、現在は自衛隊基地なんだから、

もう少し気合いの入った施設整備をして欲しいな(^^


そういえば、こちらの肉じゃがを食べ損ねたな。

妻「味比べして、肉じゃがまで負けてたらどうするの?」

なるほど、戦は欲するべからずですな。

妻「ちょっと違うんだけど....」


さて、Day2の後半、米子編は次回にて!

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